特集...8
「女性グループの山村ビジネス「クロモジ」の商品開発」
女性林業グループ「樹々の会」(京都府)
平成30年度全国林業グループコンクールで京都府の「樹々の会」が
最優秀賞の農林水産大臣賞に選ばれました。
京都市北部、京北地域の市有林「合併記念の森」を主な活動拠点にする「樹々の会」。
活動幅が広く、特用林産商品の開発と販売を中心に、
市有林の整備、講演会や勉強会の開催、各種イベントへの参加、
他団体との交流事業など、年間140日にも上る活動日数をこなしています。
そのなかで今回は、クロモジ商品の開発と生産、そして販売の様子を中心に、
会の取り組みを紹介します......
山を継ぐ...1
「後継者がいれば、「攻めの林業」も可能に」
佐藤健一さん・耕輔さん一家(茨城県)
「これからは林業で攻められる」
「伐ることも、何でもできる。まずは気持ちが楽になりました」
こう語るのは、茨城県常陸太田市里川町に暮らす佐藤健一さん。
150haの山を経営する林家である。父親の市蔵さんから受け継いだ山を、
じっくり育ててきた健一さん。佐藤林業の看板を掲げ、
間伐主体で長伐期の山を仕立ててきたが、最近は主伐も行うようになっている。
従来の方針から、一歩踏み出したのは多くの理由があるが、
何よりもその支えは、後継者である耕輔さんのUターンであった......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「山の必需品「鉈」の研究」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)
9月といえば、樹木が徐々に休眠期に向かう時期で、
山仕事等で山に入る機会も増える季節です。
そこで今月は、山仕事のお供として使いこなしたい「鉈」について、
ご紹介したいと思います......
お悩み相談室...17
「巣箱にミツバチが入ってくれません...」
自作した巣箱を林内の風通しの良い場所に設置しているのですが、
ちっともハチたちが入ってくれません......
林研コーナー「私たちのチャレンジ」...18
「高校生向け 林業の体験研修」
門川町林業研究グループ連絡協議会(宮崎県)
こちら林業普及指導員です...20
「丸森ブランドのタケノコ」産地再生に向けて(宮城県)
地域一丸で取り組む担い手対策の実践(熊本県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24