週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2022/7/24-31号
This Week
On the Cover
祇園祭 3年ぶり巡行
新型コロナウイルスが流行した後、中止されていた京都の祇園祭・山鉾(やまほこ)巡行が3年ぶりに行われました。古都を彩る夏の風物詩の背景には、伝統を維持・継承するための関係者らの努力がありました。2ページの「表紙の裏」で「博多祇園山笠」や「会津田島祇園祭」も紹介しています。
◇今週の注目記事 ================
◇Travel: チュニジアの神秘的なオアシス
チュニジア中部にあるジェリド湖周辺からサハラ砂漠にかけて点在するオアシスをめぐります。出発点の町ガフサの活気に圧倒された後、「赤トカゲ」の愛称がある観光列車に乗り込み、渓谷巡りへ。続いて映画「イングリッシュ・ペイシェント」 が撮影された山岳オアシスのミデス、この国のオアシスの代名詞ともいえるトズルの町などを訪問します。
◇Movies: ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
「ジュラシック」シリーズの完結編です。前作の4年後、すでに地球上のあちこちに広がった恐竜と人間が不協和音を響かせています。恐竜の闇取引や密猟も横行し、人間の欲にまみれた新世界は混沌(こんとん)としています。そんな世界で、恐竜行動専門家のオーウェンとパートナーのクレアは、以前保護した少女メイジーと山奥でひっそりと暮らしています。しかし、彼がかつて心を通わせた恐竜ブルーの子とメイジーが、密猟者に連れ去られてしまいます。
◇Special: 観光業復活の夏
新型コロナウイルスが世界中に広がって3度目の夏。少しずつ規制が緩和され、停滞していた観光業もゆっくりと動き出しました。一方、この間に航空会社で削減された人員はコロナ禍以前の水準には戻らず、観光業の復活に向けて課題も浮き彫りになっています。また、強い感染力を持つ新しい変異株が確認され、専門家は本格的に観光が復活するのは2024年以降と予測します。
◇Weekly Picks: カリフォルニア州、学校始業時間を繰り下げ
米カリフォルニア州で中学・高校の始業時間を繰り下げる州法が成立し、秋に始まる新年度から、学校活動は8時半以降に開始することが定められました。十代の子どもは睡眠を促すホルモンが遅く分泌されるため、夜更かししがちになると研究者は指摘しています。寝不足で集中力が落ち、学業に支障が出るうえに肥満や薬物使用の恐れもあると訴える繰り下げ推進派は、州法成立を歓迎しています。しかし、経済的に余裕がなく、保護者が早朝から働く家庭では、子どもの世話が悩みの種になるとの声も出ています。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、米野球雑誌が選んだ「象徴的な選手80人」に入る▽「数学のノーベル賞」といわれるフィールズ賞に、ウクライナ出身の女性数学者ら▽サウジアラビア・メッカに、「ハッジ」(大巡礼)のイスラム教徒100万人集まる▽米マサチューセッツ州の川にカップルが落としたダイヤモンドの指輪、消防の潜水チームが回収――の4本をお届けします。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「沖縄復帰50周年 続く過重な基地負担」です。
◆「トピック力」のススメ
多少難解な英文でも、自分の知っているトピックのものならすいすい読めるものです。幅広い話題について背景知識をもっていれば、英語の理解も発信も容易になるはず。大学入試を素材に、そんな「トピック力」を鍛えましょう。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、トーマスが家族に次々と「車で送って」と頼まれます。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。7~9月はカナダ生まれのニール・ウォーターズさんの担当です。北海道のパウダースノーに魅了され、2015年にワーキングホリデーを利用して来日しました。東京大学大学院修士課程で持続性科学を専攻し、在学中は船上での野外調査を含め環境と海洋生物の関係について広範囲にわたって研究したそうです。現在は都内の大学で科学論文の指導を中心に教鞭(きょうべん)を執っています。今回は、生家から巣立って以来、暮らした住まいの数々を振り返ります。
◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Portugal」です。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。筆者は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人で交互に担当します。今週号のテーマは「水」です。
◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、横浜商科大学准教授の林剛司さんが、英語力向上に有効な多読に適した本を紹介します。今回も、林さんの高校時代の米国ホームステイ体験とともにお伝えします。
◆厚切りジェイソンの時事放談
IT企業の役員でもある米国出身の芸人・厚切りジェイソンさんのコラムです。最近よく耳にするようになったメタバース仮想空間の世界に次々と大手企業が参入し、事業展開の可能性を探っています。メタバースに関するジェイソンさんの考えはどんなものでしょうか。
◆Duologue with Friends
ラジオのパーソナリティーとしても知られるキニマンス塚本ニキさんが、さまざまな人との「対話(Duologue)」を通して生まれた気づきや感情をつづるコラムです。今回は、大学生の頃から10回以上ミャンマーに通ったという友人の映像作家トオルが、久しぶりにミャンマーに出発する直前に呼び出し、少数派イスラム教徒ロヒンギャの状況などを語り合います。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
世界の人口、今年11月に80億人に▽ウクライナの穀物輸出で4者協議 輸送ルートの安全確保で合意▽クロアチア、ユーロ導入決定――の3本のニュースをお伝えします。
◆Topics
コロナ禍で自宅待機中、ニューヨークの男性が都会の街並みを表現するジオラマを制作した話題と、オランダが所蔵している美術品について、ナチスによる略奪品か鑑定し本来の所有者に返還するという話をお伝えします。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 2022年07月22日発売号掲載の次号予告
新型宇宙望遠鏡がとらえた新しい世界
ハッブル宇宙望遠鏡の後継機で、はるか遠い宇宙まで高精細に撮影できるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が送ってきた最初の画像が公開されました。
130億年以上前の銀河の姿も捉えているそうです。
ハッブル宇宙望遠鏡の後継機で、はるか遠い宇宙まで高精細に撮影できるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が送ってきた最初の画像が公開されました。
130億年以上前の銀河の姿も捉えているそうです。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)の内容
- 出版社:朝日新聞社
- 発行間隔:週刊
- 発売日:[紙版]毎週金曜日 [デジタル版]毎週土曜日
日本語ナビ付きでどんどん読める。レベル別で実力アップを実感。しかも面白い!初心者でも楽しく読める週刊英和新聞「朝日ウイークリー(Asahi Weekly)」
朝日ウイークリー(AW)の記事は、初級・中級・上級とレベル別になっているので、毎週レベルアップを目標に読み進められます。英文ニュースや英語エッセーなど一部の記事は、音声を聴くこともできます。AW独自の工夫をこらした英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のニュース、エッセー、エンタメ、クイズまで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、人気作家による連載小説など、楽しい読み物も満載です。レベルに応じた対訳、日本語注釈つき。
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2024年12/1号 (2024年11月30日発売)
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