INTENSIVIST(インテンシヴィスト) 発売日・バックナンバー

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5,060円
特集
神経集中治療
〔責任編集〕
黒田 泰弘
香川大学医学部
救急災害医学

藤谷 茂樹
東京ベイ・浦安市川医療センター/
聖マリアンナ医科大学
救急医学


1. 神経集中治療の今後の展望:日本における神経集中治療のあるべき姿を考える
黒田 泰弘 香川大学医学部 救急災害医学
2. 神経学的所見と局在診断:Neuro ICUでの診察のポイント
河合 真 テキサス州ヒューストン市メソジスト病院 神経内科神経生理部門
3. 神経学的所見と画像診断:撮像法と脳解剖の知識をベースとした画像診断に向けて
増本 智彦・椎貝 真成・檜山 貴志 筑波大学医学医療系臨床医学域 放射線診断学
【コラム】ルーチンの頭部CT撮影は必要か?
内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
4. 鎮静・鎮痛の管理
三枝 邦康 東京ベイ・浦安市川医療センター 脳神経外科
内藤 貴基 東京ベイ・浦安市川医療センター 集中治療科
前田 幹広 聖マリアンナ医科大学病院 薬剤部
5. 頭蓋内圧モニタリングと管理:頭蓋内圧亢進への対処法
横堀 將司 Miami大学 脳神経外科
【コラム】頭蓋内圧モニタリングは予後に関連するのか:
多施設RCTを含む研究から浮かび上がる問題点
森 浩介 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科/横浜市立大学医学部 救急医学教室
石川 淳哉・森村 尚登 横浜市立大学医学部 救急医学教室
【コラム】脳循環代謝のモニタリングの原理と妥当性:
SjO2,NIRS,PbtO2の測定は転帰に影響するのか
櫻井 淳・木下 浩作 日本大学医学部 救急医学系救急集中治療医学分野
6. 循環管理:血行動態のモニタリングとその評価
磯谷 栄二 東京女子医科大学東医療センター 救急医療科 救命救急センター
【コラム】脳圧管理における浸透圧利尿:ガイドラインでの推奨と使用薬物の特性
欅 篤 社会医療法人愛仁会 高槻病院
【コラム】Triple H療法は過去の治療となってしまったのか?
舩越 拓 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科
【コラム】くも膜下出血の神経集中治療における落とし穴:
stress−related cardiomyopathy syndromeを中心とする循環器系合併症
塩塚 潤二 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部
【コラム】日本における脳梗塞治療:日本発の薬物のエビデンス
津久田 純平・内藤 貴基 東京ベイ・浦安市川医療センター 集中治療科
筒泉 貴彦 練馬光が丘病院 総合診療科
7. 呼吸管理:神経集中治療に応用可能なエビデンスからの検討
阿部 智一 筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター/総合病院水戸協同病院 救急科
8. 凝固障害・出血
【コラム】凝固傷害:コントロールできない頭蓋内出血
伊藤 英道・田中 雄一郎 聖マリアンナ医科大学 脳神経外科
松本 純一 聖マリアンナ医科大学 救急医学
【コラム】コントロールできない頭蓋内出血に対するrFⅦa製剤の使用:
適応外使用における有効性と安全性
尾田 琢也 飯塚病院 総合診療科
【コラム】頭部外傷,出血性脳卒中などにおいてVTE予防治療をいつ開始するのか?:
エビデンスから考える抗凝固療法の有用性と安全性
河北 賢哉 香川大学医学部 救急災害医学
9. 体温管理:低体温療法はエビデンスに基づいているのか?
山下 進 徳山中央病院 救命救急センター
黒田 泰弘
【コラム】低体温療法の最新トピック:
3rd Annual Therapeutic Hypothermia and Temperature Management:
Current and Futureに参加して
黒田 泰弘
10. 脳脊髄液ドレナージの管理:感染の予防と抜去のタイミング
川崎 浩遠 Iowa大学 神経外科
【コラム】NSICUで働くtェローの1日:日常業務から終末期・脳死への対応まで
牧野 淳 Mount Sinai大学病院 集中治療室
【コラム】Neuro ICUで働くフェローの1日:
Pittsburgh大学Neuro ICUの1日と終末期・脳死への対応について
瀧 香保子 Pittsburgh大学 集中治療科
「特集 神経集中治療」解説:神経集中治療のための必須知識
藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学


連載
Lefor’s Corner
第8回:Ventilator Management:Part IV. Liberation from the Ventilator
Alan T. Lefor Department of Surgery, Jichi Medical University
ICUフェローからのメッセージ
第20回:Tennesseeの風に吹かれて:
Vanderbilt大学臨床研究マスターコースを受講して
井上 茂亮 東海大学医学部外科学系救命救急医学,創造科学技術研究機構医学部門
集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
第15回:看護師のノンテクニカルスキル:
専門性の高い周術期における患者安全を促進する
榎本 晶 東京ベイ・浦安市川医療センター 手術室
え?知らないの? 酸素流量計の使い方
岩谷 理恵子 東京慈恵会医科大学附属病院 臨床工学部
集中治療に関する最新厳選20論文
柳井 真知 聖マリアンナ医科大学 救急医学
藤谷 茂樹
日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)
JSEPTIC簡単アンケート
第9回:薬剤師・臨床工学技士・理学療法士,ICUでのルーチンPart 1,
呼吸不全に対するECMO
内野 滋彦 
5,060円
INTENSIVIST vol.5 no.2
【特集】ECMO
本特集では「ECMO」を,VV ECMOやVA ECMO(いわゆるPCPS)を包括した概念と考えます。元来,VV ECMOとVA ECMOを一概に論ずることは困難ですが,カニュレーション,合併症など共通の項目も多く,海外ではこれらを合わせてECMOあるいはECLS(extracorporeal life support)として施設集約化されています。一方我が国では,特に心肺蘇生や循環器領域におけるVA ECMOがさかんに行われている現状にありますが,年間施行数・治療成績・合併症などは十分には明らかにされていません。成人の重症呼吸不全に対するVV ECMOが再び脚光を浴びており,我が国もECMOについて標準化やアウトカム評価を目指すべき時期に来ているとも考えられます。そこで本特集では,これまでに出揃ったエビデンスを概観し,問題点や今後のECMOの進むべき方向性を浮き彫りにすることを目指しています。

責任編集 武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部
讃井 將満 自治医科大学附属さいたま医療センター 集中治療部


1. 我が国のECMOの現況
  武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部

2. ECMO総論
Part 1. ECMOの生理学:心肺補助における呼吸循環生理の理解が不可欠
  赤嶺 斉,新見 能成 板橋中央総合病院 麻酔科
Part 2. カニュレーションのすべて
  奈良 理 手稲渓仁会病院 救命救急センター
Part 3. デバイスの原理とその進化
  百瀬 直樹 自治医科大学附属さいたま医療センター 臨床工学部
Part 4. 機器トラブルとその対応:必要な予防策を実施し,チームで安全意識を高める
  安野 誠 群馬県立心臓血管センター 臨床工学課
Part 5. ECMO管理中の合併症:患者関連,回路関連ともに十分な理解と対策を
  方山 真朱 東京女子医科大学 麻酔科学教室・中央集中治療部
Part 6. 新生児・小児領域のECMO:歴史的背景と今後の課題
  中川 聡 国立成育医療研究センター 集中治療科

【コラム】生命倫理と経済的側面:PCPSの施行や中止の判断をいかに行うか
  浅井 康文 函館新都市病院

【コラム】SAVE-J研究にみるECMOの費用
  渥美 生弘 神戸市立医療センター中央市民病院 救急部

3. respiratory ECMO
Part 1. 成人の適応疾患とその効果に関するエビデンス
  片岡 惇,安田 英人 武蔵野赤十字病院 救命救急センター
Part 2. VV ECMO導入から離脱までの管理方法
  青景 聡之,竹田 晋浩 日本医科大学付属病院 集中治療室

【コラム】我が国のECMOプロジェクト:設備,人材,組織,あらゆる面での整備が急務
  竹田 晋浩 日本医科大学付属病院 集中治療室

【コラム】pumpless ECLA:iLA Membrane Ventilatorの有用性とその可能性
  今井 寛 三重大学医学部附属病院 救命救急センター

4. VA ECMO
Part 1. 成人の適応疾患とその効果に関するエビデンス
  福田 龍将 東京大学大学院医学系研究科 救急医学
Part 2. 施行中の管理方法
  佐々木 勝教 帝京大学医学部 救急医学講座
  森村 尚登 横浜市立大学大学院医学研究科 救急医学講座

