MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック) 275 (発売日2020年02月20日) 表紙
  • 雑誌:MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)
  • 出版社:神戸クルーザー
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月20日
  • サイズ:A4
  • 参考価格:[紙版]1,370円 [デジタル版]1,280円
MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック) 275 (発売日2020年02月20日) 表紙
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MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック) 275 (発売日2020年02月20日)

神戸クルーザー
シンフォニスト〈交響曲作曲家〉の時代・中 マーラー

MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック) 275 (発売日2020年02月20日)

神戸クルーザー
シンフォニスト〈交響曲作曲家〉の時代・中 マーラー

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目次

 マーラーは〝夏休み作曲家〟だった。ウィーン宮廷歌劇場の芸術監督、指揮者の激務をこなさなければならない。空いている時間は歌劇場が休みの夏休みしかなく、マーラーは避暑を兼ね、リゾート地などに出かけ小さな作曲小屋にこもり、集中的に作曲をした。
 マーラーがウィーン宮廷歌劇場の芸術監督に就任したのは1897年。翌年にはウィーン・フィルの常任指揮者にも就任する。交響曲第4番は1899年8月、アルトアウス湖畔で着手、翌年夏に完成する。1901年夏はマイアーニックで過ごした。この休暇で作曲したのは「リュッケルトの詩による5つの歌曲」、「亡き子をしのぶ歌」の一部、そして交響曲第5番のスケッチを手掛けた。交響曲第6番「悲劇的」は、1903年夏、マイアーニックの作曲小屋で着手した。翌年9月、マイアーニックで交響曲第6番の第4楽章を作曲して完成。第7番も作曲を始めた、という具合。
 残された10曲の交響曲のうち、音楽ファンを超えてマーラーの名前を知らしめたのが交響曲第5番。イタリアの名映画監督ルキノ・ヴィスコンティが監督した映画「ベニスに死す」で第4楽章「アダージェット」が使われた。トーマス・マンの小説を原作とするが、マーラーがモデルとされる。第4楽章はハープと弦楽器だけで演奏される美しい音楽である。「それまで一部の熱狂的な支持にとどまっていたマーラーの魅力が広く世に知られるきっかけとなった」と音楽評論家の江藤光紀氏は書いている。
 ベートーヴェンは超難曲、ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」について「50年もすれば弾けるようになるだろう」と豪語したという。作曲家としてはそれほど恵まれなかったマーラーは「やがて私の時代が来る」という言葉を残している。天才の作品は同時代に評価されなくても後世に光を当てられ、残っていくものなのだろう。
 他に、◎交響曲第1~10番、「大地の歌」◎マーラーが生きたハプスブルク朝最終期のウィーン◎マーラーの編曲◎マーラーの伝道師バーンスタイン◎1970年代以降のマーラー演奏◎R.シュトラウス、ロットの交響曲、などです。
表紙は、マーラーとマーラーの作曲小屋のあったトプラッハです。

◎BIGが語る
小林研一郎 指揮

 4月に80歳を迎える日本を代表する指揮者の一人、小林研一郎。傘寿記念として同月、チャイコフスキーの交響曲チクルス(全曲演奏会)がサントリーホールで行われる。大相撲の初場所で優勝した徳勝龍の「もう33歳でなく、まだ33歳です」という言葉を借りて、「まだ80歳」と話す。また11月にはハンガリー国立フィルの日本ツアーを指揮する。元気の秘訣を「両親の大きな力が私の体を今でも支えてくれていると思います」と話している。

◎宮本文昭の気軽に話そう
 ゲスト ピアノ・作・編曲・プロデューサーの羽毛田丈史
 宮本文昭も初期のころに参加していた「live image(ライブ・イマージュ)」の音楽監督を務める。今年で20年、7月に最終公演を迎える。最終回ということで、宮本も久しぶりに出演する。今年の参加アーティストは沖仁(フラメンコギター)、小松亮太(バンドネオン)、ゴンチチ(ギター・デュオ)、高嶋ちさ子(ヴァイオリン)らバラエティーに富んだ面々。「今は垣根がなくなってきています。『live image』は最初からそういうところにいたんです」と羽毛田は話す。

このほか
◎青島広志の「押しもしないが押されてばかり」
◎外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◎小山実稚恵の「ピアノと私」
◎「鍵盤の血脈 井口基成」中丸美繪
など、おもしろい連載、記事が満載です。

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商品情報・内容

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「MOSTLY CLASSIC」(モーストリー・クラシック)は毎月20日発売の月刊音楽情報誌です。バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなど作曲家の魅力をはじめ、交響曲や協奏曲、ピアノ曲など音楽のジャンル、また世界各地のオーケストラやホール、ヴァイオリンやピアノなどバラエティーに富んだテーマを毎号特集しています。またピアニスト、小山実稚恵さんや小菅優さんの連載など読み物もたくさん。ソリストの活動やオーケストラ事情など毎月新鮮な情報を掲載しています。知識が少し増えるとクラシックを聴く楽しみが倍加します。コアなファンからクラシックは少し敷居が高いと思われている初心者まで誰でも楽しめる雑誌です。

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