目次
2019/6/9号
This Week
On the Cover
「アラジン」で魔人を演じるウィル・スミスさん
今週号の表紙は、米人気俳優のウィル・スミスさんです。ディズニーの大ヒットアニメの実写版である新作映画「アラジン」で、ランプの魔人ジーニーを演じます。日本での公開に先立ち、プロモーションのために来日したスミスさんは、イベントでファンと一緒に写真撮影に応じるなど、気さくな姿を見せていました。今回の作品では、スミスさんは魔人を軽快なノリで演じ、おなじみのファンタジーに笑いとインパクトを与えているそうです。今週は映画のページでも「アラジン」を紹介しています。
◇今週の注目記事 ================
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、ディズニーの大ヒットアニメを実写映画にした「アラジン」です。砂漠の国で暮らす貧しい青年アラジンは、自由な生活に憧れる王女ジャスミンと出会います。ところが、王国支配をたくらむ大臣ジャファーにつかまった彼は、近くの洞窟から魔法のランプを持ち帰るように命令されてしまいます。ランプを手に入れ、偶然にもランプから魔人ジーニーを解放したアラジンは、三つの願いをかなえてもらうチャンスを得るのです。様々な文化が入りまじった夢のような光景も見どころとなっているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇Special: Snapshots: The Class of 2019 米国は卒業シーズン
米国各地の大学や高校では5月から6月にかけて、卒業式が行われます。近年では著名人が招かれ、卒業生を前にスピーチをすることも多く、様々な話題を提供しています。そこで今週号の特集では、各地の卒業式からの一コマをご紹介します。米南部のアフリカ系学生が通う大学では、ある資産家が卒業生全員分の学生ローンを肩代わりとすると表明。米軍のエリート養成校である陸軍士官学校では、黒人女性の卒業生が過去最多の人数に上ったと話題になりました。また、ハーバード大学ではドイツのメルケル首相がスピーチをし、印象的な言葉を残しています。過去の卒業式で披露された名スピーチも、ほんのさわりだけご紹介します。
◇News: 英文ニュース読解のテクニック
4月からの新連載です。英文ニュースの読み方を、毎月第1週に、基礎から解説していきます。英字新聞には、国内外の政治・経済・社会のニュースのほか、文化、スポーツなどの話題、社説や論説など、様々な記事が載っており、まさに生きた英語の宝庫です。この豊かな英語の世界に慣れ親しむためには、いくつかのルールを学んでおくことが早道です。今週号では、「リードから記事の要点を把握する」をテーマにして学んでいきます。
◇Essay:Street Smart English
「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる新連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験と、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。詩人ならではのセンスで選んだ使える英語表現も盛りだくさんで登場します。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。
◇Novel : Weather Boy 天気をつかさどる者
4月から6月までの小説は、天気を自在に変えることができる少年が主人公のファンタジーです。英国の小さな町に住むチャーリー・ウィーバーは、ある少女に、自分には天気を操る能力があることを知らされます。その後、何者かに連れ去られてしまった彼は、見慣れない部屋で目を覚まし、「あるプロジェクト」について明かされるのです。これまでもAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」、「Danny and the Dinner Ladies」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。
◇和t’s cooking? 梅そうめん
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、さっぱりとした「梅そうめん」です。多くの外国人がその「酸っぱさ」に驚くという梅干しを、筆者はドレッシングやパスタソースなど様々な料理に採り入れているそうです。そうめんに梅干しを使ったレシピは、食欲が落ちる夏の季節にも最適、とおすすめしています。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、日本のプロ野球球団が米大リーグのドラフト対象選手と初めて契約したというニュースのほか、2020年東京五輪の聖火リレーのルートが明らかになったという話題などを取りあげています。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーとハンナ、ジュリアとケイトの仲良し4人組がポートランドまで出かけ、毎年恒例の「グランド・フローラル・パレード」を見に行きます。「バラの街」の別名をもつポートランドで、「ローズパレード」とも呼ばれる名物行事です。4人は今回、パレードを見学するために指定席をとりました。米国の暮らしぶりを紹介するミニコラムでも、指定席の確保をめぐる最近の事情を取りあげます。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。4月から6月までを担当するのはアヌーク・スルメニアンさんです。スルメニアンさんはフランス・モンペリエ生まれで、祖父母はアルメニア人。モンペリエ大学を卒業後に来日し、日本語と日本文化を学びながら、フレンチレストランやベーカリーで働いてきました。現在は東京で日本人の夫と娘の3人暮らしで、フランス人観光客を対象にしたツアーガイドを目指して勉強中だそうです。今回は、温泉巡りが趣味だという彼女が、自身の温泉体験を語っています。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
これまでAWで「比べてわかる英単語」を連載してきたシミケン先生こと清水建二先生による新連載です。英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうという連載が、1年ぶりにAWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回紹介するのは、神奈川県横須賀市の三浦半島にある「観音崎」です。江戸時代以来、東京湾の入り口を海外の脅威から守る重要な役割を担ってきたこの場所は、そうした歴史の一端を感じることができるスポット。現在では公園が整備され、行き交う船をながめたり、花や緑を満喫したりできるそうです。
◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、民泊を利用して日本に滞在中のゲイルが、オーナーのミユキに日本の夏の暑さについて話しかけます。「エアコンを壊した気がする」と伝えたゲイルに、ミユキが答えますが、どうも会話がかみ合っていません。いったい何が問題だったのでしょう?
◇辞書BIKI再入門
英語の勉強に辞書は不可欠。紙の辞書しかなかった一昔前とは異なり、現在では、電子、オンラインに加え、スマホのアプリや、パソコンにインストールするタイプなど様々な辞書があります。とはいえ、あなたは愛用の辞書を「使いこなしている」と自信を持って言えるでしょうか? この連載では、英和・和英・英英辞典からどのように必要な情報を引き出すかのコツをていねいに解説します。せっかく買った高価な辞書を宝の持ち腐れにしないためのアドバイスが満載。普段何気なく使っている英語辞書の奥深さが実感できます。筆者は筑波大学教授で辞書学が専門の磐崎弘貞さんです。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Patzcuaro, MEXICO
今週号のTravelのコーナーでは、メキシコはミチョアカン州の都市パツクアロを訪ねます。この地はかつて、暴力的なスペインの征服者が支配していましたが、人道的な理想をもつ神父が取って代わり、共同体のような村を建設したのだとか。街には今でも、先住民であるプレペチャ族の文化が色濃く残り、その息吹を感じ取ることができます。中心部の広場から町歩きを始めた旅の筆者は、昔ながらの街並みを味わいながら、屋台のご当地グルメも楽しみます。メキシコで有名な「死者の日」に飾るアートを堪能したり、ランチをとったレストランでシェフの打ち明け話に耳を傾けたり。さらには広場で出合った伝統的な踊りを見て、おとぎ話のような世界に浸るのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆Weekly Picks プラスチックごみの逆襲 先進国からのごみに怒るアジア
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、世界的に大きな問題となっているプラスチックごみについてのレポートを取りあげます。先進国からプラスチックごみを違法に持ち込まれたとして、アジアの国々が怒りの声を上げています。これまで再利用目的で大量のごみを受け入れていた中国が昨年、輸入禁止に転じたことの影響が広がっているようです。マレーシア政府はこのほど、違法に持ち込まれたごみを輸出国に送り返すと表明。フィリピンとカナダの間でも、プラスチックごみが外交問題に発展しています。
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