◆テレビドラマ脚本
テレビ東京系 ドラマ24 金曜深夜0時12時~放送
野木亜紀子『コタキ兄弟と四苦八苦』第1話・第2話・第3話
真面目すぎてうまく生きられない兄と、そんな兄を見て育ったせいか、ちゃらんぽらんにしか生きられなくなった弟。無職の残念な兄弟が、ひょんなことから「レンタルおやじ」を始めることに。依頼内容はひとクセある案件ばかり生きるのが下手な兄弟が、「レンタルおやじ」を通じて孤独な依頼人たちと関わり、様々な無茶ぶりに“四苦八苦”しながらも、どうにか生きていく人間賛歌コメディ。
野木氏のコメント『作者ノート』も掲載・
監督:山下敦弘 出演:古舘寛治 滝藤賢一 芳根京子 宮藤官九郎ほか
◆テレビドラマ脚本
NHK総合 よるドラ 土曜よる11時30分~放送 原作:かねもと「伝説のお母さん」
玉田真也『伝説のお母さん』第1回・第2回・第3回
かつて闇の力で世界を支配しようとした魔王を撃退し、世界の平和を取り戻した「伝説の勇者一行」。この聖戦に参加した伝説の魔法使い・メイは、訪れた平穏な日々の中、めでたく第1子を出産。専業主婦としてワンオペ育児に奮闘する日々であった。そんなある日、魔王の封印が解かれ復活したという知らせが届く。国王は伝説の一行に魔王討伐の命を下す。しかし、彼女は言う。
「無理です、だって……保育所が空いてないんです!!」
はたしてメイは数々の障壁を乗り越えて「育児」と「世界平和」の両立を実現することができるのか!?
問題山積みの子育てを“ファンタジーなのにリアル”に描く、「RPG子育てストーリー」。
玉田氏のコメント『作者ノート』も掲載。
出演:前田敦子 玉置玲央 井之脇海 MEGIMI 大東駿介 大倉孝二 大地真央ほか
◆オーディオドラマ脚本
令和元年度 文化庁芸術祭 大賞受賞作
新井まさみ『エンディング・カット 私たちが選んだ最後の家族の時間』
三重県東員町の小さな理容室が始めた“エンディング・カット”。理容師が遺族の依頼で、亡くなった人の髪を整え、在りし日の故人を偲ぶ“最後の時間”を生み出す。エンディングカットの活動をする父と、勧めた母。そのことに嫌悪感をもっている中学生の娘。人の死に向き合おうとする親子のヒューマンドラマ。
新井氏のコメント『作者ノート』も掲載。
演出:原英輔 出演:芦田愛菜 佐藤隆太 広末涼子ほか
◆インタビュー
映画製作者プロジェクト『感動シネマアワード』担当者に訊く
芸能事務所・レプロエンタテインメントが主催する、映画コンペティション企画『感動シネマアワード』。本公募は、レプロエンタテインメントに所属する6名の俳優の中から1名を主演に設定した映画の企画募集と、応募者自らを主演にした映画の企画募集という、大変ユニークな試み。
本公募実施の経緯と期待などを担当の菊地陽介氏、森鷹平氏、川邊鉄矢氏にお話を伺う。
◆連載
北阪昌人のRADIO DAYS(11)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、今回からスタートのラジオドラマ脚本誌上講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五~二〇一五年〉(12)
「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「平成ドラマの潮流(3)《一九九〇~九四》」。
森下佳子 ……で?(2)
脚本家4氏が月替わりで執筆するエッセイ。今号は『白夜行』『JIN~仁~』『おんな城主 直虎』『ごちそうさん』などの脚本家・森下佳子氏。今回は、正月放送『義母と娘のブルース』(TBS)制作の経緯や脚本づくりについて綴った「赤ちゃん最強の法則」。
放作協通信(89)
一般社団法人 日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。 今回も日本放送作家協会創立60周年記念特集と題し、10年後の日本放送作家協会、脚本家・放送作家の在り方について、さらだたまこ理事長が綴る。
◆脚本公募情報
(中間審査結果)
第48回 創作ラジオドラマ大賞 一次審査通過作品発表
(募集要項)
映画製作者発掘プロジェクト「感動シネマアワード」
第32回 フジテレビヤングシナリオ大賞
◆ライター掲示板
いとう菜のは/井上登紀子/清水有生/武井 彩/堀内博志/光益義幸/宮川文吾/横山玲子
◆トピックスコーナー
『ドラマ甲子園』大賞受賞作放送/脚本で観る日本映画史 第5弾上映中/訃報
◆オーディオドラマコーナー
ドラマの内容
- 出版社:映人社
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月18日
- サイズ:A5
脚本家や映像クリエーターをめざす人たちは必読。脚本公募情報が充実
1979年7月の創刊以来、脚本家志望者のための創作講座や作家インタビュー、テレビ
ドラマの話題作や芸術祭などの受賞作の脚本を掲載しています。またテレビ各局主催の脚
本コンクールの公式発表誌となっています。フジテレビヤングシナリオ大賞、テレビ朝日
21世紀新人シナリオ大賞、日本テレビシナリオ登龍門(05年で終了)、創作テレビドラマ
大賞(放送作家協会・NHK)、BS-i新人脚本賞など。これらのコンクールの受賞者
の殆どが本誌の読者です。21世紀に入り、インターネットの普及と地上波デジタルによる
多チャンネル化で、映像ドラマの需要が増大しています。映像ドラマの基は脚本です。本
誌の役割はますます重要になっています。
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