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2019/1/20号
This Week
On the Cover
市川海老蔵さん、団十郎を襲名へ
1月20日号の表紙は、2020年に十三代目市川団十郎を襲名することになった歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと、その長男の堀越勸玄さん(5)です。勸玄さんも、海老蔵さんの前名である市川新之助を八代目として襲名します。そろって東京・歌舞伎座で記者会見に臨んだ海老蔵さんは「己の命のかぎり、懸命に歌舞伎に生きてまいりたいと思う所存でございます」とあいさつ。さらに、13年に亡くなった父の十二代目団十郎、17年に34歳の若さで世を去った妻の麻央さんに触れ、襲名について「やはり一番伝えたいのは父と麻央」と語りました。団十郎は江戸時代初期から続く歌舞伎の大名跡で、「荒事」の創始者の初代をはじめ、代々の団十郎は歌舞伎界をリードしてきました。早くから注目を集めていた海老蔵さんもどんな団十郎になっていくのか、ファンの期待が高まっています。
◇今週の注目記事 ================
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、「ライ麦畑でつかまえて」で知られる作家、J.D.サリンジャーの半生を描いた「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」です。1951年に発刊された「ライ麦畑」は若い世代から絶大な支持を得て、世界的なベストセラーとなりますが、サリンジャーの生誕100年に合わせて作られた今回の映画は、同作の誕生秘話であると同時に、後に公の場から離れ、隠遁(いんとん)生活を送ることになるまでの彼の体験をつぶさに追っていきます。20歳のサリンジャーは大学教授で編集者のウィットに師事して短編を書き始めますが、ほどなく第2次世界大戦に従軍。帰還後は心的外傷に苦しみながら創作活動を続けます。初の長編である「ライ麦畑」で一躍、時の人となりますが、やがて世間の注目に背を向けるようになるのです。ニコラス・ホルトが伝説的な作家を演じているこの映画を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇Special: 生誕100年のサリンジャーを読む
今週号では、映画欄にあわせる形で、米作家のJ.D.サリンジャーを特集します。生涯に4冊の本を出しただけで引退してしまったこの作家。初期の短編と最後の作品とされる中編をまとめた作品集「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年」を翻訳した金原瑞人さんにインタビューし、その魅力と「読み解き方」を聞きました。金原さんが薦める作品も紹介してくれています。今回はあわせて、「もっと深くサリンジャーを知るための4冊」を紹介。映画の原作となったサリンジャーの評伝などを取りあげていますので、読書のお供にご活用ください。
◇Special: 「目的に応じて英語の学習法を決める」 加藤雅也さんインタビュー
今週号のもう一つの特集は、俳優の加藤雅也さんのインタビューです。多くのテレビや映画で活躍し、現在はNHKの朝の連続ドラマ「まんぷく」にも出演中の加藤さん。「なら国際映画祭」のプロジェクトでイラン人監督を迎えて撮影された「二階堂家物語」で、主役を務めました。5年ほど米国に住み、英語が堪能な加藤さんは、国際派の俳優として知られ、これまでも外国人監督のもとでの映画制作に関わってきました。外国人の監督とどのように向き合ってきたのか。また、英語の学習法について語っていただきました。「英語ができるじゃなくて、英語で何ができるか」「それぞれの目的に応じて学習法を決めること」などといったアドバイスに耳を傾けましょう。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都品川区にある「建築倉庫ミュージアム」を訪ねます。建築模型に特化したユニークな展示施設で、倉庫を活用したスペースに、国内外で活躍する建築家や設計事務所の作品模型が集められています。建築好きであれば充実した時間が過ごせそう、とのこと。建築とは何か、リサさんは根源的な問いかけにぶつかったようです。
◇Novel : Bridget Jones’s Diary ブリジット・ジョーンズの日記
