こどものとも0.1.2. 発売日・バックナンバー

目次:
むしむし なにむし
乾栄里子 文/あずみ虫 絵

■内容のご紹介
「むしむし てんとうむし のぼっていくよ ててててて うえまで きたらね… とぶよ! ばっ ぷーん」。花の上まで登ったてんとうむしが飛んだり、小石に驚いただんごむしがまるまったり、虫たちの動きの変化が楽しい絵本です。ほかにも、あおむし、かぶとむし、くわがたむしが登場します。リズムの良い言葉と色鮮やかな絵で、虫たちが楽しく元気に描かれます。

■編集部より
テントウムシが草花の上まで登ってから飛び立ったり、アオムシがたくさんの葉っぱを食べたり、虫たちはそれぞれ特徴があって、思わず見入ってしまうような動きを見せてくれます。文章を書かれた乾さんは、息子さんと小さな生きものとふれあった思い出から、赤ちゃんを楽しませる絵本ができたらと、『むしむし なにむし』を考えられました。

生き生きとした愛らしい虫たちを描き出してくださったのは、アルミ板を用いて絵を制作される、あずみ虫さん。元気で楽しい虫たちの絵本をお届けします。

■作者のことば
テントウムシが草花の上まで登ってから飛び立ったり、アオムシがたくさんの葉っぱを食べたり、虫たちはそれぞれ特徴があって、思わず見入ってしまうような動きを見せてくれます。文章を書かれた乾さんは、息子さんと小さな生きものとふれあった思い出から、赤ちゃんを楽しませる絵本ができたらと、『むしむし なにむし』を考えられました。

生き生きとした愛らしい虫たちを描き出してくださったのは、アルミ板を用いて絵を制作される、あずみ虫さん。元気で楽しい虫たちの絵本をお届けします。

■著者情報
乾栄里子
1964年、東京都生まれ。東京造形大学デザイン科卒業後、インドへ留学。バナスタリ大学でテキスタイルを学ぶ。絵本に「バルバルさん」シリーズ、『わにおの わのじは どうかくの?』『おんぶに だっこに かたぐるま』(「こどものとも0.1.2.」2021年12月号/すべて福音館書店)など多数。

あずみ虫
1975年、神奈川県生まれ。安西水丸氏に師事。アルミ板をカッティングする技法で作品を制作。小説雑誌の挿絵で講談社出版文化賞さしえ賞、『わたしのこねこ』で産経児童出版文化賞美術賞受賞。その他の絵本に『じゅう じゅう じゅう』『ぴたっ!』(すべて福音館書店)などがある。
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にょきっ! ちんあなご
藤島由美 作

■内容のご紹介
「おーい あさだよ ちんあなご」と呼ばれて「にょきっ!」と一斉に砂から顔を出した6匹のちんあなごたち。ごはんを食べて、けんかして、仲直り。おさんぽに行って、帰ってきたら、また「バイバーイ」と砂に潜っていきました。縦長の画面で、ユーモアあふれるちんあなごたちの行動を、軽快に描きます。赤ちゃんと繰り返しお楽しみください。

■編集部より
作者の藤島由美さんは『じゃがーくん』(「こどものとも0.1.2.」2021年2月号)を作った後、もう一度縦に開いて展開する赤ちゃん絵本を作りたいと考えていらっしゃいました。また、20年ほど前、新潟の水族館で初めてちんあなごに出会って以来、いつかちんあなごの絵本を作りたいとも思っていたそう。そんなある日、東京のすみだ水族館で、ケンカしたり抱き合ったりするちんあなごを観察していて、縦開きで展開するちんあなごの絵本のアイデアが「にょきっ」と生まれてきたそうです。

貼り絵や、針金を使った立体作品など様々な表現方法を試した末、太い墨線と色鮮やかなアクリル画で、チンアナゴの動きをくっきりと軽快に描きだしてくださいました。

「にょきっ!」と一斉に砂から出てきて、また「ずぶずぶずぶっ」と砂に潜っていくユーモラスな姿をお楽しみください。

■作者のことば
ちんあなごは おしりからもぐります  藤島由美

ちんあなごが穴からすっぽり出るのは、極めてレアな事態だそうです。飼育員さんによれば、お引越しの時とか、ちょっと気分を変えたい時(?)とか。で、一番面白いのは、砂地に戻る時。おしりから埋まっていくところです。一度テレビで見ましたけれど、大笑いです。そこを何とかこの目で見たいものだと、あちこちの水族館に通っていますが、いまだにリアルには見ていません。