【コラム】VADをめぐる現状とその可能性:患者およびタイミングに応じて適応を判断する
  志賀 卓弥 東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座 麻酔科学・周術期医学分野/東北大学加齢医学研究所 心臓病電子医学分野

5. 症例編
Part 1.VV ECMO:ECMOの導入により重症呼吸不全を改善し得た3症例
  市場 晋吾 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 地域医療学講座
  Giles J. Peek East Midlands Congenital Heart Centre, Paediatric & Adult ECMO Programme, Glenfield Hospital
Part 2.VA ECMO:心停止症例に対するECPR
  渡邉 和宏,長尾 建 駿河台日本大学病院 循環器科

【連載】
■集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
 第14回:救急外来トリアージシステム構築に向けた取り組み
  西塔 依久美 武蔵野赤十字病院 救命救急センター

■ICUフェローからのメッセージ
 第19回:医学シミュレーションの実際
  鹿瀬 陽一 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

■Lefor’s Corner
 第7回:Ventilator Management:Part III. Modification of Ventilator Settings
  Alan T. Lefor Department of Surgery, Jichi Medical University

■え?知らないの? ETCO2モニターの使い方
  木下 亮雄 東京ベイ・浦安市川医療センター 臨床工学室

■「中小病院へのRRS(rapid response system)導入セミナー」の開催
  小池 朋孝,藤谷 茂樹,藤原 紳祐,森安 恵実,安宅 一晃,太田 祥一 
  日本臨床救急医学会 院内救急対応システム検討委員会

■集中治療に関する最新厳選20論文
  柳井 真知 聖マリアンナ医科大学 救急医学
  藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学

■JSEPTIC簡単アンケート
 第8回:気管支鏡,経皮的人工心肺補助法,循環器診療
  内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

5,060円
インテンシヴィストVol. 5 No. 1 特集 急性冠症候群 〔責任編集〕 香坂 俊(慶應義塾大学 循環器内科) 伊藤 大樹(あおばクリニック) 内野 滋彦(東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部) 1. NSTE−ACS特集を組むにあたって: STが上昇したACSが特別扱いを受けるのはなぜか? “A” is for Acute 2. 非ST上昇型急性冠症候群の初期マネジメント: ステップ ワン・ツー・スリー 3. 心電図でどこまでACSを読むか?  【コラム】バイオマーカーがすべてを変えた: トロポニンは有用だが,問診と心電図診断もおろそかにしてはならない
 4. ACSにおける血流画像検査の役割: 心筋血流イメージングで心筋梗塞の急性期診断のみならず,慢性期のリスク層別化も
【コラム】心臓MDCTはERでの胸痛患者に対して有用か
【コラム】ACS急性期の心エコー図の役割: その特徴と限界を理解し,非侵襲性という強みを最大限に利用する
【コラム】MRIで深まったACSの理解: 各撮像法の特徴を理解し,適切に組み合わせて検査を行う “C” is for Coronary 5. ACSの薬物療法1:抗血小板療法と抗凝固療法
【コラム】本邦未承認の抗血小板薬と抗凝固薬: 多種多様な選択肢を有する米国での使用法 6. ACSの薬物療法2: MONA,β遮断薬,ACE阻害薬/ARB,スタチンによる補助療法
7. NSTE−ACSの心カテーテルによる冠動脈造影検査とインターベンション: 重症NSTE−ACS患者における有用性を考える
8. ACSの心カテーテル治療(PCI):テクニカルな話題と手術適応
【コラム】ACSの手術適応:外科医の立場から: PCI,CABG,OPCABの評価とその比較 【コラム】IABP/PCPSの使い方: あくまで“補助装置”であることを念頭に,適応となる症例を的確に判断する
“C” is for Complication 【コラム】ACSの急性期合併症1: 腎保護の見地から,そして腎症が起こってしまったときの対応
【コラム】ACSの急性期合併症2: 出血合併症:出血したときの抗血小板薬や抗凝固薬は?
【コラム】ACSの急性期合併症3:ショック
【コラム】ACSの急性期合併症4:不整脈 “S” is for Syndrome 9. ACS という概念がもたらしたもの 【コラム】ACSの病理学:不安定プラークを基質とする血栓形成メカニズム
10. ACS with normal coronary: 単一の病態ではなく,さまざまな機序によって起こり得る
11. 包括的心臓リハビリテーション:ACSからの回復をどうサポートするか?
12. ACSの長期予後を視野に入れた薬物・生活のマネジメント: 科学的根拠と最新の知見 13. 「特集 急性冠症候群」解説: ACSはカテ室から集中治療の現場へ
連載 Lefor’s Corner 第6回:Ventilator Management:Part II. Ventilator Modes and Settings
ICUフェローからのメッセージ 第18 回:米国の医学シミュレーションセンターの取り組み
呼吸器離脱座談会: こんなときどうする“もし◯◯患者の人工呼吸器離脱を考えたら”2例目
集中治療に関する最新厳選20論文
日本集中治療教育研究会(JSEPTIC) JSEPTIC簡単アンケート 第7回:補液,鎮静,人工呼吸器の設定と離脱  
5,060円
INTENSIVIST vol.4 no.4
【特集】呼吸器離脱
人工呼吸は,その始めと同様,あるいはそれ以上に終わり方が重要です。しかし,これまでの出版物では,人工呼吸のモードや設定法,機械の原理やその扱い方,人工呼吸が必要な病態や患者のケアに関する解説が中心となり,離脱は十分に解説されてきたとは言えません。そこで,本特集は徹底的に“終わり”に注目しました。人工呼吸器離脱に関して,これ一冊で人工呼吸にかかわるすべての医療従事者が理解でき,ベッドサイドに置いて便利で,5年間使用に耐える特集と考えています。

1. 標準的な人工呼吸器離脱:歴史,方法
Part 1:人工呼吸器離脱法の歴史:SBTという概念が生まれた背景
  鈴木 涼平 昭和大学藤が丘病院 救急医学科
  讃井 將満 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
Part 2:SBTの技術的側面
  安田 英人 武蔵野赤十字病院 救命救急センター

2. 人工呼吸器離脱困難
Part 1:疫学,原因,治療
  田中 竜馬 Pulmonary & Critical Care Medicine, LDS Hospital
Part 2:各種の換気モードを理解する
  奥田 晃久 東京慈恵会医科大学附属病院 臨床工学部

3. 抜管のすべて
Part 1:抜管総論
  竹内 広幸 健和会大手町病院 麻酔科・集中治療部
  讃井 將満
Part 2:抜管前にできること:抜管後喉頭浮腫の診断・予防・治療
  岩井 健一 東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター 麻酔部
Part 3:抜管後にできること
  瀬尾 龍太郎 神戸市立医療センター中央市民病院 集中治療部
Part 4:抜管,再挿管のテクニック
  飯塚 悠祐 松江赤十字病院 麻酔科・集中治療室

4. 呼吸器離脱を目的としたリハビリテーション:理学療法に根拠はあるのか
  齋藤 敬太 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

5. 気管切開の虚像と真実
Part 1:離脱における気管切開の役割:適応とタイミング
  難波 義知 昭和大学藤が丘病院 救急医学科
Part 2:気管切開のテクニック
  武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部
Part 3:気管切開患者の管理
  岡村 篤・山村 剛康 特定医療法人平成会 平成会病院

【コラム】長期人工呼吸病院の必要性と我が国の現状:
 400例の長期人工呼吸治療経験から
  岡村 篤・山村 剛康 

【コラム】開心術後の気管切開:
 実施時期による予後の変化に関して結論は出ていない
  木村 直行 自治医科大学附属さいたま医療センター 心臓血管外科

6. 離脱困難患者の基礎医学
Part 1:呼吸仕事と呼吸筋疲労
  竹内 宗之・橘 一也 大阪府立母子保健総合医療センター 麻酔集中治療科
Part 2:人工呼吸が喉頭・咽頭機能に及ぼす影響
  齋藤 康一郎 慶應義塾大学医学部 耳鼻咽喉科

7. 座談会:
 こんなときどうする“もし◯◯患者の人工呼吸器離脱を考えたら”1例目
  古川 力丸 日本大学医学部 救急医学系 救急集中治療医学分野
  内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
  大庭 祐二 University of Missouri 呼吸集中治療内科
  讃井 將満

