蠟燭、提灯、ランプ、蛍光灯……その姿を変えながら、人々の営みを支え続けてきた灯り。刻一刻と変化する灯りの姿や明暗を捉えようと、芸術家たちは情熱を燃やしてきました。
今月号では、古今東西の灯りの美術をご紹介。専門家の寄稿や作家へのインタビューを通して、時代や地域によって多種多様な灯りの表現を明らかにします。また、芸術家が灯りに託した感情にも注目。一人ひとりの感性を深堀りし、灯りに照らし出された心や生き様に迫ります。
【巻頭特集】感性を照らし出す灯り
◆寄稿 人間と灯り ─その深い関係
大塚信一(元岩波書店社長)
◆灯りの科学
監修・牟田淳(東京工芸大学教授)
◆寄稿 灯りと美術
【西洋美術編】 画家たちが光と灯りに託した意味
文・大野芳材(美術史家)
【日本美術編】 絵師たちが挑む奇抜なる光と闇
文・金子信久(府中市美術館学芸員)
◆灯りを活かして描く
蠟燭の炎の灯りを生かした室内画 永瀬美緒
風景の中の人工灯を効果的に描く 広田稔
◆グラビア 現代作家が描く 灯りの美
村居正之/曽剣雄/早矢仕素子/篠田教夫/小森隼人/鈴木史帆/有吉宏朗/樋口奈穂/大橋純子/沖津達也/中西繁/中野日和/大城真人/寺本和純/安冨洋貴/大東忍/ギィ・デサップ/渡辺泰史/小林理恵
◆インタビュー 日野之彦の光 無機質で空虚な絵画空間を作り出す
日野之彦(多摩美術大学教授)
◆インタビュー 金銀に映る心 障屛画の灯り
裕人礫翔(箔工芸士、箔アーティスト)
◆対談 ストレートな灯りの表現を求めて
三宅一樹×石田淳一
◆寄稿 装飾と機能の探求 照明の美の歴史
木田拓也(武蔵野美術大学教授)
◆旧朝香宮邸で堪能!灯りと建築が織りなす 空間の美
【技法講座】牧内則雄 版表現、 墨流し、 油彩で板戸に描く花鳥風月〈中編〉
【好評連載】墨縁談議(島尾新)/知られざる傑作(鹿島茂)/作家行路(立島惠) ほか
【公募展便り】日本・フランス現代美術世界展/白士会展/院展/主体展/二科展/水彩人展/全展/新院展/AJAC展/白亜展/新制作展/行動展/一水会展/新協展/渺渺展
《総頁数》362頁
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