週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2022/3/20号
This Week
On the Cover
Wed on the line
ロシアの侵攻が続くウクライナの戦場で、一組の男女が結婚しました。市民からなる「領土防衛隊」の隊員のレシア・イワシチェンコさん(右)とワレリー・フィリモノフさん(中央)です。首都キエフの検問所での挙式を、簡素な花束とベールが彩りました。ウクライナでは国を守るため女性も武器を手に取っています。20日号の表紙は2人の挙式の様子です。
◇今週の注目記事 ================
◇Weekly Picks: 対ロシア制裁 かわす豪華クルーザー
ウクライナへの侵攻を受け、欧米諸国がロシアに対して制裁を発動しています。ロシア政府高官だけでなく、プーチン政権に近いとされる新興財閥(オリガルヒ)の大富豪も対象です。なかでも注目を集めているのは大富豪が所有する豪華クルーザー。欧州連合(EU)加盟国の一部は早速、全長数百メートルにも及ぶ海上ホテルのような豪華船の差し押さえに動いています。一方、司法当局の手が及ばない海上や外国に船を移すケースもあります。AP通信の報告です。
◇Special: ペリー提督と父島に移住した米国人 子孫をつなぐ複製星条旗
「黒船来航」で有名な米国のペリー提督が、東京・小笠原諸島の父島に移住した米国人に授けた星条旗が、約170年の時を経て移住者の子孫と米国に住む提督の子孫たちをつなぎました。きっかけは、父島の子孫の元に愛媛県のボランティアらから星条旗のレプリカが贈られた話を紹介した新聞記事でした。1月26日付朝日新聞に掲載された記事をもとに、朝日デジタルの英語サイトAsahi Shimbun Asia and Japan Watchが翻訳した記事を転載しました。
◇Movies: SING/シング:ネクストステージ
個性的なキャラクターたちが、地元の劇場の舞台を成功させようと奮闘する姿を描いた大ヒットアニメ映画「SING/シング」の続編となる本作は、おなじみのキャラクターたちが「聖地」とされる劇場でさらなる高みを目指します。ビリー・アイリッシュやアデル、BTSやアリアナ・グランデなど一段と豪華になった音楽のラインアップが楽しめます。
◇Travel: セーシェル諸島
インド洋に浮かぶ115の島々からなるセーシェル共和国は、昔から「アラブ商人の根城」あるいは「海賊の隠れ家」などといわれてきました。野生植物がまるで爆発でもしたかのように生い茂り、「元祖エデンの園」とも表現されます。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
ロシアのリベラル系ラジオ局「モスクワのこだま」が解散▽102歳の男性、タイの最高齢短距離走者として活躍▽ウクライナの義勇兵募集に各国から2万人以上が志願▽中国のものとみられるロケットが月の裏側に衝突――の四つのニュースを取り上げています。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「米、生まれた年が違う双子が誕生」です。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーが自宅の庭で野菜を植える父を手伝います。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月は、英国生まれでイングランド北部ヨークシャーにある新聞社の記者として活躍した後、2014年に来日したデイビッド・パイプさんが担当します。今週号では、母が飛行機恐怖症だったために、夏休みといえば一家そろって乗用車とフェリーに乗って欧州を旅行した子どものころを振り返り、旅好きになった原点を紹介します。
◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号は「戦い」を取り上げます。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 地獄谷野猿公苑(長野県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回は、冬場に野生のサルが天然温泉につかることで有名な長野県北部の地獄谷野猿公苑を紹介します。
◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「よろしく」です。
◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にしたバイリンガル漫画エッセー。今週号では、筆者の子どもたちが学校の恒例スピーチコンテストで、亡くなった米国の祖母をテーマに選んだことを紹介します。
◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、ラブ・アンリミテッド・オーケストラの「愛のテーマ」について解説します。
◆Essay: Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、170年前に英国からオーストラリアを目指して数カ月の航海に耐え、人生を切り開いた少女を紹介します。ニキさんの先祖です。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
IMFと世銀がウクライナに緊急支援▽韓国大統領に尹錫悦氏が当選▽世界のコロナ死者、600万人超える――の3本をお伝えします。
◆Topics
ロシアが「世界の穀倉地帯」と呼ばれたウクライナに侵攻したことにより、各国で穀物が不足し始めています。国際柔道連盟がプーチン氏らの名誉職をはく奪したニュースとともにお伝えします。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)の内容
- 出版社:朝日新聞社
- 発行間隔:週刊
- 発売日:[紙版]毎週金曜日 [デジタル版]毎週土曜日
日本語ナビ付きでどんどん読める。レベル別で実力アップを実感。しかも面白い!初心者でも楽しく読める週刊英和新聞「朝日ウイークリー(Asahi Weekly)」
朝日ウイークリー(AW)の記事は、初級・中級・上級とレベル別になっているので、毎週レベルアップを目標に読み進められます。英文ニュースや英語エッセーなど一部の記事は、音声を聴くこともできます。AW独自の工夫をこらした英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のニュース、エッセー、エンタメ、クイズまで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、人気作家による連載小説など、楽しい読み物も満載です。レベルに応じた対訳、日本語注釈つき。
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