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2018/7/15号
This Week
On the Cover
西日本で記録的豪雨、広い範囲で被害
7月15日号の表紙は、今月上旬、西日本を襲った記録的豪雨からの一枚です。停滞した梅雨前線の影響で、九州地方から中部地方にかけての広い範囲で大雨が降り、土砂崩れや河川の氾濫(はんらん)などが相次ぎました。各地で大きな被害が出ており、死者・行方不明者が100人を超え、平成に入って最悪の惨事となっています。取り残された人たちや行方不明になっている人たちの懸命の捜索が続く一方で、被災した人たちの生活再建の歩みも始まっています。写真は岡山県倉敷市での撮影。豪雨の報道は初級ニュースのページでも掲載しています。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: 山に魅了される人間の深層心理に迫る/ドキュメンタリー映画「クレイジー・フォー・マウンテン」監督に聴く
いよいよ登山シーズンが本格化します。今週号の特集では、このほど日本でも公開されるドキュメンタリー映画「クレイジー・フォー・マウンテン」のジェニファー・ピードン監督のインタビューを紹介します。映画は、世界の山々の美しい映像と、オーストラリア室内管弦楽団の演奏がコラボ。「なぜ人は頂上を目指すのか」という素朴な疑問を持ったピードン監督が、山に魅せられた人々の心理に迫っています。ピードン監督はこのほど朝日ウイークリーのインタビューに応じ、映画の狙いなどについて語りました。一方、この映画では、米俳優のウィレム・デフォーが語るナレーションも魅力の一つです。特集では、そのさわりの部分を、日本語の対訳つきでお届けします。また、映画に登場するダイナミックな写真の数々も、あわせて紹介しています。
◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まりました。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、横浜の本牧地区にある三渓園。歴史的にも興味深い日本伝統の建造物を見ることができます。お客様を案内しながら、くつろいだ時間を過ごしていただきましょう。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・大手町のオフィスビル街にあるユニークな施設「大手町牧場」を訪ねます。人材派遣大手のパソナが手がけ、酪農や食育を学ぶことを目的としています。かわいい動物たちと触れあいながら、のんびりした時間を過ごせるというこのスポットの魅力を紹介します。
◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、夏休みのアルバイトで、ハリソンがメルバの家の前の塀を塗装します。厳しい日差しが照りつけるなかでの作業になり、メルバがハリソンに声をかけます。米国の生活を紹介するミニコラムも、高校生のアルバイト事情の一端を紹介しています。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、スザンヌさんが日本で服を買うときの悩みについてです。かつては日本で自分に合うサイズの服を見つけることが難しかったといいますが、最近は事情が変わってきたようです。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、タイの洞窟に入って連絡がとれなくなっていた少年らが無事でいるところを確認されたというニュースのほか、インドの銀行で起きたハプニングなどを紹介しています。
◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、野球で使う英語表現について、かつての名著を片手に、さまざまなうんちくを傾けています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、人気シリーズの最新作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」です。最先端の科学技術で現代によみがえった恐竜が巻き起こす恐怖を描くシリーズの第5弾になります。前作で恐竜のテーマパークが壊滅してから3年。舞台となった島で火山が噴火し、生き残った恐竜たちが危険にさらされます。パークの元管理者で今は恐竜保護団体の代表を務めるクレアと、元恐竜監視員のオーウェンは、ある財団の支援を受けて、恐竜の救出を目指して島に向かいます。しかし、その裏では、恐ろしい陰謀が画策されていました。英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、米国から来日した友人のピーターの観光案内をしているマリアでしたが、ピーターの行方がわからなくなってしまい、宿泊先に電話を入れます。すると、受付のヒロコから意外な返事が返ってきて……。いったい何が問題だったのでしょう?
◆翻訳者泣かせの日本語
日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本食人気に伴い、機会も増えてきているというレシピの翻訳について、考えてみます。しばしば「適量」という表現に出合いますが、英語ではどう訳すべきなのでしょうか。
◆シミケンの比べてわかる英単語
これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「投げる」と訳される単語でも、throw とcast、tossでは、使い方や意味あいが違ってきます。使い分けを勉強していきましょう。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Rangiroa, FRENCH POLYNESIA
今週号のTravelのコーナーでは、有名なタヒチ島がある南太平洋のフランス領ポリネシアを訪ねます。旅の筆者が過ごしたのは、その中でも、ツアモツ諸島にあるランギロア島でした。この島は、モツと呼ばれる小島がいくつもリング上に連なっており、リングの内側には世界でも有数の大きさのラグーンがあります。人口はわずか2500人程度の島ですが、世界中のダイバーあこがれの地と言われるほどの美しい海を誇っており、筆者もシュノーケリングに挑戦してみました。さらに、この地ではブドウが栽培され、サンゴ礁の島では珍しく、ワインが生産されているそうです。筆者はボートに乗ってワイナリーにも出かけていきます。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は「環境」をテーマとしたニュースを集めてみました。豪州でスーパーの無料レジ袋を廃止したことの余波についてのリポートのほか、気候変動で将来、野菜の生産量に影響が出るといった研究成果などを紹介しています。
◆Weekly Picks サッカー・ベルギー代表、多言語国家の結束力アップに英語が一役
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、サッカー・ワールドカップで日本代表を破ったことが記憶に新しいベルギー代表チームについてのリポートです。ベルギーの公用語はフランス、オランダ、ドイツの3カ国語あり、それぞれの言語圏の出身者の間では、しばしば「分断」が指摘されてきました。さらに近年は移民出身者もメンバーに入り、チームを一つにまとめるのは一苦労だったようです。そんなチームに、スペイン出身の監督が就任。チームの「共通語」が英語になりました。そのことがチーム内の結束力、さらにはサポーターとの一体感の面で、良い効果があったのだとか。ロイター通信の記事をご紹介します。
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