目次
2018/12/2号
This Week
On the Cover
ミリー・ボビー・ブラウンさん、最年少のユニセフ親善大使に
12月2日号の表紙は、英俳優のミリー・ボビー・ブラウンさんです。11月20日の「世界子どもの日(World Children’s Day)」に、国連児童基金(ユニセフ)から親善大使に任命されました。14歳での親善大使任命は史上最年少です。ネット配信のドラマなどで人気を集めるブラウンさんはかねてから、いじめなどの問題で積極的に発言をしてきました。「すべての子どもたちに安全な環境を作りたい」と語っているそうです。表紙の写真はこの日、ニューヨークのエンパイアステートビルでのライトアップの点灯セレモニーに出席した際の一コマです。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: 表紙で振り返る2018年
2018年も師走を迎えます。今週号の特集では、今年のAWを彩った表紙から主だったものを紹介し、この1年を振り返ります。編集チームでは毎週、どんな表紙にするか、頭をひねっています。企画などと連動して、あらかじめカメラマンに写真の撮影をお願いしている場合もありますが、そうでない時には、国内外のニュースにアンテナを張り、何が表紙にふさわしいかを常に考えているのです。羽生結弦選手や大谷翔平選手といったアスリート、安室奈美恵さんや渡辺直美さんといった芸能人、さらには世界の政治家など、この1年で取りあげた人物も多彩です。皆さんはどの表紙が印象に残っているでしょうか。表紙をめぐってはさらに、kickerと呼ばれる、話題を端的に伝える英文見出しも議論します。今回は、そんな編集の舞台裏もちょっとだけ紹介しています。
◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からの連載の舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭の出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。
◇和t’s cooking? 揚げ出し豆腐
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、米国でもよく知られた食材である豆腐を使った料理を取りあげます。筆者のお気に入りは、揚げ出し豆腐。外国の友人にも好評なのだとか。うまく仕上げるためのレシピも紹介していますので、ぜひ挑戦してみてください。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、イランで女性のサッカー観戦が約40年ぶりに認められたというニュースのほか、台湾でちょっとした人気者になっているという「ポケモンじいちゃん」の話題などを取りあげています。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。グリーンビルの街は早くも雪化粧。今回は、マリーがクリフの雪だるま作りを手伝います。米国の生活を紹介するミニコラムでは、日本と米国の雪だるまの違いについて説明しています。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのはジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。今回は、ジョーンさんの「ご近所づきあい」を話題にしています。部屋の階下に住むパクさんというおばあさん。2人の間では、心温まる交流が続いているそうです。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、ゴシック小説「フランケンシュタイン」を200年前に生み出した作家、メアリー・シェリーの半生を描いた「メアリーの総て」です。高名な思想家を両親にもつメアリーは、妻子ある詩人のパーシー・シェリーと出会って駆け落ちをし、やがて女の子を産みます。しかし、娘は生後間もなく命を落とすなど、悲劇に見舞われます。絶望にうちひしがれたメアリーでしたが、詩人バイロン卿(きょう)の別荘に滞在する中で、ある物語の着想を得るのです。サウジアラビア出身の女性監督、ハイファ・アル=マンスールがメガホンをとったこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回紹介するのは、東京都荒川区にある日暮里繊維街です。日暮里駅近くに、道路の両側約1キロにわたって生地や織物、衣料用品のお店が立ち並んでいます。大正時代に、浅草で商売をしていた繊維商たちが集団で移り住んだのが元だそうです。リサさんは街を歩きながら、その品ぞろえの多彩さにすっかり魅了された様子です。
◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ホテルの受付で働いているサトコが、長期滞在中の米国人観光客のロバーツ夫人に声をかけます。夫人が髪を切ったようなので、そのことを尋ねると、夫人はなぜか困惑した様子。いったい何が問題だったのでしょう?
◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「元妻から過去を探る今の妻」「汚い男たちとの同居」の2題をお届けします。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Phu Quoc Island, VIETNAM
今週号のTravelのコーナーでは、ベトナムとカンボジアの国境近くにあるフーコック島を訪ねます。かつては流刑地だったそうですが、今では欧州などからの観光客を引きつけるリゾート地に生まれ変わりました。旅の筆者は今回、ビーチなどの雑踏を避けて、丘の上の宿を拠点に執筆活動に励みます。美しい夕日を堪能した後、夕食をとるために街に出かけ、安価でおいしいローカルフードを楽しむのです。また、筆者はアジア料理に欠かせない魚醬(ぎょしょう)の工場も訪ねます。エスニックな魅力あふれる写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回は、米国の死刑制度について解説します。ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が「死刑はいかなる場合でも容認できない」とする方針を打ち出したことで、死刑を存続させている米国にどう影響するかが注目されています。米国では死刑についても州ごとに対応が分かれており、こうした制度をおさらいするとともに、死刑をめぐる近年の動きについても説明します。
◆Weekly Picks 落ちた偶像 ゴーン日産前会長の逮捕
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、世界に衝撃を与えた日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の逮捕について、海外からの視点も読んでみましょう。AFP通信の記事は識者の見方などを紹介。ビジネスの手法などでゴーン前会長が日本人社員と摩擦を生んでいた、などと分析しています。また今回の逮捕劇で、日本企業が外国人経営者を招くのに消極的になるのでは、といった懸念の声も拾っています。
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朝日ウイークリー(AW)は朝日新聞社が発行する週刊英字新聞です。1973年創刊で50年を超える歴史があり、小学生から80代まで幅広い年齢層のみなさまにご愛読いただいています。毎号、オールカラー24ページ。難しい単語や表現には日本語の解説が付き、初心者でも楽しく英語に慣れ親しみながら、英語力のレベルアップにつなげられます。多くの記事は音声で聴けます。時事ニュースはもちろん、英語エッセー、AW独自の英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のエンタメ、クイズ、人生相談まで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、連載小説など、生きた英語が充実しています。
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