目次
〈座談会〉砂川浩慶×岩崎貞明×水島宏明
ポスト地デジのテレビ界を覆うグループ化の弊害
◆経営安定、視聴率健闘のその陰で
NHKの独り勝ちと報道系番組の劣化 小田桐誠
◆SNSとの連動など長期的に開発
日本テレビが取り組む次世代テレビ視聴 編集部
◆視聴者の分析など基本から改革を
TBS、原点に返り民放4位から脱却を 桧山珠美
◆こういう時こそチャンレンジをと巻き返し図る
フジテレビ、視聴率3位で大幅改編 中島淳
◆年間視聴率で日本テレビと首位争い
テレビ朝日躍進で視聴率競争の異変 編集部
◆従来からの視聴者を意識した編成
原点回帰で独自色意識のテレビ東京 道田陽一
◇『週刊朝日』連載中止と差別表現をめぐる議論2
『週刊朝日』連載中止事件が引き起こした深刻な波紋 篠田博之
◇元日本てんかん協会常務理事として一言
「断筆宣言」事件と『週刊朝日』事件 松友了
◇打ち切りになった連載の主旨はこうだった
『週刊朝日』連載中止事件・今だから敢えて言う 佐野眞一
◇新聞・テレビが一斉に犯した過ちの真相は…
尼崎事件誤写真を検証し犯罪報道の大転換を 浅野健一
〈座談会〉
「脱原発」野田総理宅デモと「黄色い電車連合」 中村みずき×河井敦×鈴木祥子
◇永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談
第38回 総選挙なんて知らない 永六輔 矢崎泰久
<NEWS EYE>
酒井法子芸能界復帰の知られざる舞台裏
週刊誌の女性器特集に介入した警視庁の思惑
岩川徹氏の上告を棄却した最高裁判決
<巻頭グラビア>
風刺天国“オザラの逆襲/呉越同舟の会/他”マッド・アマノ
柳美里「今日のできごと」 第39回 思いがけない出逢い
東京Street! 師走へ向かう街 篝一光
今月のカラクリ雑誌“50年”今柊二
<連載コラム>
タレント文化人 筆刀両断“田中眞紀子”佐高信
言論の覚悟“ヒーローのいた時代”鈴木邦男
「こころの時代」解体新書“「救国」という軽くて重い病”香山リカ
極私的メディア論“委縮の現在進行形”森達也
ナショナリズムという病理“石原慎太郎と橋下徹”佐藤優
ドキュメント雨宮☆革命“東京都知事選”雨宮処凛
月刊『壊』“今は第二の応仁の乱だ”大川豊
バカ裁判傍聴記“常習犯“デパ地下の房子””阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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