8. 人工呼吸器離脱に有用な指標,呼吸器モニター
Part 1:呼吸器離脱を予測する指標:歴史的変遷
  南 太郎 Memorial Hospital of Rhode Island, Alpert Medical School of Brown University
Part 2:グラフィックから見る人工呼吸器離脱
  木下 亮雄 東京ベイ・浦安市川医療センター 臨床工学室

【コラム】NIV専用機を徹底的に理解する
  岩谷 理恵子 東京慈恵会医科大学附属病院 臨床工学部

【コラム】慢性呼吸不全と栄養療法
  則末 泰博 東京ベイ・浦安市川医療センター 呼吸器・集中治療科

【コラム】6 mL/kgとSBTの間には
  讃井 將満

【特別寄稿】Overview of Ventilator Withdrawal for “Intensivist”
  Lonny Ashworth Department of Respiratory Care, Boise State University

9. 「特集 呼吸器離脱」解説:
 なぜ呼吸器離脱なのか
  讃井 將満

【連載】
■ICUと皮膚病変
 第8回:皮下結節
  三井 浩 聖マリアンナ医科大学 皮膚科学

■Lefor’s Corner
 第5回:Ventilator Management:Part I. Indications and Initial Set-up
  Alan T. Lefor Department of Surgery, Jichi Medical University

■ICUフェローからのメッセージ
 第17回:アジアオーストラレーシア3国での医療体験
  高木 俊介 Prince of Wales Hospital Intensive Care Medicine/横浜市立大学附属病院 集中治療室

■特別寄稿 救急RRS(Rapid Response System)塾の開催
  児玉 貴光,中川 雅史,川本 英嗣,藤原 紳祐,今井 寛,安宅 一晃,藤谷 茂樹,太田 祥一,RRS推進委員会
  神原 永長 八尾徳洲会総合病院 治験センター

■集中治療に関する最新厳選20論文
  柳井 真知 聖マリアンナ医科大学 救急医学
  藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学

■JSEPTIC簡単アンケート
 第6回:包括指示,人工呼吸器の機種,PICU
  内野 滋彦
5,060円
特集
PICU
〔責任編集〕
植田 育也
静岡県立こども病院 小児集中治療センター

藤谷 茂樹
東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学

インテンシヴィスト
Vol. 4 No. 3
2012

1. 総論:
小児集中治療の現状とこれから
 植田 育也 静岡県立こども病院 小児集中治療センター
2. 小児の気道critical airway management
Part 1:pediatric DAM(difficult airway management)
 宮津 光範 名古屋市立大学病院 集中治療部/名古屋市立大学大学院医学研究科 麻酔・危機管理医学分野
Part 2:先天性気道疾患のマネジメント:症候・診断・治療
 新津 健裕 東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部 集中治療科
【コラム】小児における気管チューブの選択:カフ付きか,カフなしか?
 南野 初香 静岡県立こども病院 小児集中治療センター
3. 呼吸
Part 1:小児の人工呼吸器管理:小児ARDSの診療戦略
 齊藤 修 東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部 集中治療科
Part 2:小児急性期NPPVの実際:効果が期待できる反面,早期撤退の判断は成人にも増して重要
 藤原 直樹 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 小児集中治療科
4. 小児の急性期循環管理:
病態生理学的アプローチを中心に
 大﨑 真樹 静岡県立こども病院 循環器集中治療科
5. 小児sepsisの管理と予後:循環管理を中心に:
小児は小さな成人である─ただし付帯条件を伴う
 川崎 達也 静岡県立こども病院 小児集中治療センター
6. PICUで診る感染症:
小児の特性を理解しながら成人と同様の原則を守る
 笠井 正志 長野県立こども病院 総合小児科・感染制御室
 志馬 伸朗 京都府立医科大学附属病院 集中治療部・感染対策部
7. 小児の神経系~意識障害へのアプローチ:
体系的なアプローチで重症の中枢神経疾患を鑑別
 武藤 雄一郎・平井 克樹 熊本赤十字病院 小児科
8. 小児脳死下臓器提供における現況と課題:
現場の不安を紐解く
 植田 育也
【コラム】PICUとchild abuse:虐待は疑うだけでなく否定できるかどうかを考える
 黒澤 寛史 Children’s Hospital of Philadelphia, Center for Simulation, Advanced Education and Innovation
9. PICUと広域搬送:
我が国の現状と今後の展望
 志賀 一博 聖隷三方原病院 救命救急センター 救急科
 宮田 靖志 北海道大学病院 地域医療指導医支援センター 卒後臨床研修センター
10. 「特集 PICU」解説:
PICU特集のコンセプト
 植田 育也


Lefor’s Corner
第4回:Nutritional Management of the Critically Ill Patient:Part III. Parenteral Nutrition
Atsushi Shimizu・Alan T. Lefor Department of Surgery, Jichi Medical University
ICUと皮膚病変
第6回:膿疱
 多田 弥生 立正佼成会附属佼成病院 皮膚科
ICUと皮膚病変
第7回:結節・腫瘤
 帆足 俊彦 社団法人東京都教職員互助会三楽病院 皮膚科
ICUフェローからのメッセージ
第16回:カロリンスカ大学病院ECMOセンターから
 近藤 豊 琉球大学大学院医学研究科 救急医学講座
特別寄稿
日本版敗血症診療ガイドライン:
The Japanese Guidelines for the Management of Sepsisの概要報告
 志馬 伸朗 国立病院機構京都医療センター 救命救急科
 織田 成人 千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学
集中治療に関する最新厳選20論文
 柳井 真知 Division of Infectious Diseases, Veterans Affairs Greater Los Angeles Healthcare System
 藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学
日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)
JSEPTIC簡単アンケート
第5回:カテーテル関連血流感染(CRBSI),急性血液浄化法,術後入室の適応
 内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

■掲示板
■次号目次
5,060円
INTENSIVIST vol.4 no.2
【特集】術後管理
国内外を問わず,ICU症例の約30~40%は術後に手術室から入室する症例であることが疫学データにより示されています。全身管理を要する重症患者であることは内科系の症例と同様であり,行うべき集中治療も同様な部分が多いとはいえ,やはり術後という特殊な病態は集中治療医として理解しておく必要があると思われます。今回の特集は,ICUにおける術後管理を行うにあたっての必要な知識を,根拠に基づいて提示することを目的としています。

1. はじめに:術後患者がICUに入室することの意義
  内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

2. 術前の心筋虚血評価
 Part 1:評価と予防法
  平岡 栄治 神戸大学医学部附属病院 総合内科
 Part 2:心臓負荷試験の意義
  平岡 栄治

【コラム】周術期の脳梗塞:術前リスク評価
  平岡 栄治

3. 術後患者に対するgoal-directed therapy:
 GDTに明日はあるのか
  岩井 健一 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

4. 周術期心筋虚血の診断と治療:
 「神頼み」の薬物投与ではなく,病態生理に基づいた管理を
  山口 大介 国立がん研究センター中央病院 麻酔科・集中治療科

5. 術後心房細動
  塩塚 潤二 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部

6. 術後呼吸不全の予防と治療
  下薗 崇宏 神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科・集中治療部

7. 術後患者に対する静脈血栓塞栓症の予防:
 ICU入室では全例でまずリスクアセスメントを
  松島 一英 Penn State College of Medicine 外科

【コラム】術後肺塞栓を疑ったら:
 アンテナを張りめぐらし,早期の診断・治療に結びつける
  鈴木 龍児 聖マリアンナ医科大学 救急医学
  藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学

8. 術後出血の予防・治療:出血をきたす病態の解析が重要
  松本 雅則 奈良県立医科大学 輸血部

【コラム】虚血性心疾患における抗血小板療法:
 日本人におけるデータも含めた多面的な検討を
  香取 信之 慶應義塾大学医学部 麻酔学教室

【コラム】ガイドラインにみる周術期抗凝固療法:
 未分画ヘパリン,ワルファリンの使い方に慣れる
  松尾 耕一 みさと健和病院 集中治療部

【コラム】周術期未分画ヘパリン使用上のピットフォール
  阿部 建彦・讃井 將満 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

9. 術後鎮痛
 Part 1:ICUにおける鎮痛の意義とその評価
  滝本 浩平 大阪大学医学部附属病院 集中治療部
 Part 2:薬物各論と鎮痛方法
  滝本 浩平

