目次
2019/12/8号
This Week
On the Cover
女性初の欧州委員長にフォンデアライエン氏
今週号の表紙は、欧州連合(EU)の行政機関トップの欧州委員長にこのほど正式に就任したウルズラ・フォンデアライエン氏です。ドイツのメルケル政権で国防相などを歴任した同氏は、女性初の欧州委員長となります。今年7月に候補に挙がりましたが、欧州議会で不満が噴出し、わずかな票差でかろうじて承認される波乱含みのスタートでした。EUは英国の離脱やEU懐疑派の台頭、移民の受け入れをめぐる意見の相違など、様々な課題を抱えています。フォンデアライエン氏も厳しいかじ取りを強いられそうです。
◇今週の注目記事 ===============
◇英語教育最前線 共通テスト、リスニングに大きな変化
英語の入学試験や教育現場での取り組みの変化をリポートし、「どのように入試に備えたら良いのか」「我が子にはどのような準備をさせたら良いのか」といった読者の皆さんの疑問に答えるべく、記者が取材に走るこの連載。毎月第2週の掲載です。今週号では引き続き、情勢が大きく変化してきた2020年からの大学入試について報告します。民間試験の導入は見送られましたが、「読む・聞く・話す・書く」の英語4技能を重視する方向性には大きな変化はありません。今回は、リスニングの比重がこれまでより高くなる「大学入学共通テスト」について見ていきます。専門家の意見を聞きながら、特にリスニングの対策について説明します。
◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は「夫に大事にされていない主婦」「ジョーク好きの男子学生」の相談2題をお届けします。さらに、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。「A PLUS」は毎月第2、4週の掲載です。
◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号では、英文を書く際に重要な現在完了形と単純過去の使い分けについて、基礎から解説します。日本語にすると、同じように「~した」「~でした」となりますが、英語のルールで考えることが必要になってきます。
◇Novel : The Giants of Beldale ベルデール少年野球団物語
10月から12月までお届けする連載小説は、マーク・ボッシンガムさんの新作。1950年代後半の米西海岸が舞台です。カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の架空の町ベルデールに住むハンナとボビーの姉弟は、地元の野球チームでバッテリーを組んでいます。ある朝、ビッグニュースが飛び込んできます。ニューヨークを本拠地にしている大リーグのジャイアンツが、サンフランシスコに移転してくるとのことで、2人は胸を躍らせるのです。少年野球のシーズンもいよいよ開幕を迎えますが、2人はちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまいます。
◇地球うおっちんぐ: フランシスコ教皇来日、ミサに出席しました
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が11月に来日した際、信者であるアグネスさんは東京ドームでのミサに出席する機会を得ました。今回はそのときの模様をリポートします。アグネスさんは教皇のメッセージに心を動かされながらも、カトリック教会が抱える様々な課題についても意見を述べています。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「基本単語の意外な用法」をテーマにお届けします。「理想的な人」や「一員になる」を英語で表現する際に、どんな単語を使うのでしょうか?
◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、エジプトの首都カイロ近郊で、珍しいライオンの子どもなどのミイラが発見されたというニュースのほか、純金製の「人生ゲーム」が登場したという話題などを取りあげています。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号は、クリスマスイブのケイトとカズの様子から。2人はコーヒーショップで待ち合わせをして、プレゼントを交換し、お互いの家のクリスマスについて話します。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムも、クリスマスがテーマです。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、アンロイ・モーガンさんです。モーガンさんはジャマイカ生まれ。首都キングストンでメディア関連の仕事をした後、2016年に来日。小中学生を主な対象に、英語を教えてきました。将来はジャマイカ料理を提供できるカフェを日本で開くのが夢だそうです。今回は、お酒が苦手だというモーガンさんが、日本の「飲みニケーション」を経験します。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生による連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する映画は、名匠ケン・ローチ監督の最新作「家族を想うとき」です。フランチャイズの宅配業のオーナーとして独立した父親のリッキーでしたが、時間通りに荷物を届けなかったり、家族の事情で一日シフトをあけたりしても罰金をとられるという過酷な労働条件に苦しんでいました。マイホーム購入のために休みなく働き、母親のアビーもパートタイムの介護士として日々汗を流しています。そんな中、高校生の長男は反抗的になり、小学生の娘も寂しさを募らせるのです。家族は次第に追い詰められていき……。これまでも英国の現代社会のひずみや不当な労働環境を鋭く描き出してきたローチ監督が、一度は表明した映画からの引退を撤回し、撮影に臨みました。英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会です。ぜひ引き続きご参加ください。レイアウトも一新して、より読みやすくする工夫をしています。今回の題材は、ラグビー・ワールドカップの盛り上がりについて触れた新聞記事の一節です。
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘した「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、大相撲の力士たちが所属する「相撲部屋」についてです。部屋の仕組みや一日のスケジュールを英語で説明し、稽古の見学についても触れていきます。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel Santorini, GREECE
今週号のトラベルのコーナーでは、エーゲ海に浮かぶリゾート地、サントリーニ島を訪ねます。巨大なカルデラの一部をなすクロワッサンのような形の本島と、周辺の小さな島を総称してサントリーニと呼ぶそうです。大人気の観光地だけに、ハイシーズンである夏には多くの観光客が押し寄せ、飽和状態になるとのこと。旅の筆者はあえてオフシーズンである冬にこの地を訪れました。閉まっている店も多い中、筆者は通年で営業をしている陶芸店やワイナリーに向かいます。自治体は年間を通じて観光客を引きつけようとしているそうで、成果も少しずつ出てきているようです。ただ、筆者は、誰にも邪魔されない快適な1人の時間を堪能できました。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週号では、ビジネスのニュースを特集。ルイ・ヴィトンなどで知られるLVMHがティファニーの買収で合意したというニュースのほか、ロンドンで米ウーバーの免許が更新されなかったという話題を読んでいきます。
◆Weekly Picks 家庭用荷物運びロボット、クリスマス商戦に投入
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今週は、クリスマス商戦に向けて新たに投入される新しい「家電」をめぐる話題です。最近、米国では、配送やデリバリーサービスの現場で「荷物運搬ロボット」が普及しているそうですが、その家庭向け製品が発表されました。おしゃれなデザインで、ユーザーの後を自動走行で追いながら、買い物荷物を運んでくれます。ただ、値段が高く、技術面でも発展途上。まだまだ課題は多いようです。
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