◆コンクール
第22回 テレビ朝日新人シナリオ大賞 受賞作発表
今回、テーマ:家族で募集を行った、脚本家の登龍門。
応募総数1064篇から厳正な審査の結果、大賞1篇、優秀賞2篇が選ばれた。
受賞3氏の喜びの声「受賞の言葉」、最終選考委員の脚本家・井上由美子氏、岡田惠和氏、両沢和幸氏による「選考作家座談会」、受賞作3篇の脚本を掲載。
《掲載脚本》
大賞
若杉栞南『拝啓、奇妙なお隣さま』
優秀賞
平岡達哉『さすらいのパンツマン』
優秀賞
宮本真生『代表取締役息子』
◆連載
柏田道夫 アカデミー受賞作に学ぶ作劇術(4)
月刊ドラマ別冊『エンタテイメントの書き方①、②、③』の番外編として、近年のアカデミー受賞作をピックアップ。作劇法やおもしろさのポイントを分析。
最終回の今回は、第94回アカデミー賞作品賞・脚色賞・助演男優賞受賞『コーダ あいのうた』(脚本・監督:シアン・ヘダー)。
森下佳子 エッセイ・……で?(10)
脚本家4氏による月替わりのエッセイ。今号は『ファーストペンギン!』『天国と地獄~サイコな2人~』『白夜行』『JIN~仁~』『おんな城主 直虎』『ごちそうさん』などの脚本家・森下佳子氏。今回は、「日テレさんとドラマと私」。
北阪昌人のRADIO DAYS(43)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五~二〇一五年〉(43)
「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「絶望と向かい合うドラマ(4)《二〇一〇~一四》」。
脚本を残し放送文化を伝えていこう!(6)
「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(略称「脚本アーカイブズ」)の取り組みを毎号紹介していく連載。今回は、テレビ放送黎明期にドラマ脚本から始め、その技法を追求したという点で「日本のテレビ作家第1号」と称されている、江上照彦氏(1910-1990)の業績と、国立国会図書館に寄贈される予定の番組台本を紹介する。
◆ドラマ評
古崎康成/’22年7月期のテレビドラマ
2022年7月期に放送されたテレビドラマから脚本が優れていた作品を、テレビドラマ評論家の古崎氏が批評する。
◆脚本公募情報
(最終審査結果)
第47回 創作テレビドラマ大賞 受賞作決定
(募集要項)
創作ラジオドラマ大賞
◆ライター掲示板
尾崎将也 鹿目けい子 嶋田うれ葉 菱田信也 松井香奈 宮本武史
◆情報
トピックスコーナー
オーディオドラマコーナー
ドラマの内容
- 出版社:映人社
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月18日
- サイズ:A5
脚本家や映像クリエーターをめざす人たちは必読。脚本公募情報が充実
1979年7月の創刊以来、脚本家志望者のための創作講座や作家インタビュー、テレビ
ドラマの話題作や芸術祭などの受賞作の脚本を掲載しています。またテレビ各局主催の脚
本コンクールの公式発表誌となっています。フジテレビヤングシナリオ大賞、テレビ朝日
21世紀新人シナリオ大賞、日本テレビシナリオ登龍門(05年で終了)、創作テレビドラマ
大賞(放送作家協会・NHK)、BS-i新人脚本賞など。これらのコンクールの受賞者
の殆どが本誌の読者です。21世紀に入り、インターネットの普及と地上波デジタルによる
多チャンネル化で、映像ドラマの需要が増大しています。映像ドラマの基は脚本です。本
誌の役割はますます重要になっています。
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