目次
2019/10/13号
This Week
On the Cover
家族に光を当てる ジュリエット・ビノシュさん
今週号の表紙は、フランスの俳優ジュリエット・ビノシュさんです。ベネチア国際映画祭のオープニング作品として上映され、日本でも公開される是枝裕和監督の最新作「真実」に出演しています。公開に先立って来日したビノシュさんが、Asahi Weeklyのインタビューに応じました。映画では、フランスを代表する俳優であるカトリーヌ・ドヌーブさんと共演。ドヌーブさんはベテランの大女優という役どころで、ビノシュさん演じる女性はその娘。いつしか疎遠になった親子の関係を、修復しようとするのです。インタビューでは、今回の作品や家族について、縦横に語ってくれました。詳報は今週のWeekly Picksでお届けします。
◇今週の注目記事 ===============
◇英語教育最前線 GTEC、「話す」対策は他の試験から類似問題を探せ
小学校で英語が正式な教科となるほか、大学入試でも「読む、聞く、話す、書く」の4技能が本格的に問われるようになるなど、2020年には英語教育が大きく変化すると言われています。この連載では、英語の入試や教育現場の取り組みがどのように変わっていくかをリポート。「どのように入試に備えたら良いのか」「我が子にはどのような準備をさせたら良いのか」といった読者の皆さんの疑問に答えるべく、記者が取材に走ります。毎月第2週の掲載です。今週号では、大学入学共通テストで導入される「民間試験」のうち、多くの受験者を集めることが予想されているGTECについて引き続き見ていきます。今回、焦点を当てるのは、スピーキングとライティングです。GTECは対策本などがあまり出ていませんが、それだけに準備には工夫が必要なようです。
◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は「クラス内の分裂に悩む息子」「生理のたびに報告してくる同僚」の相談2題をお届けします。さらに、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は、米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。「A PLUS」は毎月第2、4週の掲載です。
◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号では、「コロン(:)はイコールの働きがあると言われたけれども、よく分かりません」という質問に答えます。コロンの使い方を詳しく解説していきます。
◇Novel : The Giants of Beldale ベルデール少年野球団物語
10月から12月までお届けする連載小説は、マーク・ボッシンガムさんの新作。1950年代後半の米西海岸が舞台です。カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の架空の町ベルデールに住むハンナとボビーの姉弟は、地元の野球チームでバッテリーを組んでいます。速球が自慢のハンナのキャッチボールの相手をしているうちに、ボビーは捕手をやらされることになったのです。そんなある朝、ビッグニュースが飛び込んできます。ニューヨークを本拠地にしている大リーグのジャイアンツが、サンフランシスコに移転してくるというのです。胸躍らせる2人は……。
◇米国がわかるキーワード
米ニューヨーク州で弁護士を務める旦英夫さんによる新連載です。米国のメディアなどで盛んに用いられる英語表現を紹介しながら、米国のいまを伝えます。テーマは政治、法律、経済、テクノロジーなど様々です。今週号は、最近日本でも人気になりつつある「Glamping」です。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「味」に関係のある表現がテーマです。「味をしめる」や「味付けする」は英語でどのように言うのでしょう?
◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、消費税率の引き上げのニュースのほか、スイスで消滅しつつある氷河を悼むイベントが行われたといった話題などを取りあげています。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ハンナたちの家族が塗料店に来ています。部屋の色の塗り替えをすることになり、ハンナやトーマス、クリフが自分たちの部屋をどんな色で塗るか、考えています。母親のキャロルはどんなアドバイスをしているのでしょう。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムも、家の修繕や部屋の塗り替えがテーマです。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、アンロイ・モーガンさんです。モーガンさんはジャマイカ生まれ。首都キングストンでメディア関連の仕事をした後、2016年に来日。小中学生を主な対象に、英語を教えてきました。将来はジャマイカ料理を提供できるカフェを日本で開くのが夢だそうです。今回は、不思議な第六感をもっていたという今は亡き祖母の思い出を語ります。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生による連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する映画は、中世英国の伝説的なヒーロー、ロビン・フッドが主人公の「フッド:ザ・ビギニング」です。ロビン・フッドはこれまでも幾度となく映像化されていますが、この作品は、一人の若き領主が、なぜフッド(頭巾)で顔を隠し、盗みを働いては貧しい者に分け与える義賊となるに至ったのかを描きます。ノッティンガムの屋敷で何不自由なく暮らしていたロビン・ロクスリーですが、十字軍への徴兵通知が届いたことで運命が一変します。アラビアの激戦地で4年間従軍した後、帰国すると、彼は既に戦死したことになっており、領地や財産は没収され、恋人のマリアンも鉱山に追放されていました。戦地で敵同士だったヤキヤと出会ったロビンは、ともに手を組み、「フッド」となって腐敗した権力者たちに立ち向かうことになるのです。人気俳優タロン・エガートンが主演するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会です。ぜひ引き続きご参加ください。レイアウトも一新して、より読みやすくする工夫をしています。今回の題材は、欧州で近年、夜行列車が復活しつつあると報じた新聞記事の一節です。
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘した「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、「傘」について。日本における傘の起源から、近年の「日傘人気」、外国人観光客のお土産事情まで、英語で説明していきましょう。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel Izmir, TURKEY
今週号のトラベルのコーナーでは、トルコ西部の都市イズミルを訪ねます。エーゲ海に面したこの街は、イスタンブール、アンカラに次ぐトルコ第3の都市ですが、その美しさから「エーゲ海の真珠」とも呼ばれています。自由で開放的な雰囲気が魅力で、多くの人々をひきつけているそうです。旅の筆者が街歩きの起点にしたのは、様々な文化が交じり合い、あらゆるものが売られているバザールでした。さらには、イズミルのシンボルとなっている時計塔、イスラム教のモスク、ユダヤ地区、海沿いのプロムナードを巡ります。そして、今回の旅で欠かせないのが、名高いトルコ料理の数々。伝統料理の「サルマ」などに舌鼓を打つのです。美しい街の様子を写した写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は教育に関するニュースを2題お届けします。米ハーバード大学の入学選考でアジア系の受験生が不当に差別されていると訴えた裁判の判決のニュースのほか、米英の大学がeスポーツで学位を取得できるプログラムをスタートさせているといった話題を読んでいきます。
◆Weekly Picks ジュリエット・ビノシュさんが語る「真実」
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今週はいつもと少し趣向を変えて、俳優のジュリエット・ビノシュさんのインタビューを詳報します。是枝裕和監督の日仏合作映画「真実」に出演したビノシュさん。是枝監督と映画を作るに至った経緯を振り返ります。今回の作品は、フランスを舞台に家族の在り方を描いていますが、ビノシュさん自身の家族への思いも語っています。また、母国フランスだけでなく、ハリウッドなどにも進出するビノシュさんに、多文化の中で活動することについても尋ねています。
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