◇今週の注目記事 ================
◇Travel: イタリア・トスカーナ州
「史上最高のワインはトスカーナ産」とも言われ、郊外では目の届く限りブドウ畑が広がるワインの産地です。一方、州都フィレンツェはルネサンス芸術の中心地でもあり、「屋根のない美術館」といわれるほど街全体に芸術作品があります。中でも、初期ルネサンス建築を代表するサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドゥオーモは街のシンボルともなっています。
◇Movies: ザ・ロストシティ
大西洋に浮かぶ架空の島を舞台にしたアクション・アドベンチャーです。古代都市の財宝を狙う大富豪の野望に巻き込まれたサンドラ・ブロック演じる小説家が、彼女に好意を抱くモデルの青年と共にジャングルの中で大冒険を繰り広げます。
◇Special: 「ポーランドへ行った子どもたち」チュ・サンミ監督に聞く
朝鮮戦争の間に、東欧に「疎開」させられた戦災孤児たちがいた―― 。孤児たちと現地の教師たちの足跡をたどって韓国人映画監督チュ・サンミさんがポーランドに渡り、作り上げたドキュメンタリー「ポーランドへ行った子どもたち」が東京・ポレポレ東中野で公開中です(全国順次公開)。ロシアによるウクライナ侵攻など現在の国際情勢と重ねて、朝日ウイークリーがチュ監督にインタビューしました。
◇Weekly Picks: 生活インフラ網に縛られない生活を選ぶ米国人
米国では都市部から離れ、電気や水道などのインフラに頼らない生活を選ぶ人が増えているそうです。環境意識の高まりやコロナ禍に伴う生活様式の変化とともに、最近のエネルギー問題も影響しているようです。技術の発達などで、自然の中での自立した生活が以前より快適に簡単にできるようになりました。一方で、性急な判断は危険が伴うと専門家は指摘します。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
ボクシングの世界バンタム級王座統一戦で井上尚弥選手がノニト・ドネア選手を破り、3団体統一王者に▽ロシアから撤退した米マクドナルドの一部店舗がロシアの新しいハンバーガーチェーンとして営業再開▽ウィリアム英王子がロンドンの街角でホームレスの自立を支援する雑誌「ビッグイシュー」を販売▽米航空宇宙局(NASA)が未確認飛行物体(UFO)について調べるチームを立ち上げると発表――の4本をお届けします。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ロッテの佐々木投手が完全試合、28年ぶり」です。
◆「トピック力」のススメ
多少難解な英文でも、自分の知っているトピックのものならすいすい読めるものです。幅広い話題について背景知識をもっていれば、英語の理解も発信も容易になるはず。大学入試を素材に、そんな「トピック力」を鍛えましょう。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号ではマリーがメルバの家の庭先に配達された新聞を玄関まで届けます。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。4~6月を担当した米国出身のジュリア・セルチさんの担当も最終回。日本の生活で気に入っていることの一つは、山登りに手軽に行けることだそうです。
◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「NaplesとSingapore」です。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。筆者は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人で交互に担当します。今週号のテーマは「七夕」です。
◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、横浜商科大学准教授の林剛司さんが、英語力向上に有効な多読に適した本を紹介します。今回は、林さんの高校時代の米国ホームステイ体験とともにお読みください。
◆厚切りジェイソンの時事放談
IT企業の役員でもある米国出身の芸人・厚切りジェイソンさんのコラムです。突然の停電で不便な思いをした経験が皆さんにもあるのではないでしょうか? ジェイソンさんが子どもの頃に住んでいた地域は、よく停電に見舞われたそうです。しかし、高校卒業直後に起きた2003年夏の北米大停電は別格でした。米国・カナダの広範囲で2日間にわたり続いたもので、米国史上最大規模といわれています。
◆Duologue with Friends
ラジオのパーソナリティーとしても知られるキニマンス塚本ニキさんが、さまざまな人との「対話(Duologue)」を通して生まれた気づきや感情をつづるコラムです。今回は、沖縄・米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する運動を続けている中山吉人さんと対話しながら、現地を案内してもらいました。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
独仏伊首脳がキーウを訪問し、ウクライナのEU加盟支援を表明▽米FRB、異例の0.75 % 利上げ決定▽世界の核弾頭、冷戦後初めて増加へ――の3本のニュースをお伝えします。
◆Topics
豪州のサッカーW杯出場を決めたメイビル選手が、難民として受け入れてくれた豪州に感謝を述べた話題と、欧州宇宙機関が銀河系の20億の星のデータを収集した話をお伝えします。
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