ふらんす 発売日・バックナンバー

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■特集:マルグリット・デュラス 声とイメージ 

アラン・レネ監督『ヒロシマ・モナムール』(Hiroshima, mon amour、邦題『二十四時間の情事』)の脚本を担当し、以後、自らもメガフォンをとるようになったマルグリット・デュラス。自身の作品も頻繁に映画化される作家・映像作家デュラスを特集します。

デュラスをめぐる濃密なひと月  関 未玲

デュラスの創作活動における映画とは何なのか? デュラス研究者の関未玲さんが、文学と映画のあいだで試行錯誤を重ねた作家の軌跡を辿るとともに、このところ日本で相次いだ国際シンポジウムで交わされた議論はどのようなものだったのか、デュラス最前線をご紹介します。

デュラス・フィルモグラフィ

映画と小説を、密接に、また並行して手がけたデュラス。自身が監督した作品、脚本を手がけた作品、また彼女の作品を原作とした他の監督による主な作品のリストをお届けします。

かくも素晴らしきシネマ ドゥルーズがデュラスとみつめる広い場所  たけだはるか

『シネマ』の著者ドゥルーズに添いながら、デュラスの映画作品におけるイメージの特徴について、たけだはるかさんが考えます。

真摯さと親密さ、デュラスとゴダール   福島 勲

『ディアローグ デュラス/ゴダール全対話』の訳者である福島勲さんが、「敵同士の姉弟」と称し合う二人の偉大な表現者の親和性について綴ります。
→マルグリット・デュラス×ジャン=リュック・ゴダール『ディアローグ デュラス/ゴダール全対話』(読書人)

対訳シナリオ『あなたはまだ帰ってこない』(監督:エマニュエル・フィンケル)  中条志穂

最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、マルグリット・デュラスの自伝的小説『苦悩』を映画化した『あなたはまだ帰ってこない』。愛する夫を待ち続ける焦燥や苦悩、そして戦争や時のうつろいによって変容する愛の残酷さを観る者につきつける話題作。 2019年2月22日(金)より、Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開 
→[公式HP]http://hark3.com/anatawamada/



【表紙連載】

レオナール・フジタ〈小さな職人たち〉 《修道士》 今井敬子

2018年度の『ふらんす』の表紙は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品が飾ります。彼の晩年の連作〈小さな職人たち Petits Métiers〉のなかから毎月1点を、ポーラ美術館学芸員の今井敬子さんがご紹介くださいます。今月は《修道士 religieux》です。晩年フランスに帰化し、キリスト教徒となったフジタ。彼にとっての信仰とは、どのようなものだったのでしょうか。


【巻頭エッセイ】

フランスと私 天沢退二郎とロブ=グリエ  滝本誠   

各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、美術・映画・ミステリの評論を手がける鬼才・滝本誠さんです。詩人としても知られる天沢退二郎氏からフランス語を習ったという滝本さんが、今年没後10年となるロブ=グリエに寄せる想いとは。



【語学系記事】

ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈35〉  福島祥行+國枝孝弘  (全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに3年目に突入! 今月のテーマは「極私的オススメブックガイド2018」。2018年に刊行された数々の本のなかで、ヨシとクニーがとくに注目するのは?



Vie de mots 言葉は人生だ!〈5〉  Cyril Coppini  (全レベル対象)

フランス人落語パフォーマーのシリル・コピーニさんが、日本の伝統芸能である落語の世界をご紹介くださいます。今月は「落語のはじまり その②」。江戸落語と上方落語のちがいについてご紹介します 
→シリル・コピーニ公式サイト www.cyco-o.com

街角のフランス語を読んでみよう〈23〉  伊勢晃+谷口千賀子+ Benjamin Salagnon  (初級者対象)

看板やレストランのメニュー、商品のパッケージなど、街で目にするフランス語を読み解きながら、フランスの生活習慣や文化に触れていきます。今月は、フランスの公共図書館や大学、またその周辺でみかける様々な表示を読んでいきます。


【CD 収録】J'aime la poésie ! le labo-phonétique appliqué〈11〉   Sublime   (初~上級者対象)

日本で長年シャンソンやオペラなどの発音指導を行なってきたフランス人歌手Sublimeさんと、毎月さまざまなフランスの名詩を朗読しながら、発音練習をします。今月は、ジュール・シュペルヴィエルの「時間の馬たち」の一節を読みます。発音の課題は韻律(リズムや抑揚)です。
→YouTubeのチャンネル「Sublime Chanson Salon」では、発音ラボの動画レッスンを公開しています(https://www.youtube.com/channel/UCWTpBleiibuxrlIVoRWGSyg)



【CD 収録】フランス語でインタビューを聞いてみよう 〈23〉  Sophie Kubota (中~上級者対象)

日本とフランスの架け橋として活躍する4名のフランス人へのインタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月も在日フランス大使館フランス語担当官のマクサンス・ロバンMaxence Robinさんにお話をうかがいます。フランス語・フランコフォニー担当官としてのお仕事の内容をお聞きしました。



仏検3級対策 3級はこわくない!〈11〉 林千宏  (初~中級者対象)

実用フランス語技能検定試験(仏検)の3級は、受験者がもっとも多い級。ここを突破できるかどうかは大きな分かれ目かもしれません。しかし、対策が万全であればけっして恐れる必要はありません! 本連載では仏検3級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月のテーマは「準2級から考える3級対策 聞き取り問題・二次試験篇」。一つ上の級をのぞいてみることで、3級でどこまで求められているのかが明確に見えてきます。


ジャニックの紫陽花通信〈11〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「パリ郊外のわが町を訪れた日本の文化使節」。パリに遊びに来た、かつての教え子ノブコさん。彼女の滞在がもたらしてくれたこととは・・・



Café-Traduction〈11〉  Chris Belouad  (中~上級者対象)

クリス先生の作文ラボが、趣向も新たに帰ってきました! 今年度は、ゼミ生4人を招いてのお茶会です。リラックスしてコーヒーでも飲みながら、作文についての質問・悩みなどを解決していきます。今月のテーマは「ざんねん」。「残念ながら来週のイベントは中止になった」「ざんねんないきもの辞典」をあなたならどう訳しますか?


ことばのあそびば シャラード&パズル〈83〉 Marie-Emmanuelle Muramatsu (初・中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle 村松さんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



対訳で楽しむ モーパッサンの短編〈5〉  足立和彦  (中~上級者対象)

短編の名手といえば、ギ・ド・モーパッサン。6回にわたって、モーパッサンの作品を味読していきます。今月は、ちょっぴりセンチメンタルな作品「クロシェット」の前半です。「オールド・ミス(老嬢)」と呼ばれていた、ある女性の生涯を切り取った一編です。



C’est vrai ?〈71〉/フランス語っぽい日々〈71〉」Karyn Nishimura-Pouopée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のコラムと漫画は、「反抗者たちの呼び名」。いま、「黄色いベスト」運動がフランスじゅうを騒がせていますが、ここ数年、さまざまな抗議行動を実行した集団には、どのような名前がつけられてきたのでしょうか。





【文化系記事】

京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈5〉  写真・文:甲斐扶佐義

学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。 
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website

メルロ=ポンティを読む〈11〉   加賀野井秀一

『メルロ=ポンティ哲学者事典』(全3巻+別巻)の監訳者であり、『メルロ=ポンティ 触発する思想』の著者でもある加賀野井秀一さんが、類い稀なる「触発力」を持つメルロ=ポンティの思想の魅力に迫ります。今月のテーマは「偏倚を示す哲学者のスタイル」。モーツァルトの音楽を形容した「駆け抜ける悲しみ」、ドゥルーズがアルトーから流用した「器官なき身体」……こうしたカギとなる表現をとおして、哲学者のスタイルについて考えます。

Le Monde diplomatique で世界を読む〈23〉  ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集部

世界の諸問題について考察・発信する独立メディア、パリ発の月刊紙Le Monde diplomatiqueの記事から、毎月選りすぐりの1本を抄訳でお届けします。今月の記事はマティルド・ハレル(歴史学教授資格取得者、パリ=サクレー高等師範学校)による「“ジュジュ” の犠牲となったナイジェリア人少女たち」(2018年11月号)。この記事の全訳は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版(www.diplo.jp/)に掲載されています。



マグリブ中毒者たちの告白 モロッコに魅せられて〈11〉   山崎春美&渡邊未帆

「マグリブ」と「マグレブ」の違いはなんでしょう? 伝説のパンクバンドのヴォーカリスト春美さんと大学で音楽学を講ずる未帆さんが、モロッコに魅せられたミュージシャンや作家に魅せられ、また自らもモロッコに魅せられながら、縦横無尽に語りあいます。今月は「マグリブからの目覚め」。モロッコの「魔物」からデヴィッド・ボウイまで。



今月の原書レクチュール〈95〉   笠間直穂子

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は笠間直穂子さんで「人影を書き留める」。ドイツ語圏スイスの詩人クラウス・メルツをとりあげます。独仏対訳 Hart am Wind / Tout près du vent(「風の間近に」Éditions dʼen bas, 2018), Der Argentinierの仏訳L’Argentin(Édition dʼen bas, 2013)


ぐるりマレショー物語〈11〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「ジャン=バティスト・ジュルダンJean-Baptiste Jourdan」。革命期からの活躍でその名を馳せながら、ナポレオンから警戒され冷遇された元帥ジュルダンをとりあげます。



パリ風俗事典〈179〉 右岸編(その45)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。今月は「メゾン・ドレ」「カフェ・アングレ」と肩を並べ、超一流店としてイタリアン大通りに君臨した「カフェ・リッシュ Le Café Riche」をとりあげます。



Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「移民大国にみる入管法(移民法)の変遷」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「黄色いベスト、デモから暴動へ」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「重いギャスパーか、軽妙なルイか」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「竹籠の醍醐味展/国家の頂点に立った犬」

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「激化するヴィーガニズム」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「仏サッカー、黄色いベストの影響」



 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu





書評 ヴェルヌ『カルパチアの城/ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密』  牧眞司

書評 西迫大祐『感染症と法の社会史』  小倉孝誠

パリジェンヌと行く東京の居酒屋 西荻窪 ジェンヌの“街通” に驚愕!   坂崎重盛

[往復書簡]拝啓 平松洋子様  友川カズキ


「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。
■特集:漫画! マンガ! MANGA! 

