【特集】
◇スタッフ育成・管理のためのポートフォリオ活用術
看護師にとって、日々の業務は貴重な学びの場でもあります。しかし、非常に多忙な毎日のなかで業務をふりかえり、そのなかにある学びを十分に生かしていく ためには工夫が必要です。本特集では、スタッフが日々の学びを可視化して蓄積し、後々ふりかえるために有効なツールとしてポートフォリオに注目し、効果的 な成長や管理につながる活用事例を紹介します。
■ポートフォリオの特徴と活用法
看護の現場に導入するために
/河野秀一(株式会社サフィール、看護管理総合教育研究センター)
■スタッフの強みを活かすポートフォリオの活用
/小澤直子・畑中睦子(順天堂大学医学部附属順天堂医院)
■スタッフが成長を実感できるポートフォリオの活用
新人看護師の1年間を中心に
/金子八重子・他(三井記念病院)
■東大病院におけるeポートフォリオの導入
/松田美智代・他(東京大学医学部附属病院)
【マネジメントスキルアップ特集】
◇組織を活性化する部下の育成
職場の管理者には、しっかりとリーダーシップを発揮することが期待されます。しかし、それが“独り相撲”になって部下たちがついてこないのでは意味があり ません。管理者は部下たちの意欲を引き出し、気持ちよく仕事ができるような働きかけが求められるのです。“それはわかっているのだけど、今どきの若い人たちは…”と、ため息混じりの声も聞こえてきます。しかし、嘆いていても状況は変わりません。今回は“部下の育成”という観点から、元気な組織づくりを考えます。
執筆/吉田道雄(熊本大学・教授)
1 部下を育てる4つの信念
部下を変えるより、自分が変わる
2 部下を育てる発想の転換
わざわざ運動とやせ我慢運動を展開する
3 部下の意欲とほめる技術
“ほめる免許”を取得する
4 部下の意欲としかる技術
“しかる”技術を磨く
5 リーダーシップで部下を育てる技術
“いじめ”に気づく、克服する
Challenge Test
解答・解説
【連載】
■一人からでもすぐできる!!
業務改善 成功への道
成果を導く達人のマネジメント
Vol.12(最終回)
これからの院内教育のあり方を考える
/奥山美奈(TNサクセスコーチング代表)
■実践! PBL教育
現場に即した展開法
Vol.8
PBLテュートリアルにおける
効果的なグルーピングを考える
/大場良子(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科)
■山内豊明先生が教える
指導者のためのフィジカルアセスメント教室
必須知識・技術と指導のポイント
Vol.12
循環器系のフィジカルアセスメント②
脈の触知の目的とポイント
/山内豊明(名古屋大学医学部基礎看護学講座)
■育てる支える
明日のキャリアのための支援プログラム
~川崎市立看護短期大学生涯学習支援講座の取り組み~
/吉村惠美子・他(川崎市立看護短期大学)
【特別レポート】
■がん看護に携わる看護師の
ケアリング行動を促進する要因の探索
~ケアリング行動7因子と関連要因の下位尺度の分析より~
/重久加代子(国際医療福祉大学保健医療学部看護学科)
【投稿】
■患者参画型看護計画の質を高める
看護診断研修への取り組み
/上山さゆみ・尾﨑美智惠(社会保険京都病院)
【インタビュー】
■かんごじんの声
Vol.8
日本看護協会会長
坂本すが 氏
【BOOK】
■こころをみつめる
宮本輝 著
『森のなかの海(上・下)』
/皆藤 章
【NEWS】
■Scope 今月の動き
社会保障改革 政府案を提示
消費税10% 社会保障財源に
医療福祉連携士認定制度
福祉・介護分野との連携が課題
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次号予告 9月号(第36巻第10号) 2011年8月25日発売
【特集】
◇看護基礎教育におけるKYT
看護学生の危険予知能力を磨くための教育方法
臨床現場ではさまざまな潜在的危険要因が存在し、医療事故を防ぐためには、それらの危険要因に気づくことのできる能力を学生のうちから訓練しておく ことが望まれます。本特集では、看護学生を対象にしたKYT(=危険予知トレーニング)に焦点を当て、臨床経験の少ない学生にもイメージしやすい授業方法 を考えます。
■看護基礎教育における危険予知トレーニングの取り組みの特徴
/布施淳子(山形大学医学部看護学科)
■学生の学習段階を踏まえて実施する危険予知トレーニング
/宮﨑伊久子・原田千鶴・寺町芳子・志賀たずよ・永松いずみ(大分大学医学部看護学科)
■基礎看護学教育におけるKYTを用いた医療安全教育
/山本恵美子・加藤和子・村松妙子(浜松医科大学医学部看護学科)
■危険予知トレーニングと効果測定の試み
/佐々木美奈子(東京医療保健大学医療保健学部看護学科)・他
【マネジメントスキルアップ特集】
◇身につく! 使える! ポジティブフィードバック活用法
近年、ポジティブフィードバックという言葉がマネジメントや人材育成の場面で広く認識され、活用されるようになりました。しかし、日常の会話 では効果的なフィードバックが使われていないのが現状です。フィードバックの目的は、事実を伝えることで相手に気づかせていくこと。そのなかで、ポジティブフィードバックは相手の成長を促進する働きがあります。相手の強みに焦点を当てるポジティブフィードバックは、エネルギーアップや学習に効果的です。次回は、ポジティブフィードバックを活用していくための正しい知識、使い方、事例をご紹介します。
/野津浩嗣(有限会社AEメディカル代表取締役、国際コーチ連盟マスター認定コーチ)
1.「フィードバック」とはどんなスキルか?
2.時代背景が「ポジティブフィードバック」の必要性を生んだ
3.ポジティブフィードバックの知識・使い方
4.ポジティブフィードバックの事例(日常編)
5.ポジティブフィードバックの事例(面接編)
※9月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。何とぞご了承ください。
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