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2020/1/1-5号
This Week
On the Cover
東京2020、一緒に夢をつかもう
いよいよ2020年。東京五輪・パラリンピックの年がやって来ます。新年合併号となる今週号の表紙は、夏の五輪・パラリンピックを目指し、前橋市を拠点にして練習している南スーダンの陸上選手たちです。戦乱で国が荒廃し、整備されたグラウンドがない彼らのために、市は練習場所などを用意したほか、市民ボランティアがコーチや通訳を務め、生活をサポートしているのです。今週号のAWは、五輪・パラリンピックを特集。大舞台を目指す海外の選手たちを支援する日本の国内外での活動を紹介しています。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: Countdown to 2020 Olympic and Paralympic Games 世界のアスリートたちを支える
今週号の特集では、紛争や貧困といった恵まれない環境にありながら、五輪・パラリンピックの大舞台を目指す選手たち、そして彼らを支える日本の人々を紹介します。国際協力機構(JICA)は長年、スポーツの普及振興を目指して途上国を中心にボランティアを派遣する事業を続けてきました。前橋市はJICAの要請に応える形で、南スーダンの陸上選手を受け入れており、AWではその練習の様子を取材してきました。また、日本オリンピック委員会(JOC)なども、途上国の選手の支援や強化に取り組む「オリンピックソリダリティ東京2020特別プログラム」を進めています。ブータンからのアーチェリー選手や、ベネズエラの体操選手らを取材しました。今週は、Travelのコーナーはお休みします。
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介する作品は、英国の人気ドラマシリーズを映画化した「ダウントン・アビー」です。1920年代、イングランド北東部にある大邸宅ダウントン・アビー。貴族のクローリー家の人々とその使用人たちの、テレビの最終シリーズから数年後の姿を描きます。グランサム伯爵ロバート・クローリーのもとに、英国国王夫妻来訪の知らせが届きます。伯爵の長女メアリーがパレードや晩餐(ばんさん)会の準備にあたり、先代伯爵夫人のバイオレットは、王妃の侍女を務める従妹(いとこ)との相続を巡る争いに決着をつけようとします。一方で、国王夫妻の従者たちは屋敷を訪れると、両陛下の世話や食事の用意の一切を、すべて自分たちでこなすと伝え、ダウントンの使用人たちは失望するのです。ロバートを演じるヒュー・ボネビルやバイオレットを演じる名優マギー・スミスら、テレビでもおなじみの顔ぶれがそろうこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇Feature : ダウントン・アビーのもう一つの物語
今週号は特集がもう一つ。映画欄で紹介した「ダウントン・アビー」の世界をさらに深く掘り下げます。映画はテレビシリーズを見ていなくても楽しめるそうですが、それでもこれまでのストーリーの流れを知っていれば、さらに興味がわくはず。特集では、「ダウントン・アビー」の人物相関図を掲載します。また、物語の魅力の一つになっているのが、屋敷で働く使用人たちの人間模様です。英国貴族の使用人たちの世界を、物語の登場人物を踏まえながら紹介します。
◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。両親のことをもっと知りたいと願うミサキは……。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。
◇News: 英文ニュース読解のテクニック
英文ニュースの読み方を、毎月第1週に基礎から解説しています。英字新聞には国内外の政治・経済・社会のニュースのほか、文化、スポーツなどの話題、社説や論説など様々な記事が載っており、まさに生きた英語の宝庫です。この豊かな英語の世界に慣れ親しむためには、いくつかのルールを学んでおくことが早道です。今週号は、オリンピックイヤーにちなんで、スポーツ記事に頻出する英語表現に焦点を当てます。
◇和t’s cooking? 茶わん蒸し
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、滑志田さんが「おすすめの日本料理」と言う茶わん蒸しを取りあげます。料理学校の生徒らにも好評だそうですが、中には苦手と感じる人もいるようです。おいしく作るためのコツもお伝えします。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、アフリカの有名なビクトリアの滝の水量が、深刻な干ばつの影響で激減しているという話題のほか、国連総会で東京五輪・パラリンピック中の停戦が決議されたというニュースなどを取りあげています。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、年も明けたある日、ハンナと母親のキャロル、父親のロイが会話をしています。ハンナたちは家の外のクリスマスの飾り付けを気に入っているようですが、キャロルはそろそろ片付けようと提案します。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムも、クリスマスの飾り付けがテーマです。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。今週からは、1月から3月までを担当するアマンダ・ロシャさんのエッセーが始まります。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、ブラジルの年明けにまつわる民間信仰について語ります。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二さんの連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇Essay:Street Smart English
「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験と、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、静岡県にある「めんたいパーク伊豆」を訪ねます。全国に5カ所あるめんたいこ専門のテーマパークの一つで、併設されためんたいこ工場では、製造過程を見ることができるほか、直売店で様々な商品を買うことができるそうです。リサさんは、めんたいこの歴史の一端も紹介。施設の楽しみ方を披露してくれています。
◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、サオリの家にホームステイしているユージーンが、お世話になっているお礼に、サオリをメキシコ料理店に招待しました。ユージーンが食べ方の説明をしましたが、なぜかサオリとは話がかみ合わない様子です。いったい何が問題だったのでしょう。
◇辞書BIKI再入門
英語の勉強に辞書は不可欠。紙の辞書しかなかった一昔前とは異なり、現在では、電子、オンラインに加え、スマホのアプリや、パソコンにインストールするタイプなど様々な辞書があります。とはいえ、あなたは愛用の辞書を「使いこなしている」と自信を持って言えるでしょうか? この連載では、英和・和英・英英辞典からどのように必要な情報を引き出すかのコツをていねいに解説します。せっかく買った高価な辞書を宝の持ち腐れにしないためのアドバイスが満載。普段何気なく使っている英語辞書の奥深さが実感できます。筆者は筑波大学教授で辞書学が専門の磐崎弘貞さんです。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Weekly Picks 2019年に最も検索された言葉に「existential」
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、世界最大級のオンライン辞書「ディクショナリー・ドット・コム」が、一年間に最も検索された言葉を発表するWord of the Yearについてです。2019年は「existential」に決まりました。「存在の」という意味のこの言葉は、哲学的にも使われます。人類の存在を脅かすような自然災害や、地球温暖化の危機を論じる著名人の発言など、様々なニュースで登場しました。いわばあらゆる場面で、「存在そのもの」が問われた一年だったわけです。実はこの言葉の広まりには、ある人気アニメ映画のキャラクターが一役買ったのだそうです。
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