目次
2022/3/6号
This Week
On the Cover
Gaping wounds
ロシア軍がウクライナに侵攻し、多くの死傷者が出ています。これに対し、世界各地で侵攻の中止やウクライナ支援を訴えるデモが起こりました。ポーランドとの国境付近には、戦火を逃れてきた避難民が続々と到着しています。3月6日号の表紙は、トルコ・イスタンブールのデモの様子と、家族との再会を喜ぶ人たちの姿です。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: ウクライナ侵攻 背景に分離独立の動き
そもそも、なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? 過去の歴史を振り返りながら、今の状況を解説したAP通信の記事を紹介します。
◇Feature: 俳優・上白石萌音さん 別世界で見つけたもう一人の自分
大ヒットアニメの舞台版「千と千尋の神隠し」で主演を務める上白石萌音さんは、小学生のころにメキシコで2年間を過ごしました。そこで出会ったことや、語学の勉強法をAWが聞きました。
◇Movies: 「ボブという名の猫2 幸せのギフト」
ホームレスの路上演奏家が野良猫と出会い、成功をつかむ様子を描いた実話本を映画化して大ヒットした「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の続編です。「本猫」のボブが出演します。
◇Travel: ドイツ南西部 ワインガルテン
少なくとも16世紀から続く、春を祝う伝統のカーニバルと、世界屈指のガプラーオルガンがあるワインガルテン修道院が有名な小さな町です。旅の筆者が、カーニバルの様子をつぶさに見学しました。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
南米チリの先住民ヤーガン族の言葉を話す最後の一人が死去▽航空大手ANAホールディングスが、垂直に離着陸する「空飛ぶ車」の開発で米ベンチャー企業と覚書▽ポール・マッカートニーさんが4月から全米コンサートツアー▽米ミシガン州で100歳になった女性が記念の入れ墨――の4本のニュースをお届けします。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学び
ましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ロシア反体制派のナワリヌイ氏にサハロフ賞」です。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、学校の成績が良かった末っ子のクリフを、母のキャロルがごほうびの昼食に連れ出しました。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月は、英国生まれでイングランド北部ヨークシャーにある新聞社の記者として活躍した後、2014年に来日して現在は日本の大学などで教鞭を執っているデイビッド・パイプさんが担当しています。エベレストの映像をテレビで見て「明日、エベレストに行く」と主張する4歳の息子。登頂への第一歩として、3歳の娘とともに鎌倉での山歩きに連れ出しました。
◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんが、名詞を中心に意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では「災害、災難」を示す単語の使い分けを説明します。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 金刀比羅宮(香川県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、海上交通の守り神として信仰を集める香川県の金刀比羅宮。参道の階段の段数の多さでも知られています。
◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「癒やされる」です。
◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
米国人の夫を持つイラストレーター・田村記久恵さんによる、バイリンガル家庭の漫画エッセーです。両親の容姿を受け継いだ子どもたちは、まちで見ず知らずの人にいきなり英語で話しかけられたり、納豆が食べられないと思われたり。「非日本人」という箱に押し込められるような経験をしてきたそうです。
◆Every BENTO Tells a story: 魚ドライカレー
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。6年前から動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当の作り方を紹介します。海の幸に恵まれた福岡県ですが、食べられるのに売り物にされてこなかった「未利用魚」も多いようです。多田さん行きつけの弁当屋では、一手間かけておいしく調理し、提供しています。
◆Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、「日常を打ち砕く」という旅のだいご味とその効能を語ります。
◆Novel: Naomi and the Three Acorns 不思議な森への切符
米国出身で静岡在住のホラー作家・松浦テリーサさんの新連載小説です。日本人の父と米国人の母の間に生まれ、日本の地方都市の郊外に住む主人公のナオミは、同居するパートナーであるロバートの暴力から逃れて列車に飛び乗り、とある村にたどり着きます。しかし、ロバートがそこまで追いかけてきました。
◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回は、「文法の呪縛」をどうやって解くかを考えます。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
西側諸国が対ロシア制裁強化で協調▽米国人の過半数はウクライナ問題への関与望まず▽エチオピア、ナイル川ダムで発電開始――の3本をお届けします。
◆Topics
冷戦下、旧ソ連によって封鎖された西ベルリン。子どもたちにお菓子を空輸した元米軍爆撃手が101歳で亡くなりました。ベルギーの王女が、王室は旧植民地に公式に謝罪すべきだと訴えているという話題とともにお伝えします。
◆Weekly Picks: ロシア軍侵攻直後のウクライナ
侵攻が本格化した2月24日の緊迫した現地の様子を、ロイター通信の特派員が取材しました。
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