おーい、ちんあなご君。なぜ、君たちはおしりからズブズブ入っていくのか! そもそも、なぜ君たちは砂地で伸びたり引っ込んだりするのか! 仲間しかいない水族館の水槽で何をびくびくしているのか! よく見りゃ小さいのに表情すらあるじゃないか! 見れば見るほど、謎が多い。想像力を掻き立てられます。

この何ともフシギなちんあなごに、魂を持っていかれて3年。やっと絵本ができました。フシギな生態をフシギなままに本にしました。でもね、これを見たら、ちんあなごたちは怒るに決まっています。俺たちは、笑かすためにしりから入るんじゃない! と。うんうん、そうだろうそうだろう……。

動物の絵本を描いていていつも心していることは、動物の面白いところをたくさん発見して、それをMAX面白がって描いて、子どもたちに伝えたい、ってことなんですよ。それで、ファンになる子どもが増えれば、動物だってうれしいでしょう、きっと。年間パスポート買ってせっせと出かける甲斐もあるってものです。ちんあなごの水槽にかじりついて長時間離れず、時おり「ねー、ちんさん」などと話しかけたりする、しばらくはまだ、ちょっと変わった人でいさせてください。

■著者情報
藤島由美(ふじしまゆみ)
横浜市生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。博報堂勤務を経て、画家。1996年二科展入選以来、2026年3月まで二科会所属。動物をモチーフとした絵本作品に『じゃがーくん』(「こどものとも0.1.2.」2021年2月号)『あさの どうぶつえん』(「こどものとも年少版」2025年2月号)『ベッペじいさんと ねこ』(「こどものとも」2016年6月号/以上、福音館書店)『ツガルさん』(神奈川新聞社)『くさかりやぎさんズ』(チャイルド本社)など。アメーバブログにて「ユミーシカ さんぽ」連載中。
あたまは てんてんてん
鍋田敬子 文・絵

■内容のご紹介
まど・みちおさんの同名の詩をもとに、ゴリラの親子のふれあいあそびをユーモラスに描いた絵本。「あたまは てんてんてん」「ほっぺは ぽんぽんぽん」「むねは どんどんどん」と、リズミカルな言葉に合わせ、体のあちこちを触って、親子で楽しく遊べます。最後は、「あーしのうーらを こーちょこちょ」で、大いに盛り上がってください!

■編集部より
本書は、手あそびうたとして作られたまど・みちおさんの同名の詩をもとに、鍋田敬子さんが絵本にした作品です。鍋田さんは長年、図書館や子育て支援センターで読み聞かせやわらべうたの活動をしていらっしゃいますが、以前ご自身が受けた講習会で「あたまは てんてんてん」の手あそびを教わり、それ以後、たくさんの赤ちゃんと遊んでこられました。

この手あそびを絵本にするにあたり、鍋田さんはゴリラの親子を主人公にしてユーモアたっぷりに描かれました。お母さんゴリラの子どもに向けられた目線や子どもを優しくタッチするしぐさからは深い愛情が伝わってきますし、お母さんと一緒に遊ぶ子どもの表情や動きもまた、喜びに満ちあふれています。

この絵本を読んだ読者の方々も、ゴリラの親子のように赤ちゃんとふれあって遊んで、楽しい時間を過ごしていただければと思います。

■作者のことば
「あそびうた」 鍋田敬子

私は、自分の小さかった頃のことを覚えています。一番古い記憶は、父とのあそびうたです。「うまは としとし ないてもつよい」と歌いながら父は、私をおんぶしてぴょんぴょんとはねるのです。私は父の背中にしっかりつかまって、落ちないようにだきついていたのを覚えています。

「ぎっこん ばったん よいしょぶね」では、向かい合わせで父の膝に乗って、両手をつないで、おしたりひっぱったりして遊びました。歌のリズムが体の動きを誘い、舟こぎを楽しみました。「ひこうき ぶーん」では、仰向けになった父が膝を曲げて、足の裏に私を乗せて、「ひこうき ぶーん」と歌いながら私を高く上げます。

父は手を放し、私は大きく手を広げて飛行機が飛ぶまねをするのです。ぐらぐらするけど落ちないようにバランスをとる、その緊張感とスリルが面白くて、何度もせがみました。私は、父の大きな背中と手のぬくもりを体で感じました。父はこんなあそびうたをどこで覚えたのでしょう。

