目次
2023/4/23-30号
This Week
On the Cover
Breaking the wall 村上春樹さん 6年ぶり長編小説
村上春樹さんの6年ぶりの長編小説「街とその不確かな壁」が4月13日に発売され、話題になっています。40年以上前、壁に囲まれた街を題材にした作品を文芸誌に発表したものの、書籍化されず、今回、これを新たに3部構成の長編小説として発表しました。コロナ禍とロシア軍によるウクライナ侵攻などを意識し、筆を執ったそうです。
◇今週の注目記事 ================
◇Nyk’s Six
1992年、米オレゴン州に生まれ、高校生のときに日本語とJポップに魅了されて来日したニコラス(ニック)・エドワーズさんによる新連載です。シンガー・ソングライターのほか、映画や舞台、ラジオなどでも活動中のニックさん。音楽専門のインターネットラジオ・BSCラジオ「英語を深掘り・海外ヒットソング」ではパーソナリティーを務めます。日米の文化の違いなどを紹介するYouTube「ニックちゃんねる」も配信中です。タイトルの「Six」は口語で「後ろ」のこと。ニックさんは自分の後ろ=歴史の意味で使っています。
◇Special: トランプ前米大統領を起訴
ドナルド・トランプ前米大統領が起訴されました。大統領経験者が刑事事件で起訴されたのは米国史上初めてです。2016年の大統領選挙期間中に不倫の口止め料を支払い、隠蔽(いんぺい)のため帳簿記録を改ざんしたなど計34件の「重罪」に問われています。ニューヨーク・マンハッタン地区の検察当局はそれぞれの罪の詳細について明らかにしていませんが、トランプ氏は起訴事実を否認しています。トランプ氏も立候補の意向を示す米大統領選を来年に控え、米国社会は混乱を深めそうです。
◇Travel: 米国東海岸 バークシャー地方
主にマサチューセッツ州の西部に広がる自然豊かな地域です。サイロが点在し、コミュニティーガーデンでは色とりどりの花や野菜が育てられるなど、農業が盛んなことが分かります。現地での夏の楽しみは、指揮者の小澤征爾氏と言えば思い浮かぶタングルウッド音楽祭です。ボストン交響楽団が若手の音楽家のために開いているもので、観客は芝生にゆったりとくつろいで音楽を楽しむことができます。
◇Movies: デスパレート・ラン
夫を亡くしたエイミーは、高校生の息子ノアと小学生の娘エミリーと共にカナダの緑豊かな町で暮らしています。夫の一周忌を間近に控えたある朝、ジョギングに出かけ、広大な森の奥深くを走っていたエイミーのスマートフォンに、地域の学校が全て封鎖されたという緊急速報が届きます。ニュース動画などからノアの高校で立てこもり事件が発生したことを知ったエイミーは、一刻も早くノアのもとへ向かうべく走りながら、スマホを駆使して事件の解決を試みます。
◇Weekly Picks: 人口「最多」のインド さらに浮き彫りになった女性の社会進出の遅れ
少子高齢化が急速に進む中国を抜いて、人口が世界最多になる見込みのインド。経済成長が注目されていますが、失業が深刻で、伝統的な家族観などから女性の社会進出が遅れていることがさらに浮き彫りになっています。識者は、今後の経済の発展のために女性の雇用が急務と指摘します。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
日豪の共同研究チームが、魚の撮影で最深記録▽NASAの月探査計画の宇宙飛行士に、初めて女性とアフリカ系米国人が選ばれる▽ブラジルのボルソナーロ前大統領、宝飾品を税関で申告せず警察が聴取▽「となりのトトロ」舞台版が英演劇界「オリビエ賞」で6冠――の4本をお届けします。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。4~6月の担当は、英スコットランド生まれのレイチェル・ファーガソンさんです。2006年から日本で暮らし、日本語も堪能です。NHKワールドの天気キャスターを経験した後、声優、歌手、 詩人、絵本作家として活動しつつ、日本 における DEI(多様性・公平性・包括性)を推進するNPO法人「こそだてビレッジ」を共同設立。また、シェアリビング・シェアオフィス・子育て支援を推進するコミュニティー「Ryozan Park」を共同設立。2019年には、在日英国商工会議所から優れた起業家に贈られるEntrepreneur of the Year を受賞しました。
◆シミケンの語源でひも解く欧州の歴史
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語はゲルマン語派に属し、ドイツ語、デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語、オランダ語などと同一系統の言語です。本連載ではゲルマンの一部族の言語に過ぎなかった英語が、現在までの1500年間でどのように発達し、現在の形になったかを、語源に着目しながら解説していきます。同時にヨーロッパの歴史的な出来事や社会的・文化的環境の変化にも言及します。語源と欧州史が一緒に学べるのが大きな特徴です。ラテン語やギリシャ語をはじめ様々な民族の言葉を取り込みながら成長してきた英単語の成り立ちを、多角的な視点から掘り下げます。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。執筆は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人が交代で担当します。
◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、横浜商科大学准教授の林剛司さんが、英語力向上に有効な多読に適した本を紹介します。毎日、少しずつ英語を読む習慣を身に付けましょう。
◆Through REINA’s Eyes
タレントREINAさんのコラムです。米国出身で学生時代にクリントン元大統領の事務所でインターンをしたり、情報機関への就職を考えたり、さまざまな経験を積んで日本に来ました。多様な経験に裏付けられた広い視野で、世の中の事象を複眼的に論じていきます。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
米機密文書流出で州兵逮捕▽ミャンマー国軍空爆で市民100人以上死亡▽イタリア、移民急増で非常事態宣言――の3本のニュースをお伝えします。
◆Topics
英王室が、チャールズ王の戴冠(たいかん)式の概要を発表しました。公式記念絵文字も決まったということです。イランでは、公共の場に監視カメラの設置が進んでいます。スカーフ未着用の女性を特定して罰するため、という理由だそうです。
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次号予告
「スーパーマリオブラザーズ」 の映画版が米国で大ヒット上映中です。
実は、1990年代にハリウッドで映画化された作品は、失敗。
今回は何が違ったのか。そこには、制作に深く関わった日本人の思いがありました。
商品情報・内容
- 出版社:朝日新聞社
- 発行間隔:週刊
- 発売日:[紙版]毎週金曜日 [デジタル版]毎週土曜日
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朝日ウイークリー(AW)は朝日新聞社が発行する週刊英字新聞です。1973年創刊で50年を超える歴史があり、小学生から80代まで幅広い年齢層のみなさまにご愛読いただいています。毎号、オールカラー24ページ。難しい単語や表現には日本語の解説が付き、初心者でも楽しく英語に慣れ親しみながら、英語力のレベルアップにつなげられます。多くの記事は音声で聴けます。時事ニュースはもちろん、英語エッセー、AW独自の英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のエンタメ、クイズ、人生相談まで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、連載小説など、生きた英語が充実しています。
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