フランスから来た30、40代の人と話をすると、彼らがどれほど漫画に親しんでいるかにいつも驚かされます。日本が世界に誇る漫画文化を、フランスの若者たちはどのように発見し、また今日接しているのでしょうか。

フランスにおける漫画翻訳小史  Thibaud Desbief

これまで100以上のタイトル、800冊以上の漫画の仏訳を手がけてきたティボー・デビエフさんに、漫画文化がどのようにフランスに入り広がっていったのか、翻訳史とも絡めてご紹介いただきます。


クリスさんに聞く ゴルドラックとドラゴンボール ’70~80年代生まれのフランス人  Chris Belouad

本誌連載Café-Traduction のクリス先生としておなじみのChris Belouadさんは、思春期に日本のアニメに親しんだ世代。フランスの漫画ブームをどのように経験されたか伺ってみました。


10周年を迎えたユーロマンガ  原正人

日本のマンガ・アニメを経過した新しい世代のバンド・デシネを日本の読者に紹介するBD専門誌『ユーロマンガ』は、今年で創刊10年。バンド・デシネの翻訳を手がける原正人さんに、ユーロマンガの軌跡と今をくわしく教えていただきます。

フランス発少年漫画『ラディアン』、作者来日  編集部

海外の原作漫画が日本でアニメ化され、世界に発信されるという、例のない壮大なプロジェクトが始まっています。今、NHKで放送中のアニメ『ラディアン』の原作は、日本の漫画かと見紛うほど。いま注目を集めるフランスのバンド・デシネ作家トニー・ヴァレントが来日しました。
→NHK Eテレ『ラディアン』ウェブサイト https://www.nhk.or.jp/anime/radiant/



【表紙連載】

レオナール・フジタ〈小さな職人たち〉 《自転車乗り》 今井敬子

2018年度の『ふらんす』の表紙は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品が飾ります。彼の晩年の連作〈小さな職人たち Petits Métiers〉のなかから毎月1点を、ポーラ美術館学芸員の今井敬子さんがご紹介くださいます。今月は《自転車乗り cycliste》です。まるで曲芸師のように、日めくりカレンダーを携え、新しい年の訪れを知らせます。


【巻頭エッセイ】

フランスと私 あたらしい翻訳賞  小西千寿(小西国際交流財団理事長)  

各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、小西国際交流財団の理事長を務める小西千寿さんです。財団が主催する、伝統ある日仏翻訳文学賞と、まもなく第2回目の受賞発表を控える漫画翻訳賞についてお話いただきました。 
→小西財団漫画翻訳賞公式サイト http://konishimanga.fr/(仏語)



【語学系記事】

ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈34〉  福島祥行+國枝孝弘  (全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに3年目に突入! 今月のテーマは「ラジオと歩む人生」。ラジオの思い出、ラジオでのフランス語学習、オススメのフランスのラジオ番組などなど、うれしい情報満載の放談です。



Vie de mots 言葉は人生だ!〈4〉  Cyril Coppini  (全レベル対象)

フランス人落語パフォーマーのシリル・コピーニさんが、日本の伝統芸能である落語の世界をご紹介くださいます。今月は「落語のはじまり その①」。落語はいつ、どこで、どのように生まれたのでしょうか? そのルーツをご紹介します。 
→シリル・コピーニ公式サイト www.cyco-o.com

街角のフランス語を読んでみよう〈22〉  伊勢晃+谷口千賀子+ Benjamin Salagnon  (初級者対象)

看板やレストランのメニュー、商品のパッケージなど、街で目にするフランス語を読み解きながら、フランスの生活習慣や文化に触れていきます。今月はバイキング形式の懇親会にやってきました。セルフサービスの会場で見かける、様々な表示を読んでいきます。


【CD 収録】J'aime la poésie ! le labo-phonétique appliqué〈10〉   Sublime   (初~上級者対象)

日本で長年シャンソンやオペラなどの発音指導を行なってきたフランス人歌手Sublimeさんと、毎月さまざまなフランスの名詩を朗読しながら、発音練習をします。今月は、ピエール・ド・ロンサールの「カッサンドルへのオード」の一節を読みます。発音の課題は韻律(リズムや抑揚)です。
→YouTubeのチャンネル「Sublime Chanson Salon」では、発音ラボの動画レッスンを公開しています(https://www.youtube.com/channel/UCWTpBleiibuxrlIVoRWGSyg)



【CD 収録】フランス語でインタビューを聞いてみよう 〈22〉  Sophie Kubota (中~上級者対象)

日本とフランスの架け橋として活躍する4名のフランス人へのインタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月 は在日フランス大使館フランス語担当官のマクサンス・ロバンMaxence Robinさんにお話をうかがいます。ご出身や、日本にいらした経緯についてお聞きしました。



仏検3級対策 3級はこわくない!〈10〉 林千宏  (初~中級者対象)

実用フランス語技能検定試験(仏検)の3級は、受験者がもっとも多い級。ここを突破できるかどうかは大きな分かれ目かもしれません。しかし、対策が万全であればけっして恐れる必要はありません! 本連載では仏検3級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月のテーマは「長文読解、どうクリアする?」。休暇にじっくり取り組みたい、長文読解のコツをみていきます。


ジャニックの紫陽花通信〈10〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「フランスでもフランス語を教えています」。日本からフランスに帰ってからもフランス語教師をつづけているジャニックさん。いまはどんな環境で教えているのでしょう。



Café-Traduction〈10〉  Chris Belouad  (中~上級者対象)

クリス先生の作文ラボが、趣向も新たに帰ってきました! 今年度は、ゼミ生4人を招いてのお茶会です。リラックスしてコーヒーでも飲みながら、作文についての質問・悩みなどを解決していきます。今月のテーマは「おもしろい」。intéressantとamusantの違いは? また、マンネリな表現を避けるために、もっとほかに気の利いた言い方はないでしょうか?


ことばのあそびば シャラード&パズル〈82〉 杉村裕史 (初・中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle 村松さんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



対訳で楽しむ モーパッサンの短編〈4〉  足立和彦  (中~上級者対象)

短編の名手といえば、ギ・ド・モーパッサン。6回にわたって、モーパッサンの作品を味読していきます。今月は、戦争を背景としたシリアスな作品「ソヴァージュばあさん」の後半です。辛い報せを受けた老女は、いったいどんな行動に出るのでしょうか。 



C’est vrai ?〈70〉/フランス語っぽい日々〈70〉」Karyn Nishimura-Pouopée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のコラムと漫画は、「適切な言葉」。ゴーン氏逮捕といった報道の裏に、いったいどんな苦労があるのでしょうか。





【文化系記事】

京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈4〉  写真・文:甲斐扶佐義

学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。 
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website

メルロ=ポンティを読む〈10〉   加賀野井秀一

『メルロ=ポンティ哲学者事典』(全3巻+別巻)の監訳者であり、『メルロ=ポンティ 触発する思想』の著者でもある加賀野井秀一さんが、類い稀なる「触発力」を持つメルロ=ポンティの思想の魅力に迫ります。今月のテーマは「知覚から言語へ ─二人の間に、偶然にも愛の言葉がもたらされたら─」。前回のラカンの「鏡像段階」から引き続き、「言語」について考えます。

Le Monde diplomatique で世界を読む〈22〉  ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集部

世界の諸問題について考察・発信する独立メディア、パリ発の月刊紙Le Monde diplomatiqueの記事から、毎月選りすぐりの1本を抄訳でお届けします。今月の記事はアブデルワハブ・ビアド(国際関係学・国際法)/エルサ・エディナック(海洋法)による「“珊瑚の空母”、チャゴス諸島」(2018年10月号)。この記事の全訳は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版(www.diplo.jp/)に掲載されています。



マグリブ中毒者たちの告白 モロッコに魅せられて〈10〉   山崎春美&渡邊未帆

「マグリブ」と「マグレブ」の違いはなんでしょう? 伝説のパンクバンドのヴォーカリスト春美さんと大学で音楽学を講ずる未帆さんが、モロッコに魅せられたミュージシャンや作家に魅せられ、また自らもモロッコに魅せられながら、縦横無尽に語りあいます。今月は「サブカルからの挨拶」。モロッコの漫画雑誌や映画館についてです。



今月の原書レクチュール〈94〉   鈴木和彦

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は鈴木和彦さんで「月に行く必要などない」。イト・ナガIto Nagaというペンネームをもつ天体物理学者の詩集、Je sais(「ぼくは知っている」Cheyne, 2006)とNGC 224(Cheyne, 2013)をとりあげます。
Ito Naga詩集(Cheyne社)


ぐるりマレショー物語〈10〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「フランソワ=クリストフ・ケレルマン François-Christophe Kellermann」。革命戦争の象徴であり、すでに英雄であった、最年長のナポレオンの元帥ケレルマンをとりあげます。



パリ風俗事典〈178〉 右岸編(その44)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。先月に引き続き、パリ最高のレストランと称えられた「メゾン・ドレ(ドール)La Maison Dorée(d’Or)」をとりあげます。


対訳シナリオ『マチルド、翼を広げ』(監督:ノエミ・ルヴォウスキー)  中条志穂

最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、『カミーユ、恋はふたたび』で大ヒットをとばしたノエミ・ルヴォウスキー監督の最新作。子ども時代を詩的な表現で描いた、監督の自伝的物語。自身でも主人公の母親役を演じ、離れて暮らす父親をマチュー・アマルリックが好演している。 2019年1月12日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開 
→[公式HP]http://www.senlis.co.jp/mathilde-tsubasa



Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「サマータイムの是非」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「ガソリン価格の高騰への抗議」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「大器を予感させる新世代のホープ」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「木ノ下歌舞伎の勧進帳、《京都の宝- 琳派300年の創造》展、La Cité du vin」

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「おしゃれな食べ放題レストラン」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「フランスサッカー界の人種主義問題」



 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu





書評 三浦信孝・塚本昌則編『ヴァレリーにおける詩と芸術』  井上直子

書評 鈴木道彦『私の1968年』  西山雄二
墓碑銘 hiver   多田爺

[往復書簡]拝啓 友川カズキ様  平松洋子



「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。
■特集  フランス革命と明治維新 
[座談会]福井憲彦・三浦信孝・三谷博

今年は明治維新から150年の節目の年。近代に向けて、まさに「革命的」な変貌をとげた日本。フランス革命との比較のなかで見えてくるものとはーー 。まもなく刊行される、日仏の世界的権威たちによる論集『フランス革命と明治維新』(白水社より12月刊行)の編者・福井憲彦さんと三浦信孝さん、そして執筆者のお一人三谷博さんによる座談会を、12ページにわたりたっぷりお届けいたします。
→三浦信孝・福井憲彦編『フランス革命と明治維新』



【表紙連載】

レオナール・フジタ〈小さな職人たち〉 《焼栗売り》 今井敬子

2018年度の『ふらんす』の表紙は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品が飾ります。彼の晩年の連作〈小さな職人たち Petits Métiers〉のなかから毎月1点を、ポーラ美術館学芸員の今井敬子さんがご紹介くださいます。今月は《焼栗売り marchand de marrons》です。寒々とした街の空気を、甘く暖かい香りでふと癒してくれる、懐かしい職業です。



