目次
2017/08/13号
This Week
On the Cover
ボルト 負けても英雄
今週の表紙は、8月5日にロンドンで行われた陸上の世界選手権男子100メートル決勝に登場したウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)です。世界記録保持者は今大会限りの引退を表明しており、有終の美を飾れるか注目されました。結果は3位。過去にドーピング違反で処分を受けたジャスティン・ガトリン選手(米)がわずかな差で勝負を制して金メダルを獲得しました。ただ、会場を埋めた観衆は、ボルト選手に対して、まるで彼の方が勝者であるかのように大きな喝采を送りました。
◇今週の注目記事 ================
◇Special : Summer thrills and chills 英語で読む怪談 小泉八雲の「Kwaidan」を原文で
AW がお送りする夏の怪談特集の第2弾は、怪談の古典とも言うべき小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をお届けします。まずは、獣の「むじな」による怪異を伝えた「Mujina」を。かつては英語の教科書に掲載されていたので、懐かしく思い出される読者も多いと思います。さらには、鳥をめぐる小品「Oshidori」もあわせて掲載しています。よく知られた物語でも原文に触れたことがない、というのはよくあることです。改めて英語の原文を読んでみると、少し古風な語り口が独特な情緒を醸し出しているように感じます。語句についてのヒントもついていますので、初級の読者でも読み進められるのではないでしょうか。
◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーです。バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、シンガポール在住。仕事場である東京との間を、海をまたいで行き来する毎日です。子育ての真っ最中でもあり、2人の子どもをバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて今回のテーマは、「夏休み」。米国で子ども時代を過ごしたリサさんにとって、3カ月もあった夏の休暇は、母親の母国である日本を訪れて楽しい時間を過ごす貴重な機会だったそうです。しかし、このところ耳にする子どもたちの夏休みの様子は、かつてのようなのんびりしたものではなさそうです。子どもたちにとって、どんな夏の過ごし方が望ましいのか、リサさんは考えます。
◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今回は、It’s important for me to study English.といったような文について考えてみます。この for の使い方を、もう一度基本から学んでいきましょう。
◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
AW で昨年連載した「The Haunted Snow Globe スノードームにとらわれて」でおなじみの、アンドリュー・ヒッチェンさんによる連載小説です。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。愛犬を捜しに出かけたビリーは、大切な人が目の前から消えたという近所の人たちと会い、不思議な写真を目にします。写真には、行方不明になった子どもたちが閉じ込められているのでした。ビリーは勇気を振り絞り、撮影した写真家のもとを訪ねますが……。英国の雰囲気たっぷりのストーリーテリングをお楽しみください。イラストもヒッチェンさん自身が手がけています。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「トラブル」に関係のある表現がテーマです。「トイレが詰まる」や「前途多難」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?
◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から取りあげる本数を増やしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、奈良で神の使いとして大切にされてきたシカの捕獲が始まったニュースや、季節外れのサンタクロースの話題などを取りあげました。
◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨く新しいコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを目指して、英作文にトライしていきます。目指すのは「普段着の英語表現」です。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。今後の連載にぜひご期待ください。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する作品は、音楽とアクションが一体化した新感覚の作品「ベイビー・ドライバー」です。「カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』」との評判を得て、米国でヒットしました。幼少時の事故が原因で耳鳴りに悩まされている主人公のベイビーは、音楽を聴くことで耳鳴りをかき消しており、物語の全編で音楽が流れ続けています。ベイビーは天才的な運転技術を生かし、犯罪者の逃亡を手助けしてきました。ひとりの女性に恋をして、犯罪組織と手を切ろうとしたベイビーでしたが……。英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナー。与えられた課題の「和文英訳」に、たくさんの読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。今回の題材は、英語の早期教育をめぐる話題です。新たな挑戦者も多数迎え、道場も活況を呈(てい)しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、今後ともぜひご参加ください。
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本人の国民食とも言える「カレーライス」です。日本人の暮らしにどのようにして浸透してきたのか、歴史を説き起こしています。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel Eastern & Oriental Express and River Kwai, THAILAND
今回の旅ではタイを訪ねます。旅の筆者が首都バンコクから乗り込んだのは、タイとシンガポールを結ぶ豪華列車「イースタン&オリエンタル・エクスプレス(E&O)」。フランス人シェフが腕をふるうレストランはもちろん、バーや図書館まであるという豪華な鉄道で、旅を楽しみます。さて、バンコクを出発して最初の停車場所は、映画「戦場にかける橋」で有名なカンチャナブリでした。ここで筆者は、泰緬(たいめん)鉄道博物館の館長から戦争当時の話を聞きます。戦争から平和へ……。筆者は時代の流れとともに、平和の大切さをかみしめるのでした。豪華列車のきらびやかな写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。
◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、ニューヨーク株式市場のダウ工業株平均が2万2千ドルを突破したニュースなどを紹介しています。
◆Weekly Picks ダイアナ妃の死去から20年、「最後の会話」について語る王子たち
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、突然の事故死から8月31日で20年となる英王室のダイアナ妃と、その王子たちのストーリーです。事故当時それぞれ15歳と12歳だったウィリアム王子とハリー王子がこのほど重い口を開き、ダイアナ妃との思い出を語ったドキュメンタリーが放送されました。そこで王子たちは、母親との電話での最後の会話を振り返り、「後悔」の念を打ち明けています。記事からは、ダイアナ妃の知られざる一面もうかがい知ることができます
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