目次
2021/1/23号
This Week
On the Cover
No vax, No game
テニスの全豪オープンに出場予定だった男子世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手のビザを豪政府が取り消した問題で、豪連邦裁判所はジョコビッチ選手側の不服申し立てを認めない判断をしました。ワクチン接種に消極的だったジョコビッチ選手に対する厳しい措置を認めた判断について、同選手は失望を示しつつ判決を尊重すると言い、国外へ退去しました。
◇今週の注目記事 ================
◇Weekly Picks: コロナにもプラスの側面 増えた家族との時間
コロナ禍で暗い話題が多いなか、米国勢調査局の調査で、2020年のパンデミック初期に在宅勤務やオンライン授業が本格化したことで、家族と過ごす時間が増えたとの声が多く寄せられたことが分かりました。調査は未回答者が多く、その後こうした風潮が定着したかどうかも追跡していないため、全体像を表しているとは言えません。ただ、専門家は「協力しあうことで絆を強めたケースも多いのではないか」と指摘しています。
◇Special: 英文筆写のすすめ
本紙の人気連載「放課後ブッククラブ」の筆写・林剛司さんは、中学生の頃から英文の筆写と音読を続けているそうです。長年の経験に基づく効果的な筆写のポイントを、昨年秋に発売された朝日新聞社の「天声人語 書き写しノート 英訳版」を使って教えてくれました。
◇Movies: ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ
1970年代から2000年代にかけて、英国ロックの名盤を次々と誕生させたことで知られる音楽スタジオ「ロックフィールド」を主題にしたドキュメンタリーです。ウェールズの片田舎で農場を経営する家に育った音楽好きの兄弟キングズリーとチャールズが、実家の屋根裏に機材を持ち込んで録音スタジオをつくったのが始まりです。兄弟が手探りで運営を始めたロックフィールドは、やがて音楽関係者の間で評判となり、ミュージシャンが絶えず訪れる人気スタジオに成長。クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」やオアシスの「ワンダーウォール」など、数えきれないほどの名曲を生み出してきました。
◇Travel: ニューヨーク・マンハッタン タイムズスクエア
全米随一の繁華街を歩きます。「Crossroads of the World = 世界の交差点」と呼ばれるほど華やかですが、逆にニューヨークっ子からは敬遠されているようです。1920年代から興行の街として栄えましたが、大恐慌の影響で30年以降いかがわしいショーを売りものにする劇場が増え、一時はニューヨークで最も危険な場所の一つとされました。そんなこともあり、地元から敬遠される存在になったようです。90年代以降、市の取り締まりでそうした劇場は一掃され、現在のような観光客の集まる街となりました。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、米アップルの時価総額が世界で初めて3兆ドルを突破▽大阪府警が、戸籍上は男性で自認する性が女性だという女性トイレ利用者を書類送検▽米マサチューセッツ州で、コロナウイルスをかぎ分けられる犬を学校に派遣▽英ロック歌手の故デビッド・ボウイの楽曲の権利を売却――の四つのニュースを取り上げています。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「眞子さん・小室圭さん結婚」です。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、デートに何を着ていくか迷ったハンナが、マリーの家に服を借りにきます。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月は、英国生まれでイングランド北部ヨークシャーにある新聞社の記者として活躍した後、2014年に来日したデイビッド・パイプさんが担当します。今週号では、祖母が使っていたコックニー英語について語ります。おなじ英語でも、独特のルールがあって難解なようです。
◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号は「環境、状況」を取り上げます。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 高野山(和歌山県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回は、紀伊山地にある真言密教の聖地・高野山を訪れました。
◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「忖度(そんたく)する」です。
◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にしたバイリンガル漫画エッセー。今週号では、パートナーのスティーブさんが動物性の食品を口にしないビーガンなので、植物性の材料だけでバースデーケーキを作る工夫を紹介します。
◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、エリック・カルメンと彼の名曲「オール・バイ・マイセルフ」について解説します。
◆Essay: Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、「北枕」など、文化によって違う迷信や縁起について考察します。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
欧州の人口の半数超が6~8週間でオミクロン株に感染する恐れがあるとするWHOの予想と、米国で遺伝子操作した豚の心臓を男性に移植したという医療ニュース、中国の大手教育企業が従業員6万人を削減した話の3本をお伝えします。
◆Topics
黒人初のアカデミー主演男優賞受賞者であるシドニー・ポワチエさんの訃報と、ローリング・ストーンズが英国の郵便切手になった話題をお届けします。
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