週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2022/5/15号
This Week
On the Cover
Pro bono
アイルランドの人気ロックバンド・U2のボーカリスト、ボノさんとギタリストのジ・エッジさんがウクライナの首都キーウの防空壕(ごう)として使われている地下鉄駅で電撃ライブを開き、「ブラディ・サンデー」などを歌いました。ゼレンスキー大統領の招待を受けたもので、ウクライナの人気アーティストのタラス・トポリアさんと共演。ボノさんはウクライナの人々への支援を呼びかけました。15日号の表紙は、ボノさんとトポリアさんが歌う姿です。
◇今週の注目記事 ================
◇Movies: オードリー・ ヘプバーン
世界中から愛された女優オードリー・ヘプバーン(1929~93)。数々の映画で見せたチャーミングな笑顔や優雅な物腰は、今なお人々を引きつけてやみません。晩年に心血を注いだ慈善活動は、虚栄の世界に染まらなかった彼女のひたむきな生き方の表れとも言えます。そんな彼女の隠れた一面を、関係者たちの証言とともに探っていきます。ユニセフ親善大使に着任した後のたゆまぬ努力と献身的な働きは、愛の尊さを知る彼女にとって当然の行為だったのでしょう。
◇World View: 沖縄本土復帰50年
朝日新聞は、沖縄の本土復帰50年に合わせて「声」欄で投稿を募集しました。そのうち、様々な立場で当時の様子を体験した計3人の手紙を独自に英訳し、朝日新聞が所蔵する写真とともに掲載しました。
◇Weekly Picks: 漂流ごみで探る 北朝鮮の日常生活
コロナ禍によって出入国管理がより厳格化された北朝鮮の市民生活は、外国からは実態を把握しにくくなっています。そんななか、韓国の海辺に流れ着いた食品容器などの漂流ごみを収集・分析することで市民生活の実情に切り込んでいるのが東亜大学(韓国釜山市)の姜東完(カン・ドンワン)教授です。同僚や海岸を警備する兵士から冷たくあしらわれつつ、海辺通いを続けます。
◇English Writing: 英語本の著者に聞く
「超初級から話せる 英語声出しレッスン」(アルク)を出版した英語教材編集者歴20年の西川倫子さんに聞きました。初心者でも話す喜びを感じられるよう、短いフレーズで発話することを促す方法は、有名韓国語講師が考案した「声出しレッスン」メソッドを英語学習者向けに改良したものです。英会話力の向上に必要な「メンタルブロックを取り除くこと」についても話しています。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
米アリゾナ州の義足ランナー、104日連続でマラソン完走▽ドイツ・ミュンヘンのビール祭り「オクトーバーフェスト」、今秋は実施へ▽米フロリダ州の連邦裁判所、公共交通機関などでのマスク着用義務を無効に▽テニスのウィンブルドン選手権、ロシアとベラルーシの選手を出場させず――の4本のニュースをお届けします。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「英首相、コロナ規制全廃を表明」です。
◆「トピック力」のススメ
今週号から始まったコラムです。多少難解な英文でも、自分の知っているトピックのものならすいすい読めるものです。つまり、幅広い話題について背景知識をもっていれば、英語の理解も発信も容易になるはず。大学入試を素材に、そんな「トピック力」を鍛えましょう。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
人気コラムが模様替えしました。教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号ではハンナの両親が、ポートランドで過ごした休日について話しています。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。4~6月は、シカゴ大学で歴史と東アジア文化を学び、学生時代に東京と北海道でホームステイを体験、同志社大学への留学経験もある米国出身のジュリア・セルチさんの担当です。日本語は外来語をカタカナで表記して区別しますが、英語では何が外来語か明快ではありません。しかし、実際には歴史と深く結びついた多くの外来語が存在しているといいます。
◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「AtlanticとPacific」です。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。筆者は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人で交互に担当します。今週号では、海生さんが「母の日」について由来などを解説します。
◆シンプル英語で科学技術
私たちの周辺には、パソコンやスマートフォンなどとテクノロジーがあふれています。それを英語で説明するのは難しそう。しかし、テクノロジーの英語は、伝える内容が複雑なので逆にシンプルにそぎ落とした表現を使うのが常です。身の回りのテクノロジーを説明することで、「シンプルな英語」の表現方法を学びましょう。筆者はユー・イングリッシュ代表取締役の中山裕木子さんです。
◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、英語にまつわる読者の質問にお答えします。今週号では、「できた」を表現するのに、いつでもcouldが使えるわけではないことを解説します。
◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。今週号では、持続可能な環境を守るために、環境保護に積極的な若者の活動を支援しようと訴えています。
◆Dialogue with Friends
3月までAWに「Scatterbrain Diary」を連載していたキニマンス塚本ニキさんの新しいコラムです。さまざまな人との「対話(Duologue)」を通して生まれた気づきや感情をつづります。友人・知人、旅先やラジオの仕事で出会った人などに登場してもらい、彼らとの対話の一部を英語と日本語の「Duo」で紹介します。今週号は、仕事中にいつも「愛」について考えているという友人との会話です。
◆Novel: The Haunted fairground 呪われた遊園地
ちょっと怖く、そして読者に勇気を与えてくれる作風で人気の英国在住のイラストレーター兼作家、アンドリュー・ヒッチェンさんの新連載です。数十年に一度しか現れない移動式遊園地から帰宅した主人公のジャックと友人のクリスタルですが、クリスタルが不思議な病気にかかりました。
◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授のエッセーです。今週号では、過激な内容が「失言」「問題発言」と受け止められたバイデン米大統領のワルシャワ演説が題材です。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
米最高裁が、妊娠中絶権を認めた判断を覆す草案▽米FRBが22年ぶりに大幅利上げ▽EUが年内にロシア産の石油を禁輸――の3本をお伝えします。
◆Topics
ウクライナ避難者の住まいにアイルランドの城が提供された話題と、ウクライナで「ロシア軍艦、くたばれ!」切手が人気を集めている話、米国の環境団体がハリウッド作品にもっと温暖化を扱うよう呼びかけた話をお伝えします。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)の内容
- 出版社:朝日新聞社
- 発行間隔:週刊
- 発売日:[紙版]毎週金曜日 [デジタル版]毎週土曜日
日本語ナビ付きでどんどん読める。レベル別で実力アップを実感。しかも面白い!初心者でも楽しく読める週刊英和新聞「朝日ウイークリー(Asahi Weekly)」
朝日ウイークリー(AW)の記事は、初級・中級・上級とレベル別になっているので、毎週レベルアップを目標に読み進められます。英文ニュースや英語エッセーなど一部の記事は、音声を聴くこともできます。AW独自の工夫をこらした英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のニュース、エッセー、エンタメ、クイズまで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、人気作家による連載小説など、楽しい読み物も満載です。レベルに応じた対訳、日本語注釈つき。
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2024年12/1号 (2024年11月30日発売)
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