目次
◆柳美里の「今日のできごと」スペシャル版
「国際ペン大会」韓国で続いた異様な「出来事」
◆〈座談会〉佐藤和孝×野中章弘×古居みずえ
ジャーナリスト山本美香さんの戦場での死を悼む
◆女性ジャーナリストと戦場取材
私はなぜ戦場取材に向かうのか 玉本英子
◆官邸前抗議行動の反原発連合とは…
「反原発デモ」野田官邸にのり込んだ「11人の正体」? ミサオ・レッドウルフ
◆リスナーの存続を求める声は高まったものの…
MBS「たね蒔きジャーナル」打ち切りに至る舞台裏 今西憲之
◆橋下市長と長いつきあいのこの人が一刀両断
「維新の会」橋下徹大阪市長は「哀しきヒットマン」だ 大谷昭宏
◇白夜書房のパチンコ・パチスロ雑誌が全誌休刊に
僕がこの時期に白夜書房を辞めた理由 末井昭
◇被告不在のまま高裁で判決が…
秋葉原事件二審判決と加藤智大被告の手記 篠田博之
◇「ブラックジャックによろしく」作家インタビュー
マンガの発展のために僕が投じた一石 佐藤秀峰
◇創出版30周年記念シリーズ
雑誌ジャーナリズムの現状を語る(3) 篠田博之
◇ニューヨークタイムズ東京支局長の日本メディア論
記者クラブの被害者は日本の記者・読者と民主主義 マーティン・ファクラー 浅野健一
◆永六輔×矢崎泰久ぢぢ放談 第36回 維新なんて知らない
<巻頭グラビア>
風刺天国“露見風呂/Halloween Party/尖閣万里の長城” マッド・アマノ
東京street!“六本木、新宿に見る国際化” 篝一光
今月のカラクリ雑誌“都心に住む最新事情” 今柊二
女性ジャーナリストと戦場取材 山本美香さんの死を悼む
<連載コラム>
タレント文化人 筆刀両断! “米倉弘昌経団連会長” 佐高信
言論の覚悟 “一水会結成40周年” 鈴木邦男
「こころの時代」解体新書 “「こわれ者の祭典」10周年に思う” 香山リカ
極私的メディア論 “進む集団化と暴走する義憤” 森達也
ナショナリズムという病理 “尖閣問題とオスプレイ沖縄配備” 佐藤優
ドキュメント雨宮☆革命 “14歳からわかる生活保護” 雨宮処凛
大川総裁の月刊『壊』 “ものづくりと国家” 大川豊
バカ裁判傍聴記 “謎が多い被告人の話” 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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