【語学系記事】

ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈33〉  福島祥行+國枝孝弘  (全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに3年目に突入! 今月のテーマは「ミュージアムと記憶」。さあ、芸術の季節です! 先月に引き続きミュージアムのお話ですが、先月は美術館、今月は博物館についての放談です。



Vie de mots 言葉は人生だ!〈3〉  Cyril Coppini  (全レベル対象)

フランス人落語パフォーマーのシリル・コピーニさんが、日本の伝統芸能である落語の世界をご紹介くださいます。今月は「日本の伝統芸能の成り立ち」。文楽、能、歌舞伎、落語など、日本の様々な伝統芸能の大本とされる神話をご紹介します。 
→シリル・コピーニ公式サイト www.cyco-o.com

街角のフランス語を読んでみよう〈21〉  伊勢晃+谷口千賀子+ Benjamin Salagnon  (初級者対象)

看板やレストランのメニュー、商品のパッケージなど、街で目にするフランス語を読み解きながら、フランスの生活習慣や文化に触れていきます。今月はスーバーやパン屋さんで見かけるパッケージや看板などを見ていきます。



【CD 収録】J'aime la poésie ! le labo-phonétique appliqué〈9〉   Sublime   (初~上級者対象)

日本で長年シャンソンやオペラなどの発音指導を行なってきたフランス人歌手Sublimeさんと、毎月さまざまなフランスの名詩を朗読しながら、発音練習をします。今月は、ポール・ヴェルレーヌの[私の心に雨が降る]の一節を読みます。発音の課題は半母音「oi / ui(wa / ɥi)」。日本人にはなかなかうまく発音できない音ですが、コツさえつかめばだいじょうぶ!
→YouTubeのチャンネル「Sublime Chanson Salon」では、発音ラボの動画レッスンを公開しています(https://www.youtube.com/channel/UCWTpBleiibuxrlIVoRWGSyg)



【CD 収録】フランス語でインタビューを聞いてみよう 〈21〉  Sophie Kubota (中~上級者対象)

日本とフランスの架け橋として活躍する4名のフランス人へのインタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月も本誌連載でもおなじみのジャーナリストのカリン・西村=プペさんにお話をうかがいます。日本での子育てについて、また夫じゃんぽ~る西さんとの連載の舞台裏についてお聞きしました。



仏検3級対策 3級はこわくない!〈9〉 林千宏  (初~中級者対象)

実用フランス語技能検定試験(仏検)の3級は、受験者がもっとも多い級。ここを突破できるかどうかは大きな分かれ目かもしれません。しかし、対策が万全であればけっして恐れる必要はありません! 本連載では仏検3級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月のテーマは「文法を振り返ろう 法について」。ここで一度、直説法、条件法、接続法を整理しておきましょう。「法」の考え方を知ると、フランス語がまた一段と面白くなります!


ジャニックの紫陽花通信〈9〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「健康な食をめざして」。いま注目される「地産地消」。フランスではどういう動きがあるのでしょう。



Café-Traduction〈9〉  Chris Belouad  (中~上級者対象)

クリス先生の作文ラボが、趣向も新たに帰ってきました! 今年度は、ゼミ生4人を招いてのお茶会です。リラックスしてコーヒーでも飲みながら、作文についての質問・悩みなどを解決していきます。今月のテーマは「らしい」。「この映画、すごく面白いらしい」「明日は休講らしい」「営業部の田中と経理の山田が付き合っているらしい」を、フランス語でどう訳しますか?



ことばのあそびば シャラード&パズル〈81〉 Marie-Emmanuelle Muramatsu (初・中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle 村松さんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



対訳で楽しむ モーパッサンの短編〈3〉  足立和彦  (中~上級者対象)

短編の名手といえば、ギ・ド・モーパッサン。6回にわたって、モーパッサンの作品を味読していきます。今月は、戦争を背景としたシリアスな作品「ソヴァージュばあさん」の前半です。森の近くの家で一人静かに暮らす大柄な老女。彼女の身に何が起こるのでしょうか。 



C’est vrai ?〈69〉/フランス語っぽい日々〈69〉」Karyn Nishimura-Pouopée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のコラムと漫画は、「ラップという名のシャンソン・フランセーズ」。いまフランスで人気を集めるラッパーたちに注目します。





【文化系記事】

京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈3〉  写真・文:甲斐扶佐義

学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。 
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website

メルロ=ポンティを読む〈9〉   加賀野井秀一

『メルロ=ポンティ哲学者事典』(全3巻+別巻)の監訳者であり、『メルロ=ポンティ 触発する思想』の著者でもある加賀野井秀一さんが、類い稀なる「触発力」を持つメルロ=ポンティの思想の魅力に迫ります。今月のテーマは「メルロ=ポンティとジャック・ラカン ─ 鏡像段階をめぐって ─」。メルロ=ポンティは、ラカンの有名な「鏡像段階」にいち早く着目しました。ここから何をどう読み替えていくのでしょうか。

Le Monde diplomatique で世界を読む〈20〉  ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集部

世界の諸問題について考察・発信する独立メディア、パリ発の月刊紙Le Monde diplomatiqueの記事から、毎月選りすぐりの1本を抄訳でお届けします。今月の記事はシャルル・アンデルラン(ジャーナリスト)による「ユダヤ人支配国家をめざすイスラエル」(2018年9月号)。この記事の全訳は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版(www.diplo.jp/)に掲載されています。



マグリブ中毒者たちの告白 モロッコに魅せられて〈9〉   山崎春美&渡邊未帆

「マグリブ」と「マグレブ」の違いはなんでしょう? 伝説のパンクバンドのヴォーカリスト春美さんと大学で音楽学を講ずる未帆さんが、モロッコに魅せられたミュージシャンや作家に魅せられ、また自らもモロッコに魅せられながら、縦横無尽に語りあいます。今月は「私たちにはキオスクが必要なんだ」。モロッコでは、ヨーグルトや炭酸水は一般になんと言われているでしょう。



今月の原書レクチュール〈93〉   福田桃子

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は福田桃子さんで「エリック・ロメールを読む」。映画監督エリック・ロメールの短編小説をとりあげます。
Friponnes de porcelaine(「陶器のペチコート」Stock, 2014)


ぐるりマレショー物語〈9〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「アンドレ・マセナ André Masséna」。「不良、ごろつきのまま、元帥にまで上り詰めた」という、個性的な(?)元帥をとりあげます。



パリ風俗事典〈177〉 右岸編(その43)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。イタリアン大通りの有名店「カフェ・アルディ Le Café Hardy」と、その跡地にできた伝説の「メゾン・ドレ(ドール)La Maison Dorée(d’Or)」をとりあげます。


対訳シナリオ『バルバラ セーヌの黒いバラ』(監督:マチュー・アマルリック)  中条志穂

最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、個性派俳優マチュー・アマルリックがメガホンをとり、フランスのシャンソン歌手バルバラの人生を斬新な手法で現在に甦らせた意欲作。 2018年11月16日(金)より、Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開中 
→[公式HP]http://barbara-movie.com/


Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「混沌のフランス政界」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「シェア自転車に電動自転車登場」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「愛すべき、ルーザーたちへの応援歌」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「ジャポニスム2018展覧会と音楽会」

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「ブルジョワのための大衆的なガストロノミ?」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「スポーツ政策への抗議運動」



 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu





書評 ファー『マリー・アントワネットの暗号』 岡部杏子



[往復書簡]拝啓 平松洋子様  友川カズキ


「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。
■特集  マルセル・デュシャンの世界

現代アートの偉大なる先駆者マルセル・デュシャン。没後50年経ったいまもなお圧倒的な存在感を放ちつづける無類の芸術家の、その創作の根源に迫ります。


デュシャン没後50年とは  北山研二

『マルセル・デュシャン全著作』『マルセル・デュシャン書簡集』の訳者である北山研二さんが、没後50年にあたり、ふだんあまり言及されない「デュシャンとフランス文学」や「デュシャンとフランスにおけるアート展開」に話題を絞り、デュシャンの再評価の可能性とは何か、昨今のアートにおけるデュシャン以後の展開とは何かを探ります。ヴィヨン、マラルメ、ジャリ、ルーセル、ヌーヴォー・レアリストなど、デュシャン流言葉遊びのセンスの原点が見えてきます。


デュシャンと対峙するために ─チェスをする芸術家  中尾拓哉

デュシャンは偉大なるチェス・プレイヤーとしても知られていました。デュシャンにおける「芸術の放棄」と考えられていた「チェス」を、『マルセル・デュシャンとチェス』の著者中尾拓哉さんが、鮮やかに読み変えてくれます。


なぜデュシャン展を東京国立博物館で開催するのか?  松嶋雅人

現在、東京国立博物館で絶賛開催中の「マルセル・デュシャンと日本美術」展。現代美術の父といわれるデュシャンの人生と芸術の軌跡を追う展覧会を、なぜ日本・東洋の古美術を展示する東京国立博物館で開くことになったのか。担当研究員の松島雅人さんが、企画の経緯と意図を明かしてくださいました。
→「マルセル・デュシャンと日本美術」展  https://webfrance.hakusuisha.co.jp/posts/1246



 
【表紙連載】

レオナール・フジタ〈小さな職人たち〉 《いたずら者》 今井敬子

2018年度の『ふらんす』の表紙は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品が飾ります。彼の晩年の連作〈小さな職人たち Petits Métiers〉のなかから毎月1点を、ポーラ美術館学芸員の今井敬子さんがご紹介くださいます。今月は《いたずら者 méchant》です。悪意のみなぎる三白眼の子どもにしいたげられる、受難の猫。人間のダークサイドを描いた1点です。



【巻頭エッセイ】

フランスと私 パリでDJなんて!  DJ Sumirock  

各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、いま話題沸騰の、世界最高齢現役プロフェッショナルDJのDJ Sumirock(岩室純子)さんです。日中は老舗の中華料理店の店主として、夜はDJとして活躍される、スミコさんの「二足のわらじ生活」をうかがいました。




【語学系記事】

ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈32〉  福島祥行+國枝孝弘  (全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに3年目に突入! 今月のテーマは「美術館を巡る、思い出を巡る」。さあ、芸術の秋です! ヨシとクニーの偏愛する、オディロン・ルドンのコレクションで有名な岐阜県美術館、普天間基地に面した沖縄・佐喜眞美術館、また《貴婦人と一角獣の》タぺストリーが見事なパリのクリュニー美術館についての放談です。



Vie de mots 言葉は人生だ!〈2〉  Cyril Coppini  (全レベル対象)

