◆脚本特集
テレビ朝日系 水曜よる9時放送
『相棒 season21』
スタート以来、一貫して脚本のクオリティを重視して制作されている人気刑事ドラマ『相棒』。
現在放送中の最新シリーズから、2編の脚本を掲載。
掲載脚本の作家3氏のコメント『作者ノート』も合わせて掲載。
川﨑龍太『逃亡者 亀山薫』(第3話 2022年10月26日放送)
光益義幸『最後の晩餐』(第4話 2022年11月2日放送)
山本むつみ『砂の記憶』(第7話 2022年11月30日放送)
◆インタビュー
生方美久 『silent』で脚本家デビュー
2021年、第33回フジテレビヤングシナリオ大賞をダントツの評価を得て受賞し、2022年10月期の連続ドラマ『silent』で脚本家デビューを果たした生方美久氏。新人のデビュー作としては異例の話題作となった同作の脚本の成り立ち、脱稿した現在の心境、脚本家を目指した経緯などについてお話を伺う。
船越凡平 石塚嘉(演出 NHKエンタープライズ)
第45回創作テレビドラマ大賞受賞作「カントリーロード」から「家出娘」へ
受賞脚本のドラマ化への道のり
次世代の脚本家を育てるため、NHKと日本放送作家協会が共催しているコンクール『創作テレビドラマ大賞』で、応募総数1047編から第45回大賞に選ばれた、船越凡平氏の『カントリーロード』。その後、『家出娘』と改題され、テレビドラマ化。2022年3月の放送後、国内外で高い評価を獲得した。
受賞作執筆の経緯、そして受賞後、ドラマ化に向けて、どのような改稿が行われたのか? そのプロレスなどについて、船越氏、演出の石塚氏にお話を伺う。
◆連載
エッセイ・山岡潤平/そのアドリブ、おもろいと思てんの身内だけやぞ!!(11)
脚本家4氏による月替わりエッセイ。今号は、テレビドラマ、映画の脚本を多数手がける山岡潤平氏。今回は、「日本脚本家連盟さん、どうか再び脚本家大運動会を復活させてください。」。
北阪昌人のRADIO DAYS(46)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五~二〇一四年〉(46)
「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。
今回は「地域社会の収奪とそこに生きる者の充足(2)《二〇一〇~一四》」。
脚本を残し放送文化を伝えていこう!(9)
「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(略称「脚本アーカイブズ」)の取り組みを毎号紹介していく連載。今回は、「作家の直筆原稿特集」と題し、脚本アーカイブスに寄贈された資料の中から。作家の手稿(手書きの原稿)、印刷台本と手稿の比較、市川森一氏がご尊父に宛てた直筆など、作家の直筆原稿を紹介する。
◆ドラマ評
古崎康成/’22年10月期のテレビドラマ
2022年10月期に放送されたテレビドラマから脚本が優れていた作品を、テレビドラマ評論家の古崎氏が批評する。
◆脚本公募情報
(最終審査結果)
第48回城戸賞
(募集要項)
テレビ朝日新人シナリオ大賞
フジテレビヤングシナリオ大賞
◆ライター掲示板
飯野陽子/石谷洋子/柏田道夫/福田哲平/松田裕子/村川康敏
◆情報
トピックスコーナー
「市川森一脚本賞財団」活動10年、最後のイベント開催/文化庁芸術祭受賞作発表
オーディオドラマコーナー
ドラマの内容
- 出版社:映人社
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月18日
- サイズ:A5
脚本家や映像クリエーターをめざす人たちは必読。脚本公募情報が充実
1979年7月の創刊以来、脚本家志望者のための創作講座や作家インタビュー、テレビ
ドラマの話題作や芸術祭などの受賞作の脚本を掲載しています。またテレビ各局主催の脚
本コンクールの公式発表誌となっています。フジテレビヤングシナリオ大賞、テレビ朝日
21世紀新人シナリオ大賞、日本テレビシナリオ登龍門(05年で終了)、創作テレビドラマ
大賞(放送作家協会・NHK)、BS-i新人脚本賞など。これらのコンクールの受賞者
の殆どが本誌の読者です。21世紀に入り、インターネットの普及と地上波デジタルによる
多チャンネル化で、映像ドラマの需要が増大しています。映像ドラマの基は脚本です。本
誌の役割はますます重要になっています。
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