【コラム】術後の発熱は感染と関連するか:
 術後体温測定を考えるにあたって
  細川 康二 京都府立与謝の海病院 麻酔科

【コラム】ステロイドカバーは必要か?
  志賀 卓弥 東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座 麻酔科学・周術期医学分野

10. 肥満患者の術後管理:
 生理的変化と合併疾患,アウトカム,術後管理のポイントとその実際
  山口剛・関洋介 四谷メディカルキューブ 減量外科
  白石 としえ 四谷メディカルキューブ 麻酔科

【コラム】心臓手術後の管理は誰がやる?
 (1)ICUケア,それはもちろん心臓外科医がすべきである
  廣瀬 仁 Thomas Jefferson University, Division of Cardiothoracic Surgery, Department of Surgery
 (2)周術期管理は最初から最後まで麻酔科医に任せるべし
  松崎 孝 岡山大学病院 麻酔科蘇生科 集中治療部
  森松 博史 岡山大学病院 麻酔科蘇生科 周術期管理センター
 (3)マンパワーの効率面からも,集中治療医チームにお任せください
  後藤 幸子 大阪大学医学部附属病院 集中治療部

11. 「特集 術後管理」解説:SICUとは何か
  讃井 將満 

【連載】
■Lefor’s Corner
Nutritional Management of the Critically Ill Patient:
 Part II. Enteral Nutrition
  Atsushi Shimizu・Alan T. Lefor Department of Surgery, Jichi Medical University

■集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
 第13回:集中治療専門薬剤師を生む実践的教育システム
  前田 幹広 聖マリアンナ医科大学病院 薬剤部

■ICUと皮膚病変
 第5回:血管拡張
  神人 正寿 熊本大学 皮膚科・形成再建科

■集中治療に関する最新厳選20論文
  柳井 真知 Division of Infectious Diseases, Veterans Affairs Greater Los Angeles Healthcare System
  藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学

■日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)
 Fundamental Disaster Managementコースの開催
  児玉 貴光,安宅 一晃,藤谷 茂樹,
  室野井 智博 日光市立湯西川診療所・自治医科大学 救命救急センター

■JSEPTIC簡単アンケート
 第4回:気管切開,ICUとは,終末期医療
  内野 滋彦

5,060円
<特集・End-of-life>
高齢化社会を迎えている我が国において,終末期医療は避けて通れない問題です。欧米諸国では,終末期医療に対して一般市民や医療従事者間での双方向のコミュニケーションが積極的にとられています。一方,我が国においては,「死」を語ることについてタブー視する習慣や,宗教的背景,死生観などの文化的背景が異なり,海外での終末期医療の概念をそのまま導入するのは困難な感があります。そのため,日常医療において,医学的な判断だけではなく,法的,倫理的,そして医療資源を考えたときに,頼るべき指針も法律もない医療従事者は常に葛藤せざるを得ません。そこで本特集では,日本救急医学会,日本集中治療医学会で終末期医療のリーダーである先生方と,法学,経済学の専門家にもご執筆いただき,現時点での終末期医療の考えと状況を把握し,現場で問題に直面した際に解決の糸口を見出せる,教科書となる特集を狙いとしております。

1. 日本の現状と取り組み:
  終末期医療に関する取り組みは多くの学会との協働が必要
  氏家 良人 岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 救急医学講座/日本集中治療医学会倫理委員会 委員長

2. 用語の解説
  飯塚 悠祐・橋本 圭司 松江赤十字病院 麻酔科・集中治療室

3. 終末期医療の中止と刑事裁判例の歴史
  池田 守  弁護士
  前田 正一 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科

【コラム】川崎協同病院事件について:自身の「最期」を考えるという視点で終末期医療を考えてほしい
      須田 セツ子

4. 終末期医療と法:
  「刑法」でも「民法」でもなく,医療のための「医法」の整備を
  井上 清成 井上法律事務所

5. 米国における終末期医療:withdraw,心臓死後臓器提供,教育,研究
  松崎 孝 岡山大学医学部 集中治療部
  酒井 哲郎 University of Pittsburgh Medical Center, Department of
Anesthesiology

【コラム】米国医学部での生命倫理教育:一般臨床でも重要なbehavioral science
      北野 夕佳 聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院 救急集中治療部

6. ヨーロッパにおける終末期医療:
  個人主義の国々における終末期医療の考え方
  矢口 有乃 東京女子医科大学 救急医学

【コラム】その他の国々①英国:End-of-Life Decision―a United Kingdom
Perspective
     Joel Branch Medical Education and Simulation Skills Training,
             Shonan Kamakura General Hospital

7. オーストラリアの集中治療における終末期医療:
  患者の望みと医学的判断に基づいた集中治療医主導の終末期医療
  後藤 幸子 大阪大学医学部附属病院 集中治療部

8. 終末期医療と医療経済:医療費の実態と今後の対応方法
  池上 直己 慶應義塾大学医学部 医療政策・管理学教室

【コラム】高齢者医療とmedical futility:
     社会的コンセンサスを形成し,患者・家族の価値観にあった治療を目指す
      金城 紀与史 沖縄県立中部病院 内科

【コラム】futile careと経済:結論の得られていない課題:米国での臨床経験から
      反田 篤志 Beth Israel Medical Center

【コラム】その他の国々②中国:End-of-life Care in Chinese ICU
      Teng Yan Department of Critical Care Medicine, First Affiliated
Hospital of Medical College of Xi'an Jiaotong University
      Feng Wang Department of Surgery, Xi’an Hospital of Aviation
Industry Corporation of China
      Heli Xiang Department of Kidney transplantation, First
Affiliated Hosptial of Medical College of Xi'an Jiaotong University

【コラム】その他の国々③韓国:End-of-life Care in Korea: Current situation
      Ilhak Lee Department of Medical Ethics and Law, Yonsei
University College of Medicine
      Shin Ok Koh Department of Anesthesiology and Pain Medicine, and
Anesthesia and Pain Research Institute, Yonsei University College of
Medicine

【コラム】その他の国々④タイ王国:End-of-Life Care in ICU: Thailand
Perspectives
      Phornlert Chatrkaw Department of Anesthesiology Faculty of
Medicine, Chulalongkorn University
      Dusit Staworn Department of Pediatrics, Phramongkutklao
Hospital

9. 看護師の立場からICUでのend-of-lifeケアを考える:
  必要なのはすべての医療者がよりよい“cureとcare”に思いをめぐらすこと
  山中 源治 東京女子医科大学病院 看護部/東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科

10. 小児:多職種のチームで取り組む小児の終末期医療
  川口 敦 University of Alberta, Stollery Children's Hospital, Pediatric
Critical Care Medicine

11. ICUにおける緩和ケアpalliative care:米国との比較にみる日本の課題
  関根 龍一 亀田メディカルセンター 疼痛・緩和ケア科

【コラム】拝啓 これからの日本の医療を担う医師の皆様へ:正義も人権もベッドサイドにのみある
    伊藤 雅之 高岡みなみ病院 外科

12. 今後の方向性と課題:我が国のガイドラインからみえてくるもの
  中村 俊介・有賀 徹 昭和大学医学部 救急医学講座

13. 「特集 End-of-life」解説:
  (1)「End-of-life」特集を終えて
     矢口 有乃 
  (2)“a man can die but once.”人間1度しか死ぬことはできない
     橋本 圭司
 
【連載】
■Lefor's Corner
第2回:Nutritional Management of the Critically Ill Patient: Part I
  Alan T. Lefor Department of Surgery, Jichi Medical University

■集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
 第12回:オーストラリアのチーム医療と集中治療看護師
  飯田 英美 Royal Brisbane and Women’s Hospital, Intensive Care Unit

■ICUフェローからのメッセージ
第14回:タイで学ぶ熱帯医学:マヒドン大学ディプロマコースに参加して
    石岡 春彦 自治医科大学附属さいたま医療センター 集中治療部
第15回:香港留学記:医療経済で異なる集中治療事情
    竹田 健太 兵庫医科大学 集中治療医学科

■ICUと皮膚病変
 第4回:水疱
  笠井 弘子・大山 学 慶応義塾大学病院 皮膚科学教室

【コラム】急性膵炎における鎮痛薬の基礎知識:使用法と注意点
  古屋 智規 秋田赤十字病院 総合診療科

■集中治療に関する最新厳選20論文
  柳井 真知 Division of Infectious Diseases, Veterans Affairs Greater Los
Angeles Healthcare System
  藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学