きっと、父も小さかった頃、祖父に遊んでもらったのでしょう。姉とは、「だるまさん だるまさん にらめっこしましょ わらうとまけよ あっぷっぷ」や「あがりめ さがりめ ぐるっとまわって にゃんこのめ」をやっては一緒に笑い転げました。

あそびうたは今の子どもたちにも受け継がれています。都内のある保育園では、「どんどんばしわたれ」が子どもたちの大好きな遊びだそうです。この絵本はあそびうたの絵本です。子どもと一緒に遊びながら笑い転げてください。

■著者情報
鍋田敬子(なべたけいこ)
1956年、香川県生まれ。九州産業大学芸術学部美術学科卒業。千葉県の小学校教諭を経て、現在はボランティアで地域の子どもたちと、わらべうたや絵本、お話、てあそびなどを楽しんでいる。絵本に『うどんやの たあちゃん』『なっちゃんが ちっちゃかったころの おはなし』『うちのほうが すごいんやで!』(「こどものとも年中向き」2024年4月号)『ええこと おもいついた なっちゃん』(「同」2015年7月号/すべて福音館書店)などがある。千葉県在住。
ついたよ ついたよ
村田エミコ 作

はりねずみの親子が「とっとこ とっとこ」歩いて、おうちに帰ります。ページをめくると、木の中のおうちに「ついたよ ついたよ」「ただいま!」。さるは木の上のおうち、もぐらは土の中のおうち。動物たちがそれぞれのおうちに帰ります。元気よく帰る動物たちの様子や、いろいろなおうちも楽しい、帰り着く喜びにあふれた絵本です。

■編集部より
おでかけは楽しいけれど、おうちに着くとほっとして、うれしい気持ちになりますよね。「ついたよ」「ただいま」という言葉には、帰り着いた安心感と喜びがこもっているように思います。

木の上や、土の中など、それぞれのおうちに帰る動物たちは、元気いっぱいで、とてもうれしそう。作者の村田エミコさんは、温かみのある版画で、どこかユーモラスな動物たちを描き出してくださいました。おうちに帰る喜びを感じてもらえたらうれしいです。

■作者のことば
「おうち大好き!」村田エミコ

ほぼ毎日おさんぽに行きます。雑木林の緑道は季節を感じられるお気に入りのおさんぽコース。そこではいろんな生きものと出会えます。

春先はウグイスが鳴きます。いつも同じ藪の中から聞こえるので、きっとここにおうちがあるんだね。でもウグイスはなかなか姿を見ることができず、辛抱強くない私は一度も見たことがありません……今度の春こそ見てみたいなぁ。

そして雨上がりの蒸し暑い日はヘビのアオダイショウが緑道を横切ります。これにはいつも驚かされるのですが、だいたい同じ場所に現れるので、この辺りにお住まいのようです。今日は会いませんように。

その先の小さい橋を渡ると、水辺にはカモやアオサギの姿も見られます。薄暗くなると寝床へ帰るようで、カモがつがいで仲良く飛んでいく姿にほのぼのします。

しばらく行くとちょっとした広場に出ます。ここに住んでいるのはモグラです。土の山がポコポコとあちこちに作られていて、地下街は建設ラッシュなのかしら? と想像しつつ、ここでUターンして帰ります。

と、こんなふうに日々歩いていたら、いろんな生きものの、いろんなおうちの絵本ができました。チンパンジーは木の上の葉っぱのベッドで寝ていたり、カクレクマノミはイソギンチャクの中でユラユラ、まったり。そしてみんなおうちが大好き! ホッと、くつろげる居心地の良い場所にみんな帰ります。

さて、今日のおさんぽはおしまい。私もおうちに帰ろうっと。

■著者情報
村田エミコ(むらたえみこ)
1969年、東京都生まれ。1994年に初個展。以来、年に1回、新作版画の展覧会をひらく。絵本の仕事に、『ぽん!』『つぎ、とまります』『くまとうさんの さかなつり』(「こどものとも年少版」2016年6月号)『プレゼントをかいに』(「同」2021年2月号)『びよよ~ん』(「こどものとも0.1.2.」2015年6月号)『ちゅうちゅう ちゅちゅちゅ』(「同」2018年5月号)『はしるよ でんしゃ』(「同」2024年5月号)『チリンでんしゃ』(大原悦子文/以上、福音館書店)『やまのバス』(内田麟太郎文/佼成出版社)などがある。東京都在住。
『くだもの くださいな』
みやまつともみ 作