フランス人落語パフォーマーのシリル・コピーニさんが、日本の伝統芸能である落語の世界をご紹介くださいます。今月は「日本語の勉強から落語パフォーマーへ」。シリルさんは、どのような経緯で落語パフォーマーとなったのでしょうか。 
→シリル・コピーニ公式サイト www.cyco-o.com

街角のフランス語を読んでみよう〈20〉  伊勢晃+谷口千賀子+ Benjamin Salagnon  (初級者対象)

看板やレストランのメニュー、商品のパッケージなど、街で目にするフランス語を読み解きながら、フランスの生活習慣や文化に触れていきます。今月は街を歩きながら、タクシーやバスにちなんだ貼り紙、看板などを見ていきます。



【CD 収録】J'aime la poésie ! le labo-phonétique appliqué〈8〉   Sublime   (初~上級者対象)

日本で長年シャンソンやオペラなどの発音指導を行なってきたフランス人歌手Sublimeさんと、毎月さまざまなフランスの名詩を朗読しながら、発音練習をします。今月は、エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』の一節を読みます。発音の課題は半母音「ian / ien」。日本人にはなかなかうまく発音できない音ですが、コツさえつかめばだいじょうぶ!
→YouTubeのチャンネル「Sublime Chanson Salon」では、発音ラボの動画レッスンを公開しています(https://www.youtube.com/channel/UCWTpBleiibuxrlIVoRWGSyg)



【CD 収録】フランス語でインタビューを聞いてみよう 〈20〉  Sophie Kubota (中~上級者対象)

日本とフランスの架け橋として活躍する4名のフランス人へのインタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月も本誌連載でもおなじみのジャーナリストのカリン・西村=プペさんにお話をうかがいます。日本で生活することになったきっかけや、ジャーナリストとしてのお仕事についてお聞きしました。



仏検3級対策 3級はこわくない!〈8〉 林千宏  (初~中級者対象)

実用フランス語技能検定試験(仏検)の3級は、受験者がもっとも多い級。ここを突破できるかどうかは大きな分かれ目かもしれません。しかし、対策が万全であればけっして恐れる必要はありません! 本連載では仏検3級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月のテーマは「話の流れを読むために」。意外なほど多く出題される対話文。合格するには、まず対話文に慣れましょう!


ジャニックの紫陽花通信〈8〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「食の道を楽しむ」。日本食をなつかしむジャニックさん。フランスの日本食事情はどうなっているのでしょうか。



Café-Traduction〈8〉  Chris Belouad  (中~上級者対象)

クリス先生の作文ラボが、趣向も新たに帰ってきました! 今年度は、ゼミ生4人を招いてのお茶会です。リラックスしてコーヒーでも飲みながら、作文についての質問・悩みなどを解決していきます。今月のテーマは「とりあえず」。「とりあえずビール!」、「就職活動は進んでいる?」「とりあえず、関心のある企業には全部エントリーシートは送ったよ」を、フランス語でどう訳しますか?



ことばのあそびば シャラード&パズル〈80〉 杉本裕史 (初・中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle 村松さんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



対訳で楽しむ モーパッサンの短編〈2〉  足立和彦  (中~上級者対象)

短編の名手といえば、ギ・ド・モーパッサン。6回にわたって、モーパッサンの作品を味読していきます。今月は「宝石 Les Bijoux」の後半です。最愛の妻を突然亡くし、打ちひしがれるランタン氏。やがて、思いもよらなかった大きな真実に気づかされます……。 



C’est vrai ?〈68〉/フランス語っぽい日々〈68〉」Karyn Nishimura-Pouopée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のコラムと漫画は、「ブラヴォー、皇太子殿下!」。9月の皇太子殿下のフランス来訪を取り上げます。





【文化系記事】

京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈2〉  写真・文:甲斐扶佐義

学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。 
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website

メルロ=ポンティを読む〈7〉   加賀野井秀一

『メルロ=ポンティ哲学者事典』(全3巻+別巻)の監訳者であり、『メルロ=ポンティ 触発する思想』の著者でもある加賀野井秀一さんが、類い稀なる「触発力」を持つメルロ=ポンティの思想の魅力に迫ります。今月のテーマは「あなたの痛みで私は泣いていた─ 他者と癒合的社会性をめぐって ─」。パリ大学文学部(ソルボンヌ)の助教授としてメルロ=ポンティが迎えられたのは、なんと哲学ではなく児童心理学および教育心理学のポストでした。やがて「幼児の知覚」が前景に出てくることになるでしょう。

Le Monde diplomatique で世界を読む〈20〉  ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集部

世界の諸問題について考察・発信する独立メディア、パリ発の月刊紙Le Monde diplomatiqueの記事から、毎月選りすぐりの1本を抄訳でお届けします。今月の記事はローラ・パッラ・クラヴィオト(ジャーナリスト)による「そして欧州はコンポステーラの巡礼路を創造した」(2018年8月号)。この記事の全訳は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版(www.diplo.jp/)に掲載されています。



マグリブ中毒者たちの告白 モロッコに魅せられて〈8〉   山崎春美&渡邊未帆

「マグリブ」と「マグレブ」の違いはなんでしょう? 伝説のパンクバンドのヴォーカリスト春美さんと大学で音楽学を講ずる未帆さんが、モロッコに魅せられたミュージシャンや作家に魅せられ、また自らもモロッコに魅せられながら、縦横無尽に語りあいます。今月は「マラケシュの幻想」。モロッコ随一の写真美術館Maison de la Photographieをとりあげます。



今月の原書レクチュール〈92〉   新島進

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は新島進さんで「1596年、マルセイユ フランスの歴史ファンタジー」。フランスで根強い人気を誇る、SFの〈歴史改変小説(ユークロニー)〉と呼ばれるジャンルの作品をとりあげます。 
→ Jean-Laurent del Socorro, Royaume de vent et de colères(ActuSF, 2015)


ぐるりマレショー物語〈8〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「ユゼフ・ポニャトフスキ」。26名のナポレオンの元帥のなかで唯一の外国人であったJózef Poniatowskiをとりあげます。



パリ風俗事典〈176〉 右岸編(その42)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。アイスクリームをパリに流行らせ、斬新な朝食のサービスで一世を風靡したトルトーニ Tortoni」をとりあげます。


対訳シナリオ『おかえり、ブルゴーニュへ』(監督:セドリック・クラピッシュ)  中条志穂

最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、『猫が行方不明』『スパニッシュ・アパートメント』など、主に都会の若者たちの群像劇を題材にしてきたセドリック・クラピッシュ監督が、ブルゴーニュの葡萄畑を舞台に、父親の突然の死で揺らぐ家族の姿を情感豊かに描いた作品です。 2018年11月7日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開 
→[公式HP]http://burgundy-movie.jp



Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「ユロ辞任後の環境政策は崩壊する?」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「猛暑を振り返る」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「ヴェネチア映画祭、監督賞受賞作」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「ジャポニスム2018 歌舞伎と雅楽/伊藤若冲の《動植綵絵》展」

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「フランスの秋を彩る食のイベント」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「サッカーの試合中継をめぐって炎上」



 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu




書評 バルト『声のきめ』 中地義和
書評 『マルセル・デュシャン アフタヌーン・インタヴューズ』 北山研二



パリジェンヌと行く東京の居酒屋 上野─芸術の森から飲みの迷路へ   坂崎重盛 



[往復書簡]拝啓 友川カズキ様  平松洋子


「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。

■特集  フランス目線の京都案内

パリは、京都にとって初めての姉妹都市。他に類のない歴史・文化を誇るこの2つの国際都市が、1958年に友情盟約を締結してから今年で60周年を迎えます。フランス人も大好きな京都。「フランス/ふらんす」目線で京都をご案内します。


フランス語で京都散策  編集部

「フランス語で京都散策」と題して、スキットを5つご用意しました(1. 京都の空の下、鴨川は流れる、2. ポール・クローデルと京都、3. 江戸時代の学問所で茶を頂く、4. 錦市場で京の食文化にふれる、5. 叡山電車に乗って、いざ鞍馬山へ)。いつもとは少し違った目線で京都を見てみませんか? きっと京都でフランス語を使ってみたくなるはず!


「よそ者」視点の京都ガイド  関口涼子

本誌で「アクチュアリテ 食」を担当されている関口涼子さんは、京都九条山にあるフランス外務省管轄のアーティスト・イン・レジデンスにフランス語作家として滞在されました。フランスで京都の飲食店ガイドマップも出された関口さんに、オススメのお店もご紹介いただきました(https://www.menufretin.fr/produit/le-voyageur-affame-kyoto/)。


法然院を案内する ~もう一つの〈哲学の道〉へ~ 甲斐扶佐義

京都今出川の伝説の喫茶店「ほんやら洞」(1972-2015)の店主で写真家の甲斐扶佐義氏が、外国からの客を静かな佇まいの寺域に案内するならここ、という法然院。「哲学の道」以上に思索の場であり、また記念碑的交流の拠点でもある法然院にまつわるエピソードの数々を教えてくださいます。


新連載! 京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々〈1〉  写真・文:甲斐扶佐義

学者、詩人、作家、ミュージシャン……様々な人々が交錯する伝説の喫茶店「ほんやら洞」(2015年焼失)と京都木屋町のバー「八文字屋」。その店主であり、写真家である甲斐扶佐義氏の写真と文で浮かび上がる「もうひとつの京都」。 
→甲斐扶佐義ホームページ http://kaifusayoshi.website 




【表紙連載】

レオナール・フジタ〈小さな職人たち〉 《診療所》 今井敬子

2018年度の『ふらんす』の表紙は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品が飾ります。彼の晩年の連作〈小さな職人たち Petits Métiers〉のなかから毎月1点を、ポーラ美術館学芸員の今井敬子さんがご紹介くださいます。今月は《診療所 clinique》です。手仕事好きのフジタは、人形まで自分で製作していたようです。フジタの人形への思いとは?



【巻頭エッセイ】

フランスと私 「我がフランス、我が京都」  太田達  

各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、有職菓子御調進所「老松」の当主、太田達さんです。生粋の京都人であり、茶人・庭師にして、また平成の学問所有斐斎弘道館の理事も務める太田さんにとってのフランスとは? また京都とは?




