◆テレビドラマ脚本
東海テレビ オトナの土ドラ
小松江里子『隕石家族』第1話
20XX年。巨大隕石が地球に衝突するまであと半年。終末の日が目前に迫る中、ギリギリの秩序を保つ日本の、東京・世田谷に住む、門倉家。「あたし、好きな人がいます」……ごく普通に主婦の義務を果たしてきた門倉久美子が、突然自分の気持ちに正直になりたいと衝撃の告白をして家出。最後の時を家族一緒に迎えたいと願っていた夫・和彦を始め、門倉家は大混乱に! しかも家族それぞれ秘密を抱えていて……。地球最後の半年間を駆け抜ける家族の物語をふり幅大きく描く。
小松氏のコメント『作者ノート』も掲載。
出演:羽田美智子 泉里香 北香那 中尾暢樹 ブラザートム 中村俊介 松原智恵子 天野ひろゆき ほか
◆テレビドラマ脚本
カンテレ スペシャルドラマ
大島里美 U-NEXT presents『あと3回、君に会える』
小さな映像制作会社に勤める玉木楓は、目の前の仕事をがむしゃらにこなすうちに、気づけば30歳目前。仕事の合間をぬって、マッチングアプリで男性と出会うものの、マイペースな楓に合う男性は現れてはいなかった。ある日、キッチンカーのイケメンシェフとして話題の澤村洸二の密着取材をすることになった楓は、澤村のアシスタントとして短期でアルバイトをしている征史郎と出会う。さらに、ひょんなことから征史郎の手をつかんでしまい、それ以来、楓の生活にはある変化が起きる。澤村の取材を進めるうちに、楓は征史郎と過ごす時間に不思議と居心地の良さを感じ始め、次第に距離を縮めていく2人。しかしその傍らで、澤村もまた、ある想いを胸に秘めていた――。そんなある日、楓は、それまで当たり前のように過ごしていた征史郎との時間に限りがあることを知ってしまう。大切な人と過ごす時間の尊さに気づいた楓は……!?
出演:山本美月 眞栄田郷敦 工藤阿須加 眞島秀和 光石研 吉行和子ほか
◆テレビドラマ脚本
カンテレ
岸本鮎佳『エ・キ・ス・ト・ラ!!!』
とある収録スタジオ――。監督・黒沢盛夫は頭を抱えていた。主演の高城蓮、ヒロインの西條友里の演技に問題はないが、エキストラの柴崎翔の度を越えた熱演が目立ち撮影がなかなか進まない。柴崎は俳優志望の青年。世に出るチャンスを求めて数々の現場でエキストラをこなしてきたが、未だに日の目を見ていない。しかしめげる様子もなく、今日の現場でもアピールしようと必死。そんななか、主役のすぐそばで演技をしていたエキストラが貧血で倒れ、代役を務めることに。カメラに映りやすい絶好のポジションで、張り切る柴崎だが……。ドラマの中に空気のように存在するエキストラ。そんな彼ら彼女らにスポットライトをあてたオムニバスドラマの第1話を収録。
出演:[第1話ゲスト]間宮祥太朗[レギュラーキャスト]吉村界人 山谷花純 水上京香 芹澤興人 中林大樹
◆コンクール
第48回 創作ラジオドラマ大賞 受賞作発表
日本放送作家協会とNHKが共催、ラジオドラマの脚本コンクール。
第48回を数える今回、応募総数308編(有効総数287編)から大賞1編、佳作2編が選出された。大賞を受賞した田窪泉・作『届け、風の如く』と、入賞者のコメント“受賞の言葉”、そして最終審査会の直後に行われた選評座談会を掲載。
《最終審査員》敬称略
【脚本家】
吉村ゆう
東多江子
小林雄次
丸尾 聡
中澤香織
【NHK】
藤井 靖
小見山佳典
小島史敬
原 英輔
司会:藤井香織
◆連載
北阪昌人のRADIO DAYS(13)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五?二〇一五年〉(14)
「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「平成ドラマの潮流(4)《一九九五~九九》」。
山本むつみ『焼け石に水の泡』(2)
脚本家4氏による月替わりエッセイ。今号は、テレビドラマ『連続テレビ小説 ゲゲゲの女房』『大河ドラマ 八重の桜』などの脚本を手がける山本むつみ氏。今回は、「反骨をもって柱とし 理想をもって屋根とする」。
◆脚本公募情報
(中間審査結果)
第20回 テレビ朝日新人シナリオ大賞 第二次選考結果発表
(募集要項)
TCP COMPETITION 2020・脚本部門
北のシナリオ大賞
北杜市シナリオコンクール
創作テレビドラマ大賞
◆ライター掲示板
あべ美佳 入山さと子 岡崎由紀子 熊谷純 敦賀零
◆トピックスコーナー
◆オーディオドラマコーナー
ドラマの内容
- 出版社:映人社
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月18日
- サイズ:A5
脚本家や映像クリエーターをめざす人たちは必読。脚本公募情報が充実
1979年7月の創刊以来、脚本家志望者のための創作講座や作家インタビュー、テレビ
ドラマの話題作や芸術祭などの受賞作の脚本を掲載しています。またテレビ各局主催の脚
本コンクールの公式発表誌となっています。フジテレビヤングシナリオ大賞、テレビ朝日
21世紀新人シナリオ大賞、日本テレビシナリオ登龍門(05年で終了)、創作テレビドラマ
大賞(放送作家協会・NHK)、BS-i新人脚本賞など。これらのコンクールの受賞者
の殆どが本誌の読者です。21世紀に入り、インターネットの普及と地上波デジタルによる
多チャンネル化で、映像ドラマの需要が増大しています。映像ドラマの基は脚本です。本
誌の役割はますます重要になっています。
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