目次
2017/5/7号
This Week
On the Cover
「赤毛のアン」を演じたエラ・バレンタインさん
今週号の表紙に登場するのは、今月公開される映画「赤毛のアン」で、主人公アンを演じたエラ・バレンタインさんです。不朽のベストセラーである「アン」が出版されて100年あまり。この間、作品は何度も映画や舞台、そして日本ではアニメにもなってきました。AW読者にも、「アン」のファンはきっと多いのではないでしょうか。今回の最新作で主演するのは、カナダ・トロント在住の15歳の高校生です。自身とアンは「うり二つ」と語る彼女は、「アンは型破りな女の子だったところが好き」とも話します。映画の中のアンのようなイメージで、写真撮影にも応じてもらいました。「アン」については、特集ページでも詳報しています。
◇今週の注目記事 ================
◇Interview: 世代を超えて輝き続ける「赤毛のアン」
映画「赤毛のアン」が公開されるのに先立ち、主演のエラ・バレンタインさんと、原作者であるモンゴメリの孫で今回の映画で製作総指揮を務めたケイト・マクドナルド・バトラーさんが来日し、AWのインタビューに応じました。まずはバトラーさんが、「なぜ今、『赤毛のアン』なのか」という疑問に答えます。「アン」は有名な作品であるがゆえに、実際の作品を読んだことがない人でも知ったような気分になりがちです。今回の映画は、原作の世界をより忠実に描いていると言います。さらに、なぜ日本でこれほどまでに「アン」が愛されるのか、さらにはテレビドラマ「花子とアン」以降の変化も語ります。続いてバレンタインさんも、アンを演じるにあたって抱いた思いを語ります。
◇和t’s cooking?
4月から始まったこの連載では、今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介します。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。もちろん、英語でのレシピと手順もついていますので、ご家庭でのクッキングの参考にしてください。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回取りあげるのは、アレンジ和食の代表格とも言うべき「カリフォルニアロール」です。寿司(すし)は世界に広がり、各地で独自の「進化」を遂げていますが、カリフォルニアロールも米国人に受け入れられやすいようにと考案されたのが始まりでした。世界の変わり種の寿司を紹介しつつ、意外と知られていないカリフォルニアロールのレシピも教えます。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京の外にも飛び出します。東京から日帰りで出かけることができる周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回足をのばしたのは、川崎市多摩区。旧日本陸軍の「登戸研究所」です。戦時中にはスパイ活動などの情報戦、生物兵器や風船爆弾の開発などを担った秘密の組織でした。現在は明治大学生田キャンパスで、戦争の負の遺産を伝える資料館として、一般に開放されています。リサさんはここで歴史を学びつつ、平和の尊さを再確認しました。
◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。4月から始まった今度の連載のテーマは「おもてなし」。日本を訪れた外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。自分の勤務する外資系企業の日本支社に転勤してきたシャロンを歌舞伎に誘ったヒロコ。チケット代を教えると、シャロンはなぜか驚いた表情を見せます。いったい何が問題だったのでしょう?
◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。これまでの第2週掲載から、第1週に引っ越しをし、新年度もますます好調です。今回は、音楽やギターの奏法に関する質問が集まったので、マーティさんにぶつけてみました。このほか今週号では、マーティさんが「ヘビメタのギター」と「日本の三味線」の関係についても考察しています。
◇Dear Annie
新しい回答者にコラムニストのAnnie Laneさんを迎え、衣替えした人気コーナー。新年度もこれまでに引き続き、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えてもらいます。今回は「モテ要素満載な俺 容姿が……」「仮想ゲームに夢中な夫」の相談2題を紹介します。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。新年度から取りあげる本数を大幅に増やしましたので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今回は、沖縄の米軍普天間飛行場の移設計画で辺野古沿岸部の埋め立て工事が始まったニュースなどを紹介しています。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。新年度も、高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。今回は、放課後の学校が舞台。演劇のセリフを覚えようと必死のマリーに、ハンナが近づいて話しかけます。ハンナがメールを送っても、電話をかけても、マリーからは返事がないとのこと。ハンナはすっかり心配になってしまいました。マリーはいったいどうしたというのでしょう。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。今回は、英国の方言について語ります。スコットランドの人と話すと、アニサさんも理解できないことが多いそうです。また、階級によって違いがあるという様々なアクセントや話し方を紹介してくれます。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、巨匠ウディ・アレン監督の「カフェ・ソサエティ」です。1930年代のハリウッドを舞台にしたロマンチックコメディーです。映画業界で成功した叔父を頼りにして、ニューヨークからハリウッドにやって来た青年ボビーは、叔父の秘書であるヴォニーに恋をします。しかし、このヴォニーが訳ありでした。失恋したボビーはニューヨークに戻り、また別の女性と出会います。英文の脚本(スクリプト)と日本語の対訳を合わせて楽しんでください。
◆シミケンの語源でサクサク英単語
「語源によるビジュアル記憶法」という英単語の学習方法を提唱する埼玉県立草加南高校教諭、清水建二さんによる新連載です。漢字が「へん」や「つくり」で構成されているように、英単語も接頭辞や語根、接尾辞といったパーツから成り立っています。こうしたパーツを活用し、ボキャブラリーを増やしてしまおう、という狙いです。今回は、salt とsalmon、一見関係のなさそうな単語の、共通の語源を探ります。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel Lago di Como, ITALY
今回訪ねたのは、イタリア北部の高級リゾート地、コモ湖です。アルプスの山々に囲まれたこの湖は、保養地として古代ローマ時代からの歴史があるのだとか。これまでも多くの文学作品や映画で取りあげられています。美しい絶景は多くの人々を引きつけ、ハリウッド俳優のジョージ・クルーニーや歌手のマドンナといったセレブたちが、こぞって別荘を建てているのだそうです。旅の筆者は、妻の友人の結婚式に出席する目的で、この地を訪れました。湖畔の町を散策し、結婚式で楽しい時間を過ごし、優雅な滞在を満喫します。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。
◆Weekly Picks トランプ大統領就任100日
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。ドナルド・トランプ氏が米大統領に就任して、4月29日で100日たちました。過激な公約の数々はなかなか実現できず、これまでの発言についても軌道修正が目立つようになってきました。今週号では、そんな「トランプ政権のいま」を見つめ、トランプ氏に何が起きているかを分析します。
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