■日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)
 JSEPTIC簡単アンケート
  第3回:体重測定,重症度スコア,重症急性膵炎
      内野滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
5,060円
特集 急性膵炎
〔責任編集〕
真弓 俊彦
一宮市立市民病院 救命救急センター

讃井 將満
東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

1. ガイドラインの改訂と重症度判定基準について:
本邦初のエビデンスに基づいたガイドラインと世界初のPancreatitis Bundle
真弓 俊彦 一宮市立市民病院 救命救急センター

【コラム】輸液:初期治療での輸液の基本は晶質液の急速投与
和田 慶太 帝京大学医学部 外科学講座

2. 抗菌薬(予防的投与)に関するpro/con:
(1)pro:重症化を想定したなら予防的投与を
阪上 順一 京都府立医科大学 消化器内科
(2)con:予防的投与は重複感染のリスクを高める
大野 博司 洛和会音羽病院 ICU/CCU,腎臓内科,感染症科,総合診療科

3. SDDとプロバイオティクス
木村 康利・今村 将史・平田 公一 札幌医科大学 第一外科
巽 博臣 札幌医科大学 救急・集中治療医学講座

4. 急性膵炎における栄養療法:
我が国の経腸栄養療法の現状と展望
竹山 宜典 近畿大学医学部 外科

5. 蛋白分解酵素阻害薬に関するpro/con:
(1)pro:急性膵炎の発症を防ぎ,予後を改善するエビデンスのある薬物である
廣田 衛久 東北大学医学部 消化器内科
(2)con:エビデンスのない高価な薬物を疑うことなく使ってはいけない
白井 邦博 岐阜大学医学部附属病院 高度救命救急センター

6. 動注療法に関するpro/con:
(1)pro:膵局所動注療法は疼痛を改善し,予後も改善し得る
武田 和憲 国立病院機構 仙台医療センター 外科
(2)con:果たして動注療法の有用性は証明できるのか?
横江 正道 名古屋第二赤十字病院 総合内科

【コラム】重症急性膵炎に対する膵局所動注療法の実際:適応とタイミング
武田 和憲 国立病院機構 仙台医療センター 外科

7. CRRT(non-renal indication)の是非に関するpro/con:
(1)pro:やってみなきゃわからないその効果
北村 伸哉・大谷 俊介・島田 忠長 君津中央病院 救急・集中治療科
(2)con:エビデンスレビューからわかること
内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

8. 感染性膵壊死にnecrosectomyは必要か?:
walled-off pancreatic necrosis(WOPN)の概念と対応
伊佐地 秀司 三重大学医学部 肝胆膵・移植外科

【コラム】fine needle aspiration:膵感染症における重要な治療戦略
古屋 智規 秋田赤十字病院 外科

9. pseudocyst(仮性囊胞):
その診断と治療
廣田 昌彦 熊本地域医療センター 外科

10. 胆石性膵炎
大沼 哲 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部
讃井 將満 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

【コラム】ERCP後膵炎のハイリスク患者に対する膵管ステント留置術:その効果と検証
峯 徹哉・川口 義明 東海大学医学部 消化器内科
下瀬川 徹 東北大学医学部 消化器病態学
森實 敏夫 国際福祉医療大学 塩谷病院 消化器内科

11.「特集 急性膵炎」解説
(1)急性膵炎診療はprosとconsに満ちている
讃井 將満
(2)エビデンスとナラティブの狭間で急性膵炎の診療を考える
真弓 俊彦

連載
■Lefor’s Corner
第1回:Fluid Management in the Critically Ill Patient
Alan T. Lefor Professor, Department of Surgery Jichi Medical University

■ICUと皮膚病変
第3回:紫斑
川上 民裕 聖マリアンナ医科大学 皮膚科学教室

■集中治療に役立つ内科ベッドサイド診断学(米国内科専門医の内科診断学)
第11回:消化管出血
加藤 新 手稲渓仁会病院 消化器病センター
篠浦 丞 沖縄県立八重山病院 内科

■ICUフェローからのメッセージ
第13回:麻酔科と集中治療は,いわば親戚:麻酔科出身の集中治療医として
岩井 健一 東京慈恵会医科大学附属病院 集中治療部

■集中治療に関する最新厳選20論文
柳井 真知 Division of Infectious Diseases, Veterans Affairs Greater Los Angeles Healthcare System
藤谷 茂樹 聖マリアンナ医科大学 救急医学

■日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)
JSEPTIC 簡単アンケート
第2回:敗血症の診療,せん妄,経管栄養
内野 滋彦

JSEPTIC-CTG活動報告
第3回:J-SCRIPTとJSEPTIC CRRT registry途中経過報告
讃井 將満・内野 滋彦 JSEPTIC-CTG

5,060円
特集
栄養療法
〔責任編集〕
寺島 秀夫
筑波大学大学院
人間総合科学研究科
疾患制御医学専攻 外科学

藤谷 茂樹
聖マリアンナ医科大学
救急医学

1. 侵襲下の栄養療法は未完である:
栄養療法の本質,効果と限界
寺島 秀夫・米山 智 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 疾患制御医学専攻 外科学
2. 代表的ガイドラインからの標準治療を知る:
三大ガイドラインの比較Part 1:エネルギー投与量を中心に
針井 則一・松田 兼一・柳沢 政彦・原田 大希 山梨大学医学部 救急集中治療医学講座
3. 代表的ガイドラインからの標準治療を知る:
三大ガイドラインの比較Part 2:エネルギー投与経路を中心に
東別府 直紀 神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科・NST
大岩 孝子 聖マリアンナ医科大学 救急医学,静岡赤十字病院 救急科
藤谷 茂樹 聖マリアンナ医科大学 救急医学
4. 侵襲下の内因性エネルギー供給を考慮した理論的エネルギー投与法の提言
寺島 秀夫
【コラム】 重症病態の栄養療法におけるNPC/Nの意義:
NPC/Nにエビデンスはあるのか?
雨海 照祥 武庫川女子大学 生活環境学部 食物栄養学科
5. 厳格な血糖管理tight glycemic controlの理論:
高血糖が有害事象を発現するメカニズムとインスリン療法のメカニズム
岩坂 日出男 大分大学医学部 麻酔科学講座
6. 厳格な血糖管理tight glycemic controlの臨床:
諸問題と実践的対応法
江木 盛時 岡山大学病院 麻酔科蘇生科 集中治療部
7. Pharmaconutrition:
代表的栄養素のpharmaconutrientとしての作用と適応
深柄 和彦 東京大学医学部附属病院 手術部
【コラム】 低アルブミン血症に対するアルブミン製剤投与の是非:
アルブミンの生理作用からの考察
篠澤 洋太郎 国際医療福祉大学病院 救急医療部
【コラム】 エネルギー源としての脂肪乳剤投与:
最近の知見と本邦の現状
小山 諭 新潟大学大学院 医歯学総合研究科 消化器・一般外科学分野
8. シンバイオティクスsynbiotics:
その現状と課題
清水 健太郎 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部
【コラム】 バクテリアルトランスロケーション:
概念の変遷と最新の考え方
岡本 耕一・長谷 和生 防衛医科大学校 外科学講座
小野 聡 防衛医科大学校 防衛医学研究センター 外傷研究部門
【コラム】 重症患者において,経腸栄養を早期に開始しtarget goalに達するコツ
東別府 直紀
下薗 崇宏 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部
9. 「特集 栄養療法」解説:
旧来のドグマを打ち破る思考回路の駆動力
寺島 秀夫

