目次
2020/3/1号
This Week
On the Cover
映画「Minamata」に主演したジョニー・デップさん
3月1日号の表紙は、このほど開幕したベルリン国際映画祭での一コマ。水俣病を世界に伝えた米写真家ユージン・スミス(1918-78)を描いた映画「Minamata」が初めて公開され、主人公を演じた人気俳優のジョニー・デップさんと、スミスの元妻アイリーン・美緒子・スミスさんが会見に臨みました。写真は映画祭のレッドカーペットでの一枚です。スミス夫妻は71年から3年間、熊本県水俣市で暮らし、写真集「MINAMATA」を世に出しました。今回の映画は、その写真集に基づく内容だそうです。デップさんは「メディアや映画には社会問題を伝える力があり、その力を使って伝えていきたいと思った。それが自分の夢だった」と語っています。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: 新しいスタイルの観光案内所 shibuya-san の挑戦
今週号の特集では、昨年12月に東京・渋谷駅近くにオープンした新しい観光案内所についてリポートします。その名も「shibuya-san(シブヤサン)」。再開発ビル「渋谷フクラス」の1階にあります。風変わりな名前だけでなく、ここにはいくつかの特色があります。案内するスタッフ全員が外国人で、英語と日本語の2カ国語で対応してくれます。スタッフの一人ひとりが、日ごろから渋谷を歩いてリサーチし、彼らの視点からの「おすすめ」を案内できるようにしているそうです。スタッフによる英会話交流会など、様々なイベントも用意されていて、外国人観光客だけでなく、日本人にとっても新たな交流の場となりそうです。特集では、ここで働くスタッフに英語でインタビューをしています。
◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来たミサキたち。母は過去について語り始めます。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。
◇News: 英文ニュース読解のテクニック
英字新聞には国内外の政治・経済・社会のニュースのほか、文化、スポーツなどの話題、社説や論説など様々な記事が載っており、まさに生きた英語の宝庫です。この豊かな英語の世界に慣れ親しむためには、いくつかのルールを学んでおくことが早道です。英文ニュースの読み方を毎月第1週に基礎から解説するシリーズも今回が最終回。今週号では、時事英語の語彙(ごい)力をチェックするクイズを用意しました。学校では習わないような単語や用法も出てきますが、ぜひ挑戦してみてください。
◇和t’s cooking? ワカメとマグロの酢みそあえ
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、春に旬を迎えるワカメを、筆者が大好きだという酢みそあえでいただきます。ホタルイカを使いたいところですが、日本食に慣れていない人のことを考えて、マグロや鶏のささ身を使うレシピを提案してくれています。
=========================
◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、アフリカ東部でバッタが大量発生して甚大な被害を与えているというニュースのほか、シンガー・ソングライターのエルトン・ジョンさんが、軽い肺炎のためにコンサートを途中で切り上げたといった話題などを取りあげています。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はロイとトーマスの親子が理髪店に行きます。どんな髪形にするかを理容師さんと話しながらカットをしてもらう2人。どんな会話か耳を傾けてみましょう。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムも、理髪店についてです。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのはアマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、東京に来て初めて見たというカラスについてです。カラスはえてして嫌われ者ですが、ロシャさんはそこから人間と自然について、ある考察を深めていきます。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二さんの連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介する作品は、伝説的なミュージカル俳優ジュディ・ガーランドの晩年を描いた「ジュディ 虹の彼方に」です。名作映画「オズの魔法使」で一世を風靡(ふうび)し、絶大な人気を誇ったジュディですが、40代になると仕事が激減し、巡業で細々と生計を立てるようになります。2人の子どもを元夫に預けて、ロンドンで再起を目指しますが、10代の頃からの薬物依存や飲酒癖に加え、子どもたちと会えない不安が彼女をさいなむのです。少女時代に味わったハリウッドの光と影が、大スターのその後の人生に与えた心の傷を、映画は明らかにしていきます。レネー・ゼルウィガーが歌唱シーンも自ら演じ、アカデミー主演女優賞を獲得したこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇Essay:Street Smart English
「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、食品大手「味の素」の川崎工場(川崎市)に併設されている「味の素グループうま味体験館」を訪ねます。世界で注目されている「うま味」やアミノ酸についての知識が学べるこの施設。予約制のツアーに参加して、製品づくりの一部にトライします。
◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、大学生の奈々子が、米国人観光客のマイクから、最寄りのバス停の場所を聞かれます。バスより電車の方が、運賃が安いと教えてあげたのですが、マイクの予期せぬ答えに、奈々子は混乱気味です。何が問題だったのでしょう。
◇辞書BIKI再入門
英語の勉強に辞書は不可欠。紙の辞書しかなかった一昔前とは異なり、現在では、電子、オンラインに加え、スマホのアプリや、パソコンにインストールするタイプなど様々な辞書があります。とはいえ、あなたは愛用の辞書を「使いこなしている」と自信を持って言えるでしょうか? この連載では、英和・和英・英英辞典からどのように必要な情報を引き出すかのコツをていねいに解説します。せっかく買った高価な辞書を宝の持ち腐れにしないためのアドバイスが満載。普段何気なく使っている英語辞書の奥深さが実感できます。筆者は筑波大学教授で辞書学が専門の磐崎弘貞さんです。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Greater Phoenix, ARIZONA
今週号のTravelのコーナーは、米アリゾナ州の保養地スコッツデール市や隣接するフェニックス市周辺を訪ねます。午前中は砂地の荒野を馬で駆け回り、午後は現代的な美術品に囲まれ、夜はきらめく星空のもとで食事。そんな一日を過ごすことができるのが、この地の自慢のようです。旅の筆者は、建築家フランク・ロイド・ライトの邸宅「タリエッセン・ウエスト」や、川久保玲や草間彌生の作品に触れることができる美術館を訪れ、さらには砂漠植物園にも足を延ばします。西部開拓時代のカウボーイのように、砂漠の荒野に分け入って馬を走らせるという体験もして、その自然美を満喫するのです。美しい建築や雄大な自然を写しだした写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆Weekly Picks 五輪に向けテレワークを推奨、新型肺炎で試される日本
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、感染拡大が止まらない新型肺炎に関連する記事をお届けします。さらなる蔓延(まんえん)を防ぐ対策として、企業の従業員らが自宅で仕事をこなす「テレワーク」に注目が集まっています。もともと、今夏の五輪・パラリンピックでの混雑緩和のために、政府や東京都が推奨している働き方ですが、なかなか普及していないのが実情のようです。ロイター通信の配信記事は、日本社会の働き方も論じながら、その背景を読み解いています。
◼︎ 目次配信サービス
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。
◼︎ メルマガ配信サービス
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)よりメールマガジンをお届けします。
商品情報・内容
- 出版社:朝日新聞社
- 発行間隔:週刊
- 発売日:[紙版]毎週金曜日 [デジタル版]毎週土曜日
■ 日本語ナビ付きでどんどん読める。レベル別に色分けされた記事で英語力アップを実感。面白くて役に立つ! 初心者でも楽しく読める。
朝日ウイークリー(AW)は朝日新聞社が発行する週刊英字新聞です。1973年創刊で50年を超える歴史があり、小学生から80代まで幅広い年齢層のみなさまにご愛読いただいています。毎号、オールカラー24ページ。難しい単語や表現には日本語の解説が付き、初心者でも楽しく英語に慣れ親しみながら、英語力のレベルアップにつなげられます。多くの記事は音声で聴けます。時事ニュースはもちろん、英語エッセー、AW独自の英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のエンタメ、クイズ、人生相談まで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、連載小説など、生きた英語が充実しています。
定期購読のプレゼント
- プレゼントの種類が複数ある商品をご購入の際は、定期購読ページのプルダウンでご希望の種類をお選びの上、「買い物かごに入れる」を押してください。
- プレゼントは品切れ等の理由により、代替品をお送りする場合がございます。あらかじめご了承ください。
- プレゼントは、原則として、お申し込み後の変更は承りかねますので、ご注文の際は、ご注意ください。
- 読者へのプレゼントに関しましては、雑誌とは別便でお送りする場合があります。
- また、お届けまで、1ヶ月ほどお時間をいただく場合がございますので、ご了承ください。
この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)の所属カテゴリ一覧
Fujisan.co.jpとは?
株式会社富士山マガジンサービスが運営する、
日本最大級の雑誌オンライン書店です。
一般的な書店と異なり、
定期購読サービスに特化しています。
雑誌、新聞、シリーズ書籍、漫画や
本屋にも無い古い本も見つかる!
法人サービスはこちら >
-
タイトル1万以上
豊富なラインナップで
書店に並ばない本とも出会える -
試し読み
バックナンバー1冊まるごと試し読み
したり、最新号も試し読みできる -
タダ読み
5,000冊以上の雑誌が
無料で読み放題 -
500円OFF
普段読んでいる雑誌のレビュー投稿で
500円割ギフト券をプレゼント -
事前予約
気になる本は
発売日前から事前予約可能 -
割引や特典付き
定期購読なら
お得に本が読めて
送料無料の雑誌も!
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!