◆テレビドラマ脚本
NHK 連続テレビ小説
羽原大介『ちむどんどん』第1週・第5週
沖縄本島北部のやんばる(山原)を舞台に、沖縄に生まれ育ったヒロイン・暢子と兄妹たちの、沖縄本土復帰前後からの50年の歩みを見つめる、笑って泣ける朗らかな、美しい家族とふるさとの物語。
今号では、本作の第1週・第5週、計10回の脚本を掲載。
羽原氏のインタビュー記事も掲載。
出演:黒島結菜 仲間由紀恵 大森南朋 竜星涼 川口春奈 上白石萌歌ほか
◆ラジオドラマ脚本
NHK FMシアター 2022年9月10日放送
葉月けめこ『雪天神』
新人落語家の大吾(23)は前座になったばかり。しかし、師匠にはなかなか稽古をつけてもらえず、何のために落語を続けているのかさえ、分からなくなっていた。過去に蓋をし、周囲には心を開けないでいる大吾。答えが出せぬまま、祖父の葬儀のため、地元・石巻へ向かう。故郷でよみがえる、街の記憶。その中には、落語が大好きだった亡き父の姿もあった。落語を通して繋がっていた、父と大吾。思い出の場所で、石巻の人々と出会った大吾が出した答えとは。
東日本大震災から11年半。“あの日”を語り始めた者たちのお噺。
葉月氏の作品についてのコメント“作者ノート”も掲載。
出演:井之脇海 川島潤哉 曽根詠太 三國裕子 橋浦あやの 藤原貢 大橋奈央
◆連載
柏田道夫 アカデミー受賞作に学ぶ作劇術(3)
 月刊ドラマ別冊『エンタテイメントの書き方①、②、③』の番外編として、近年のアカデミー受賞作をピックアップ。作劇法やおもしろさのポイントを分析。
 第1回目の今回は、第90回アカデミー賞脚本賞を受賞した『ゲット・アウト』(脚本・監督:監督・脚本:ジョーダン・ピール)。
エッセイ・山岡潤平/そのアドリブ、おもろいと思てんの身内だけやぞ!!(10)
 脚本家4氏による月替わりエッセイ。今号は、テレビドラマ、映画の脚本を多数手がける山岡潤平氏。今回は、「いつ寝てるんですか?」。
北阪昌人のRADIO DAYS(42)
 ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五~二〇一五年〉(42)
 「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「絶望と向かい合うドラマ(3)《二〇一〇~一四》」。
脚本を残し放送文化を伝えていこう!(5)
 「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(略称「脚本アーカイブズ」)の取り組みを毎号紹介していく連載。今回は、日本の民間放送黎明期に、数多くのドラマ、ショウ番組の脚本・構成を手がけた梅田晴夫氏の功績と、国立国会図書館に寄贈される予定の番組台本を紹介する。
◆脚本公募情報
(中間審査結果)
第47回 創作テレビドラマ大賞 二次審査通過作品発表
第22回 テレビ朝日新人シナリオ大賞 三次審査通過作品発表
第34回 フジテレビヤングシナリオ大賞 三次審査通過作品発表
(募集要項)
橋田賞新人脚本賞
◆ライター掲示板
井出真理 大塩哲史 川﨑いづみ 桑原亮子 豊田百香 本山久美子
◆オーディオドラマコーナー
ドラマの内容
- 出版社:映人社
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月18日
- サイズ:A5
脚本家や映像クリエーターをめざす人たちは必読。脚本公募情報が充実
1979年7月の創刊以来、脚本家志望者のための創作講座や作家インタビュー、テレビ
ドラマの話題作や芸術祭などの受賞作の脚本を掲載しています。またテレビ各局主催の脚
本コンクールの公式発表誌となっています。フジテレビヤングシナリオ大賞、テレビ朝日
21世紀新人シナリオ大賞、日本テレビシナリオ登龍門(05年で終了)、創作テレビドラマ
大賞(放送作家協会・NHK)、BS-i新人脚本賞など。これらのコンクールの受賞者
の殆どが本誌の読者です。21世紀に入り、インターネットの普及と地上波デジタルによる
多チャンネル化で、映像ドラマの需要が増大しています。映像ドラマの基は脚本です。本
誌の役割はますます重要になっています。
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