「ちいさな くだもの くださいな」「まるい くだもの くださいな」「あまい くだもの くださいな」――ブルーベリー、みかん、いちごやバナナなど、いろいろなくだものが赤ちゃんの目の前に差し出される絵本です。語りかけるようなことばを添えて、色もかたちも多様なくだものを、うつくしくあたたかな貼り絵で描きます。

■作者のことば
「果物のたのしみ」みやまつともみ

果物は色や形、大きさがとても様々で、お菓子ではないけれど甘く、赤ちゃんから口にできる魅力的な食べ物です。

今は中高生のうちの子どもたちが赤ちゃんの頃、離乳食でやわらかく潰したバナナやすりおろしたりんごをあげると、喜んで食べていました。1歳半の頃、一人でバナナの皮をむき、1本食べきった時の満足そうな表情は心に残っています。

少し大きくなってからは、家族でいちご狩りやぶどう狩り、ブルーベリー狩り、キウイ狩りなどへ出かけ、幼稚園では毎年遠足でみかん狩りへ。新鮮な果物を自分の手で取りその場で食べることは、とてもワクワク! 夏休みの実家でのスイカ割りなど、果物にまつわる楽しい思い出の数々があり、成長した今も話題に上がります。

この絵本の制作中は、下描きや観察のため、いつになく果物を購入し食べる機会が増え、家族に喜ばれました。

貼り絵は、まずストックしている紙(色紙、包装紙、空き箱、和紙など)の中からそれぞれの果物に合う紙を選び出します。バナナはつるっとした質感の厚紙を、みかんの房の筋は白い和紙の繊維をはぎ取り、桃は柔らかさを出したくて微妙に色の異なる薄い和紙を貼り重ねました。

パイナップルの葉は合う紙が見つからず途方に暮れていたところ、部屋の片隅に置いてあった娘のコンタクトレンズの空き箱の色味がぴったり! 使う紙は色を塗ることはしないので、イメージ通りの紙が見つかるとうれしくなります。制作は、紙をハサミで切るか手でちぎり、のりを付け、指先でそっと下絵に貼っていきます。

おいしそう、なんだろうと絵に手を伸ばし、楽しんでもらえたらうれしいです。

■編集部より

『のりたいな』『たべたいな』など、赤ちゃんがよろこぶ絵本を作ってくださっているみやまつともみさんの作品です。

今回のテーマは「くだもの」。赤ちゃんは自分の知っているくだものを見てうれしくなったり、初めて出会うくだものに興味をひかれるたりすることでしょう。

「くださいな」が繰り返されるやわらかなことばは、擬音語・擬態語の効果もあって耳で聞いて心地よく、赤ちゃんは気持ちを重ねながら、くだものの名前に親しむことができます。

絵はほかのみやまつさんの絵本同様、貼り絵で作られています。みやまつさんはそれぞれのくだものの旬の時期を大切に、一年をかけて原画制作に取り組んでくださいました。さまざまな紙の色や質感を生かして丁寧に作られた貼り絵の表現をお楽しみください。
*子どもにくだものを与える際は、月齢・年齢に合わせてご配慮ください。

■著者情報
みやまつともみ
神奈川県生まれ。東邦大学理学部生物学科卒業。ウミガメの生態研究、県史自然誌編纂、水族館勤務を経たのち、イラストレーターとして動物、植物、生活まわりのものなどを貼り絵で描く。絵本に『のりたいな』『たべたいな』『あ、むしさん』(「こどものとも0.1.2.」2020年5月号)『なかよし だあれ』(「同」2018年6月号)『うみのいきもの かくれっこ』(「こどものとも年少版」2022年6月号)『おなまえ なあに』(「同」2015年7月号)『ちょうが ちょん!』(「ちいさなかがくのとも」2023年8月号、以上福音館書店)『さわらせて』(アリス館)など。神奈川県在住。

