- 出版社:日本工業出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月5日
- サイズ:A4変型判
月刊自動認識 発売日・バックナンバー
○AIを活用した食品製造の外観検査/アラヤ/大江 謙太郎
食品製造においてAIを活用した外観検査自動化の取り組みが進んでいるが、食品は形や色など見え方にバリエーションも多く、AIでの検査は比較的難易度が高い。本稿では、外観検査AIで使われる三つのAIモデルの紹介と選び方について説明する。
○「顔認識」×「手洗い検知AI」HACCP対応手洗デジタルサイネージ/エイコム/飯塚 吉純
感染症・食中毒を予防しHACCPの考え方を取り入れた衛生管理システム。「顔認識」+「手洗い検知AI」手洗いを正しく実践しているかを自動判定する管理機能付きデジタルサイネージシステムを紹介する。
○AI-OCRで実現する経理業務のDX化/エムティーアイ/佐々木 隆行
「FEEDER+」は、AI-OCRを活用した経費精算、購買支払を支援するソリューションである。AIによる文書項目を瞬時に自動判別する機械学習の仕組み、様々な文字を読み取る識字率など、現行機能の実証結果と事例などを交え、その特徴と今後の機能拡張や展望などを紹介する。
○AI画像認識システムの開発における現場業務改善への取り組み/テクノ・マインド/加藤 知司
これまで専門的な知識や技術が必要とされ、導入のハードルが高いとされてきたAIを活用した画像認識領域において非エンジニアでも簡単にAI推論判定を実行することができるパッケージシステムの開発について、事例を交えて紹介する。
○商店街向けAI交通量計測システム/ボーグテクノロジー/齊藤 正孝
カメラを使用した交通量計測システムは、最新の独自AIテクノロジーにて構成され、コロナ禍におけるテストにおいても90%以上の正確なプロファイル収集が可能である。集積したデータは数値データのみとなり、交通量計測だけでなく、マーケティングへの活用をはじめ様々な情報利用の応用を可能とする。
○AIを活用した「データ駆動」薬局支援に向けた取り組み/mediLab/松田 悠希
薬局にはもっと「患者中心の医療」を提供できる可能性がある。しかし、処方箋入力を始めとした日々の業務が足枷となり、それに各薬局取り組めていない。本稿では、データ活用・AIにてこれを軽減し、薬局スタッフがより対患者の時間を増やす事に向けた当社の取り組みを紹介する。
○ユニバーサルな社会インフラ向上ソリューション/Uni-Voice事業企画/工藤 清隆
Uni-Voice for UDは、アクセシビリティ対応のデジタル情報発信環境を提供する新たなサービスである。従来の紙媒体向けの情報だけでなく、オンラインのデジタル情報についても視覚障がい者向けのアクセシビリティ対応の情報発信の普及促進を図っていく。
○AIを活用した配車・配送計画の/自動化と業務フローの改善/Logpose Technologies/羽室 行光
運送業界喫緊の課題である人手不足、重労働、積載率低下。これらの課題には共通して「配車計画の立案」がある。今物流業界で顕在化している課題を再認識し、何をしなければいけないかをAI活用の事例と共に紹介する。いかに企業を「標準化」させ業務を「効率化」するかを説く。
■Auto-ID Solution
○RFIDタグによる室内環境センシングシステム/竹中工務店/左 勝旭・渡邊 啓生・高橋 好美・松岡 康友・粕谷 貴司
脱炭素社会の実現を目指し、RFIDタグによる室内環境センシングシステムを開発した。省エネルギー性、快適性、維持管理性を兼ね備えた電池レス無線センシングで、従来のセンシング手法の課題を解決する。さらにその特性を応用し、自然換気のリアルタイムでの運用時評価と見える化を実現した。
○屋内大空間での高精度な自己位置推定技術の提供へ向けて/ビーコア/飯島 圭一朗
大規模屋内空間における走行中車両の自己位置推定を、AIカメラとカラービット標識を活用する画像処理技術により10cm以下の誤差精度で実現した。当該技術は東海地方の大規模倉庫において2019年より実証実験を開始し、無人自動化運転への実装に向けて現在も継続中である。
■話題の追跡
○バーコードや刻印不要なトレーサビリティを実現/リンクス/須藤 隆充
近年、製品の品質管理の重要性が高まる中、既存トレーサビリティ技術であるバーコードや刻印はモノ自体を加工するため適用困難な製品も多く存在する。そこで、物体固有のテクスチャを用いた「非接触トレーサビリティ」を実現する個体識別ソフトウェア「FeaturePrintシステム」を紹介する。
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第12回
