目次
2016/5/1号
This Week
On the Cover
リオ五輪に向け 聖火が走る
今週の表紙は、今年8月に開幕するブラジル・リオデジャネイロ五輪の開会式でともされる聖火の採火式の様子を伝えた写真です。古代五輪が開かれたギリシャのオリンピアで4月21日、みこ姿の女性たちが、凹面鏡に太陽光を集め、火をおこしました。同国内で聖火リレーも始まり、難民キャンプなどを回っています。一方、ブラジル国内でのリレーは5月3日、首都ブラジリアを出発する予定。500都市を通過しながら約2万キロを走り、開会式が行われるリオ市内のマラカナン競技場に8月5日、到着する予定です。南米初の五輪がいよいよ近づいてきました。
◇今週の注目記事 ================
◇Feature:米大リーグ、ファウルボール防護ネット設置に賛否両論
米大リーグで、ファウルボールが観客を直撃する事故が立て続けに起こっています。その対策として、今シーズンから、観客席の一部を覆うネットが設置され始めました。安全策を評価する声がある一方で、試合中の選手と観客との一体感が失われることを懸念するファンもいます。とはいえ、どんなに注意を払っていても、強烈なファウルボールは避けきれるものではありません。重視すべきは安全か臨場感か…。しばらく議論が続きそうです。
◇ジュニア英語 Let’s go abroad!
オーストラリアでホームステイする2人の子ども(健太と麻里)を主人公に、初めての海外体験を出発から帰国報告までカバーします。イラストを豊富に使い、役立つ表現を様々な場面別に取り上げていきます。困ったときにはバーチャル(仮想現実)のおじいちゃんとおばあちゃんが、助け船を出してくれるというユニークな設定。今回のテーマは「外貨両替」です。役割を決めてお子さんと一緒に練習してみましょう。
◇Lisa’s Eye on Tokyo リサの東京案内
東京在住のフォトグラファーで、大学で教鞭(きょうべん)を執るリサ・ヴォートさんが、東京の魅力を紹介するエッセー。毎回1カ所を選び、その街の歴史やみどころを伝えます。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語で東京を案内するためのヒントがいっぱい。今回散策したのは東京ベイエリアの憩いの場になっている、夢の島公園周辺。マリーナや植物園のほか、各種スポーツ施設があり家族で楽しむにもぴったりの場所です。「夢の島」というロマンチックな名称の裏にある、興味深い歴史に関する記述も必読です。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。
◆On the Keyboard リレーエッセー
外国人による異文化エッセー。3カ月ごとに筆者が代わります。4~6月を担当するのは、ベルギー人女性のティナ・ワルラベンスさん。現在、慶応大学大学院で日本の食糧事情について研究中です。これまで母国を拠点に、中国と日本で論文発表、書籍執筆、翻訳、大学講師など、幅広い分野で多彩な才能を発揮しています。第5回のテーマは、何世紀もの間ベルギー国民に愛され、世界的にも有名な「小便小僧」です。放尿する少年をかたどった像には、様々な衣装が用意されているそうです。また、誕生の秘話についても触れています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。新年度からはボリュームアップし、さらに充実した内容になりました。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの現場から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは「カラオケ」。機会があれば使ってみたくなるような、とっておきの言い回しが満載です。
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督、レオナルド・ ディカプリオ主演の「レヴェナント:蘇えりし者」。舞台は1823年、西部開拓時代以前の米北西部の未開拓地。先住民からの襲撃の危険も顧みず、バッファローの毛皮を求めて狩りをする主人公が、クマに襲われて瀕死の重傷を負ってしまいます。さらに、敵意を抱く仲間に置き去りにされ、最愛の息子の命までも奪われることに…。そんな逆境の中から復讐(ふくしゅう)心に燃えて生還する姿を、鮮烈な映像で描き出しています。第88回アカデミー賞で、主演男優賞(ディカプリオ)をはじめ、監督賞、撮影賞を受賞した作品です。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel, El Rocio, SPAIN
今回の旅の筆者は、スペイン・アンダルシア地方のエル・ロシオ村を訪ね、伝統のキリスト教行事「ロシオの巡礼祭」に参加しました。毎年、復活祭(イースター)の約50日後、ペンテコステ(聖霊降臨祭)にあたる日曜日をめざして、国内外から100万人を超える巡礼団が集まってきます。長旅の疲れを吹き飛ばすように繰り広げられる歌や踊りの宴(うたげ)で、村全体が陽気な雰囲気に包まれます。祭りのクライマックスは、礼拝堂にある聖母マリアの像を外に運び出す瞬間。幸せを願って、それに触れようと集まってくる人々の姿は、活気にみなぎっています。
◆デイビッド・セインのヘンな英語修理します
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさんが、日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授します。直属の上司から、米国人の部下を励ますように言われたタケシ。上司のアドバイスを実践しようとするのですが、なぜか部下たちからは不満の声が…。「君のやり方でやってごらんよ!」の意味で使ったHave it your way! や、「今度はどんな企画かな?」の意味を込めた What is it now? のどこがいけなかったのでしょうか?
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