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2019/6/30号
This Week
On the Cover
スヌーピー、宇宙に飛び出して50年
6月30日号の表紙には、Asahi Weeklyで長年連載中のPeanutsから、スヌーピーが登場します。背景には月。スヌーピーは宇宙服を身にまとい、どこか誇らしげです。実は今年は、スヌーピーが宇宙に飛び出してから50年の節目の年なのです。アポロ11号が月面に初めて着陸した1969年、そのリハーサルと事前調査の重責を担ったアポロ10号が5月に打ち上げられました。その際の宇宙船に「スヌーピー」と「チャーリー・ブラウン」という呼び名が与えられたのです。Peanutsのキャラクターたちは、このミッションのマスコットとなり、コミックにも宇宙飛行士のスヌーピーが登場するようになりました。今週号は、Peanuts とNASA(米航空宇宙局)の提携50年を記念して、Peanuts特集を組んでいます。特集ページもご覧下さい。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: Peanuts特集 NASAと歩んだ50年の歴史
今週は、スヌーピーやチャーリー・ブラウンたちが活躍する Peanuts の特集号です。1969年5月、月に向かって有人飛行に出発したアポロ10号。次なるアポロ11号のミッションに備え、司令・機械船の「チャーリー・ブラウン」から発射された月着陸船「スヌーピー」は、調査のために月面に接近したのです。Peanuts の作者であるチャールズ・M・シュルツさんとNASA(米航空宇宙局)は、強い絆で結ばれます。スヌーピーたちはNASAのマスコットになり、シュルツさんも「Astronaut Snoopy」をコミックに登場させました。そして昨年、Peanuts とNASAの協力関係は新たな段階を迎えたのです。今回の特集では、こうしたスヌーピーたちとNASAの歴史を当時の写真などで振り返ります。シュルツさんの妻のジーン・シュルツさんのインタビューを掲載しているほか、Astronaut Snoopy のとっておきの作品も、特別に紹介しています。
◆Books:放課後ブッククラブ STEP UP 多読
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナー「放課後ブッククラブ」。新年度からリニューアルし、星一つ未満の簡単な本から、星四つのレベルまで、1年間かけて徐々にレベルアップしていく構成になりました。あわせて、英語多読への取り組み方についても解説していきますので、ご期待ください。今週号では、中高生向けの Graded Readers(英語を外国語として学ぶ人向けの段階別に書かれた本)のシリーズ、Oxford Dominoes から、2冊を紹介します。
◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、英語のカタカナ表記について考えます。この春、外務省が使う国名表記の基準となる法律が改正され、国名表記から「ヴ」が消え、「ビ」や「ベ」に置き換えられました。「セントクリストファー・ネービス」「カーボベルデ」が新しい国名表記です。ジェイソンさんはこうした動きが広がると、カタカナで表記できる音が限られてしまう、と心配します。日本人が英語を学ぶ際に、こうしたカタカナ表記がかえって障害になっているのでは、とも考えるジェイソンさんは、英単語の学び方にも意見を述べています。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーが腕利きのコックである父親のジョージと話しています。ジョージはメルバズカフェで出す新しいメニューを考えているところ。若い新しいお客さんが喜ぶメニューを出したいと考えるジョージは、マリーの意見に耳を傾けます。マリーはどんなアイデアを提案するのでしょうか。米国での生活ぶりを紹介するミニコラムも、今回のテーマは米国での近年の料理事情です。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。今週は、4月から6月までを担当したアヌーク・スルメニアンさんの最終回です。スルメニアンさんはフランス・モンペリエ生まれで、祖父母はアルメニア人。モンペリエ大学を卒業後に来日し、日本語と日本文化を学びながら、フレンチレストランやベーカリーで働いてきました。現在は東京で日本人の夫、娘との3人暮らしで、フランス人観光客を対象にしたツアーガイドを目指して勉強中だそうです。今回のテーマは、スルメニアンさんが日本に来て、夢中になった茶道です。茶道との出会い、そして魅力について、語ってくれています。
◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「元気」に関係のある表現がテーマです。「体調が戻る」や「絶好調」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、サッカーの久保建英選手がスペインの名門チームと契約したというニュースのほか、富士フイルムがいったん終了していた白黒フィルムの販売を再開するという話題などをお届けしています。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、フランスの名匠ジャック・オーディアール監督がメガホンをとった一風変わった味わいの西部劇「ゴールデン・リバー」です。舞台は、ゴールドラッシュに沸く1850年代の米国。無敵の殺し屋として恐れられていたイーライとチャーリーのシスターズ兄弟は、「提督」と名乗る雇い主から、ウォームという化学者の殺害を命じられます。ウォームの発見した化学式で作った薬品ならば、川の中の黄金が見分けられるというのです。一方、提督の部下で偵察係のモリスは、ウォームと行動するうちに意気投合してしまい……。ジョン・C・ライリーやホアキン・フェニックスらが出演するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとに、ガイドの際に注意すべき点などを指摘した「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、「アニメ聖地巡礼」です。漫画やアニメのファンの中には、作品の舞台と思われる場所や作者ゆかりの場所を見つけ出し、実際のその場を訪れる人が多くいます。近年では、こうしたファンの行動を、宗教上の「巡礼」にたとえるようになりました。「聖地巡礼」は地元に経済効果をもたらし、町おこしにもつながることがあります。漫画家の水木しげるの出身地である鳥取県境港市などはその代表例でしょう。ファンの心理やこうした最近のトレンドなどを、英語で説明していきましょう。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
◇Novel : Weather Boy 天気をつかさどる者
4月から連載しているのは、天気を自在に変えることができる少年が主人公のファンタジーです。今週はいよいよ最終回を迎えます。英国の小さな町に住むチャーリー・ウィーバーは、ある少女に、自分には天気を操る能力があることを知らされます。その後、何者かに連れ去られてしまった彼は、見慣れない部屋で目を覚まし、「あるプロジェクト」について明かされるのです。チャーリーたちは無事に危機から逃れることができるでしょうか。これまでもAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」、「Danny and the Dinner Ladies」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。
◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「安易なアイラブユーが苦手」「成人してから学ぶ外国語のコツ」の相談2題をお届けします。さらに新年度からは、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」が始まりました。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。「A PLUS」は毎月第2、4週の掲載です。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Bilbao, SPAIN
今週号のTravelのコーナーでは、スペイン北部のビルバオを訪ねます。この街はかつて工業都市として栄えましたが、鉄鋼などの産業の衰退とともに、深刻な不況に陥りました。再生のきっかけとなったのは、1997年のグッゲンハイム美術館の誘致でした。その後、アートと斬新な建築の街として生まれ変わり、多くの観光客が押し寄せるようになったのです。旅の筆者も有名アーティストや建築家が手がけたアートや現代建築の数々を巡り、それとは対照的に中世の街並みを残す旧市街にやって来ます。そこでは、地元の美食を存分に味わうことができました。ビルバオは独立志向の強いバスク地方の主要都市の一つでもあり、そんなバスク人の気風を表すようなエピソードにも触れています。奇抜なアートや建築を写した美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2、4週に、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、科学技術をテーマにしたニュースを取りあげます。人間の心をとらえる犬の表情についての研究成果を報じたニュースのほか、都市の衛生問題と栄養問題を同時に解決しようというケニアでの取り組みを、海外通信社の配信記事で読んでいきましょう。
◆Weekly Picks 八村塁選手、日本のバスケットボールにとっての快挙
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週取りあげるのは、米プロバスケットボール(NBA)のドラフト会議で、ワシントン・ウィザーズから1巡目で指名された八村塁選手についてです。八村選手は富山県出身。ベナン出身の父親と日本人の母親の間に生まれました。日本人がNBAのドラフトで1巡目指名を受けるのは、初めてのことです。AP通信の記事は、八村選手の生い立ちやバスケを始めたきっかけについて詳報。これまで話題に上ることが少なかった日本のバスケットボールに、彼の指名が与えるインパクトについても論評しています。八村選手のドラフト指名は、初級ニュースのページでも紹介しています。
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