ETA・AALの普及を目指して⑫/ETA・AAL推進協議会/寄本 義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第59回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木 高弘
○NFCで始める実践RFID 第115回
ICタグで自宅にチェックイン/ハヤト・インフォメーション/大坂 泰弘
○QRコードをクラウド型データベースに連携させて業務効率化/アーライブ/大古田 崇
テキスト情報をデジタルデータ化できるQRコードは、WEBサイト誘導など、多くのビジネスシーンにおいて利用されている。どのQRコードを、いつ、誰が読み取ったのかをクラウド上のサーバにリアルタイムで記録できる「キューRクラウド」の活用方法について紹介する。
○スマホから始める、ビジネスや生活のDX(変革)/アイニックス/高山 義雄
本稿では、「働き方改革」、コロナ禍での「非接触」での業務、DXが推奨される中で、ビジネスの場面おいて高価な業務用モバイル機器に投資するのではなく、既に所有している一般的なスマートデバイスに高性能なバーコードスキャナソフトウェア「Scandit」を搭載することで、ビジネスにおけるDXを実現する方法を紹介する。また身近なスマートデバイスの活用は、ビジネスのみならず、生活におけるDXを推進に繋がることも事例を踏まえて紹介する。
○自動認識技術とクラウドサーバーの連携効果/A・Tコミュニケーションズ/渡邊 剛彦
当社は、コア技術であるフルカラーQRコード「ロゴQ」を使用した抽選くじシステム「ロゴQくじシステム」を開発した。QRコードを使用した抽選くじという基本的な機能の提供にとどまらず、QRコードのノウハウ、クラウドサーバーとの連携により、偽造・複製防止機能の提供を実現、安心安全にくじシステムを導入いただくことが可能となった。またデジタル化が加速する今日の販売促進策について、具体的な事例ととともに紹介する。
○通信費無料の長距離LoRaで通信インフラを補完/エヌエスティ・グローバリスト/森田 真祐
LoRa無線の独自技術で広範囲に対応した自営無線ネットワークを確立させる「SpreadRouter」シリーズ。自然災害や設備監視にフォーカスしてセンサーや画像データを活用したケーススタディでNSTGが推進する“センサーIoT事業”の取り組み、製品や可視化ソリューションを紹介。
○フリーアドレス環境でのFeliCaを用いた座席管理/ソニー/山田 貴之
浸透の兆しを見せていたフリーアドレス環境の導入が、コロナ禍で一気に加速し、オフィスの座席管理の必要性が高まった。当社は、座席管理ソリューション「SEATouch」を用いて、顧客ニーズに応え、新たな働き方に貢献する。
○製造業のDX推進を支援するソリューション/凸版印刷/松本 博
製造業においても、工場のスマート化やDXの推進は大きな課題である。しかし、実際にはペーパーレス化のような一部のデジタル化だけにとどまっているケースが多く、DXの推進にまでは至らずに悩んでいるという現状が多く見られる。当社では、こうした課題を解決するため、製造業のDX推進を支援するソリューション「NAVINECTR(ナビネクト)」の提供を、2019年4月からスタートしている。
■話題の追跡
○RFIDを活用したネットスーパーにおける食品ロス削減実証実験/日本総合研究所/和田 美野
食品ロスの削減のためには、消費者の参画が不可欠である。日本総研では消費者のウェルビーイングを達成しながら、食品ロスの削減に取り組めるサービスの創出を目指し、経済産業省事業を活用しネットスーパーにおける食品ロスの削減の実証実験を実施した。
○日付・ロットのGS1 QRコード化による外装段ボール管理/六甲バター/小泉 忠
基幹工場となる神戸工場において、安全安心をお届けするための取り組みの一つがトレーサビリティ。段ボール単位で実現するための最良解として、GS1 QR採用までのプロセスを振り返る。予めパレットのRFIDと紐付けておくことで物流の省力化も見据えた活動を紹介。
■プロダクトA
○パソコンレスでのPDF表示装置/ケーユーテック/上野 勝弘
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第11回
ETA・AALの普及を目指して⑪/ETA・AAL推進協議会/寄本 義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第58回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木 高弘
○NFCで始める実践RFID 第114回
