週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2023/1/1-8号
This Week
On the Cover
Different strokes
2023年最初の表紙を飾っていただいたのは、新進の箏奏者LEO(本名・今野玲央)さんです。日本の伝統楽器に、西洋音楽の奏法などを採り入れた演奏で注目を集めています。クラシックやジャズなど様々な音楽から影響を受け、融合させることで箏の新しい魅力を発信しています。表紙の裏、Special面のインタビューもあわせてお読みください。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: Unchained melody
箏奏者のLEOさんは、米国人の父親と日本人の母親の間に生まれ、インターナショナルスクールに通っていたときに箏に出会いました。この出会いはやがてLEOさんを音楽の世界へ導き、大きな成長のきっかけになったそうです。
◇Weekly Picks: 持続可能なビジネスのあり方 厳しくなる規制
2022年は、地球温暖化対策や持続可能な開発を巡って国際社会が活発に議論した年でした。経済界にも厳しい規制が導入され、環境への取り組みは個々の企業のあり方や投資に変化をもたらしつつあります。さらに厳しい規制や罰則が導入される2023年、企業活動はどうなっていくでしょうか。
◇Movies: ドリーム・ホース
英国ウェールズの小さな村で夫と暮らすジャンは、パートタイムの仕事と親の介護に明け暮れています。そんな生活にうんざりしかけていたある日、馬主体験者ハワードの話を小耳にはさみ、競走馬の飼育を思い立ちます。引退したメスの競走馬を購入後、村の人々に声をかけ、1人あたり週10ポンド(当時のレートで約1750円)の出資で馬主組合を結成します。やがて生まれた子馬を育て、調教師に預けたあと、彼らの夢は実現へと向かい始めます。
◇World View: サッカーW杯カタール大会を振り返る
36年ぶりにアルゼンチンが優勝して閉幕したカタール大会は、通常の記事では語り尽くせないほど話題が豊富でした。中東地域で初めて開催され、酷暑を避けるために夏から冬に時期がずらされました。初めて女性審判が主審を務めました。「初」尽くしの大会には、多くの「驚き」もありました。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
米下院議長を退任するペロシ氏の肖像画、連邦議会議事堂で披露▽米ロサンゼルスにスペインの言語と文化を広める「セルバンテス文化センター」開設▽米ハーバード大の第30代学長に黒人女性が初めて就任▽韓国の人気グループBTSの最年長メンバー・ジンさんが兵役で入隊――の4本のニュースをお届けします。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ノーベル経済学賞にバーナンキ氏ら3人」です。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。英語の総合力のさらなるパワーアップにご活用ください。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーら仲良しグループが、それぞれの家庭の年越しの習慣を話し合っています。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、日本語・英語・中国語に堪能なシンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。東京大学を卒業し、現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。副業としてシンガポールで日本酒を広めることに尽力し、外国人留学生のキャリア支援を中心に異文化交流にも取り組んでいるそうです。シンガポール名物のマーライオン。この名称はシンガポール英語では動詞としても使われるとか。さて、どんな意味でしょうか。
◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Hyatt Regency」です。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 倉敷市(岡山県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、岡山県倉敷市の南端に位置する児島地区。日本で初めてジーンズを生産した「国産ジーンズ発祥の地」として知られています。
◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「頭が上がらない」です。
◆私のおすすめの洋書
異文化コミュニケ-ションと人事管理を専門とする米国出身の経営コンサルタントで、「英語の品格」などの著書があるロッシェル・カップさんが、お勧めの洋書を紹介するコラムです。今週号では、パーソナルプランニング(目標達成のための生き方のすすめ)を説く一冊を紹介します。
◆Every BENTO Tells a story: 牛丼弁当
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当の作り方を紹介します。今週号では、インドで食べるのがタブーとされる牛肉について様々に思いを巡らせつつ、牛丼弁当の作り方を伝授します。
◆FIELD NOTES OF A BILINGUAL FAMILY
田村記久恵(きくえ)さんの漫画エッセーです。夫のスティーブさんや子どもたちと一緒に、時には単独で、様々な体験をしに出かけます。今週号では、年末になると友人たちと取り組むしめ飾り作りを紹介します。
◆Novel: The Adventures of Asteroid Annie and Captain Z
日本在住の米国人作家松浦テリーサさんの新連載です。誤情報がもとで核戦争が起き、地球に人が住めなくなった近未来。生き残った人々は宇宙に飛び出し、「宇宙連邦」を結成して平和に暮らせる星を探していました。隊員のジークと相棒のアニーは、ある緑豊かな星で不思議な生物「ムシブルーム」に出会います。ところが、突然現れた怪物に襲われ、ジークは命からがら逃れます。気がつくと、ジークは独りで荒廃した地球に戻っていました。
◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回のテーマは、「重視すべきは音か意味か」です。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
ウクライナのゼレンスキー大統領、米連邦議会で演説▽ロシアが対NATOで軍再編へ▽タリバン、女子の大学進学を禁止――の3本を紹介します。
◆Topics
イラン当局が、SNSで政府への抗議デモに連帯を表明したアカデミー作品主演俳優を逮捕しました。そのニュースとともに、第2次世界大戦中、米国の原爆開発計画を主導しながら戦後は冷戦下の「赤狩り」に巻き込まれ、公職追放されたオッペンハイマー氏の名誉を米政府が回復した話をお伝えします。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 2022年12月30日発売号掲載の次号予告
英語本の著者に聞く
配信サービスなどでより身近になった映画や海外ドラマ。
そのセリフは「珠玉の口語表現集」とも言えます。
英文法や音声学などをセリフから学べる「映画でひもとく英語学」の編者の倉田誠・ 京都外国語大学教授に話を聞きました
配信サービスなどでより身近になった映画や海外ドラマ。
そのセリフは「珠玉の口語表現集」とも言えます。
英文法や音声学などをセリフから学べる「映画でひもとく英語学」の編者の倉田誠・ 京都外国語大学教授に話を聞きました
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)の内容
- 出版社:朝日新聞社
- 発行間隔:週刊
- 発売日:[紙版]毎週金曜日 [デジタル版]毎週土曜日
日本語ナビ付きでどんどん読める。レベル別で実力アップを実感。しかも面白い!初心者でも楽しく読める週刊英和新聞「朝日ウイークリー(Asahi Weekly)」
朝日ウイークリー(AW)の記事は、初級・中級・上級とレベル別になっているので、毎週レベルアップを目標に読み進められます。英文ニュースや英語エッセーなど一部の記事は、音声を聴くこともできます。AW独自の工夫をこらした英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のニュース、エッセー、エンタメ、クイズまで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、人気作家による連載小説など、楽しい読み物も満載です。レベルに応じた対訳、日本語注釈つき。
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2024年9/8号 (2024年09月07日発売)
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