目次
2018/4/29号
This Week
On the Cover
フィギュアスケートの宮原知子さん
今週の表紙は、女子フィギュアスケート選手の宮原知子さんです。2月の平昌冬季五輪での4位入賞に続き、世界選手権では銅メダルを獲得するなど、大活躍したシーズンが終わりました。五輪に向けて競技に集中しようと、在籍する関西大学を休学していましたが、このほど復学。文学部の英米文学英語学専修の所属だそうで、今年は好きな英語の勉強にも意欲十分です。今週号の特集で、宮原さんのインタビューを詳報しています。
◇今週の注目記事 ================
◇Interview:「スケートで忙しくても英語学習は続ける」宮原知子さんに聞く
今週号の特集は、女子フィギュアスケート選手の宮原知子さんへのインタビューです。平昌冬季五輪では4位に入賞する活躍をした宮原さんですが、スケーティングだけでなく、海外の記者団の質問にも英語で受け答えをする姿が印象的でした。子どものころに米ヒューストンで過ごしたという宮原さんですが、その後も英語力を維持する努力を続けてきたそうです。どんな方法で勉強してきたのか、ちょっぴり教えてもらいました。さらに今回のインタビューでは、自身の学習面での目標も披露してくれました。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、千葉県栄町にある「房総のむら」を訪ねます。房総の伝統的な生活様式が学べる博物館で、江戸時代の商家の町並みなどが再現されているほか、張り子作りやそば打ちなどの昔ながらの技術を実際に体験できるそうです。家族連れでも楽しめるこの施設の魅力を、リサさんがリポートしてくれています。
◇英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、京都の「舞妓(まいこ)・芸妓(げいこ)」です。古都を象徴する存在として外国人観光客にも人気です。その由来から厳しい修業の中身までを、英語で解説していきます。
◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。さて今週は、帰宅前にマリーとジュリアが話をします。週末から学校での劇の上演が始まるマリーはリハーサルを終えたところ。でも、これまでにない大役に、プレッシャーが高まっている様子です。ジュリアがそんなマリーにアドバイスをします。米国の高校生の生活についてのミニコラムでは、高校生の演劇に関連し、「緊張」に関係する英語表現を学びます。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。東京で暮らしていると、お互いにあいさつも交わさず、人と人とのつながりを持とうとしない場面に出くわすことが多くあるというニーリーさん。「海外ではそんなことはない」と語り、「世界とつながる」ことの大切さを訴えています。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米ボストンマラソンで「公務員ランナー」の川内優輝選手が初優勝を飾ったニュースのほか、英国で清涼飲料水の砂糖に課税する「砂糖税」が導入された話題などを紹介しています。
◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、英語の語呂合わせや、英語流の「水金地火木……」について、うんちくを傾けます。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ラップを取りあげた「パティ・ケイク$」です。23歳のパティは米ニュージャージーで、飲んだくれの元ロック歌手の母親、車いすの祖母と一緒に貧しい暮らしをしています。「ダンボ」とからかわれるような外見で、定職もありませんが、路上でのラップバトルで自信を取り戻していきます。ラップ仲間で彼女の良き理解者でもあるジェリに勧められ、ラップのスターになることを夢見るようになる彼女の成長が描かれます。せりふにもラップが多くちりばめれたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する場面をクローズアップ。親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまった失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。英国人観光客のマリアが帰国のため空港に向かおうとしていたところ、あいにくスーツケースが壊れてしまいました。ホテルの近くにある修理店で働くタケシが対応しますが、修理の終了時間をめぐって、話がかみ合わない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?
◆翻訳者泣かせの日本語
日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「お世話になります」や「お疲れさまです」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。
◆シミケンの比べてわかる英単語
これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「させる」と訳される単語でも、make/have/let/getといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Montpellier, FRANCE
今週号のTravel欄では、地中海にほど近いフランス南部の都市モンペリエを訪ねます。南仏のほかの著名な都市と比べて観光客も比較的少なく、静かなひとときを過ごすことができるというこの街。13世紀にローマ教皇の命で現在のモンペリエ大学がつくられて以来、発展を続け、今も学生の街として親しまれているそうです。市街地を歩いた旅の筆者も、公園の芝生やカフェ、広場でくつろぎながら読書する学生たちと出会って、その雰囲気にひたりました。さらに、近郊にも足を延ばします。湿地帯のカマルグには塩湖や塩田が広がり、フラミンゴの大群に出会うのです。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はスポーツのニュース。米大リーグで衝撃的なデビューを果たした「二刀流」の大谷翔平選手についてのリポートのほか、サッカー・ワールドカップを間近に控え、ブラジル代表をめぐる話題をお届けします。
◆Weekly Picks 社会派ラッパーのケンドリック・ラマーにピュリツァー賞
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、米国の優れた報道などに与えられるピュリツァー賞についてです。今年の音楽賞には、社会派ラッパーのケンドリック・ラマーさんが、ポピュラーミュージックの分野から初めて選ばれました。音楽賞ではこれまで、クラシックやジャズのミュージシャンが選ばれるのが常だったのです。商業的にも成功しているラマーさんの歌詞は、現代のアフリカ系米国人が直面する問題を的確に表現している、などと高く評価されました。AP通信は、彼の歩みやほかのアーティストの声などを紹介しています。
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