ICUと皮膚病変
第2回:潰瘍
前川 武雄 自治医科大学 皮膚科学教室
集中治療に役立つ内科ベッドサイド診断(米国内科専門医の内科診断学)
第10回:人工呼吸器管理患者のエマージェンシー診断学
荒井 隆志・平岡 栄治 神戸大学医学部附属病院 総合内科
集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
第11回:米国の呼吸療法士の仕事
エバンス絵美 RRT−RCP
集中治療に関する最新厳選20論文
柳井 真知 Division of Infectious Diseases, Veterans Affairs Greater Los Angeles Healthcare System
藤谷 茂樹
日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)
RRSコース講師体験記
(1)RRSの導入に際しての問題点が浮き彫りに
鹿瀬 陽一 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
(2)集中治療領域における初期治療シミュレーション講習会に参加して
天谷 文昌 京都第一赤十字病院 麻酔科
JSEPTIC−CTG
ANZICS−CTG見学ツアー報告:熱い思いと羨ましくなる研究環境
山下 和人 京都大学大学院 医学研究科
JSEPTIC 簡単アンケート
第1回:静脈血栓塞栓症,成人の血圧測定
内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
5,060円
<特集・モニター> 1. はじめに 橋本 悟 京都府立医科大学 麻酔科・集中治療部 2. ICUモニター考: モニターは治療の道具ではない。モニターとはさみは使いよう 橋本 悟 3. “Crying Wolf”:アラームは敵か味方か? 石川 淳哉 横須賀共済病院 救命救急センター 【コラム】生体情報モニターのアラームをどれだけ信頼する? 谷本 千恵 徳島県立三好病院 看護局 川久保 芳文 徳島県立三好病院 臨床工学科 4. 記録の保持:医療記録の適切な取り扱いのために 澤 智博 帝京大学医学部 麻酔科学講座/帝京大学医療情報システム研究センター 5. 肺動脈カテーテル(PAC): その仕組みと原理,歴史的変遷と問題点 澤村 匡史 済生会熊本病院 心臓血管センター 循環器内科 【コラム】PAC不要説:合併症を増やし,患者予後を変えないモニターなんて,いらないに決まっている 遠藤 新大 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部 【コラム】PAC必要説:やはり肺動脈カテーテルは集中治療に必要である 飯塚 悠祐 松江赤十字病院 集中治療部 讃井 將満 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部 6. その他の心拍出量測定 小竹 良文 東邦大学医療センター大橋病院 周術期管理センター 7. 中心静脈圧(CVP):使うなら,正しく使おうCVP 武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部 【コラム】CVP不要説:「圧」で「量」を予測できるのか? 鈴木 克典 産業医科大学 感染制御部/第1内科 8. 観血的血圧:連続波形があるから安心,では決してない! 渡辺 廣昭 札幌医科大学医学部 麻酔学講座 9. 非侵襲的血圧測定法(NIBP): 欠かせぬモニター故に,その欠点を知ろう 津崎 晃一 慶應義塾大学 医学部 麻酔学教室 【コラム】観血か非観血か,それが問題だ 内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部 【コラム】収縮期血圧と平均血圧 “血圧90”って何? 内野 滋彦 【コラム】mmHgからhPasへ 橋本 悟 10. SpO2 パルスオキシメータ 諏訪 邦夫 帝京短期大学 ライフケア学科 臨床工学専攻 11. ETCO2カプノメータ:“素敵なモニター”は実在するのか? 岩瀬 良範 埼玉医科大学大学病院 麻酔科 【コラム】ETCO2不要説:ETCO2モニターはICUに標準装備すべきか? 野本 功一 Mount Sinai School of Medicine 麻酔科・集中治療部 讃井 將満 12. SvO2,ScvO2:測定原理,臨床意義,注意点 外 須美夫 九州大学大学院医学研究院 麻酔・蘇生学 13. モデルケース: この患者をどう管理する:私のストラテジーをお教えします 回答1:左室拡張終期容量かつ心収縮力を最大限にする治療戦略 藤谷 茂樹 聖マリアンナ医科大学 救急医学 回答2:モニター値の経時的変化をもとに,臓器障害の改善を目指す 早川 峰司 北海道大学病院 先進急性期医療センター 回答3:全身状態が改善するまで,厳密な循環・呼吸管理でしのぐ 大野 博司 洛和会音羽病院 ICU/CCU,感染症科,腎臓内科,総合診療科 回答4:心拍出量に焦点を当てた循環管理 内野 滋彦 14. 「特集モニター」解説:モニターって何だ? 内野 滋彦 <連載> ICUと皮膚病変 第1回:紅斑 菅谷 誠 東京大学医学系研究科 外科学皮膚科 集中治療に役立つ内科ベッドサイト診断(米国内科専門医の内科診断学) 第8回:Oncologic Emergencies(前編) 大山 優・五味 大輔 亀田総合病院 腫瘍内科 集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分 第10回:チーム医療の実現と標準化が明日への鍵 中川 富美子 日本大学医学部附属板橋病院 臨床工学技士室 ICUフェローからのメッセージ 第12回:Pittsburgh雑感 酒井 哲朗 Pittsburgh大学 麻酔科 集中治療に役立つ内科ベッドサイト診断(米国内科専門医の内科診断学) 第9回:Oncologic Emergencies(後編) 大山 優・五味 大輔 集中治療に関する最新厳選20論文 柳井 真知 Division of Infectious Diseases, Veterans Affairs Greater Los Angeles Healthcare System 藤谷 茂樹
5,060円
特集 Infection Control 1. はじめに 林 淑朗 Royal Brisbane and Women’s Hospital, Department of Intensive Care Medicine/ The University of Queensland, Centre for Clinical Research 2. なぜ手を洗わないといけないのか?:簡単なこと,ちゃんと手を洗いましょう! 藤田直久 京都府立医科大学 感染制御・臨床医学教室 3. 隔離予防策 森澤雄司 自治医科大学附属病院 感染制御部 4. 積極的監視培養 森兼啓太 山形大学医学部附属病院 検査部 5. カテーテル関連血流感染症(中心静脈カテーテル関連血流感染症)の予防 本田 仁 手稲渓仁会病院 総合内科・感染症科 6. 人工呼吸器関連肺炎 大庭祐二 University of Missouri 呼吸集中治療内科 7. 選択的消化管除菌 志馬伸朗 京都府立医科大学 集中治療部・感染対策部 8. カテーテル関連尿路感染とその予防 満田年宏 横浜市立大学附属病院 感染制御部 9. 手術部位感染 星 寿和 University of Iowa 腫瘍外科 10. “Bad bugs, No drugs”:ICUで問題となる薬剤耐性菌 原田壮平 東邦大学医学部 微生物・感染症学講座 11. 抗菌薬スチュワードシップの実際:その立ち上げに向けて 大澤良介 State University of New York at Buffalo, Buffalo General Hospital Roswell Park Cancer Institute 感染症科 【コラム】LDS Hospitalのcomputer-based antibiotic stewardship 山下和人 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部 12. カルバペネムと抗MRSA薬を正しく使用せよ 羽田野義郎・大曲貴夫 静岡県立静岡がんセンター 感染症内科 13. プロカルシトニン・ガイダンスによる抗菌薬消費量の削減 林 淑朗 14. 集中治療医が知っておくべきワクチンの知識 勝田友博・齋藤昭彦 国立成育医療研究センター 内科系専門診療部 感染症科 15. 「特集Infection Control解説」intensivistが実践すべきInfection Controlとは 森兼啓太 連載 集中治療に役立つ内科ベッドサイド診断学(米国内科専門医の内科診断学) 第7回 髄液検査 豊國 剛大・平岡 栄治 神戸大学医学部附属病院 総合内科 集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分 第9回 米国における集中治療看護師と,看護師の自立に必要なこと 岩田恵理子 Valley Anesthesia Inc. United Anesthesia: Harbor UCLA Medical Center 看護麻酔師,急性期看護ナースプラクティショナー 米国ICUフェローからのメッセージ 第10回 呼吸器・集中治療フェローとその役割 則末泰博 St. Louis大学 呼吸器集中治療フェロー 第11回 米国ICUフェローからのメッセージ The Canadian Critical Care Trials Group:成功し続ける臨床研究グループとは 青山和由 University of Toronto 集中治療科 集中治療に関する最新厳選20論文 柳井真知 Division of Infectious Disease, Veterans Affairs Greater Los Angeles Healthcare System 藤谷茂樹 聖マリアンナ医科大学 救急医学 日本集中治療教育研究会(JSEPTIC) JSEPTIC-CTG活動報告② J-SCRIPTとJSEPTIC CRRT registryについて 讃井將満・内野滋彦 JSEPTIC-CTG Critical Care Nutrition,International Nutrition Surveyへのお誘い 東別府直紀 神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科/NST Rapid Response System導入研修会 Rapid Response System導入研修会の開催 児玉貴光・中川雅史・今井 寛・藤谷茂樹・安宅一晃 RRS推進委員会 Rapid Response System導入研修会を受講して 入江 仁 津軽保健生活協同組合健生病院 救急集中治療部
5,060円
1. はじめに
平岡 栄治/神戸大学医学部附属病院 総合内科