★絵本を楽しめるようになってきたら2~4才向きの「こどものとも年少版」も楽しいですよ。
なぁーれ なぁーれ

山田ゆみ子 さく

つみき、つみき、たかーくなぁーれ。

たかくつんだら、おうちができた。

でんしゃ、でんしゃ、ならんでひとつになぁーれ。

ひとつにつながったら、がたんごとん、しゅっぱーつ! おにいちゃん、おにいちゃん、とんねるになぁーれ。

おにいちゃんがトンネルになって遊んでくれたよ。

生活の中での小さい子どもの「こんなふうになぁーれ」がかなう、うれしい絵本です。

編集部より

1、2歳くらいの子だと、「こうなったらいいな」という思いがあっても、どうやればいいかわからなかったり、わかっていてもできなかったりしますよね。
言葉でうったえるのもまだ難しい。
そんな小さな子の気持ちに、山田ゆみ子さんがやさしく寄り添ってくださいました。
この絵本の中で願いが叶って、うれしい気持ちを味わってもらえたらと思います。
一日一日と成長する子どもたち。
今までできなかったことでも、「なぁーれ」と唱えながらやってみたら、思いのほか、すっとできたりするかもしれませんよ。

著者情報
1948年、新潟県生まれ。絵本に『なあちゃん なでなで』(「こどものとも0.1.2.」2022年10月号)『くーちゃんの くった』(「同」2019年10月号)『まっかだね』(「同」2011年10月号)『かみっこさん』(「こどものとも年少版」2016年12月号)『ゆうちゃんのたこやきパーティー』(「こどものとも年中向き」2009年12月号)『いちばの どじょう』(「同」2006年8月号)『おでんおんせん』(「同」2003年2月号、以上福音館書店)など。
絵を担当した作品に『みっちゃんのさくら貝』(窪田惠子作、能登印刷出版部)がある。北陸児童文学協会会員。金沢市在住。

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ありの あいたた

つちはしとしこ さく

ありがリビングにやってきて「なんだか たのしそうな ところだ」と、ぐねぐね道を歩いたり、ソファーの上で「ヤッホー」と叫んだり、次から次と楽しく遊びます。

おや、あっちにもありさんがいそうだと、走っていったら……。

好奇心いっぱいで、ちょっとドジなありが主人公の人気シリーズ第3弾。

今作では「あいたたたー」のラストで子どもたちを魅了します。

編集部より

 編集担当はかつて友人の子どもたちと『ありの あちち』を読んで、一緒に大笑いしたことがあります。
2歳くらいの小さな子でも、絵本を読んでゲラゲラ笑うんだ、と新鮮な気持ちになりました。
自分と似たような生活環境に出現したありくんが、遊んだり失敗したりする様子が、ユーモラスな絵で愛情を持って描かれているので、子どもたちは親近感を抱いてありくんのお話を安心して楽しむことができるのでしょう。
今作では「あいたたた-」と、痛い思いをしたありくんはかわいそうですが、「いたいの いたいの とんでいけー」とやさいくいたわってあげれば、裏表紙でにっこり笑顔になっていますよ。
 1996年に刊行された『ありの あちち』、続編の『ありの あわわ』(「こどものとも0.1.2.」(2002年10月号)に続く、待望の第3段。好奇心旺盛なありが、今回はリビングで繰り広げるハプニングを、お楽しみいただければと思います。

著者情報

1960年、和歌山県生まれ。主な著書に『オリオン画報』(新潮社)『極楽さん』(晶文社)、絵本に『ありの あちち』『ありの あわわ』『ものものずかん』『めちゃくちゃ るすばん』『ひょうたんハウス』『アオッチとキーコ ひみつきちにいく』『おみまい』『ひふみよかぞえうた』(以上、福音館書店)『ムッシーげきじょう』(教育画劇)『なにわ くいしんぼう くらぶ』(理論社)『おちゃのじかん』(佼成出版社)などがある。奈良県在住。

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ちいさなトリさんが ツーピーツツピー

笠野裕一 さく

ちいさなトリさんが、イヌさんに「ツーピーツツピー」と鳴くと、「ウー ワンワン」と返事をしてくれます。

次にウシさんに鳴くと、「ウン モー」と返してくれました。

ほかにもいろいろな動物と、最後には男の子が、それぞれの鳴き声や言葉でこたえてくれます。

交わされるあいさつのやりとりが楽しく、呼びかけたら返事をもらえるうれしさを感じられる絵本です。

編集部より

朝、窓の外から小鳥の声が聞こえてくると、なんだか幸せな気持ちになりますよね。
作者の笠野裕一さんは、ウグイスが自分にあいさつしているように感じたご経験をきっかけに、この作品を描かれたそうです。
小さな子どもは、返事があること、呼びかけに応答してもらえることに、大きな喜びと安心感を覚えます。
トリさんがあいさつをすると、動物たちや男の子がそれぞれに返してくれるこの絵本は、こたえてもらえるうれしさを存分に感じられることでしょう。
トリさんと動物たちの鳴き声を大人と子どもで交互に読んだり、鳴き声をまねしてみたりしても楽しいですよ。
あいさつを交わす楽しみを、ぜひお子さんと味わっていただけたらうれしいです。