【語学系記事】

ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈31〉  福島祥行+國枝孝弘  (全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに3年目に突入! 今月のテーマは「京都ーフランス」。京都のすぐ近くで育ったヨシと、高校時代から休みになると京都に通っていたというクニー。二人の京都の思い出(「アングラと京都」)と、関西日仏学院(現アンスティチュ・フランセ関西-京都)と映画に多大な貢献をした、ある偉大なる日本人について(「稲畑勝太郎とリヨン」)です。



新連載! Vie de mots 言葉は人生だ!〈1〉  Cyril Coppini  (全レベル対象)

フランス人落語パフォーマーのシリル・コピーニさんが、日本の伝統芸能である落語の世界をご紹介くださいます。今月は「落語家と落語パフォーマーはどこが違う?」 
→シリル・コピーニ公式サイト www.cyco-o.com

街角のフランス語を読んでみよう〈19〉  伊勢晃+谷口千賀子+ Benjamin Salagnon  (初級者対象)

看板やレストランのメニュー、商品のパッケージなど、街で目にするフランス語を読み解きながら、フランスの生活習慣や文化に触れていきます。今月も、先月に引きつづき公園に出かけます。さまざまな掲示を読み解いていきましょう。



【CD 収録】J'aime la poésie ! le labo-phonétique appliqué〈7〉   Sublime   (初~上級者対象)

日本で長年シャンソンやオペラなどの発音指導を行なってきたフランス人歌手Sublimeさんと、毎月さまざまなフランスの名詩を朗読しながら、発音練習をします。今月は、ポール・クローデルの『百扇帖』『五大讃歌』の一節を読みます。発音の課題は「ieu( jø)」。日本人にはなかなかうまく発音できない音ですが、コツさえつかめばだいじょうぶ!
→YouTubeのチャンネル「Sublime Chanson Salon」では、発音ラボの動画レッスンを公開しています(https://www.youtube.com/channel/UCWTpBleiibuxrlIVoRWGSyg)



【CD 収録】フランス語でインタビューを聞いてみよう 〈19〉  Sophie Kubota (中~上級者対象)

日本とフランスの架け橋として活躍する4名のフランス人へのインタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月は本誌連載でもおなじみのジャーナリストのカリン・西村=プペさんにお話をうかがいます。「日本」と出会うまえ、カリンさんはどんな勉強をして、どんな仕事にたずさわっていたのでしょうか。



仏検3級対策 3級はこわくない!〈7〉 林千宏  (初~中級者対象)

実用フランス語技能検定試験(仏検)の3級は、受験者がもっとも多い級。ここを突破できるかどうかは大きな分かれ目かもしれません。しかし、対策が万全であればけっして恐れる必要はありません! 本連載では仏検3級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月のテーマは「聞き取り問題、ここで差が出る!」



ジャニックの紫陽花通信〈7〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「フランス人は節約上手」



Café-Traduction〈7〉  Chris Belouad  (中~上級者対象)

クリス先生の作文ラボが、趣向も新たに帰ってきました! 今年度は、ゼミ生4人を招いてのお茶会です。リラックスしてコーヒーでも飲みながら、作文についての質問・悩みなどを解決していきます。今月のテーマは「一応」。「宿題終わった?」「一応ね」、「カレとはちゃんと別れたの?」「一応納得してくれたみたい」を、フランス語でどう訳しますか?



ことばのあそびば シャラード&パズル〈79〉 Marie-Emmanuelle 村松 (初・中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle 村松さんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



新連載! 対訳で楽しむ モーパッサンの短編〈1〉  足立和彦  (中~上級者対象)

短編の名手といえば、ギ・ド・モーパッサン。6回にわたって、モーパッサンの作品を味読していきます。今月は「宝石 Les Bijoux」。愛する女性と見事結ばれ、幸福絶頂の日々を過ごしていた役人ランタン。さて、二人の運命は? 物語の前半部を読みます。 



C’est vrai ?〈67〉/フランス語っぽい日々〈67〉」Karyn Nishimura-Pouopée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のコラムと漫画は、「訛(なま)りだけでなく」。外国語を話す時、発音だけでなく、言い回しなどにも母国語のクセというものは出るものです。





【文化系記事】

メルロ=ポンティを読む〈7〉   加賀野井秀一

『メルロ=ポンティ哲学者事典』(全3巻+別巻)の監訳者であり、『メルロ=ポンティ 触発する思想』の著者でもある加賀野井秀一さんが、類い稀なる「触発力」を持つメルロ=ポンティの思想の魅力に迫ります。今月のテーマは「他者はどのようにして認識されるのか─ 記号解読と幼児のほほえみ ─」。メルロ=ポンティが指摘する、古典心理学、ないしは近代哲学全般の「躓きの石」とは?

Le Monde diplomatique で世界を読む〈19〉  ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集部

世界の諸問題について考察・発信する独立メディア、パリ発の月刊紙Le Monde diplomatiqueの記事から、毎月選りすぐりの1本を抄訳でお届けします。今月の記事はジャン=バティスト・マレ(ジャーナリスト)による「人智学と秘教主義の見えざる帝国」(2018年7月号)。この記事の全訳は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版(www.diplo.jp/)に掲載されています。



マグリブ中毒者たちの告白 モロッコに魅せられて〈7〉   山崎春美&渡邊未帆

「マグリブ」と「マグレブ」の違いはなんでしょう? 伝説のパンクバンドのヴォーカリスト春美さんと大学で音楽学を講ずる未帆さんが、モロッコに魅せられたミュージシャンや作家に魅せられ、また自らもモロッコに魅せられながら、縦横無尽に語りあいます。今月は「タンジェ千夜一夜」。カスバの有名なカフェ〈カフェ・ババ〉をとりあげます。



今月の原書レクチュール〈91〉   笠間直穂子

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は笠間直穂子さんで「幸福をつかまえる」。スイス・ロマンドの作家ジャン・フランソワ・ビレテールの自伝的な2作をとりあげます。
→ Jean François Billeter, Une rencontre à Pékin/Une autre Aurélia


ぐるりマレショー物語〈7〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「スールト元帥」。指揮官・戦術家として卓越し、異例のスピード出世をはたし、また変わり身の早さも天下一品だったJean-de-Dieu Soultをとりあげます。



パリ風俗事典〈175〉 右岸編(その41)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。パリ随一、いや世界最高の盛り場として君臨することになる「カフェ・ド・パリ Le Café de Paris」をとりあげます。


対訳シナリオ『アラン・デュカス 宮廷のレストラン』(監督:ジル・ド・メストル)  中条志穂

最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、フランス料理界に革命を起こした天才アラン・デュカスの料理哲学と成功の秘密に迫りながら、ヴェルサイユ宮殿内初のレストラン開店までを追ったドキュメンタリーです。 2018年10月13日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開 
→[公式HP]http://ducasse-movie.jp/



Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「フランスに存在する“ 見殺し罪”」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「親元を離れない若者」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「ヴァカンス気分を味わえる夏の映画」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「ラ・ヴェゼール音楽祭、マントン音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭」

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「食をテーマにした展覧会「目で食べる」」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「デビスカップの新方式、フランスの反応は?」



 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu




書評 真屋和子『プルーストの美』 高橋梓
書評 コルバン『処女崇拝の系譜』 岡部杏子



墓碑銘 automne  多田爺 



[往復書簡]拝啓 平松洋子様  友川カズキ


「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。
■特集  フランス映画祭2018レポート
最新のフランス映画がいち早く観られ、監督・俳優たちと身近に接することのできる毎年恒例の「フランス映画祭」。1993年に「横浜フランス映画祭」として始まったこの祭典が、13年ぶりに横浜で開催されました。

横浜にフランス映画祭が帰ってきた!/初夏の横浜がフランス色に染まる  丸山有美
今年の来日ゲスト団の団長は女優ナタリー・バイ。カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したばかりの是枝裕和監督も特別ゲストとして駆けつけた、華やかな「オープニング・セレモニー」の模様と、会場となった横浜の街とフランスとのゆかりの数々を、『ふらんす』前編集長の丸山有美氏がレポートします。

上映作品一覧  
フランス映画祭2018の上演ラインナップ!

伝説の女優、ナタリー・バイが語る
トリュフォー監督やゴダール監督などフランスを代表する巨匠の作品や、近年では気鋭のグザヴィエ・ドラン監督の作品などに出演し、世界の名だたる映画祭で数々の賞を受賞してきたナタリー・バイ。今回、フランス映画祭の団長として3度目の来日を果たしたバイが、早稲田大学のマスタークラスで学生たちを前に女優人生を振り返りました。(聞き手:土田環)

フランス映画界を牽引する若手俳優、キャリアを語る [対談]S. アルロー& F. オールドフィールド
『ブラッディ・ミルク』に主演したスワン・アルローと、『マルヴィン、あるいは素晴らしい教育』のフィネガン・オールドフィールドが、横浜市立大学金沢八景キャンパスで対談しました。若い熱気に満ちたマスタークラスで、ジョークも交えたカジュアルなトークや学生たちとの質疑応答を繰り広げました。(モデレーター・編集:佐藤久理子)

デュポンテル監督インタビュー「文学と映画の間で」
ピエール・ルメートルのゴンクール賞受賞作『天国でまた会おう』を映画化した『See You Up There(英題)』(原題 Au revoir là-haut)のアルベール・デュポンテル監督。俳優としても本国で有名な彼が、フランス映画祭での上映を機に初来日を果たし、本作について語ってくれました。(取材・文=佐藤久理子)

対訳シナリオ『顔たち、ところどころ』(監督:アニエス・ヴァルダ&JR)  中条志穂

最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、ヌーヴェルヴァーグ唯一の女性監督であるアニエス・ヴァルダが写真アーティストJR を伴い、フランスの田舎を訪れその地に住む人々と触れ合う、ロードムービー風のドキュメンタリー『顔たち、ところどころ』です。 2018年9月15日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開 →[公式HP]http://www.uplink.co.jp/kaotachi/



【表紙連載】

レオナール・フジタ〈小さな職人たち〉 《放浪者》 今井敬子

2018年度の『ふらんす』の表紙は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品が飾ります。彼の晩年の連作〈小さな職人たち Petits Métiers〉のなかから毎月1点を、ポーラ美術館学芸員の今井敬子さんがご紹介くださいます。今月は《放浪者 vagabond》です。侍のようなたたずまいで、ワインの瓶とバゲットを手にこちらをにらんだ男の子。「放浪者」は、フジタのある理想を具現化した存在だったようです……。



【巻頭エッセイ】

フランスと私 モードの発信  郡司華子  

各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、フランス婦人プレタポルテ連盟が主催する、年2回の婦人服の展示会「モード・イン・フランス」を取り仕切る、株式会社プレザンス代表取締役の郡司華子さんです。




【語学系記事】

ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈30〉  福島祥行+國枝孝弘  (全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに3年目に突入! 今月のテーマは「寺尾次郎さんが訳したフランス映画」。若き日はシュガーベイブのメンバーとして活躍したミュージシャン、のちに映画字幕翻訳を数多く手がけた寺尾次郎さんへのオマージュです。



アプリでフランス語!〈最終回〉  久保田剛史  (全レベル対象)