2. 急性心不全の疫学と予後予測
平岡 栄治

3. 急性心不全の病態生理総論
平岡 栄治

【コラム】心機能の生理:圧・容積関係を中心に
新家 俊郎/神戸大学大学院医学研究科内科学講座 循環器内科学分野

【コラム】血行動態指標と心エコー指標の関連について
藤本 浩平/石切生喜病院 循環器科

4. 急性心不全の診断・治療に必要なエコー検査の基礎:断層像やDoppler波形を読みこ
なすために
武井 康悦/東京医科大学病院 循環器内科

5. 急性心不全診療に有用な診察所見,身体所見
金澤 健司/神戸大学医学部附属病院 総合内科

6. 急性心不全におけるバイオマーカー
(1)BNPの役割と限界,BNPは身体所見や心エコーを凌駕するか?
上月 周/神戸大学大学院医学研究科内科学講座 循環器内科学分野
(2)これからのトロポニンの果たすべき役割,そしてBNPとの比較
猪又 孝元/北里大学医学部 循環器内科学教室

7. 急性心不全治療総論
平岡 栄治

8. 血圧が低めの急性心不全の治療をどうするか?
佐藤 直樹/日本医科大学付属病院 集中治療室・内科

【コラム】2010 年の心不全領域におけるカテコラミンの役割
香坂 俊/慶應義塾大学医学部 循環器内科

9. 血圧が保たれた急性心不全:日本のレジストリーデータから考える
横山 広行/国立循環器病研究センター 心臓血管内科部門 心臓血管系集中治療科

【コラム】治療薬としての2つのナトリウム利尿ペプチド
讃井 將満/東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

【コラム】慢性心不全増悪時に長期投与β遮断薬を中止すべきか?
長友 祐司・香坂 俊/慶應義塾大学医学部 循環器内科

10. 急性心不全のさまざまな病態
(1)冠動脈疾患のあるなしで急性心不全の初期治療は変わるか?
伊藤 大樹/St.Vincent Heart Center of Indiana, Division of Cardiology
(2)急性心不全における心腎症候群の病態とマネージメント
柴垣 有吾/聖マリアンナ医科大学病院 腎臓・高血圧内科
(3)収縮機能が保たれている急性心不全
永井 利幸・香坂 俊/慶應義塾大学医学部 循環器内科
(4)右心不全について
百村 伸一/自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器科

【コラム】急性心不全における僧帽弁逆流の役割
永井 利幸

【コラム】同期不全の病態生理
相澤 義泰・香坂 俊/慶應義塾大学医学部 循環器内科

11. 急性心不全における補助換気:非侵襲的換気(NIV)を常に第1選択とする時代に入っ
たのか?
竹田 晋浩/日本医科大学付属病院 集中治療室

【コラム】心不全患者で注意すべき薬物
平岡 栄治

12.「特集 急性心不全」解説
(1)ICU とCCU
讃井 將満
(2)あとがきに代えて
香坂 俊

<連載>
集中治療に役立つ内科ベッドサイド診断学
第6回:一般医・集中治療医に必要な膠原病の診断学
上地 英司・岸本 暢将/聖路加国際病院 アレルギー膠原病科

集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
第8回:チーム医療の基本は信頼,その信頼を表現することがチーム医療の潤滑油
林 みよ子/北里大学看護学部 臨床看護学

ICUフェローからのメッセージ
第9回:ボストンER:米国での救急臨床教育,そして日本へ
長谷川 耕平/Harvard大学大学院 救急医学

集中治療に関する最新厳選20論文
柴田 純平/諏訪赤十字病院 麻酔科
藤谷 茂樹/聖マリアンナ医科大学 救急医学

日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)
PFCCS体験記
(1)PFCCSを日本で開催して
安宅 一晃/大阪市立総合医療センター 集中治療部
(2)PFCCS日本コースにインストラクターとして参加して
大塚 康義/大阪市立総合医療センター 集中治療部
(3)米国コース受講,日本コースのインストラクター経験を通して
川口 敦/東京大学大学院医学系研究科 国際保健政策学
(4)即臨床につながる3 つのスキルステーション
細見 早苗/大阪市立総合医療センター 救命救急センター
(5)ますます高まる小児重症患者の搬送の意義と重要性
今村 壽宏/国立成育医療研究センター病院 集中治療科

JSEPTIC−CTG活動報告①
山下 和人/自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部
JSEPTIC 臨床研究委員会
5,060円
<特集>
外傷

1. はじめに:集中治療医は日本の外傷診療を担う一翼である
松浦 謙二 沖縄県立八重山病院 外科

2. 多発外傷の取り扱い
齋藤 大蔵 防衛医科大学校 防衛医学研究センター 外傷研究部門

3. 外傷と蘇生
松島 一英 Penn State College of Medicine 外科

■ 【コラム】外傷性心停止
伊志嶺 徹・松浦 謙二 沖縄県立八重山病院 外科

4. ICU 入室
井上 潤一 国立病院機構災害医療センター 救命救急センター

5. 外傷と呼吸管理
古川 力丸 日本大学救急医学系救急集中治療医学分野
讃井 將満 東京慈恵会医科大学麻酔科集中治療部

6. 外傷におけるドレーン管理
工藤 大介 東北大学病院 高度救命救急センター
佐々木 淳一 慶應義塾大学病院救急科

7. 腹部コンパートメント症候群/腹腔内圧上昇
溝端 康光 大阪市立大学大学院医学研究科 救急生体管理医学

8. Damege Control Strategy
大友 康裕 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 救急災害医学

【コラム】 多発外傷に合併した四肢外傷に対する治療戦略: 多発外傷患者における整形外科的手術のタイミング
松岡 哲也 大阪府立泉州救命救急センター

9. 外傷と凝固線溶異常:外傷に対する生理的凝固線溶反応と病的反応,静脈血栓塞栓症
久志本 成樹 日本医科大学 救急医学

【コラム】 脊髄損傷とステロイド
加藤 宏 国立病院機構災害医療センター 救命救急センター

10. 外傷と感染症
柳井 真知・藤谷 茂樹 聖マリアンナ医科大学 救急医学

【コラム】 外傷後の黄疸
森下 幸治 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 救急災害医学

【コラム】 外傷と栄養
近藤 豊 聖路加国際病院 救命救急センター

11. 外傷診療における画像診断とIVR
松本 純一・船窪 正勝・山下 寛高 聖マリアンナ医科大学 救急医学
服部 貴行 国立病院機構災害医療センター放射線科

12. 外傷管理のピットフォール
藤田 尚 帝京大学 救急医学

13.「特集・外傷」解説:外傷治療に特化した取り扱いの再確認を
松浦 謙二


<連載>
■ ■集中治療医のための基礎医学 101
第 4 回:集中治療医に知っておいてほしい微生物学の基礎
細川 直登 亀田総合病院総合診療・感染症科臨床検査科

■ ■集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
第 7 回:集中治療室における臨床工学技士の業務について
岩谷 理恵子 東京慈恵会医科大学附属病院臨床工学部

■ ■ICU フェローからのメッセージ
第 8 回:非正規の麻酔科フェローがアテンディングとして残るまで
野本 功一 Mount Sinai School of Medicine 麻酔科・集中治療部

