目次
2019/10/27号
This Week
On the Cover
みんなで作った歴史的なワールドカップ
10月27日号のAWの表紙は、ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会からの一枚です。初めてのベスト8進出を果たした日本代表 Brave Blossomsは、南アフリカとの準々決勝に敗れ、その挑戦が終わりました。チームの躍進もさることながら、アジアで初めてW杯を開催したホスト国としての日本も、注目を集めたようです。日本の観客が他国の国家を斉唱する様子が報道され、各国代表の選手たちが日本式のお辞儀をまねて、試合後に観客席にあいさつする姿も話題になりました。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: 読み継がれるV・ウルフ A Room of One’s Own
今週号の特集は、英国の作家ヴァージニア・ウルフを取りあげます。「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない」という有名な一節で知られる「A Room of One’s Own」(自分ひとりの部屋)が出版されてから、この10月で90年となります。フェミニズムの古典と言われ、今も多くの作家らに影響を与え続けているこのエッセーの原文を、一部を抜粋して読んでいきます。語注に加え、同書の新訳(平凡社ライブラリー)の翻訳を担当した片山亜紀・獨協大教授が解説してくれています。ウルフの代表作や映画化された作品なども紹介していますので、興味をもった方はさらに読み進めていってください。
◇Feature: 英字新聞を作ってみよう! 中高生たちが挑戦
今週号の特集はもう1本。東洋英和女学院中学部・高等部(東京都港区)の英会話部の皆さんが、文化祭に向けて英字新聞作りに取り組みました。新聞作りをAW編集チームでもお手伝い。完成した紙面も一部紹介します。
◆Books:放課後ブッククラブ STEP UP 多読
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナー「放課後ブッククラブ」。星一つ未満の簡単な本から、星四つのレベルまで、徐々にレベルアップしていく構成になりました。あわせて、英語多読への取り組み方についても解説していきますので、ご期待ください。今週号では、英国の人気児童書シリーズ、Rainbow magicから、2冊を紹介します。
◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、日本の試験制度についてツッコミを入れます。知識の詰め込み型の勉強を強いる日本の入学試験では、社会に出てからの能力を測ることはできないと考えるジェイソンさん。貧富の差が学ぶ機会の差につながってしまわないか、心配しています。さらには、「読む、聞く、話す、書く」の「英語4技能」が本格的に問われるようになる英語の試験についても、注視を続けるといいます。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、卒業生らを招待して開かれるダンスパーティー「ホームカミングダンス」です。待ちに待ったパーティーでしたが、どうも会場は盛り上がっていない様子。フロアで誰も踊っていないのです。どうやらディスクジョッキー(DJ)の選曲に問題がありそうです。米国での生活ぶりを紹介するミニコラムも、DJについて説明しています。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、アンロイ・モーガンさんです。モーガンさんはジャマイカ生まれ。首都キングストンでメディア関連の仕事をした後、2016年に来日。小中学生を主な対象に、英語を教えてきました。将来はジャマイカ料理を提供できるカフェを日本で開くのが夢だそうです。今回は、人々が恐れるというジャマイカの「妖怪」について、話してくれています。
◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「不足」に関係のある表現がテーマです。「物足りない」や「生半可な」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、男子マラソンのキプチョゲ選手(ケニア)が公認記録にはならないものの2時間を切る走りを披露したという話題のほか、大手コンビニエンスストアのセブン-イレブンが不採算店約1千店を閉鎖・移転するというニュースなどをお届けしています。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、ウィル・スミスが2役をこなす「ジェミニマン」です。無敵のスナイパーであるヘンリーは、政府に依頼された任務を遂行後、引退を決意しますが、何者かに襲われます。送り込まれた敵は、自身の若きクローンでした。やがてヘンリーは、背後にある巨大な陰謀に気づきます。タイトルにある「ジェミニ」とは「ふたご座」のこと。最先端の映像技術を駆使したアクションシーンが見どころの一つで、ウィル・スミスの若返りにも注目。「2世代」の彼が見られるというのもファンには魅力です。アカデミー賞の受賞歴があるアン・リー監督がメガホンをとったこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、使わなくなった人形に別れを告げる「人形供養」です。最近のトレンドも英語で説明していきましょう。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
◇Novel : The Giants of Beldale ベルデール少年野球団物語
10月から12月までお届けする連載小説は、マーク・ボッシンガムさんの新作。1950年代後半の米西海岸が舞台です。カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の架空の町ベルデールに住むハンナとボビーの姉弟は、地元の野球チームでバッテリーを組んでいます。速球が自慢のハンナのキャッチボールの相手をしているうちに、ボビーは捕手をやらされることになったのです。そんなある朝、ビッグニュースが飛び込んできます。ニューヨークを本拠地にしている大リーグのジャイアンツが、サンフランシスコに移転してくるというのです。胸躍らせる2人は……。
◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「凝り固まった考えの50代男性」「亡き婚約者にメールを送る恋人」の相談2題をお届けします。さらに毎月第2、4週には、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Puerto Rico getaway
今週号のTravelのコーナーは、カリブ海に浮かぶ米国の自治領プエルトリコを訪ねます。2017年にハリケーン「マリア」によって大きな被害を受け、復興も遅れていると言われています。身近なところにプエルトリコ出身者がいるという旅の筆者は、観光を通して復興事業に少しでも貢献しようと、短期休暇の目的地に選びました。国際空港のほど近く、ビーチが見える家族経営の宿に陣取った筆者は、安価なバスを利用しながら、中心都市サンフアンの旧市街を巡ります。かつての城郭都市にはスペイン植民地時代の建物が美しく修復されて立ち並び、博物館では農作物の市場が定期的に開かれていました。さらには山岳地帯を抜け、島の南部の沿岸まで足を延ばします。カラフルな街の情景を写しだした写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆Weekly Picks 台風19号後のニッポン、気にかける世界
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週は、日本列島に未曽有の被害をもたらした台風19号をめぐるリポートです。日本は災害に強い国というイメージを持たれていることもあり、決壊した堤防や水没した新幹線といった映像は、世界中に大きな衝撃を与えています。海外メディアは被災地からのリポートを取りあげ、海外からも被災者を気遣うメッセージが届いています。朝日新聞がとらえた写真の数々とあわせて、AW編集チームが記事をまとめました。
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