スニーカーにICタグ③/ハヤト・インフォメーション/大坂 泰弘
■製品ガイド
○ハンディターミナル編
○B2C用途向け円型カラー2次元シンボル/テララコード研究所/寺浦 信之
QRコードは、製造産業向けのB2B用途を目的として開発されたので、確実な情報の受渡しをその役割としている。消費者がスマホを用いてWEB参照を行うなどB2Cの用途を想定していないので、白黒のモノカラーであり、ややデザイン性に適合しない場合がある。そこで、円形でカラーの美観を有し、B2Cに適した2次元シンボルを開発した。
○人工物メトリクスの産業界の動向/シヤチハタ/牧野 智成・登 真良
近年、非正規品による被害が拡大しており、国内外で模倣品を含む非正規品の対策が社会課題になっている。そのため、真贋判定技術やトレーサビリティのニーズが高まっており、現在物体が持つ個々に固有の物理的特徴、すなわち人工物メトリクスを観測し認証に用いる技術が注目されている。産業界においては、効率的にサプライチェーン、バリューチェーンを強化するため、国際標準化や産業技術総合研究所サイバーフィジカルセキュリティ研究センター主催委員会による人工物メトリクス導入ガイダンスの構築が進んでいる。当社では、人工物メトリクスを利用した個体認証技術「SAMPR」を開発、営業活動を行っており、本稿においては、上記の現状と人工物メトリクス応用紹介を行う。
○セキュリティラベル、テープで安心・安全を提供、各種機能別の紹介/タカラ/伊丹 一海
消費者に安心・安全を提供するため、当社は約40年前からセキュリティ包装に取り組んできた。一言でセキュリティラベル・テープといっても様々な機能を持ち合わせている。本稿では、採用事例も含めて、その機能・特長を解説する。
○セキュリティだけではない、事業活動を支えるクラウド型入退室管理システム/ Photosynth/板倉 大樹
個人情報の活用や流通により、生活やビジネスの利便性が高まる一方で、企業からの情報漏えいも後を立たない。2022年4月には情報漏えいへの厳罰化も予定される中、事業活動にも貢献するAkerunを活用したオフィス・施設のセキュリティ対策やデータ活用について紹介する。
○オフィス内のあらゆる認証ポイントを手ぶらで便利に!/富士通/安部 登樹
高いセキュリティと高い利便性を両立できる生体認証を活用した本人確認ソリューションの普及が進んでいる。特に、カードやスマートフォンなどのモノを持たずに個人の生体情報のみで本人確認する手ぶらでの認証が注目されている。本稿では、当社の手のひら静脈認証技術を活用してオフィス内の本人確認場面をつなぐスマートオフィスの事例を紹介する。
○QRコード利用による不正防止対策/メディアシーク/鷲津 郁子
コロナ禍の影響もあり、QRコードの活用が急速に進んでいる。一方QRコードにまつわる不正やリスクを指摘する声も聞こえてきた。リスクの分類と、それぞれどのような対策が可能なのか、事例を交えて説明する。
■Auto-ID Solution
○RFIDラベルを活用した温度管理システム/サトー/松尾 隆史
当社のRFID温度ロガータグ「LogBiz-Thermo」は、継続的に温度記録を取得・管理できる簡易なソリューションである。2021年度「第23回 自動認識システム大賞」において、先進的かつその効果が極めて顕著な自動認識関連のシステムとして評価され、沖縄セルラーアグリ&マルシェ㈱と合同で「大賞」を受賞した。本稿では、LogBiz-Thermoの概要やその仕組みについて解説する。
○DX時代の個体認識技術と生産性向上/KMC/佐藤 声喜
100年に一度の大変革期、製造現場のDX活用のキー技術は個体認識にある。新開発の20年耐性の金型・設備用金属銘板「QR銘板c」と、そのQRコードを活用したDXソリューション「金型IoT」と「設備IoT」による保全、在庫管理の導入と生産性向上事例を効果含め紹介する。
■話題の追跡
○加工食品の外装表示の標準化にむけて/味の素/平 智章
物流危機が叫ばれるなか社会的インフラとしての物流の機能を途切れさせることなく十分に発揮していくためには一層の効率化による生産性の向上が必要不可欠であること、生産性向上のために事業者間の連携・協働による物流の効率化が必要であること、連携・協働を円滑化するため「標準化の推進」が必要であることが提起された。本稿では、標準化項目のなかで当社として既に取り組み、アクションプランにも反映された「外装表示」標準化への取り組み内容と、今後取り組んでいく「コード体系(GS1 QRコード導入)」標準化について紹介する。
○イエナカ実証事業/三菱UFJリサーチ&コンサルティング/紀伊 智顕
