目次
2020/4/5号
This Week
On the Cover
新型コロナで休校、いまは我慢
4月5日号の表紙は、新型コロナウイルスの影響で変わりつつある日常の光景を切り取ります。世界各地で学校が休校になり、子どもたちや先生たちは工夫をしながら学びを続けたり、結びつきを再確認したりしています。ドイツでは家で自習する女の子を飼い猫が見守ります。米テキサス州では小学校の先生が子どもたちの自宅近くを車でパレードし、子どもたちにもつかの間の笑顔が戻りました。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: ようこそAWへ! 活用法を指南&在宅学習のおすすめ
いよいよ新しい年度を迎えました。新たにAWの購読を始めた方も多いと思います。そこで今週号の特集では、主に初級~中級の読者を対象に、AWでのおすすめの記事や活用法を解説します。また、新型コロナウイルスの影響を受けて自宅で過ごす時間が長くなっていることから、在宅での英語学習に向いているアプリや本をご紹介します。AWでの学習と合わせて、ぜひご活用ください。
◇Novel : Circus of Fear サーカス連続殺人事件
4月から6月までお届けする連載小説は、アンドリュー・ヒッチェンさんの新作です。英国のとある小さな町で活動するサーカス団「ビリー・クラッカーズ・サーカス」。その団員が一人、また一人と謎の死を遂げます。空中ブランコの曲芸師の息子ベンと、ピエロの娘ポリーの仲良しコンビがその謎を解こうとするのです。ロンドンを拠点に活動するイラストレーターでファンタジー作家のヒッチェンさんはこれまでもAWで「Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え」「Weather Boy 天気をつかさどる者」などを連載しています。
◇和t’s cooking? グリーンピースのすり流し
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、懐石料理のひと品として知られている「すり流し」をとりあげます。実は家でも簡単に作れる料理だそうで、様々な食材を使うことができますが、滑志田さんは春らしい野菜、それも扱いやすいグリーンピースを選びました。
◇Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。
◇Listen & Write 英語耳を鍛えよう
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、コロナウイルスの影響を受けた花見の様子や、白血病で闘病中の競泳の池江璃花子選手の話題などを取りあげています。
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は学校の食堂に集まったマリー、ハリソン、ハンナ、カズの4人が、コロナウイルスについて不安を打ち明け合います。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムは、テーマが「くしゃみ」です。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。今週号からは、4月から6月までを担当するジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載が始まります。ジェニファーさんはマレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれ。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しています。今回は、多言語国家であるマレーシアで生まれ育ち、4カ国語を操るという彼女の言語体験について語ります。寝ぼけた状態で口から出た言葉は、いったい何語だったでしょう?
◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さんです。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介する作品は、ゾンビが登場するコメディー「デッド・ドント・ダイ」です。舞台は、警察官が3人だけというのどかな米国の田舎町センターヴィル。ビル・マーレイ演じる警察署長とアダム・ドライバー扮する巡査のコンビは今日も町でたわいもないトラブルの対処に追われています。そんな中、突然時計が止まったり、夜なのに日が沈まなかったりとおかしな現象が起き始めるのです。そしてついに、ダイナーで女性の変死体が見つかり、巡査は「ゾンビの仕業」と言い始めます。インディーズ映画の巨匠ジム・ジャームッシュ監督の最新作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◇Essay:Street Smart English
「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。
◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のおすすめスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都江東区にある「チームラボボーダレス」を訪ねます。約2年前にお台場にオープンしたこの施設は、世界に類を見ない「境界のない世界」を体感できるデジタルアートミュージアムです。最新鋭の技術を駆使したアート空間は、人気の観光スポットになっているそうです。
◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、イチローが働くホテルで、米国人観光客のスチュアートがチェックアウトしようとしています。オンラインのアンケートに好意的な感想を書くつもりだと話すスチュアートですが、どうも話が混乱しているようです。いったい何が問題だったのでしょう。
◇カタカナ語がワカラナイ!
日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Kruger National Park, SOUTH AFRICA
今週号のTravelのコーナーは、大自然に野生動物が多く暮らす南アフリカのクルーガー国立公園を訪ねます。ライオンを見るために車で走り出し、「渋滞」に巻き込まれてしまうような体験もした旅の筆者ですが、私営の動物保護区の高級ロッジに宿をとると、多くの動物たちとの「出会い」を独占することができました。ヒョウを樹上に見つけ、カバやクロコダイル、めったにお目にかかれないリカオンも目撃します。さらにはガイドに導かれ、ライオンの群れにも遭遇。数メートル先でライオンがたわむれる様子を、何時間もじっと見つめることができました。動物たちを写しだした美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆Weekly Picks あけたらバンクシー! 弁当箱をアートに
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、ほっと一息つけるような話題をお届けします。見た目にも美しい日本のお弁当は海外でも有名ですが、広島県に住む自称「前衛弁当作家」は、家族のための弁当をさらに工夫して「アート」にまで高めました。英国の覆面芸術家バンクシーの作品から、ムンクの「叫び」、さらには有名人の肖像まで、弁当で表現しています。ついには美術館での企画展も始まりました。
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