著者情報

笠野裕一
1956年、宮崎県生まれ。
絵本に『おひさま ぽかぽか』『ふねが きた!』『ちいさな ひこうき』(「こどものとも 0.1.2.」2008年2月号)『ちいさな ふね』(「同」2011年7月号)『ブップ ブープー』(「同」2017年6月号)『ちいさな はこ』(「同」 2019年12月号)『おひるね』(「同」2022年8月号)『ぷく ぷく ぷく』(「こどものとも年少版」2006年8月号)『のせてよ!』(「同」2013年10月号)『すいかを どうぞ!』(「ちいさなかがくのとも」2023年7月号/すべて福音館書店)など多数。宮崎県都城市在住。

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どっちから くるのかな?

山﨑杉夫 さく

ウーウーウー。
道路に消防車がやってくる。
どっちからくるのかな?

ぽんぽんぽん。
川にお船がやってくる。
どっちからくるのかな?

がたがたみちにやってくるのは、ブルドーザー。
ほかにもでんしゃなど、いろいろな乗り物が画面のあちらこちらから現れます。
赤ちゃんと一緒に、「どっちかな?」「今度はこっち!」と楽しめる絵本です。

編集部より

 イラストレーターの山﨑杉夫さんが、前作『あっちから こっちから』に続いて、楽しい乗り物絵本を作ってくださいました。
今作では道路に加え、川や線路といったいろいろな「道」が登場し、船や電車なども含めたさまざまな乗り物たちがあちこちから現れます。
 山﨑さんならではの太いりんかく線で描かれた乗り物たちは、どっしりとした存在感があってユーモラス。
どことなくあたたかな人間味を感じさせます。
子どもと一緒にページをめくりながら、「どっち?」「こっち!」と楽しんでくださいね。

著者情報

山﨑杉夫
イラストレーター。1968年東京都生まれ。立教大学経済学部卒業後、会社員生活を経てセツ・モードセミナー卒。安西水丸氏に師事。
2003年にザ・チョイス年度賞、TIS公募金賞。『任侠学園』等の「任侠」シリーズ(今野敏 著、中央公論新社)表紙など書籍の装画、雑誌挿絵などを中心に活動。
著書に絵本『黒猫ナイト』(長崎出版)『あっちから こっちから』(「こどものとも0.1.2.」2021年8月号、福音館書店)、紙芝居『ばけねこやま』(教育画劇)。同人誌「四月と十月」同人。神奈川県鎌倉市在住。

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とことこ くまさん

アヤ井アキコ さく

おなかのすいた小さなくまさんが、森のなかをとことこ歩きます。はちみつを見つけると、「あまい あまい」とうれしそうに食べます。
次はどんぐりを見つけて、口いっぱいにほおばります。
もっと食べたいくまさんは、高いところにある大好きな山ぶどうを取ろうと木にのぼりますが……。
好きなものをおなかいっぱい食べる喜びを描いた絵本です。

編集部より

 作者のアヤ井アキコさんは、自然や動物をこよなく愛し、なかでも、くまは大好きで、ずっと描き続けていらっしゃるモチーフです。
今作では、愛らしくて、ちょっぴりユーモラスなこぐまを描き出してくださいました。
 実り豊かな森のなかで、自分の好きなものを見つけて食べるこぐまの表情はとっても満足そう。
小さな子どもたちが、自分の姿を重ねて、好きなものをおなかいっぱい食べる喜びを感じてくれたらうれしいです。

著者情報

アヤ井アキコ
1967年、北海道生まれ。大学卒業後、印刷会社勤務を経て、美学校シルクスクリーン工房で学び、絵本の創作を始める。
『もぐらはすごい』(アリス館)で日本絵本賞大賞受賞。絵本に『こうもり』(偕成社)『くまが うえに のぼったら』(ブロンズ新社)『バーティと もみのき』(「こどものとも年中向き」2022年12月号)『とりになりたかった こぐまのはなし』(「こどものとも」2021年1月号/ともに福音館書店)など多数。東京都在住。