もっと手軽にフランス語と接する機会を増やすには、スマートフォンやタブレットのフランス語学習アプリを利用してみるのはいかがでしょう。今月は「フランス旅行に役立つアプリ」をご紹介します。 
→久保田剛史・高橋信良著『徹底整理フランス語動詞のしくみ』

街角のフランス語を読んでみよう〈18〉  伊勢晃+谷口千賀子+ Benjamin Salagnon  (初級者対象)

看板やレストランのメニュー、商品のパッケージなど、街で目にするフランス語を読み解きながら、フランスの生活習慣や文化に触れていきます。今月は、公園などの公的空間を見ていきます。



【CD 収録】J'aime la poésie ! le labo-phonétique appliqué〈6〉   Sublime   (初~上級者対象)

日本で長年シャンソンやオペラなどの発音指導を行なってきたフランス人歌手Sublimeさんと、毎月さまざまなフランスの名詩を朗読しながら、発音練習をします。今月は、シャルル・ボードレールの「旅への誘い」の一節を読みます。発音の課題は「Révisions et prosodie」。これまで練習したすべての母音の復習と、音韻やリズムを確認しましょう。
→YouTubeのチャンネル「Sublime Chanson Salon」では、発音ラボの動画レッスンを公開しています(https://www.youtube.com/channel/UCWTpBleiibuxrlIVoRWGSyg)



【CD 収録】フランス語でインタビューを聞いてみよう 〈18〉  Sophie Kubota (中~上級者対象)

日本とフランスの架け橋として活躍する4名のフランス人へのインタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月も、落語パフォーマーのシリル・コピーニさんにお話をうかがいます。日本に住んで20年以上になるコピーニさんでも、まだまだ驚くことはあるのだそうです。それはなんでしょう。 
→シリルさんの公式サイト:http://cyco-o.com/



仏検3級対策 3級はこわくない!〈6〉 林千宏  (初~中級者対象)

実用フランス語技能検定試験(仏検)の3級は、受験者がもっとも多い級。ここを突破できるかどうかは大きな分かれ目かもしれません。しかし、対策が万全であればけっして恐れる必要はありません! 本連載では仏検3級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月のテーマは「並べ替え問題の攻略法は?」



ジャニックの紫陽花通信〈6〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花」の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「石灰と酢、フランスではおなじみのペア」



Café-Traduction〈6〉  Chris Belouad  (中~上級者対象)

クリス先生の作文ラボが、趣向も新たに帰ってきました! 今年度は、ゼミ生4人を招いてのお茶会です。リラックスしてコーヒーでも飲みながら、作文についての質問・悩みなどを解決していきます。今月のテーマは「たいへん(大変)」。「大変申し訳ありません」「大変でしたね」を、フランス語でどう訳しますか?



ことばのあそびば シャラード&パズル〈78〉 杉村裕史 (初・中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle 村松さんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



対訳で楽しむ ジョエル・ポムラ『赤ずきんちゃん』〈最終回〉  高橋信良  (中~上級者対象)

フランス演劇界の第一線で活躍する劇作家兼演出家ジョエル・ポムラの戯曲『赤ずきんちゃん』を6回にわたり読んでいきます。『赤ずきんちゃん』といえば、シャルル・ペローやグリム兄弟の作品が有名ですが、その他にも数多くのヴァージョンが存在します。その一つであるポムラ版は、赤ずきんをどのように描いたのでしょうか。今月は「赤ずきんの最後」、いよいよクライマックス。 
→久保田剛史・高橋信良著『徹底整理フランス語動詞のしくみ』



C’est vrai ?〈66〉/フランス語っぽい日々〈66〉」Karyn Nishimura-Pouopée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のコラムと漫画は、「騒動か暴動か?」サッカー・ワールドカップの優勝に沸くフランスでの、騒ぎの報道についてです。





【文化系記事】

考える人のための事典・辞書〈最終回〉   平尾浩一

インターネット検索の時代において、百科事典と辞書の存在意義はどこにあるのでしょう? 国際的な議論の的となっているこの問題に多角的に切り込んでいきます。今月のテーマは「まとめに代えて~事典・辞書のABC ~」



メルロ=ポンティを読む〈6〉   加賀野井秀一

『メルロ=ポンティ哲学者事典』(全3巻+別巻)の監訳者であり、『メルロ=ポンティ 触発する思想』の著者でもある加賀野井秀一さんが、類い稀なる「触発力」を持つメルロ=ポンティの思想の魅力に迫ります。今月のテーマは「アヴェ・ヴェルム・コルプス─演奏家と身体と眠り─」。メルロ= ポンティの知覚理論から、さらなる身体論へ!「身体の統合度」とは?

Le Monde diplomatique で世界を読む〈18〉  ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集部

世界の諸問題について考察・発信する独立メディア、パリ発の月刊紙Le Monde diplomatiqueの記事から、毎月選りすぐりの1本を抄訳でお届けします。今月の記事はエリック・デュセール(作家)&クリスティーナ・イオン(作家)による「図書館で快適なお昼寝を」(2018年6月号)。この記事の全訳は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版(www.diplo.jp/)に掲載されています。



マグリブ中毒者たちの告白 モロッコに魅せられて〈6〉   山崎春美&渡邊未帆

「マグリブ」と「マグレブ」の違いはなんでしょう? 伝説のパンクバンドのヴォーカリスト春美さんと大学で音楽学を講ずる未帆さんが、モロッコに魅せられたミュージシャンや作家に魅せられ、また自らもモロッコに魅せられながら、縦横無尽に語りあいます。今月は「星はなんでも知っている⁉」。サッカーのワールドカップから、話題はモロッコ王国の国歌、そして国旗へ。



今月の原書レクチュール〈90〉   鈴木和彦

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は鈴木和彦さんで「シンギュラリティと〈あなた〉」。今話題の「シンギュラリティ」を文学で体現した、ローラン・カントローの個性的な二人称の短編集をとりあげます。 
→ Laurent QuintreauのCe qui nous guette(「私たちを狙っているもの」Rivages, 2018)


ぐるりマレショー物語〈6〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「ルイ=ニコラ・ダヴー」。ナポレオンからその能力を高く買われて「親戚」にもなった、不敗の元帥、また日本ともゆかりのあった、その人物像に迫ります。



パリ風俗事典〈174〉 右岸編(その40)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。パリの深夜族たちがたむろした「ヒルズ・タヴァーン Hill’s Tavern」「タヴェルヌ・ド・ロンドル Le Taverne de Londres」「タヴェルヌ・アングレーズ Le Taverne Anglaise「バイロンズ・タヴァーン Byron’s Tavern」「カフェ・デュ・グラン・バルコン Le Café du Grand Balcon」」「カフェ・カルディナル Le Café Cardinal」をとりあげます。



Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「W杯優勝とマクロン大統領の支持率」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「フランスの水泳事情」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「異才を放つ、ふたつの才能」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「「井上有一1916-1985 書の解放」展、鼓童 パリ公演、「スカルラッティ555」」

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「長い冬がつくりだす、ケベック料理」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「W杯で優勝したのは誰か」



 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu




書評 ロミ『自殺の歴史』 藤井勉
書評 木水千里『マン・レイ』 倉方健作



でたらめ解釈 おかしな歌詞  RADWIMPS「HINOMARU」  豊﨑由美 



[往復書簡]拝啓 友川カズキ様  平松洋子


「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。
■特集  21世紀のジャポニスム Japonismes au 21e siècle

かつて、日本の浮世絵は印象派の画家たちに多大な衝撃と影響を与え、ヨーロッパに〈ジャポニスム〉という一大ブームを巻き起こしました。21世紀の現在、また新たな波がきています。 

ジャポニスム2018とは?   編集部

ジャポニズム? それとも、ジャポニスム? そもそも « Japonisme » という語は、印象派に対する浮世絵などの、19世紀後半における西洋美術への日本の影響を示すことばとしてフランスで誕生しました。その後、21世紀に至って、いまどのような「ジャポニスム」が起こっているのでしょうか。今年の7月からおよそ8か月間に渡ってパリを中心に開催される、今世紀最大の日本文化と芸術の祭典「ジャポニスム2018」の内容とともに紹介します。

Japonismes 2018 公式企画一覧

展覧会、舞台公演、映像、生活文化の4つの柱で展開する50以上のプログラム   
→「ジャポニスム2018公式サイト」https://japonismes.org/ 

日本をテーマにした多種多様な展覧会  岡田Victoria朋子  

在仏執筆陣がおくる雑誌『ふらんす』のアクチュアリテ。その「アート&スペクタクル」担当の岡田Victoria朋子さんが、「ジャポニスム2018」の展覧会企画の見どころを紹介してくれます。

ヌーヴェル・ヌーヴェルヴァーグから独立系日本映画の新世代へ  Dimitri Ianni   

北野武、黒沢清、是枝裕和、河瀬直美……世界で名を知られるこれらの日本映画監督に続く、今注目の新世代の映画作家たちとは? 日本映画の批評・上映プログラムなどを手がけるディミトリ・イアンニ氏が寄稿してくださいました。

フランスにおける日本の食文化  関口涼子

在仏執筆陣がおくる、雑誌『ふらんす』のアクチュアリテ。その「食」担当の関口涼子さんが、フランス料理と日本酒のコラボなど、今パリを中心に起きている様々な食のトレンドをご紹介くださいます。



【表紙連載】

レオナール・フジタ〈小さな職人たち〉 《たばこ屋》 今井敬子

2018年度の『ふらんす』の表紙は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品が飾ります。彼の晩年の連作〈小さな職人たち Petits Métiers〉のなかから毎月1点を、ポーラ美術館学芸員の今井敬子さんがご紹介くださいます。今月は《たばこ屋 tabac》です。キセルのように煙道が長いクレイ・タバコを粋に咥えた少女の姿は、さしずめフジタによる美人画といったところでしょうか。愛煙家フジタが郷愁も込めて描いた佳品です。



【巻頭エッセイ】

フランスと私 記念写真  堀江栞 

各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、日本画家の堀江栞さんです。『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション』(全5巻)などの装画を手がける堀江さんは、あのテロ事件から間もないパリで1年間の海外研修を経験されました。その時の印象深い思い出をつづってくださいました。 
→堀江栞公式サイト:https://www.shiorihorie.com/




【語学系記事】

ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈29〉  福島祥行+國枝孝弘  (全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに3年目に突入! 今月のテーマは「高畑勲とフランス」。『火垂るの墓』『アルプスの少女ハイジ』など、日本が誇るアニメーション監督、高畑勲氏。フランス文学に造詣が深いことでも知られていました。氏が遺された、数々の偉大な仕事を振り返ります。



アプリでフランス語!〈5〉Appliquez-vous avec les applis !  久保田剛史  (全レベル対象)