家庭内の在庫および購入したオーラルケア、化粧品、飲料、菓子などに電子タグ(RFID)を貼り付け、洗面台や冷蔵庫等に設置したアンテナを通じて、プライバシー保護に配慮した形で行動ログを収集し、利用状況や在庫を踏まえたアドバイスやプロモーションを提供することにより、RFIDなどIoT技術や消費者のニーズを活用した付加価値創出を図る。
■プロダクトA
○パソコンレスでバーコードラベル発行の仕組み/ケーユーテック/上野 勝弘
○UHF帯RFID 最新商品ラインアップの特長と選択ポイント/伯東/高橋 雅彦
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第10回
ETA・AALの普及を目指して⑩/ETA・AAL推進協議会/寄本 義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第57回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木 高弘
○NFCで始める実践RFID 第113回
スニーカーにICタグ②/ハヤト・インフォメーション/大坂 泰弘
○電子棚札を通じた小売業の店舗DX実現/アイニックス/平本 泰義
小売業におけるDXソリューションとして、電子棚札が注目を集めている。本稿では、最新世代の電子棚札Newtonの紹介を通じて、かつての電子棚札が不安に思われていた点が払拭され、更に紙の値札の置換に留まらない付加価値を生み出している点を詳述する。
○属人的な業務をAIが自動化、中小小売業の経営課題解決支援/コニカミノルタジャパン/守屋 和彦
昨今、AI活用には属人的業務の自動化などが目的として上げられるが、中小企業では機械学習やプログラミングなど専門スキルが高く導入が進んでいない。「AIsee」の操作性や技術要素を踏まえ、実際に導入しAI予測結果を活用している中小企業の実例を取り上げる。
○輸送資材の循環をみえる化/小林クリエイト/原田 泰忠
製造現場でのモノの移動に不可欠なのがパレットなどの輸送資材である。本稿では、出荷と返却により再利用する「循環輸送資材」についての問題と、これを解決するために当社が開発した「RePaX」を紹介する。
○リアルタイム在庫の可視化による店舗・物流業務改善の取り組み/シノプス/岡本 数彦
流通業においても、人手不足・働き方改革と共にDX推進が求められている。30年以上「在庫最適化」をテーマに取り組む当社から、DX推進の切り口として、在庫管理の重要性、在庫数のリアルタイムな計算と可視化で生まれる効果を事例を交えながら解説する。
○日本酒業界に向けたRFID導入への取り組み/大和コンピューター/奥元 健一
日本酒業界に向けたRFID導入への取り組みに関して、過去からの取り組みと令和2年度の経済産業省事業における四つの実証実験の内容について、業界の抱える課題、課題解決に向けて取り組んだ実験の内容、実験の総評をまとめた。
○「コンパクト×高性能」の両立を実現/東北システムズ・サポート/千葉 卓史
従来のRFIDリーダライタは携帯性と読取り性能の両立を実現するのは困難であるとされていた。手のひらサイズでコンパクトな携帯性と高速かつ長距離読取りの両立を実現した、新スタイルのRFIDりーダライタ「SR7」の優位性について解説する。
○低温物流向けIoT温度管理ソリューション/日本システムウエア/小林 宏充
「Temptime」は、輸送物や保管物の品質を維持したまま庫内の温度状況をリアルタイムに自動モニタリングするIoT温度管理ソリューションである。食品の安全を保つためのHACCP、医療品流通の国際基準GDPに対応している。
■Auto-ID Solution
○バリデーション対応を実施したPC版添付文書検索ソフトの紹介/山京インテック/木村 裕二
改正薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)による添付文書電子化が施行され、製薬企業の現場では簡単に添付文書の確認ができるソフト開発の要望があった。「PC版添付文書確認ソフト」は、改正薬機法に伴う「PMDAホームページへの添付文書掲載の義務化」に関連し、添付文書の登録が正しく行えているかパソコン上で確認を行うものである。
○複数同時バーコード照合による鑑査業務の効率化/オークラ情報システム/亀井 英人
当社が開発した薬剤鑑査システム「鑑査レンジ」シリーズは、一薬剤毎の照合である従来製品の概念を変えた画期的なシステムである。医療業界初、撮影画像内の複数薬剤を同時に認識・照合し、鑑査業務の効率化を図ることができる。「鑑査レンジ mini」はバーコードに特化、高速照合を実現した製品である。
■話題の追跡
○顔認識のサービス化に向けた実証実験/トランザクション・メディア・ネットワークス/磨田 勝美
