目次
2018/8/26号
This Week
On the Cover
アートで常識を覆すスプツニ子!さん
8月26日号の表紙は、現代アーティストのスプツニ子!さんです。これまでも時に過激な作品を発表し、見る者の常識的な見方を覆してきましたが、8月中旬には東京・代々木公園で最新作の「レッド・カーペット」を公開しました。シリア難民向けの映画館などを支援するのが狙いの作品で、趣旨に賛同する人たちは自分が好きな映画の一場面のまねをして写真撮影。集まった写真を路上に並べたのです。今回の作品公開に合わせて朝日ウイークリーのインタビューに応じたスプツニ子!さんは「難しく考えがちな支援活動に、楽しみながら参加してもらいたい」と語っています。
◇今週の注目記事 ================
◇Interview: 「人々の想像力かきたてたい」 スプツニ子!さんに聞く
今週号の特集では、現代アーティストのスプツニ子!さんのインタビューを詳報しています。このほど東京・代々木公園で公開した最新作「Red Carpet Love!」の狙いなどについて聴きました。さらには、スプツニ子!さんがアート作品を作り始めたきっかけについても話が及びます。英国人の母と日本人の父の間に生まれ、その容姿をからかわれたこともあるといい、そうした経験が、常識に常に疑問を投げかける彼女の創作活動に深い影響を与えているようです。「アートを通して、人々が想像力を養うきっかけになれば」と語るスプツニ子!さんの、今後の目標についても耳を傾けましょう。
◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今年の夏の異常とも言える暑さにすっかりヘトヘトのジェイソンさん。今回は、そんな日本の夏の暑さとその過ごし方にツッコミを入れます。日米での建物の冷房方法や生活様式などの違いを比べながら、なぜ日本の夏がこれほどまでに暑く感じられるのかを考察。もっと夏の過ごし方に融通を利かせてもよいのでは、と提案します。
◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は7月に引き続き、リサさんの夏休みの思い出を語ってもらいます。リサさんは子どもの頃、夏になると日本を訪れ、祖父母や親戚らと過ごしたのだそうです。そこで過ごした思い出は、リサさんにとって特別なもののようです。夏の終わりが近づくと、リサさんたちは米国に持ち帰るお土産を買いに出かけるのでした。リサさんたちのお気に入りのお土産は、どんなものだったのでしょうか。
◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から連載中なのは「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。夏休みも終わりに近づいた今回は、ゲームをやっているクリフに、兄のトーマスが語りかけます。まだ読書の宿題が終わっていないというクリフに、本の面白さを伝えようとしています。米国の生活を紹介するミニコラムでは、学校の夏休みの宿題を紹介しています。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、自宅で飼っていた長生きの金魚が死んだときのことを語ります。夫とのやりとりを、スザンヌさんはよく覚えていました。
◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「観光」に関係がある表現がテーマです。「観光スポット」や「客足」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米航空宇宙局が太陽のコロナに突入する太陽探査機を打ち上げたニュースのほか、ロサンゼルスの観光名所となっているハリウッドの殿堂をめぐる話題などをお届けします。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、英国ロンドンでシニア世代が活躍する「輝ける人生」です。長年夫に尽くしてきたサンドラは、夫の爵位授与を祝うパーティーで、夫の浮気を知り、家を飛び出します。転がり込んだのは、対照的に気ままな一人暮らしを続けてきた姉のビフの団地でした。夫の裏切りに自信を失い、塞ぎ込むサンドラを立ち直らせようと、ビフはシニア向けのダンス教室に誘います。初めはかたくなだったサンドラですが、やがて心を許すようになり、新たな生き方に目覚めるのです。芸達者な俳優たちが顔をそろえたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、日本の英語学習者を熟知しているRob Waring氏が監修する多読用図書、Page Turnersシリーズから2冊を紹介しています。このシリーズはレベル1から12まで細かく分かれ、アクションやロマンス、スリラーと多彩なジャンルがあるそうで、レベル1から順番に読めば、語彙(ごい)や文法などの復習がしっかりこなせると言います。英語に再チャレンジしている社会人にもお薦めだそうです。今回紹介するのは、「The Beautiful Game」「Hacker」の2冊です。
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は「台風」を取りあげます。日本列島は台風の通り道にあたり、この季節には特に注意が必要です。台風の発生や発達の仕組みのほか、日本国内への影響などについて、英語で説明を加えていきます。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Cartagena, COLOMBIA
今週号のTravelのコーナーでは、南米コロンビアの都市カルタヘナを訪ねます。この地の港は1533年に建設されて以来、大陸各地からの物産を運び出す交易の要衝として栄えてきました。それだけに、海賊による略奪や襲撃のターゲットとされ、町には城壁と要塞(ようさい)が築かれるようになったそうです。この町を「南米の入り口」と呼ぶ旅の筆者は、歴史を振り返りながら、城壁に囲まれた町を歩きます。世界遺産にも登録されている旧市街の町並みだけでなく、人々の気風にも筆者は魅力を感じたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は宗教関連のニュースを特集しました。ローマ・カトリック教会が死刑を一切認めない方針を打ち出し、関係各国にも波紋が広がっているといったニュースなどを紹介しています。
◆Weekly Picks 「日本のサッチモ」、ニューオーリンズの音楽祭で表彰
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、「日本のサッチモ」と呼ばれるジャズトランペット奏者の外山喜雄さんを取りあげます。外山さんは若い頃、サッチモこと故ルイ・アームストロングにあこがれ、その生誕地である米ニューオーリンズに渡り、ジャズを学びます。日本に戻ってミュージシャンとして活動するようになってからもニューオーリンズとの交流は続き、2005年に町がハリケーン・カトリーナに襲われた後にも、楽器などを贈って支援してきました。ニューオーリンズの音楽祭で毎年のように演奏を続けてきた外山さんは、今年、生涯功労賞に相当する賞を受けることになりました。AP通信の記事は、その歩みを紹介しています。
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