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2018/8/19号
This Week
On the Cover
100回目の夢の舞台、熱戦続く高校野球
全国高校野球選手権大会が第100回の記念大会を迎えました。8月19日号は高校野球を特集しています。表紙も熱戦が続く今年の夏の甲子園からのカットを集めました。第100回のボードが大きく掲げられた開会式では、すべての大会に参加してきた「皆勤校」の主将らが行進。大会期間中、松井秀喜氏ら甲子園を彩った「レジェンド」たちが連日、日替わりで始球式を務め、歴史を振り返る機会ともなっています。そんな特別な大会でも、球児たちが一球一球に込める思いはいつもの年と変わりません。アルプススタンドでの応援も、ボルテージが上がっていきます。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: 米国人が見た高校野球/ウィリアム・W・ケリー米エール大名誉教授らが読み解く
100回目の節目を迎えた高校野球をめぐる今週号の特集では、日本の夏の風物詩が米国人の目にどのように映っているのか、エッセーを2題掲載しています。まずは、文化人類学者のウィリアム・W・ケリー米エール大名誉教授の寄稿です。日本の野球に詳しく、阪神タイガースとファンをテーマにした著作もあるケリー氏が、高校野球をめぐり、社会的・文化的な考察をしてくれています。「日本人は高校野球を通じて敗北を受け入れることを学んでいる」という論考には、納得する読者の方も多いでしょう。もう1本は、AW編集チームで英文編集を担当するディヴィッド・マーハーが、甲子園観戦の思い出を語ります。野球ファンの彼は来日後、すっかり甲子園の魔力にとりつかれたと言います。「大会ですべての試合を観戦することが夢」と語りますが、その魅力はいったいどこにあるのでしょうか。
◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回からは2回にわたり、鎌倉を訪ねます。まずは多くの外国人観光客でにぎわう長谷寺に足を向けます。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、かつて「淀橋」と呼ばれていた東京・西新宿を訪ねます。当地の高級ホテルにあるレストランで、誕生日のディナーを楽しむのがリサさんの恒例行事だそうです。眼下の新宿中央公園を眺めながら、かつての浄水場が高層ビル街に姿を変えるに至った街の歴史に思いをはせるのでした。
◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのは「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。夏休みも終盤に近づいた今週号では、ジュリアとケイトが新学期に備え、ショッピングセンターで通学用の服を買い求めます。ケイトは通学用のリュックサックも買うのですが、いろいろと2人の好みは分かれるようです。米国の生活を紹介するミニコラムでも、「back-to-school」セールで登校時の服を選ぶ高校生の様子を紹介しています。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、子どもの夏休みの宿題について語ります。スザンヌさんが頭を抱えた宿題とは、いったい何だったのでしょうか。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ベトナムで巨大な手のひらが支える遊歩道が観光客の人気を集めているという話題のほか、メキシコで起きた航空事故のニュースなどを紹介しています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ミュージカルの「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」です。ブロードウェー・ミュージカルを映画化した2008年の「マンマ・ミーア!」の続編になります。スウェーデンの人気グループABBA(アバ)のヒット曲をふんだんに織り交ぜ、前作の10年後と過去を交互に描いていきます。ギリシャの小島で、母ドナのホテルを改修して再開を控えるソフィは、夫との心のズレで気持ちが沈んでいます。映画では並行して、ドナが若い頃、ソフィの父親候補の3人の男性とどのように出会い、別れたのかが語られていきます。メリル・ストリープら前作のキャストが顔をそろえたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、ホテルでコンシェルジュとして働いているマキコが、バス旅行に出かける宿泊客を見送ろうとしています。まだ乗車していない米国人のジュディに急ぐように伝えますが、彼女の機嫌を損ねてしまいます。いったい何が問題だったのでしょう?
◆翻訳者泣かせの日本語
日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本でよく見かけるセールスコピーである「こだわりの」という表現について考えてみます。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Alacati, TURKEY
今週号のTravelのコーナーでは、トルコ南西部のイズミル地方で、エーゲ海に突き出た半島に位置するアラチャトゥの町を訪ねます。近隣から様々な民族が移り住んだ歴史を持ち、バルコニーや彩色された窓枠などの特徴をもつギリシャ風の建物を見ることができるそうです。決して有名な観光地とは言えませんが、この地が注目されるようになったのは、いつも吹き続ける「風」がきっかけだったとか。ウィンドサーフィンが盛んで、ワールドカップが開かれるようになり、世界中のファンが「聖地」とも呼ぶのだそうです。10代のころに教わったことがあるという旅の筆者も、久方ぶりにウィンドサーフィンに挑戦してみます。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、ビジネスに関連するニュースを集めてみました。スターバックスが中国の各都市で、アリババ集団と提携してコーヒーの宅配に乗り出すという話題のほか、販売低迷や欧州の報復関税に悩む米ハーレーが打ち出した新たな戦略についてのニュースを紹介しています。
◆Weekly Picks 鍛錬怠らぬeスポーツのプレーヤーたち
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、対戦型のコンピューターゲームで勝敗を競う「eスポーツ」についてのリポートを取りあげます。ゲームと言えば、「たかだか遊びではないか」と見られがちですが、2022年アジア大会で正式競技になることが決まり、国際オリンピック委員会も将来の五輪採用を模索するなど、新たなスポーツの形として注目を集めています。トップ選手はほかの競技のアスリートたちと同様に、普段から健康を管理し、厳しいトレーニングに励んでいるといいます。
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