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2020/1/26号
This Week
On the Cover
ハリー王子夫妻、王室を「離脱」へ
1月26日号のAWの表紙は、英王室のハリー王子、メーガン妃夫妻です。夫妻は今春から公務を担わず、王室の主要メンバーから外れることになりました。活動のための公金は受け取らず、「殿下」「妃殿下」の称号も返上するそうです。結婚以来、メディアの厳しい視線にさらされてきたことから、2人はより自立した人生を目指していましたが、当初は公務を続ける意向を示していました。エリザベス女王は決断を支持する声明を出しましたが、2人は想定されていたよりも王室と距離をとる形となったのです。今週号では、関連する報道をニュースのページなどでも取りあげています。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: 欧州で落語 字幕で伝統芸能の話芸を届ける
今週号の特集では、日本の伝統話芸である落語を取りあげます。近年、落語家たちが海を渡って海外で落語を演じる機会が増えてきました。AWの「On the Keyboard」に筆者として登場したこともあるドイツ人のクララ・クレフトさんは2011年以降、欧州での落語会を企画。「国境なき落語団」を立ち上げて、多くの落語家に演じてもらっています。落語を日本語で演じ、現地の言葉などで字幕をつけるという形式です。昨秋、2度目の欧州公演に参加した二つ目の落語家、立川こはるさんに、感想とともに、語学学習についてお話を聞きました。また今回、公演で披露した「船徳(ふなとく)」の英語字幕を抄録。道楽息子の「若旦那」は、英語でどのように説明しているのでしょうか。落語のストーリーとともに紹介します。
◆Books:放課後ブッククラブ STEP UP 多読
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナー「放課後ブッククラブ」。星一つ未満の簡単な本から、星四つのレベルまで、徐々にレベルアップしていく構成になりました。あわせて、英語多読への取り組み方についても解説していきますので、ご期待ください。今週号では、林先生流の英語学習法も紹介します。取りあげる本は、性格が正反対の2人の女の子が活躍する物語「Ivy+Bean」のシリーズです。
◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。最後となる大学入試センター試験も一段落しましたが、ジェイソンさんは今回、生徒が進路を選ぶ際に話題となる「文系・理系」の分け方について、ツッコミを入れます。そもそも様々な学問分野があるのに、単純に分けることができるのか、という疑問です。米国での実体験などに触れながら、意見を述べています。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーと兄のジャスティンが、60歳の誕生日を迎える父親の誕生日ディナーの準備をしています。マリーはカップケーキの仕上げをしている様子。会話の話題は誕生日プレゼントのことになりました。米国での生活ぶりを紹介するミニコラムも、誕生日の過ごし方についてです。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、日本で経験した「ごみ出し」のルールについてです。ロシャさんによると、日本ほど細かい分別ルールが決められている国はないとのことで、ロシャさんはそんなところから新たな「気づき」を得たといいます。
◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「寒い・冷たい」に関係のある表現がテーマです。「冷や飯を食わされる」や「背筋が寒くなる」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、京都にある任天堂の旧本社ビルがホテルに生まれ変わるというニュースのほか、豪州で猛威をふるっている森林火災をめぐる話題などをお届けしています。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、監督がアガサ・クリスティに捧げたというミステリー映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」です。舞台は大富豪の一家。家長であり、有名推理作家であるハーラン・スロンビーの85歳の誕生日を祝うため、大邸宅に一族が集まります。しかしその翌朝、ハーランが遺体で発見され、匿名の人物から依頼を受けた名探偵のブノワ・ブランが調査を始めるのです。ハーランの子どもや孫たちは一癖も二癖もある人物ばかりで、誕生日当日に故人ともめ事があった、という証言も得られます。謎解きの行方は果たして……。ジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが、探偵を演じるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本で伝統的に計算に用いられている「そろばん」です。その起源や日本伝来後の歴史、さらには近年のトレンドなどについて、英語で説明していきましょう。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来たミサキたちは……。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。
◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「ジャンクフード大好きな彼」「身に覚えのない娘からの電話」の相談2題をお届けします。さらに毎月第2、4週には、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Bodo, NORWAY
今週号のTravelのコーナーは、北欧ノルウェーの北極圏の都市、ボードーを訪ねます。首都オスロから北に1200キロ。ノルウェー海に面しています。マイナス5度の寒さの中、街に着いた旅の筆者は、まず山へ。ハスキー犬の犬ぞり体験が目的です。スピード感あふれるそりにも慣れた筆者は、すっかり犬たちをいとおしく感じるようになったそうです。筆者のもう一つのお目当ては、オーロラ。世界中を旅して目にしたものをカメラに収めてきた彼女にとって、オーロラの撮影は長年の夢でした。案内人に連れられてオーロラ観賞におすすめの海辺にやって来た筆者に、すばらしいひとときが待っていたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はビジネス関連の報道を特集します。トヨタが富士山のふもとに未来都市を建設する構想を明らかにしたというニュースのほか、ファストフード大手のマクドナルドが、カナダで人工肉バーガーの試験販売を拡大するといった報道を読んでいきます。
◆Weekly Picks ハリー王子の王室離脱 欧州王室の自立と伝統のバランスの難しさ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週は、ハリー王子とメーガン妃の英王室からの離脱に関連して、欧州の王室についてまとめたAP通信の記事を読んでいきます。ハリー王子夫妻の一件は、王室の伝統と現代的な生き方のバランスをとる難しさを浮き彫りにしたと言えそうですが、欧州各国の王室もこれまで、様々な経験をしてきています。経済的な自立を模索したり、自由な生き方を目指したりする中で、問題になった例も多くあるようです。
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