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2019/10/20号
This Week
On the Cover
ラグビー日本代表、次の舞台へ
10月20日号の表紙は、熱戦が続くラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会からの一枚です。台風19号の影響で一時は開催が危ぶまれた1次リーグ最終戦ですが、何とかキックオフにこぎ着けました。日本代表の相手はこれまで何度も苦杯をなめた強豪スコットランド。前半から福岡堅樹選手らの速さを生かした攻めで着実にトライを奪い、後半もスコットランドの猛反撃をしのいで28-21で勝利。史上初の決勝トーナメント進出を決めたのです。表紙の写真はスピード感あふれる福岡選手のトライシーンをとらえています。台風やラグビーW杯の記事はニュースのページでも取りあげています。
◇今週の注目記事 ================
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、「誰一人としてビートルズのことを知らない世界」を舞台にした「イエスタデイ」です。英国南東部サフォークに暮らすジャックは、ミュージシャンとしての成功を夢見て、幼なじみのエリーと二人三脚で地道なライブ活動を続けています。いっこうに芽が出ず、音楽を諦めようとしていたところで、世界的な大停電が発生し、ちょうどそのタイミングでジャックは交通事故に遭ってしまいます。昏睡(こんすい)状態から目を覚ますと、ジャック以外は誰もビートルズのことを知らない世界になっていたのです。ビートルズの曲を歌って爆発的な人気を得ていくジャックですが、戸惑いや葛藤にさいなまれていきます。名曲の数々がふんだんに盛り込まれているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇Special: Meet the Beatles (once more)
今週号では、映画欄で「イエスタデイ」を紹介したのにあわせて、ビートルズを特集します。映画は「ビートルズがいない世界」を描いていますが、ビートルズが実際に世界に残した足跡はどのようなものだったのでしょうか。本紙で「Marty’s Playlist」を連載している世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんがインタビューで語ります。「もし、ビートルズが存在しなかったら」という問いかけに、マーティさんが大胆な想像を膨らませます。また、映画「イエスタデイ」には、ビートルズの名曲を織り込んだせりふが随所にちりばめられています。収録されたアルバムを紹介しながら、読み解いていきます。今週の特集では、ビートルズをめぐる最近のニュースもあわせて紹介。現代に至るまで、ビートルズは多くのニュースを提供し続けているようです。
◆News: News demystified いちからわかる!
朝日新聞朝刊でそのときどきのニュースを分かりやすく解説している「いちからわかる!」。その豊富なラインアップの中から厳選し、AW編集チームが英訳してお届けします。毎月第3週掲載。今話題になっているニュースはどんな英語で表現したらよいかが分かります。ニュースそのものを「いちから」解説しますので、大学入試や就職活動での時事問題対策にも役立ちます。今週号では、「ゲノム編集による食品」についての解説を読んでいきましょう。
◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、1970年代にガールズバンドの先駆けとして活躍したランナウェイズのヒット曲「Cherry Bomb」を取りあげます。マーティさんは「今の米国なら、彼女たちのような少女が同じことをすれば、おそらく批判を受けるでしょう」と語りつつ、ロックの世界での女性の活躍に道を開いた功績を評価します。曲の歌詞から、英語の表現も紹介しています。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。
◇Novel : The Giants of Beldale ベルデール少年野球団物語
10月から12月までお届けする連載小説は、マーク・ボッシンガムさんの新作。1950年代後半の米西海岸が舞台です。カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の架空の町ベルデールに住むハンナとボビーの姉弟は、地元の野球チームでバッテリーを組んでいます。速球が自慢のハンナのキャッチボールの相手をしているうちに、ボビーは捕手をやらされることになったのです。そんなある朝、ビッグニュースが飛び込んできます。ニューヨークを本拠地にしている大リーグのジャイアンツが、サンフランシスコに移転してくるというのです。胸躍らせる2人は……。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーと父親のジョージが、薬局に買い物に来ています。インフルエンザの予防接種が受けられることに気づいたマリーは、ここで接種を受けようと切り出します。注射が苦手なジョージは渋っている様子ですが……。米国の生活を紹介するミニコラムでも、インフルエンザ予防接種に触れています。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、アンロイ・モーガンさんです。モーガンさんはジャマイカ生まれ。首都キングストンでメディア関連の仕事をした後、2016年に来日。小中学生を主な対象に、英語を教えてきました。将来はジャマイカ料理を提供できるカフェを日本で開くのが夢だそうです。今回は、多民族、多文化から成立しているジャマイカという国について、解説してくれています。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、岡山県警の警察学校に住み着いた猫の話題のほか、ロシアでアルコール消費量が減り、平均寿命の伸びにつながっているというニュースなどを取りあげています。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇Essay:Street Smart English
「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験と、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都江東区にある施設「東京スイソミル」を訪ねました。未来のエネルギーとして期待される水素について、様々な展示物やタッチパネル式のクイズなどを通して知ることができます。リサさんはここで、環境問題への理解を深めた様子です。
◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、米国から商談で来日中のスティーブが、大阪への出張を終えて、よく利用している東京のホテルに戻ってきました。受付係のリカが出張のことを尋ねましたが、どうも話がかみ合いません。いったい何が問題だったのでしょう。
◇カタカナ語がワカラナイ!
日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel Midi-Pyrenees, FRANCE
今週号のトラベルのコーナーでは、フランス南部のミディ=ピレネー地方を訪ねます。スペインとの国境であるピレネー山脈に近いこのエリアは、風光明媚(めいび)なところで、先史時代からの歴史に触れることもできます。旅の筆者がまず向かったのが、旧石器時代をテーマにした公園で、複製ではありますが、洞窟壁画を目にすることもできます。さらには中世から今に残る都市を訪ね、かつて一帯で盛んだったキリスト教異端派のカタリ派の城で往時をしのびます。次に筆者は曲がりくねったロット川の川下りに挑戦。船に揺られながら、美しい景色に見とれるのです。もちろん旅の途中、地元の美食を楽しむことを忘れはしませんでした。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆Weekly Picks リチウムイオン電池の開発にノーベル化学賞、3氏がバトンをつないだ革命的な電源
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するこのコーナー。今週は、旭化成名誉フェローの吉野彰さんらの受賞が決まった今年のノーベル化学賞について詳報します。受賞対象になったのは、リチウムイオン電池の開発です。いまや日常生活に欠かせない携帯端末などのデジタル機器に広く使われ、地球温暖化などの環境問題に立ち向かうには絶対に必要となるこの画期的な電池。吉野さんら3人の科学者が、どのようにたすきをつなぎ、開発までこぎ着けたか、AP通信の記事を読んでいきましょう。
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