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2017/4/15号
This Week
On the Cover
「二刀流」の大谷翔平選手、大リーグデビューで活躍
4月15日号の表紙は、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手です。投手と野手の「二刀流」に挑戦する大谷選手がいよいよメジャーデビューを果たしました。1日に初先発すると勝利投手に。その後、野手として出場した3試合で3本塁打を放ち、米国内外で大きな注目を集めています。さらに8日には、本拠地の球場で初登板し、七回途中まで相手を完全に抑える快投を披露しました。大谷選手には、やはり二刀流で知られたほぼ100年前の「ベーブ・ルース以来」という触れ込みがついて回っています。
大谷選手の活躍は、初級ニュースでもお届けしています。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: 「小学校英語」導入から20年 韓国の公立小学校の授業を参観
今週号の特集では、韓国の英語教育の現場をルポします。日本では2020年度から新しい学習指導要領が実施されて、小学5、6年で行われている英語に親しむ活動が3、4年に前倒しされ、5、6年生では正式な教科となりますが、韓国では1997年から、英語が小学3年以降で必修となっています。20年が経過した「小学校英語」は、どんな変化を韓国社会にもたらしたのでしょうか。編集チームの記者が実際にソウルの公立小学校を訪れ、どんな授業が繰り広げられているかを見てきました。韓国の英語教育の専門家にもインタビューしています。日本の将来像を探るヒントがあるかもしれません。
◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアルしました。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まります。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、東京・明治神宮。境内を歩きながらの案内に役立つ表現が盛りだくさんです。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都調布市にある「マヨテラス」を訪ねます。キユーピー仙川工場の跡地につくられたこの施設。完全予約制のツアーに参加すれば、マヨネーズの歴史や製造方法が楽しく学べます。日本にはなじみのなかった調味料が、いまや「マヨラー」と呼ばれるようなファンを多く集めるに至った歩みを知ることができ、「大人の社会科見学」にもってこいだそうです。
◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ハンナやトーマスら家族が、春休みの旅行でカリフォルニアのディズニーリゾートを訪れます。キャロルとロイの両親はすっかりお疲れ。子どもたちでアトラクションに出かけます。米国の生活を紹介するミニコラムも、ディズニーリゾートについてです。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、落とし物をめぐる日本での経験について語ります。新幹線にノートパソコンを置き忘れたというニーリーさん。あまり期待せずに駅に連絡してみたところ……。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ベルギーで開かれたチョコレートの祭典の話題のほか、東京を巨大台風が襲った場合の被害想定のニュースなどを紹介しています。
◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回はジャズの名曲「ビギン・ザ・ビギン」を足がかりに、英単語の発音をカタカナで表記する際の落とし穴について、うんちくを傾けます。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ロボットを介した純愛を描いた「きみへの距離、1万キロ」です。ロボットを米デトロイトから遠隔操作し、北アフリカの石油パイプラインを見張る青年ゴードン。仕事でモニター画面を見ていた彼は、若い女性アユーシャに目をとめます。恋人がいるにもかかわらず、親が強引に推し進める結婚話に悩むアユーシャ。ゴードンは彼女に助け舟を出すうち、恋に落ちます。キム・グエン監督、出演はジョー・コールとモロッコ系フランス人俳優のリナ・エル=アラビ。情報通信技術が発達し、グローバル化が進む時代ならではの恋愛の形を描いたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、みそメーカーで働くユキコが、ニュージーランドから来た観光客の一行を工場に案内します。ツアーが始まり、参加者のブライアンが質問をしようとしましたが、すぐに口をつぐんでしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?
◆翻訳者泣かせの日本語
日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「お疲れさまです」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。
◆シミケンの比べてわかる英単語
これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「持って行く/持って来る」と訳される単語でも、take/bring/fetchといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Bali’s less-visited islands, INDONESIA
今週号のTravelのコーナーでは、バリ島から高速船で30分ほどのところにあるレンボンガン島とチュニンガン島を訪ねます。旅の筆者はまず、南国のリゾート地として名高いバリ島に10年ぶりに向かったのですが、観光地化が進んだこの地には、かつてのような「神々のすむ島」の面影はありませんでした。そこで足をのばしたのが、ダイビングやサーフィンに絶好の場所として知られ始めた二つの島でした。筆者はレンボンガン島で、美しい夕日を堪能します。さらに、歩行者とオートバイが通れる幅しかない橋を渡り、チュニンガン島へ。海への飛び込み台がある海辺のスポットでくつろぎます。島では観光客向け施設の建設ラッシュが続き、こちらに観光客が多く押し寄せるようになるのも、時間の問題かもしれません。筆者はそれでも、バリの喧噪(けんそう)から逃れた静かなひとときを楽しんだようです。島の様子を写した写真の数々とあわせて、旅行記をお楽しみください。
◆Science News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は科学技術のニュース。米国のNASAが太陽系外の未知の惑星を見つけるための探査活動を強化するニュースのほか、犬の認知機能に関するユニークな研究成果を紹介します。英語を学ぶだけでなく、理系の話題にも興味がある方にはもってこいのコーナーです。
◆Weekly Picks キング牧師暗殺から50年 アフリカ諸国に根付いた共感
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、米国の公民権運動のリーダーだったマーチン・ルーサー・キング牧師がテネシー州メンフィスで凶弾に倒れてから半世紀の節目を迎えたニュースを巡ってのAP通信の記事です。キング牧師の精神は、米国内の反人種差別の取り組みだけでなく、アフリカでも受け継がれています。旧植民地の独立運動や、南アフリカの反アパルトヘイトの運動にも大きな影響を与えていたのです。キング牧師の胸像が、白人支配当時の南アにひそかに持ち込まれていたといったあまり知られていない事実にも、光を当てます。
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