キャッシュレス決済インフラを展開する当社が、顔認識のサービス化に向け、匿名情報を使用しリアルタイムに利用状況を可視化する実証実験を無人店舗と喫煙ブースで実施した。
■プロダクトA
○両面2色ケアラベルプリンター/オンデマンド研究所/高濱 和英
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第9回
ETA・AALの普及を目指して9/ETA・AAL推進協議会/寄本 義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第56回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木 高弘
○NFCで始める実践RFID 第112回
スニーカーにICタグ/ハヤト・インフォメーション/大坂 泰弘
■製品ガイド
○バーコードプリンタ・ラベラー編
○日本酒の正規品流通経路管理のための、二次元コードとRFIDハイブリッド運用/高桑美術印刷/三納 哲也
日本酒業界では、近年、正規流通品と比べて適切な温度帯での品質管理等がなされていない、非正規流通品が多く出回るようになっている。その抑止のために、商品のキャップ天面の二次元コードと、外装ケースに貼付したRFIDタグのハイブリッド運用により、商品個品からの流通経路の特定を実現したシステムである。
○Deep Learningを使った物流仕分けソータ上の単品識別システム/ジック/西村美恵
物流仕分けソ一タにおいて、複数のアイテムが単品として誤認識される状態で投入されていないか識別する画像認識システム。Deep Learningで、多様化する梱包形状でも重なりや近接アイテムを複数と認識できる。物流配送の効率化、遅延防止、人手不足の課題解決に貢献し、今後の拡販が見込まれている。
○UHF帯バッテリレス電子ペーパータグを活用した工程間搬送システム/デンソーウェーブ/竹本宗貢
デンソーグループでは、環境戦略として2035年までにカーボンニュートラルの実現を目指し、製造工程の効率化によるCO₂排出量削減に取り組んでいる。当社は、自動車産業で広く活用されている“紙かんばん”を用いた通い箱管理に着目。富士通セミコンダクターメモリソリューションと共同開発した“UHF帯バッテリレス電子ペーパータグ”を新たに通い箱管理に用いることで、紙レス・人作業レスの通い箱管理を実現した。更にUHF帯RFIDの特長を活かすことで生産ラインから搬送ラインまで通い箱の所在管理、製品搬送管理の効率化を促進する。
■特集:音声認識の最新動向
○組み込み機器向け高速応答キーワード音声検出エンジン/東芝デジタルソリューションズ/蟻生政秀
高精度で応答性に優れたキーワード音声検出を実現する音声認識ミドルウェア ボイストリガーについて紹介する。組み込み機器のような小規模デバイスでも動作可能であることを特徴とし、その適用事例や得られるメリットを中心に説明する。
○通話中の会話のリアルタイムテキスト化と録音データからのテキスト化の2タイプの音声認識を提供/日立情報通信エンジニアリング/加藤正之・福岡綾乃
昨今、音声データはコンプライアンス対策だけではなく、顧客満足度の向上やマーケティング目的にも用いられている。本稿では、社会ニーズの変化に対してレジリエンスを重視した日立情報通信エンジニアリングの音声活用ソリューション「Recware」シリーズについて紹介する。
○世界中のビジネスで活用されている音声認識/分析/最適化システムの全貌/ベリントシステムズジャパン/森脇 健
コールセンターの通話録音システムから始まった当社のテクノロジーは、市場の変化と共に大きく発展してきた。音声認識や自然言語処理を用いて電話やチャット等すべて全ての対話を分析可能にし、ビジネスの最適化に大きく貢献した。本稿では、その技術と背景を述べる。
○技術商社が提供する音声認識ソリューション/菱洋エレクトロ/村田 淳
技術商社の観点から、いかなる音声認識ソリューションが経済社会に貢献するかを考え、即応性はもとより、日常生活空間での発話者依存性の低減と、高雑音環境下での認識率の向上を課題として取り組んだ。本稿では、これらの対応策と実証実験の結果を紹介する。
■Auto-ID Solution
○製薬企業でのICタグによる試薬管理の紹介/マーストーケンソリューション/小方成恭
ICタグを活用した試薬瓶等の廃棄処理や棚卸時の工数削減と精度向上への取り組みを紹介する。
■話題の追跡
○日本酒のサプライチェーンにおける電子タグ活用実証実験/GS1Japan/木村和菜
2020年度、経済産業省は日本酒サプライチェーンにおける在庫管理の省力化やブランド保護のための転売防止、消費者とのコミュニケーション機会創出などを目的として電子タグを活用した実証実験を行った。本稿では、一連の実証実験の背景と目的、検証結果を紹介する。
