目次
2016/4/17号
This Week
On the Cover
広島から、力強く明確な平和のメッセージ
今週の表紙は、広島の原爆死没者慰霊碑に献花する、岸田文雄外相、ケリー米国務長官、ハモンド英外相です。主要7カ国(G7)外相会合が4月10-11日、被爆地の広島市で開催され、2日目の11日に各国外相が平和記念公園内にある、広島平和記念資料館(原爆資料館)を訪れました。核保有国の米英仏の現職外相が、同公園を訪問したのは初めてです。外相会合はこの日、「核兵器のない世界」の実現をアピールする特別文書「広島宣言」をとりまとめて、平和を誓いました。
◇今週の注目記事 ================
◇Feature:日本発の「絵文字」 交流やビジネスに浸透
メール交換やSNSで、感情を表現するときに使われる「絵文字」が海外でも急速に普及しています。1990年代の終わりに日本で開発された独自のコミュニケーション・ツールが形を変えて、様々な年代層から「emoji」として認知されている現状をリポートします。情報発信以外にもビジュアル性が評価され、今やパソコンや携帯画面の枠を超え、衣服や小物のデザインにも用いられているようです。
◇Lisa’s Eye on Tokyo リサの東京案内
東京在住のフォトグラファーで、大学で教鞭(きょうべん)を執るリサ・ヴォートさんが、東京の魅力を紹介するエッセー。毎回1カ所を選び、その街の歴史やみどころを伝えます。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語で東京を案内するためのヒントがいっぱい。今回散策したのは、墨田区の両国周辺。相撲の街として有名ですが、緑豊かな穴場的スポット旧安田庭園や、訪れる人を厳粛な気持ちにさせる東京都慰霊堂もあります。
◇地球うぉっちんぐ アグネスのフィジー被災地視察
日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんが、大型サイクロンに見舞われた南太平洋の島国フィジーを訪問しました。3月に新たにユニセフ・アジア親善大使に任命されての最初の仕事。被災した学校で子どもから過酷な体験談を聞き、仮校舎にするためのテントや学用品を提供しました。気候変動による影響が、人々の生活を脅かす実態を目の当たりにしたアグネスさん。医療関係者の派遣など、寄付金を通じての支援の拡充を呼びかけています。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。
◆On the Keyboard リレーエッセー
外国人による異文化エッセー。3カ月ごとに筆者が代わります。4~6月を担当するのは、ベルギー人女性のティナ・ワルラベンスさん。現在、慶応大学大学院で日本の食糧事情について研究中です。これまで母国を拠点に、中国と日本で論文発表、書籍執筆、翻訳、大学講師など、幅広い分野で多彩な才能を発揮しています。第3回目のエッセーでは、日本での生活で唯一不満に感じている、「歩道を走る危険な自転車」について語っています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆TOEIC®テスト ランダムトーク
TOEICテストの出題傾向を詳細に分析し、単語・文法に主眼を置いた試験対策用のコラム。3月まで「TOEIC®テスト 単語のツボ」を執筆していた、TOEIC専門校「ARE」の長本吉斉先生が引き続き担当します。今回は条件文の中の「if節」で使われる動詞の形について扱います。「仮定法過去」の構文が持つ、本当の意味について考えたことはありますか? 文法説明に加えて、「仮定法の気持ち」を読み取る際のポイントを伝授します。
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、トーマス・マッカーシー監督の最新作「スポットライト 世紀のスクープ」。米国の新聞「ボストン・グローブ」の記者たちが、カトリック教会の神父たちによる性的虐待の醜態を暴いた実話に基づく作品です。巨大な権力を相手に記者生命を懸けて正義を貫き、ピュリツァー賞に輝いた報道班の執念が伝わってきます。また、聖職を隠れみのに、卑劣な犯罪を闇に葬ろうとする組織には、誰もが怒りを覚えるはずです。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel Atacama Desert, CHILE
今回紹介するのは、南米チリ北部にあるアタカマ砂漠。世界で最も乾燥した砂漠の一つとして知られます。晴天率が高く空気が澄みきっているため、天体観測にも理想的。標高5千メートルの高地に、巨大な望遠鏡が設置され、日本をはじめ、米国、欧州の天文台が共同で行う国際プロジェクトが進行中です。旅の筆者は、標高2436メートルに位置するサン・ペドロ・デ・アタカマという小さな町を起点にツアーに参加。地球上とは思えない絶景の数々や、野生動物たちとの出会いを楽しみました。
◆デイビッド・セインのヘンな英語修理します
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさんが、日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授します。タケシが同僚のショーンに、翌日の会議に出席するかどうか尋ねます。ところがショーンの口から飛び出した、Hey, you can forget about that.という返事を聞いたタケシは会議を欠席してしまいます。何を間違えたのでしょうか?
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