今月から新しい連載小説が始まりました。AWではこれまで、オリジナルの作品を掲載してきましたが、1月から3月は、映画などでおなじみの「ブリジット・ジョーンズの日記」を、読みやすくまとめた「Retold版」でお届けします。ブリジット・ジョーンズはロンドンの大手出版社で働く独身女性。ぽっちゃりした体形と、母親からいつも早く結婚相手を見つけるようにと言われることが悩みの種です。そんなブリジットですが、今週は新たな悩み事が大きく浮上してきます。日記形式で進む物語を読みながら、彼女の日々の奮闘ぶりと、恋の行方を見守っていきましょう。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はケイトとハンナが昼食時に食堂で話をしています。帽子で髪形を隠しているケイト。自分で前髪を切っていて、不ぞろいになってしまった、とのことで、落ち込む彼女をハンナが励まします。今週号では、スキットに出てくる単語の用法を解説しています。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのはクレア・ドンマリー・ギテンズさんです。クレアさんはカリブ海の国、バルバドスの出身。2008年に来日後、東北各地で英語教師として勤務し、現在は福島・郡山の学校に勤めながら、翻訳者やフリーランスライターとしても活躍しています。母語である英語以外にも、日本語、フランス語、イタリア語、スペイン語にも精通し、最近はスワヒリ語も学び始めたのだとか。そんなクレアさんは今回、自身のアイデンティティーについて考えます。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、宇都宮大学に通う女性カップルが、同性婚の認められている26の国と地域に出かけていって結婚式を挙げる計画を立てているという話題のほか、米国の航空機内で乗客が持ち込んだ電子たばこから出火するぼや騒ぎがあったというニュースを取りあげています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、美術館ガイドとして働く初日を迎えたサトコが、見学客のマーサに自分が案内する、と伝えます。しかし、マーサは「ひとりで見て回る」と言い出しました。いったい何が問題だったのでしょう?
◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回は先月に引き続き、横浜を訪ねます。山下公園などの観光スポットを、順番に案内していきます。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Bodensee, GERMANY
今週号のTravelのコーナーでは、ドイツ、スイス、オーストリアの境界にあるボーデン湖(英語ではコンスタンス湖)の周辺を訪ねます。ボーデン湖は氷河が消えた後の谷に水がたまってできた「氷河湖」で、大昔から周囲には人が住んでいました。水陸両方の恵みが享受できるように作られた「杭上住居」は世界遺産にも登録されています。湖のほとりには、石器時代や青銅器時代の住居を復元した博物館があり、ちょっとしたタイムトラベルを楽しむことができるそうです。メーアスブルクの街に移動した旅の筆者は、今度は博物館として公開されている中世の古城を訪ねます。当時の台所を再現したパン焼きの様子を見学したりしながら、筆者は中世の暮らしに思いをはせるのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、「健康」をテーマにしたニュースを集めてみました。キューバの米国大使館で、職員らが体調不良を訴え、「音響攻撃」の可能性が指摘されていましたが、研究者が音声の録音を解析したところ、意外な「正体」が判明したというニュースを紹介。ほかにも、若者のSNS利用をめぐる調査結果の話題などをお届けします。
◆Weekly Picks 世界の魅力をお茶の間に届けたパイオニア、兼高かおるさん死去
今週号はいつもと少し趣向を変えて、写真を多めに配置した記事をお届けします。海外紀行番組の草分けとなった「兼高かおる 世界の旅」(TBS系列)で知られる旅行ジャーナリスト、兼高かおるさんがこのほど、90歳で亡くなりました。日本人の海外渡航が制限されていた時代に、テレビを通じて世界の魅力をお茶の間に届けた兼高さん。番組を見て海外に憧れ、英語を学び始めたという読者も多いかもしれません。朝日新聞の訃報(ふほう)記事から、兼高さんの足跡をたどります。
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- 発行間隔:週刊
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朝日ウイークリー(AW)は朝日新聞社が発行する週刊英字新聞です。1973年創刊で50年を超える歴史があり、小学生から80代まで幅広い年齢層のみなさまにご愛読いただいています。毎号、オールカラー24ページ。難しい単語や表現には日本語の解説が付き、初心者でも楽しく英語に慣れ親しみながら、英語力のレベルアップにつなげられます。多くの記事は音声で聴けます。時事ニュースはもちろん、英語エッセー、AW独自の英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のエンタメ、クイズ、人生相談まで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、連載小説など、生きた英語が充実しています。
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