もっと手軽にフランス語と接する機会を増やすには、スマートフォンやタブレットのフランス語学習アプリを利用してみるのはいかがでしょう。今月は「フランスの時事・文化に触れるアプリ」をご紹介します。 
→久保田剛史・高橋信良著『徹底整理フランス語動詞のしくみ』

街角のフランス語を読んでみよう〈5〉  伊勢晃+谷口千賀子+ Benjamin Salagnon  (初級者対象)

看板やレストランのメニュー、商品のパッケージなど、街で目にするフランス語を読み解きながら、フランスの生活習慣や文化に触れていきます。今月は、パリの通りで見かける「これはなに?」と気になる様々な物体に掲げられた表示を見ていきます。



【CD 収録】J'aime la poésie ! le labo-phonétique appliqué〈5〉   Sublime   (初~上級者対象)

日本で長年シャンソンやオペラなどの発音指導を行なってきたフランス人歌手Sublimeさんと、毎月さまざまなフランスの名詩を朗読しながら、発音練習をします。今月は、アルチュール・ランボーの『母音』を読みます。発音の課題は、4~7月号で練習した母音の総まとめです。
→YouTubeのチャンネル「Sublime Chanson Salon」では、発音ラボの動画レッスンを公開しています(https://www.youtube.com/channel/UCWTpBleiibuxrlIVoRWGSyg)


【CD 収録】フランス語でインタビューを聞いてみよう 〈17〉  Sophie Kubota (中~上級者対象)

日本とフランスの架け橋として活躍する4名のフランス人へのインタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。前回につづいて、今月も落語パフォーマーのシリル・コピーニCyril Coppiniさんにお話をうかがいます。今回は、アンスティチュ・フランセ日本でのお仕事や、翻訳家・落語パフォーマーとしての活動についてお聞きしました。



仏検3級対策 3級はこわくない!〈5〉  林千宏  (初~中級者対象)

実用フランス語技能検定試験(仏検)の3級は、受験者がもっとも多い級。ここを突破できるかどうかは大きな分かれ目かもしれません。しかし、対策が万全であればけっして恐れる必要はありません! 本連載では仏検3級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月のテーマは「前置詞、どんなふうに勉強すればいい?」



ジャニックの紫陽花通信〈5〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんな「ジャニックの紫陽花の庭」から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「連帯しましょう!」



Café-Traduction〈5〉  Chris Belouad  (中~上級者対象)

クリス先生の作文ラボが、趣向も新たに帰ってきました! 今年度は、ゼミ生4人を招いてのお茶会です。リラックスしてコーヒーでも飲みながら、作文についての質問・悩みなどを解決していきます。今月のテーマは「なつかしい」。クリス先生によれば「なつかしい飲みもの!」をCʼest une boisson nostalgique ! とするのは△だそうです。さて、なぜでしょう。
→クリス・べルアド著『フランス語作文ラボ』



ことばのあそびば シャラード&パズル〈77〉 Marie-Emmanuelle Muramatsu (初・中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle Muramatsuさんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



対訳で楽しむ ジョエル・ポムラ『赤ずきんちゃん』〈5〉  高橋信良  (中~上級者対象)

フランス演劇界の第一線で活躍する劇作家兼演出家ジョエル・ポムラの戯曲『赤ずきんちゃん』を6回にわたり読んでいきます。『赤ずきんちゃん』といえば、シャルル・ペローやグリム兄弟の作品が有名ですが、その他にも数多くのヴァージョンが存在します。その一つであるポムラ版は、赤ずきんをどのように描いたのでしょうか。今月は「おばあちゃんは変な声」 
→久保田剛史・高橋信良著『徹底整理フランス語動詞のしくみ』



C’est vrai ?〈65〉/フランス語っぽい日々〈65〉」Karyn Nishimura-Pouopée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のコラムと漫画は、「…イスムの例外、ジャポニスム」。フランスの日本ブームに詳しいお二人による痛快なページ!





【文化系記事】

考える人のための事典・辞書〈5〉   平尾浩一

インターネット検索の時代において、百科事典と辞書の存在意義はどこにあるのでしょう? 国際的な議論の的となっているこの問題に多角的に切り込んでいきます。今月のテーマは「詩人たちの事典・辞書改革」。事典ではイギリスのコールリッジやフランスのフェーヴル、また辞典ではフランスのリトレやドイツのグリムなどに言及します。



メルロ=ポンティを読む〈5〉   加賀野井秀一

『メルロ=ポンティ哲学者事典』(全3巻+別巻)の監訳者であり、『メルロ=ポンティ 触発する思想』の著者でもある加賀野井秀一さんが、類い稀なる「触発力」を持つメルロ=ポンティの思想の魅力に迫ります。今月のテーマは「「神の盲目」と「アリストテレスの錯覚」」。世界の成立には、知覚する私の限定された「身体」という座が根拠となる、というお話。

Le Monde diplomatique で世界を読む〈17〉  ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集部

世界の諸問題について考察・発信する独立メディア、パリ発の月刊紙Le Monde diplomatiqueの記事から、毎月選りすぐりの1本を抄訳でお届けします。今月の記事はアンナ・ファイゲンバウム(研究者、ボーンマス大学)による「催涙ガス、そして流された金の泪」(2018年5月号)。この記事の全訳は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版(www.diplo.jp/)に掲載されています。



マグリブ中毒者たちの告白 モロッコに魅せられて〈5〉   山崎春美&渡邊未帆

「マグリブ」と「マグレブ」の違いはなんでしょう? 伝説のパンクバンドのヴォーカリスト春美さんと大学で音楽学を講ずる未帆さんが、モロッコに魅せられたミュージシャンや作家に魅せられ、また自らもモロッコに魅せられながら、縦横無尽に語りあいます。今月は「青天の「壁」靂」。モロッコとユダヤ人について。



今月の原書レクチュール〈89〉   福田桃子

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は福田桃子さんで「夏の匂い」。スイスのジュネーヴの出版社から刊行された、ロラン・ビュティの小説をとりあげます。 
→Le Milieu de l’horizon (「地平線の半ば」ZOE, 2013)
 http://www.editionszoe.ch/livre/le-milieu-de-l-horizon


ぐるりマレショー物語〈5〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブールヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「エドゥアール・モルティエ」。ナポレオンより首ひとつ大きかった、長身の元帥。かの武勇ネーにも匹敵する活躍をしたかもしれなかった、誠実で闊達な優等生タイプの元帥の生涯を辿ります。



パリ風俗事典〈173〉 右岸編(その39)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。今月は「カフェ・フォワ Le Café Foy」「シェ・ビニョン Chez Bignon」。デルヴォー 、ゴンクール兄弟、ロッシーニらに愛された、ルイ・ビニョンの店をとりあげます。


対訳シナリオ『グッバイ・ゴダール!』(監督:ミシェル・アザナヴィシウス)  中条志穂

最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、女優であり作家であり、巨匠ジャン=リュック・ゴダールの2番目の妻だったアンヌ・ヴィアゼムスキーが、ゴダールとの生活を綴った自伝的小説『それからの彼女 Un an aprés』を映画化した話題作。舞台は『中国女』撮影直後、五月革命のパリです。 2018年7月13日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開中 
→[公式HP]http://gaga.ne.jp/goodby-g/


Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「パリの地下鉄名になったシモーヌ・ヴェイユ」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「日仏文化交流の今」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「普遍的なテーマである、親と子の絆」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「《マンガカフェ》初演、「競馬を描く」展」

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「音楽祭にもガストロノミを!」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「フランスのサーフィン環境」



 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu




書評 ヴィアゼムスキー『それからの彼女』 小沼純一
書評 サルトル『敗走と捕虜のサルトル』 澤田直



パリジェンヌと行く東京の居酒屋 浅草 まずは雷門周辺  坂崎重盛 



[往復書簡]拝啓 友川カズキ様  平松洋子 



[劇評]静岡(SPAC)でクローデル『繻子の靴』を観て  根岸徹郎


「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。
・ご注文はお近くの書店、または欧明社へ

■特集  藤田嗣治/レオナール・フジタ

80年余りの生涯の半分をフランスで暮らし、晩年はフランス国籍を取得したエコール・ド・パリの寵児。没後50年、史上最大の回顧展を機に、唯一無二の画家の魅力に迫ります。   

「見られる」画家、藤田嗣治  林洋子

藤田嗣治研究の第一人者であり、東京・京都・パリで開催される「没後50年 藤田嗣治展」を監修する林洋子さんに、ご自身と画家との出会いや、画家についてのさまざまな歴史的証言を教えていただきます。

フジタの〈小さな職人たち〉 今井敬子  

昨年の4月号から『ふらんす』の表紙を飾っている〈小さな職人たち〉。その選定と解説を担当してくださっているポーラ美術館学芸員の今井敬子さんに、画家がこのシリーズをどのように制作し、またどう飾り、囲まれて生活していたか、作品に身近に接している今井さんならではの視点から、改めて全体像をご紹介いただきます。


藤田嗣治と刺青のこと  渋谷豊  

刺青が好きで、自らも自身や友人の身体に彫っていたという藤田嗣治。藤田が刺青を施した二人の友人ーーアウシュヴィッツに送られた詩人デスノスとジャーナリストのスムラーとの交流について、知られざるエピソードを教えていただきます。



【表紙連載】

レオナール・フジタ〈小さな職人たち〉 《額縁職人》 今井敬子

2018年度の『ふらんす』の表紙は、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品が飾ります。彼の晩年の連作〈小さな職人たち Petits Métiers〉のなかから毎月1点を、ポーラ美術館学芸員の今井敬子さんがご紹介くださいます。今月は《額縁職人 encadrements》です。手作業が好きだったフジタは、自分の作品を収める額縁まで手作りしていました。「額=encadrements」に対するフジタのこだわりとは。



【巻頭エッセイ】

フランスと私 ジャポニスム2018への道  増田是人 

各界で活躍中の方々に、月替わりで「フランスと私」をテーマに個人的な体験や思いを自由につづっていただくエッセイ。 今月は、パリを中心にフランスで開催される今世紀最大の日本文化の祭典ジャポニスム2018。その企画を統括するジャポニスム事務局の事務局長・増田是人さんに、フランス語への熱い思い、また外交官として取り組んでこられた日仏交流の歩みについてお話をうかがいました。  
→ジャポニスム2018: https://japonismes.org/




【語学系記事】

ヨシとクニーのかっ飛ばし仏語放談〈28〉  福島祥行+國枝孝弘  (全レベル対象)

NHK講師としてもおなじみの、ヨシこと福島祥行さんとクニーこと國枝孝弘さんの、明快で痛快なフランス語放談もついに3年目に突入! 今月のテーマは「ミシンとコーモリ傘」。お二人が大好きなダダやシュルレアリスムについての放談です。

