週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2022/6/12号
This Week
On the Cover
Old salt 最高齢で単独太平洋横断
ヨットによる世界最高齢での単独無寄港太平洋横断に挑んだ冒険家の堀江謙一さん(83)が4日、兵庫県西宮市のヨットハーバーに到着し、目標を達成しました。3月下旬に米サンフランシスコを出発し、約50キロを69日間かけて航海。途中で悪天候や強い潮の流れに悩まされながらも見事にゴールしました。12日号の表紙は、帰還した堀江さんの姿です。
◇今週の注目記事 ================
◇地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。今週号では、米俳優ジョニー・デップさんの家庭内暴力(DV)疑惑をめぐる元妻アンバー・ハードさんとの泥沼裁判の決着を取り上げ、加害者・被害者像を先入観で決めつけることの危険性や、どんな場合も虐待は一切容認できないことなどを訴えます。
◇Movies: 君を想い、バスに乗る
90歳の男性トムが路線バスで英国を縦断するロードムービーです。長年連れ添った妻を病気で亡くしたトムは、妻との「約束」を果たすため、50年暮らしたスコットランドを離れて大ブリテン島南西端のランズエンド岬を目指します。路線バスを乗り継ぐ道中でさまざまな面々に出会いますが、彼の姿はたまたま居合わせた人たちによって携帯電話で撮影され、拡散されます。
◇Travel: ドイツ・フランクフルトでリンゴ酒を味わう
今年、ドイツの無形文化財に登録されたというリンゴ酒(アップルワイン、アップルサイダー)を友人たちと飲むことになった筆者がフランクフルトを訪れ、ユーロタワーや大聖堂、レーマーベルク広場やゲーテハウスなどを巡ります。夕刻、ザクセンハウゼン地区のパブで、リンゴ酒のほか、ジャガイモとゆで卵にグリーンソースをかけた一皿に舌鼓を打ちます。
◇Weekly Picks: 老後の蓄えを暗号資産投資する高齢者、米国で増加
かつて暗号資産は、ハイテク業界やデジタルに精通したごく一部の人にとっての投資先でした。いまや、一般投資家の資産運用にも広がっています。米国ではその成長の可能性に注目した若者だけでなく、老後の蓄えをつぎ込む中高年者も少なくありません。ただ、その流動性には大きなリスクがあり、5月中旬には多くの暗号資産で価値が暴落したことから、専門家が注意を呼びかけています。
◇English Writing: 英語本の著者に聞く
ドラマや小説、音楽ライブのMC、学術論文などから取り出した約450の実例を使い、具体的な文脈や場面をもとに前置詞を詳しく解説する「実例が語る前置詞」(くろしお出版)の著者で慶応大学専任講師の平沢慎也さんにインタビューしました。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
カナダ・ケベック州政府がフランス語の使用を推進する法案を可決▽17世紀、米マサチューセッツ州セーラムの魔女裁判で有罪とされた女性の名誉を回復▽パリ・シャンゼリゼのキャバレー「リド」が経営不振で営業を終了▽兵庫県淡路市のテーマパークで、人気アニメ「鬼滅の刃」を体感できるイベント始まる――の4本のニュースをお届けします。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「新関脇の若隆景が初優勝」です。
◆「トピック力」のススメ
多少難解な英文でも、自分の知っているトピックのものならすいすい読めるものです。幅広い話題について背景知識をもっていれば、英語の理解も発信も容易になるはず。大学入試を素材に、そんな「トピック力」を鍛えましょう。今週号のテーマは「テクノロジー 『デジタルネイティブ』の誕生」です。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号ではマリーと友人のハンナ、ケイト、ジュリアが、授業をサボる相談をしています。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。4~6月は、シカゴ大学で歴史と東アジア文化を学び、学生時代に東京と北海道でホームステイを体験、同志社大学への留学経験もある米国出身のジュリア・セルチさんの担当です。米国にいた時、スキーは苦手だったというセルチさん。日本で再挑戦し、友人たちに教えてもらってすっかりスキーの魅力にはまったようです。
◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「McDonald」です。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。筆者は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人で交互に担当します。今週号では、海生さんが自衛隊について説明します。
◆シンプル英語で科学技術
私たちの周辺には、パソコンやスマートフォンなどとテクノロジーがあふれています。それを英語で説明するのは難しそう。しかし、テクノロジーの英語は、伝える内容が複雑なので逆にシンプルにそぎ落とした表現を使うのが常です。身の回りのテクノロジーを説明することで、「シンプルな英語」の表現方法を学びましょう。筆者はユー・イングリッシュ代表取締役の中山裕木子さんです。
◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、英語にまつわる読者の質問にお答えします。今週号では、日本語で手段を表す「~で」にあたる英語の様々な表現を解説します。
◆Dialogue with Friends
ラジオパーソナリティーとして活躍するキニマンス塚本ニキさんのコラムです。さまざまな人との「対話(Duologue)」を通して生まれた気づきや感情をつづります。友人・知人、旅先やラジオの仕事で出会った人などに登場してもらい、彼らとの対話の一部を英語と日本語の「Duo」で紹介します。今週号は、会話がなくても思いが通じ合う、親友との「対話」です。
◆Novel: The Haunted fairground 呪われた遊園地
ちょっと怖く、そして読者に勇気を与えてくれる作風で人気の英国在住のイラストレーター兼作家、アンドリュー・ヒッチェンさんの新連載です。数十年に一度しか現れない移動式遊園地から帰宅した主人公のジャックと友人のクリスタルですが、クリスタルが不思議な病気にかかります。原因を調べに再度遊園地を訪れたジャックは、異空間に引きずり込まれてしまいました。
◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授のエッセーです。今週号では、八ケ岳付近を散策した際に見かけた草花と、そこから連想される和洋の詩や文学を紹介しています。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
デンマークが国民投票でEUの防衛・安保政策への参加を決める▽米バイデン政権がウクライナに先進ロケット砲を軍事支援▽上海、2カ月ぶりにロックダウン解除――の3本のニュースをお伝えします。
◆Topics
ファン待望の映画「トップガン マーヴェリック」が封切りされました。メキシコのユカタン半島で保存状態の良いマヤ遺跡が発掘された話とともにお伝えします。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)の内容
- 出版社:朝日新聞社
- 発行間隔:週刊
- 発売日:[紙版]毎週金曜日 [デジタル版]毎週土曜日
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朝日ウイークリー(AW)の記事は、初級・中級・上級とレベル別になっているので、毎週レベルアップを目標に読み進められます。英文ニュースや英語エッセーなど一部の記事は、音声を聴くこともできます。AW独自の工夫をこらした英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のニュース、エッセー、エンタメ、クイズまで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、人気作家による連載小説など、楽しい読み物も満載です。レベルに応じた対訳、日本語注釈つき。
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2024年12/1号 (2024年11月30日発売)
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