■プロダクトA
○RFIDタグプリンター/オンデマンド研究所/高濱和英
■連載
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第55回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第8回
ETA・AALの普及を目指して⑧/ETA・AAL推進協議会/寄本義一
○NFCで始める実践RFID 第111回
海外事例アップデート②/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
○UHF帯RFIDゲートを活用した在庫・資機材管理/マーストーケンソリューション/小方成恭
現実のモノのデータの自動認識によるシステム化により、業務のDXをより効率的にすすめることが可能となる。自律動作するUHF帯リーダライタを活用することで、適度に疎結合なシステムができ、将来にわたってメンテナンスしやすいシステム化を実現できる。
○外観検査工程改善から日本の製造業を元気に/マクニカ/柏原駿輔
当社が考える検査工程改善の意義。さらけ出す、成功体験より気になる失敗体験。300社との案件で気づいた、成功するための進め方。ここだけでも読んで欲しい、当社の想い。
○ネジ製造工場におけるIoTを活用した生産性向上への挑戦/ゆびすいコンサルティング/會野利樹
当社と㈱ヤマヒロは協業により、製造業向け IoTシステムYubIoT(ユビオット)を開発した。これはどこにいても製造工程の状況把握がリアルタイムにでき、生産性の向上のための取り組みに活用できるシステムである。
○現場・エンドユーザーを第一に考えたAI導入・DX/Lightblue Technology/安達琢朗
昨今、製造業・建設業の人手不足が深刻化している。PoCだけでは、リアルの現場の改善につながっていかない。現場・エンドユーザーの理解が最も重要となる。当社では、現場への貢献を重要視し、高精度かつ多様な画像認識サービスを強みとし現場でのDXを推進する。
○設備保全における計器の巡回点検を省力化するIoT/AIサービス/LiLz/大西敬吾
これが現場導入の現実解。LiLz Gaugeは、電源がないあらゆる場所の目視巡回点検を省力化するIoT/AIサービスである。1日3回撮影で約3年間と長期稼働する低消費電力IoTカメラとクラウド側の機械学習・画像処理によってアナログ計器の値を自動で読み取るため、現場に行くことなく点検対象の情報を効率的に取得できる。カメラを設置した当日から目視点検の省力化をスタートできる。本稿では、LiLzGaugeの仕組みを紹介する。
○製造小売の現場での予測AI活用のススメ方/ROX/中川達生
当社は、パン屋やケーキ屋などの事業を営む法人向けに、多数の需要予測AI開発を担ってきた。その経験に基づいて、需要予測AIの効果を中心に述べる。また、AIを使ったユーザーの生の声を紹介する。更には、需要予測AIの構造についても、技術者以外の方でもわかるように極力専門用語を使わずに解説する。
■Auto-ID Solution
○空間認識とAR技術を活用した点検作業の省力化/エム・ソフト/代永英明・宗宮優一
社会インフラに代表される老朽化した構造物の維持管理が抱える問題を、空間認識とAR技術によって解決すべく、当社が開発を進めている検査・点検アプリ「Pinspect」について紹介する。
○温度ロギングを実現するUHF/HF帯デュアルバンド対応RFID/CYセキュリティラボ/テリー尾川
コロナ禍において、ワクチン輸送時の温度管理の目的から、コールドチェーン向けの温度ロギングデバイスの需要が堅調だ。またHACCP(ハサップ)の観点から、食品衛生管理の目的でも温度ロガーの採用に興味を持っている事業者は多い。CYセキュリティラボはこういったニーズに対応するため、海外の新興企業と協業し、日本未上陸の温度ロギングが可能なRFID製品のサンプル販売や特注品試作等のサービスを提供している。本稿では、当社が取り扱っているUHF/HF対応のデュアルバンド対応の温度ロギング用RFIDについて説明する。
■プロダクトA
○サーマルプ転写リンターの応用と可能性/オンデマンド研究所/高濱和英
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第7回
ETA・AALの普及を目指して⑦/ETA・AAL推進協議会/寄本義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第54回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第110回