ぺんぺん ぽろろん

いしげまりこ ぶん まつばやしまこと え

「ぺんぺん ぽろろん なんのおと/ぺーんと たってる ぺんぺんぐさ」
「ひらん ひらひら ひらひらん/あっちに こっちに ちょうちょさん」
「けろけろ がっこがっこ なんのおと/あめが だいすき かえるさん」

――身近な自然を表現したリズミカルな言葉に、ユニークな色とかたちがおおらかに寄り添う元気な絵本です。

編集部より

 いしげまりこさんのリズミカルな言葉に、まつばやしまことさんが心浮き立つ絵を描いてくださいました。
言葉とかたちと色彩が寄り添って、はずむような元気な絵本になりました。
声に出して楽しく、広々とした気持ちになります。
赤ちゃんも思わず手足を動かしたくなるのではないでしょうか。
 ぺんぺん草、ちょうちょ、わたげ。身近な自然を親子で見つけたときに、この絵本のフレーズが歌のようにこぼれ出たらいいなと思います。

きってみよう

松永悠一郎 さく

まっかなりんごを半分に切ると、みつがたっぷりの果肉が見えます。
さらに「さくさく とんとん」と小さく切ると、りんごが画面いっぱいに並びます。
鮮やかなオレンジやキウイ、やわらかそうなメロン。いろんな形に切ったら、最後はお皿に盛り付けます。
くだものを切っていくときの形の変化を、みずみずしい絵で描いた作品です。





ぽーぽーぽぽー

田村ゆう子 さく

「ぽーぽーぽぽー ぽーぽーぽぽー」と鳩が鳴いています。
もう1羽やってきて、2羽になりました。
2羽は仲良くなり、一緒に巣を作ります。
卵が産まれました。
晴れの日も雨の日も交代で卵を温めると、「ぴきぴき ぴきき」卵が動いて、赤ちゃんが生まれました!

2羽の鳩が出会って子育てする様子を、ゆったりとした心地よい言葉と、色鮮やかな布の絵で描きます。





にゃんころたいそう

齋藤 槙 さく


「にゃんころたいそう はじめるよ、ごろ~ん。
からだをのばして~、にゅ~。
ころころしよう、にゃんころ にゃんころ」

ねこが身体を伸ばしたり、ころころ転がったりする姿は見ていて面白く、とても気持ちよさそう!
そんなねこの動きを体操に見立てた、思わずいっしょに身体を動かしたくなる絵本です。

人気作『ぺんぎんたいそう』『かめかめたいそう』の姉妹編。


あーむんむ

いしだえつ子 文
まるやまあやこ 絵


赤ちゃんがごはんを食べます。

「あーむんむ あーむんむ」

目を見ひらき、鼻をふくらませ、表情豊かに食べる姿を描きます。
登場するのは、おかゆやにんじんの角切りなど、赤ちゃんにとって身近な食べ物ばかり。
リズミカルな言葉と、匂いや温もりまで伝わってくるような、生き生きとした絵が魅力的です。
一緒に食べているような楽しい気分を味わえる作品です。


だーれか だーれか

福知伸夫 作

「だーれか だーれか いませんか?」と、みつばちが花に呼びかけると、花の中から「はーあーい」。
てんとうむしが出てきました。一緒に遊びにいこうと、2匹は連れだって飛んでいきます。また別の花に呼びかけると……。
みつばちの「だーれか だーれか いませんか?」の呼びかけに、いろんな虫が応えてくれます。そのくり返しがうれしい絵本です。
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商品情報・内容

  • 出版社:福音館書店
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:3~5日頃

■ 赤ちゃんがいい気持ちになれる絵本

まだおしゃべりができない赤ちゃんでも、絵本を読んであげると、うれしい笑顔を見せてくれます。親と子をつなぐ、宝物となるような絵本をお届けいたします。赤ちゃんの成長と好奇心に応え、動物や乗り物の絵本、色や形の絵本やさしい物語絵本など、赤ちゃんが身をのりだしてくるような世界を毎月展開してゆきます。破れにくいよう厚紙を使用、角を丸くし、安全性にも配慮しています。

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