■ ■集中治療に関する最新厳選 20 論文
柴田 純平 諏訪赤十字病院 麻酔科
藤谷 茂樹
5,060円
特集
CRRT

1. 私の血液浄化考
内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
2. 処方を考えるうえでのCRRT の原理
谷澤 雅彦・柴垣 有吾 聖マリアンナ医科大学病院 腎臓高血圧内科
3. 開始・中止のタイミング
森松 博史 岡山大学病院 集中治療部
4. CRRT 対IRRT 対SLED
中 敏夫 和歌山県立医科大学 救急集中治療部・救命救急センター
5. 濾過・透析液量:CRRT における濾液・透析液量(浄化量)のポイントを理解する
中 敏夫
6. AKI に対するCRRT:モード,膜,前置換/後置換
五月女 隆男 滋賀医科大学 救急集中治療医学講座
7. 抗凝固剤:その使い方とエビデンス
江木 盛時 岡山大学医学部 麻酔・蘇生学 集中治療部
■ 【コラム】CRRT 中の抗凝固剤としてのナファモスタットメシル酸塩
内野 滋彦
8. ダブルルーメンカテーテル:種類,特徴,挿入部位について
中田 健 大分大学医学部 総合内科学第二講座
9. 透析カテーテル関連感染のマネジメントと予防
柳 秀高 東海大学医学部 総合内科
10. CRRT 中の栄養・電解質
門川 俊明 慶應義塾大学医学部 医学教育統轄センター
11. CRRT 中の薬物投与量:抗菌薬の投与量設計を中心として
山本武人 東京大学医学部附属病院 薬剤部
樋坂章博 東京大学医学部附属病院・22 世紀医療センター 薬理動態学
大野能之 東京大学医学部附属病院 薬剤部
鈴木洋史 東京大学医学部附属病院 薬剤部
12. CRRT のトラブルシューティング:臨床工学技士・看護師の立場から
矢田 哲康 聖マリアンナ医科大学 クリニカルエンジニア部
森實 雅司 済生会横浜市東部病院 臨床工学部
藤谷 茂樹 聖マリアンナ医科大学 救急医学
13. シミュレーションケース
相馬 友和 東北大学大学院 腎高血圧内分泌学分野・医化学分野
14. 敗血症に対するnon?renal indication としてのCRRT
内野 滋彦
15. CRRT の国際標準
内野 滋彦
■ 【コラム】PMX?EUPHAS■study について考える
森松 博史
16. 小児での(C)RRT
北山 浩嗣・和田 尚弘 静岡県立こども病院 腎臓内科
■ 【コラム】造影剤とRRT
河原崎 宏雄・花房 規男 東京大学医学部附属病院 腎臓内分泌内科
17. What does Evidence Based Medicine have to do with
the practice of Intensive Care?
John A. Kellum T he CRISMA( Clinical Research, Investigation, and Systems Modeling of Acute Illness) Laboratory,
Department of Critical Care Medicine, University of Pittsburgh
18. 「特集CRRT」解説
■ (1)「常識common■sense」を疑い,「常識■standard」を身につけよう
柴垣 有吾
■ (2)そろそろ大人になろう
中 敏夫






連載

■■集中治療に役立つ内科ベッドサイド診断学(米国内科専門医の内科診断学)
第5 回:意識障害患者の神経学的所見の取り方:ICU でも神経学的所見を取ろう[パート2]
平岡 栄治・宮本 宣友 神戸大学医学部附属病院 総合内科
■■M&M ケースファイル
第4 回:胸腔鏡下肺葉切除後の経皮的冠動脈インターベンションによる出血性合併症
JSEPTIC(日本集中治療教育研究会)
■■集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
第5 回:外国のナースから見た日本のICU は??
三島 淳子 Austin Health, Intensive Care Unit
■■ICU フェローからのメッセージ
第7 回:LDS ホスピタル訪問記:チーム医療の最前線を垣間見て
石岡 春彦 自治医科大学附属さいたま医療センター 集中治療部
■■集中治療に関する最新厳選20 論文
柴田 純平 諏訪赤十字病院 麻酔科
藤谷 茂樹


〔責任編集〕
柴垣 有吾
聖マリアンナ医科大学病院
腎臓高血圧内科
中 敏夫
和歌山県立医科大学
救急集中治療部・救命救急センター
内野 滋彦
東京慈恵会医科大学
麻酔科 集中治療部
藤谷 茂樹
聖マリアンナ医科大学
救急医学

〔編集協力委員〕
植田 育也 静岡県立こども病院 小児集中治療センター
大庭 祐二 University of Missouri 呼吸集中治療内科
田中 竜馬 LDS Hospital 呼吸器内科・集中治療科
橋本 圭司 松江赤十字病院 麻酔科・集中治療室
橋本 悟 京都府立医科大学 麻酔科・集中治療部
平岡 栄治 神戸大学医学部附属病院 総合内科
松浦 謙二 沖縄県立八重山病院 外科

日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)
〔編集委員〕
聖マリアンナ医科大学 救急医学 藤谷 茂樹
自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部 讃井 將満
University of Queensland Centre for Clinical Research 林 淑朗
東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部 内野 滋彦
編集人■ 倉橋 和之・染谷 繁實・下村 慶太郎・金子 史絵
レイアウト■ アップロードハウス
イラスト■ トライアンス
表紙デザイン■ 山田 哲郎
5,060円
Intensivist Vol. 2 No. 1
2010

〔特集・重症感染症〕
1. 集中治療医のための感染症診療の原則
青木 眞/サクラ精機(株)・感染症コンサルタント

2. 意識障害と感染症
(1)総論
平岡 栄治・宮本 宣友/神戸大学医学部附属病院 総合内科
(2)細菌性髄膜炎とウイルス性脳炎
平岡 栄治・宮本 宣友

3. 呼吸器症状と重症感染症
八重樫 牧人/亀田総合病院 総合診療・感染症科

4. 腹痛と重症感染症:腹部感染症総論
柳 秀高/東海大学医学部 総合内科

5. 下痢と重症感染症
成田 雅/太田綜合病院附属太田西ノ内病院 総合診療科

6. 皮疹と重症感染症
大野 博司/洛和会音羽病院 ICU/CCU,総合診療科,腎臓内科,感染症科

7. 動物接触歴と感染症
山口 征啓/健和会大手町病院 総合診療科

8. 海外渡航歴と重症感染症:海外渡航関連感染症とは
加藤 康幸/国立国際医療センター戸山病院 国際疾病センター

9. フォーカス不明な重症発熱性疾患に対するアプローチ
岩田 健太郎/神戸大学大学院医学系研究科・医学部 微生物感染症学講座 感染治療学分野

【コラム】SCCMとIDSAの発熱評価ガイドライン
林 淑朗/University of Queensland Centre for Clinical Research

10. 小児重症感染症に対するアプローチ:成人との違い
齋藤 昭彦/国立成育医療センター 第1専門診療部感染症科

11. 免疫不全と重症感染症
(1)総論
大曲 貴夫/静岡県立静岡がんセンター 感染症科

(2)好中球減少における重症感染症
相野田 祐介/東京女子医科大学 感染症科/東京都立墨東病院 救急診療科(東京ER墨東)
具 芳明/国立感染症研究所 感染症情報センター 実地疫学専門家養成コース(FETP−J)

(3)脾臓摘出後感染症
岩渕 千太郎/国保旭中央病院 感染症内科

(4)HIVと重症感染症
①HIVの基礎知識:HIV患者に対する感染症診療も原則は変わらない
松永 直久/東京医科大学病院 感染制御部
②HIVと重症感染症
松永 直久
柳井 真知・藤谷 茂樹/聖マリアンナ医科大学 救急医学

(5)免疫抑制薬使用下の重症感染症:ステロイドおよび抗リウマチ薬を中心に
上地 英司・岸本 暢将/聖路加国際病院 アレルギー膠原病科(成人・小児)

(6)移植患者における重症感染症
北薗 英隆/University of Illinois at Chicago 感染症科
本田 仁/Washington University School of Medicine 感染症科

(7)糖尿病患者における重症感染症
神谷 亨/洛和会音羽病院 感染症科

(8)肝硬変患者における重症感染症
大路 剛/神戸大学大学院医学系研究科・医学部 微生物感染症学講座 感染治療学分野

(9)慢性腎不全患者における重症感染症
渥美 宗久/トヨタ記念病院 腎・膠原病内科
藤田 芳郎/中部ろうさい病院 リウマチ膠原病(腎・感染症)科

12. 「特集 重症感染症」解説
林 淑朗

〔連載〕
■集中治療に役立つ内科ベッドサイド診断学(米国内科専門医の内科診断学)
第4回:意識障害患者の神経学的所見の取り方:ICUでも神経学的所見を取ろう[パート1]
平岡 栄治・宮本 宣友

■集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
第4回:蘇生と脳死と患者と,ICUから学ぶもの
エクランド 源 稚子/Pediatrix Medical Group of Tennessee

■ICUフェローからのメッセージ
第6回:日本の集中治療の未来を描いてみよう:COMPACCSを読み解く
永松 聡一郎/University of Minnesota 呼吸器内科・集中治療内科

■集中治療に関する最新厳選20論文
柴田 純平/諏訪赤十字病院 麻酔科
藤谷 茂樹

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世界標準の集中治療を追及する、年4回発行の新雑誌
「世界標準の集中治療を誰にでもわかりやすく」をコンセプトに、若手医師の育成や情報交換を目的として発足した「日本集中治療教育研究会」(JSEPTIC)の活動をベースに、年4回発行。 重症患者の治療にあたる医師として最低限必要な知識を手中に収めるべく、テーマは集中治療にとどまらず、内科、呼吸器、救急、麻酔、循環器にまで及び、ジェネラリストとしてのインテンシヴィストを追求する。集中治療専門医、それを目指す若手医師をはじめ、専門ナース、各科臨床医に対し、集中治療を体系的に語り、議論し、意見交換ができる共通の場(=アゴラ)を提供する。

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