アプリでフランス語!〈4〉  久保田剛史  (全レベル対象)

もっと手軽にフランス語と接する機会を増やすには、スマートフォンやタブレットのフランス語学習アプリを利用してみるのはいかがでしょう。今月は「ゲームをしながらフランス語を学ぶ」をご紹介します。 
→久保田剛史・高橋信良著『徹底整理フランス語動詞のしくみ』

街角のフランス語を読んでみよう〈16〉  伊勢晃+谷口千賀子+ Benjamin Salagnon  (初級者対象)

看板やレストランのメニュー、商品のパッケージなど、街で目にするフランス語を読み解きながら、フランスの生活習慣や文化に触れていきます。今月は、パリの通りの名前とその所縁を見ていきましょう。



【CD 収録】J'aime la poésie ! le labo-phonétique appliqué〈4〉   Sublime   (初~上級者対象)

日本で長年シャンソンやオペラなどの発音指導を行なってきたフランス人歌手Sublimeさんと、毎月さまざまなフランスの名詩を朗読しながら、発音練習をします。今月は、ヴィクトル・ユゴーの『静観詩集』の一節を読みます。発音の課題は「鼻母音」です。
→YouTubeのチャンネル「Sublime Chanson Salon」では、発音ラボの動画レッスンを公開しています(https://www.youtube.com/channel/UCWTpBleiibuxrlIVoRWGSyg)


 【CD 収録】フランス語でインタビューを聞いてみよう 〈16〉  Sophie Kubota (中~上級者対象)

日本とフランスの架け橋として活躍する4名のフランス人へのインタビューを通じて、ナチュラルスピードの会話の聞き取りに慣れていきましょう。今月は落語パフォーマーのシリル・コピーニCyril Coppiniさんにお話をうかがいます。まずは日本語との出会いから。 
→シリルさんの公式サイト:http://cyco-o.com/ja/



仏検対策3級 3級はこわくない!〈4〉 林千宏  (初~中級者対象)

実用フランス語技能検定試験(仏検)の3級は、受験者がもっとも多い級。ここを突破できるかどうかは大きな分かれ目かもしれません。しかし、対策が万全であればけっして恐れる必要はありません! 本連載では仏検3級に合格するための学習ポイントや、実際の過去問などをご紹介します。今月のテーマは「仏検直後、あやふやなところを見直そう!」



ジャニックの紫陽花通信〈4〉  Janick Magne  (中~上級者対象)

日本で39年生活した後、久しぶりにイル=ド=フランスにもどったジャニックさん。日々驚いたり、改めて自分の国を再発見したり、あるいは日本を懐かしんだり。そんなジャニックの紫陽花の庭から、毎月メールが届きます。今月のメールの「件名」は「言葉の壁・最新版」。乱れ?進化? 最近のフランス語をあなたはどこまで取り入れますか?



Café-Traduction〈4〉  Chris Belouad  (中~上級者対象)

クリス先生の作文ラボが、趣向も新たに帰ってきました! 今年度は、ゼミ生4人を招いてのお茶会です。リラックスしてコーヒーでも飲みながら、作文についての質問・悩みなどを解決していきます。今月のテーマは「ちゃんと」。「ちゃんとして!」「ちゃんとした文」を、フランス語にどう訳しますか?



ことばのあそびば シャラード&パズル〈76〉 杉村裕史 (初・中級者対象)

偶数月は、Marie-Emmanuelle 村松さんによるフランス語の文章で表された複数のヒントから答えを見つけだすあそび「シャラード charade」、奇数月は、杉村裕史さんによる好評のクロスワード・パズルです。正解者には抽選でプレゼント(図書カード1000円分)を進呈。どしどしご応募ください。



対訳で楽しむ ジョエル・ポムラ『赤ずきんちゃん』〈4〉  高橋信良  (中~上級者対象)

フランス演劇界の第一線で活躍する劇作家兼演出家ジョエル・ポムラの戯曲『赤ずきんちゃん』を6回にわたり読んでいきます。『赤ずきんちゃん』といえば、シャルル・ペローやグリム兄弟の作品が有名ですが、その他にも数多くのヴァージョンが存在します。その一つであるポムラ版は、赤ずきんをどのように描いたのでしょうか。今月は「オオカミとの会話」 
→久保田剛史・高橋信良著『徹底整理フランス語動詞のしくみ』



C’est vrai ?〈64〉/フランス語っぽい日々〈64〉」Karyn Nishimura-Pouopée/じゃんぽ~る西  (全レベル対象)

大人気連載5年目突入! 妻はジャーナリスト、夫は漫画家。目下子育て中のふたりが送る日仏夫婦コラボ連載。フランス語にまつわる小粋なコラムに「ふむふむ」、フランス語習得に悩む(?)日本人の心の叫びを描いた漫画に「あるある」と頷きたくなること請け合い! 今月のコラムと漫画は、フランスのつづりと発音。このややこしさ、幼い子どもたちはどのように身につけていくのでしょう。





【文化系記事】

考える人のための事典・辞書〈4〉   平尾浩一

インターネット検索の時代において、百科事典と辞書の存在意義はどこにあるのでしょう? 国際的な議論の的となっているこの問題に多角的に切り込んでいきます。今月のテーマは「「迂回」、と創造性」



メルロ=ポンティを読む〈4〉   加賀野井秀一

『メルロ=ポンティ哲学者事典』(全3巻+別巻)の監訳者であり、『メルロ=ポンティ 触発する思想』の著者でもある加賀野井秀一さんが、類い稀なる「触発力」を持つメルロ=ポンティの思想の魅力に迫ります。今月のテーマは「「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」。今月は「知覚プロセス」について考えます。

Le Monde diplomatique で世界を読む〈16〉  ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集部

世界の諸問題について考察・発信する独立メディア、パリ発の月刊紙Le Monde diplomatiqueの記事から、毎月選りすぐりの1本を抄訳でお届けします。今月の記事はF. ペレグリーニ&A. ヴィタリス(情報学者)による「個人認証データ管理に潜むリスク」(2018年4月号)。この記事の全訳は、ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版(www.diplo.jp/)に掲載されています。



マグリブ中毒者たちの告白 モロッコに魅せられて〈4〉   山崎春美&渡邊未帆

「マグリブ」と「マグレブ」の違いはなんでしょう? 伝説のパンクバンドのヴォーカリスト春美さんと大学で音楽学を講ずる未帆さんが、モロッコに魅せられたミュージシャンや作家に魅せられ、また自らもモロッコに魅せられながら、縦横無尽に語りあいます。今月は「女(ムスリマ)たちよ!」。モロッコの女性たちにフォーカスをあてます。



今月の原書レクチュール〈88〉   新島進

福田桃子さん、鈴木和彦さん、笠間直穂子さん、新島進さんの4名が、毎月交代でフランス語で楽しむ読書の世界に誘います。今月は新島進さんで「ミッテランと文通、そして母」。ウリポの作家エルヴェ・ル・テリエの2作をとりあげます。 
→Hervé Le Tellier, Toutes les familles heureuses /Moi et François Mitterrand


ぐるりマレショー物語〈4〉  倉方健作

パリの街をぐるりと囲むブルヴァール・デ・マレショーBoulevards des Maréchauxは、異なる名のついた19の大通りの総称です。それらの通りに名を残したmaréchalたち、つまり元帥たちは、いかなる人物なのでしょう。フランスで語り継がれる、あるいは知られざる、彼らの物語をたどっていきます。今月は「ジャン=マチュー・フィリベール・セリュリエ」。ナポレオンとは親子ほど年上の、息の長い遅咲きの軍人セリュリエの人物像に迫ります。



パリ風俗事典〈172〉 右岸編(その38)  鹿島茂

カフェ、キャバレー、ミュージックホール、劇場など19世紀のパリを彩った文化を、われらが鹿島茂さんが網羅的に解説。ゾラ、バルザック、ユゴー、デュマ、スタンダールらの時代が生き生きと甦ります。今月は、ガイヨン広場付近にあるレストラン「アンリ( ヘンリー)Henry」「フォンテーヌ・ガイヨン La Fontaine Gaillon」「ドルーアン Drouant」をとりあげます。ゴンクール賞の選考会の舞台裏にも触れます。


対訳シナリオ『C’est la vie ! セラヴィ!』(監督:エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ)  中条志穂

最新公開作品を日仏対訳のシナリオ抜粋とともに紹介する、中条志穂さんによる『ふらんす』名物コーナー。今月は、日本でも大ヒットした『最強のふたり』の監督コンビが送る最新コメディ。ベテランのウェデング・プランナーを主人公に、ハプニング続きのドタバタな結婚式の舞台裏が軽妙なタッチで描かれます。フランス映画祭2018のオープニング作にもなり、トレダノ&ナカシュ監督も来日!2018年7月6日(金)より渋谷・シネクイントほか全国順次公開 
→[公式HP]http://cestlavie-movie.jp/


Actualité アクチュアリテ 在仏執筆陣による情報記事

 POLITIQUE 政治  山口昌子 今月のテーマは「日仏修好通商条約160周年」

 FAITS DIVERS 社会  仁木久惠 今月のテーマは「まだまだ続くストとフランス国民」

 CINÉMA 映画  佐藤久理子 今月のテーマは「カンヌのフランス映画」

 ART&SPECTACLE アート&スペクタクル  岡田Victoria朋子 今月のテーマは「チームラボ展」ほか

 SCÈNE CULINAIRE 食  関口涼子 今月のテーマは「復活する大衆食堂」

 SPORTS スポーツ  芦立一義 今月のテーマは「仏サッカー、5月18日の発表と暴露」



 *時事通信社ウェブサイト「時事ドットコム」に「アクチュアリテ」記事を配信しています。

  http://www.jiji.com/jc/v2?id=2017franceactu




書評 スリマニ『ヌヌ』 武内英公子 
書評 鹿島茂『カサノヴァ』 高遠弘美 



墓碑銘 été  多田爺   



[往復書簡]拝啓 友川カズキ様  平松洋子

[特別寄稿]オレルサン、日本を愛するラッパー  Karyn Nishimura-Poupée


「さえら」

フランスやヨーロッパ関連の新刊、さまざまなイベント案内、読者プレゼントなど多彩な情報コーナーです。
特集 Mai68―革命か・危機か?/「フランスと私」-フランス映画と[五月]
1,047円
☆大特集「フランス語、どこで学びますか?」
☆[CD収録]会話集「続・日本人が知りたいフランス人の当たり前 vol.2」釣馨&武内英公子&Ghislain MOUTON☆「フランスと私」ヤマザキマリ(漫画家)
☆「アプリでフランス語! 」久保田剛史☆[CD収録]「J'aime la poésie! 」Sublimeほか
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  • 出版社:白水社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月22日

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