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2017/10/1号
This Week
On the Cover
独総選挙、メルケル氏が首相4選へ
今週号の表紙は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相です。9月24日に投開票された総選挙で、メルケル氏が率いるキリスト教民主・社会同盟が第1党を維持し、同氏の首相4選が確実な情勢になりました。英国が欧州連合(EU)からの離脱を決め、米国ではトランプ大統領が保護主義的な政策を強めるなか、メルケル氏は「リベラリズムの担い手」としての役割が期待されています。今回の選挙結果は、そんな同氏を信任する形となりましたが、一方で、課題も山積しています。選挙では、「反難民」を掲げる新興右翼政党が躍進し、メルケル氏への批判を強めそうです。国内の厳しい政権運営を乗り切り、さらなる存在感を示すことができるか、その手腕が改めて問われそうです。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: Speak up @ Work カルビーの海外事業担当 伊藤健人さん
「Speak up @ Work」は、英語を多用する職場を訪問してインタビューする企画です。その職場ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、スナック菓子メーカーのカルビーで海外事業を担当する伊藤健人さんに話を聞きます。機械・原料の輸出や製品の品質管理、新規の商品開発など、仕事の中身は多岐にわたります。大学生のときに米国に留学し、英語力を磨いたそうですが、その際に実践したユニークな「英語学習法」も披露してくれました。さて、カルビーの製品と言えば、「かっぱえびせん」のように国内で長年親しまれたお菓子を想像しますが、その「かっぱえびせん」も今や世界各地で人気なのだとか。看板商品であるシリアルも、世界中からの原料を使い、作られています。今週の特集では、こうしたスナック菓子やシリアルが世界とどうかかわっているかをビジュアルに解説しています。
◇和t’s cooking? 海外で見かけた日本食
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。さて今回は、滑志田さんがこの夏、カナダに旅行した際に見つけた日本食を紹介してもらいます。レストランや地元のスーパーで、いろいろな種類の和食や食材を目にすることができました。豆腐や海藻なども、様々なアレンジで使われているそうです。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、連載の装いも新たに、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回訪ねたのは、再開発で様変わりする東京駅の八重洲口です。「八重洲」の地名の由来を説き起こし、最新のグルメスポットも紹介してくれています。
◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。今度の連載のテーマは「おもてなし」。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。ホテルのフロント係のタカシが、米国人観光客から宿泊予約を確認する電話を受けました。名前を尋ねたのですが、電話口の相手はなぜか不機嫌そうです。いったい何が問題だったのでしょう?
◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。さて、2020年の東京五輪を控え、都心では再開発が各所で進んでいます。今回は、都会に暮らす人々からの質問を取りあげます。住民のマナーに不満をもったり、消えゆく古い街並みを惜しんだり。マーティさんがいつも通り、親身になって相談にのってくれています。
◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える人気コーナーです。今回は、養子縁組をした母親からの相談のほか、「遠距離の彼女が恋人募集中?!」といったテーマでお届けします。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。今回は、土星探査機カッシーニがその役目を終えたニュースのほか、動物が絡むユニークな話題などを紹介しています。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活を解説するミニコラムもあります。友達のケイトの家族を夕食に招待することになったマリーたち。今日は野菜の直売所に出かけての買い出しです。どんなメニューでもてなすか、コックでもある父親のジョージと相談が始まりました。どんな買い物になるのでしょうか。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号では、10月から12月までを担当する新しい筆者を迎えます。英国生まれでその後米国に移住したレスリー・バーリーさんです。2003年に来日し、民間の英会話学校で講師をしています。居酒屋で日本酒を楽しみながら、政治や哲学を語ることもあるというバーリーさん。今回は、東京とタイで電車に乗り、気づいたことを書いています。日本人の車内マナーについて、ちょっと耳の痛い指摘かもしれません。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、SF映画の傑作シリーズの最新作「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」です。人類が退化し、猿に支配された未来の地球を描いたオリジナル版から、舞台を過去に移しています。ウィルスによる突然変異で高度な知能を得た猿たちと、人類の間の戦争が勃発して2年。エイプ(猿)のリーダーであるシーザーは、家族を殺されたことへの復讐のため、冷酷な大佐を追います。敵の要塞(ようさい)にたどり着いたものの捕獲され、監禁されていた仲間たちとともに危機に陥ります。物語を通して、なぜ地球が猿に支配されるようになったのか、その謎が明かされます。英語による脚本(スクリプト)と日本語の対訳で楽しんでください。
◆シミケンの語源でサクサク英単語
「語源によるビジュアル記憶法」という英単語の学習方法を提唱する埼玉県立草加南高校教諭、清水建二さんによる連載です。漢字が「へん」や「つくり」で構成されているように、英単語も接頭辞や語根、接尾辞といったパーツから成り立っています。こうしたパーツを活用し、ボキャブラリーを増やしてしまおう、という狙いです。今回は、「バーテンダー」と「出席」といった、一見関係のなさそうな単語の、共通の語源を探ります。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel Copacabana & Lake Titicaca, BOLIVIA
今回の旅は、ペルーとボリビアの国境にまたがるティティカカ湖と、観光の起点となる街、コパカバーナを訪ねました。アンデス山中に位置するティティカカ湖は、海抜約3810メートル。南米最大にして、汽船が航行する世界最高所の湖です。ここはかつてのインカ文明の発祥の地とされ、湖に浮かぶ「太陽の島」は、神が太陽を創造した場所として、神聖な場所とされてきたそうです。旅の筆者は、湖に臨む宿泊施設でまずはのんびり。その後、「太陽の島」でのトレッキングに出かけます。高地ならではの酸素の薄さに苦労しながらも、たどり着いた島の頂では、絶景が待ち受けていました。異国情緒あふれる写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。
◆Weekly Picks 米エミー賞授賞式 陰の主役はトランプ大統領
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、米国大衆文化の祭典、エミー賞の授賞式での話題です。テレビでの業績をたたえる同賞は、通常であれば政治とは距離を置きますが、今年は違いました。テレビでも話題をさらい続けたトランプ大統領が、陰の主役だったようです。トランプ氏の物まねで人気を集めたコメディー番組が賞を獲得しただけでなく、辞任して間もない前ホワイトハウス報道官のショーン・スパイサー氏が登場し、きわどい冗談を放ちました。今回の式典で披露された「アメリカンジョーク」には、背景事情の解説も加えていますので、ぜひ味わってみてください。
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