海外事例アップデート/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
■製品ガイド
○バーコードリーダ編
○AI開発と現場実装のギャップを埋める映像エッジAIプラットフォーム/EDGEMATRIX/本橋 信也
映像を現場(エッジ)にてAI活用する「映像エッジAI」には、現場環境やセキュリティ等に対応した専用デバイスとAIアプリの遠隔管理運用や現場映像モニターの仕組みが必要になる。本稿では、EDGEMATRIXの「映像エッジAIプラットフォーム」について説明する。
○ARを使って即座に土量や地形を測量/エム・ソフト/代永英明・有村将希
近年、AR(拡張現実)技術の産業分野での活用が急増している。黎明期からARソリューション提供を行っている当社が、建設業界での活用事例として、AR測量アプリ「スマホde サーベイ」について紹介する。
○インフラ構造物の安全管理対策の課題にイメージングテクノロジーとAIで貢献/キヤノンマーケティングジャパン/武田知樹/キヤノン/穴吹まほろ/東設土木コンサルタント/中川光貴
橋梁等の点検において構造物表面を撮影し、撮影画像からひび割れ等の変状を検知する「画像ベース点検」により、点検の生産性向上を目指す取り組みが多くなされている。本稿では、この変状検知においてどのようにAI技術が活用されているかについて述べる。
○公共インフラにおけるIoT、AI等の活用と3次元でのデータ管理/国際航業/中村和弘
昨今、公共インフラの老朽化問題が顕著化しており、国や地方自治体では、その点検に力を入れている。しかし、従来の点検手法では費用がかさむ、点検が行える熟練技術者が不足している、劣化・損傷状況のモニタリングが難しいといった課題を抱えている。本稿では、このような課題を解決するためにIoT、AI等を活用したインフラ点検やモニタリングの取り組みを紹介する。
○データプラットフォームとICT活用による道路空間マネジメントの高度化/首都高速道路/長田隆信
今後迎える膨大なインフラの高齢化や技術者不足に備え、必要な情報をデータプラットフォームで統合管理するとともに、3次元点群データによる空間把握、ICTやAI活用により、維持管理の生産性向上を目的に運用している首都高速道路のi-DREAMsについて紹介する。
○1枚の写真から撮影場所や被写体の大きさを自動認識・管理する点検情報管理AI/東芝/佐野雄磨・関晃仁
インフラ設備の点検作業は、多くの作業が手作業で行われており、作業員の大きな負担になっている。これに対して、一般のカメラで撮影した1枚の写真から、撮影場所と被写体の大きさなどの点検情報を自動で認識し管理する点検情報管理AIを開発したので紹介する。
○AIによる画像認識の具体的実装例とAIの今後の課題/モルフォAIソリューションズ/漆山正幸
Deep Learning技術をベースとしたAI画像認識の実装例を紹介し、それらの具体的効果を述べる。さらに現在のAIが抱える課題とその対策について提案する。
○視覚障がい者を初めユニバーサルな社会インフラ向上の一助に/Uni-Voice事業企画/工藤清隆
Uni-Voice for UDは、アクセシビリティ対応のデジタル情報発信環境を提供する新たなサービスである。従来の紙媒体向けの情報だけでなく、オンラインのデジタル情報についても視覚障がい者向けのアクセシビリティ対応の情報発信の普及促進を図っていく。
■プロダクトA
○耐久性に優れたレーザーによる非接触書き換えシステム及び媒体の技術について/リコー/石見知三・淺井敏明
○新規開発「カートリッジ式産業用サーマインクジェットプリントエンジン」/オンデマンド研究所/高濱和英
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第6回
ETA・AALの普及を目指して⑥/ ETA・AAL推進協議会/寄本義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第53回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第109回
子ども向けRFID製品が切り開く未来/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
○ビーコンを用いた作業時間自動計測/WHERE/藤島伸吾
これまで難しかったオーダーごとの作業を見える化するために、ビーコンを作業員や仕掛品に取り付け、作業場所にIoTデバイスを配置することで、作業時間を自動計測する。これは自動化による作業効率化を図ると同時に改善に資するデータ収集を進めることになる。
○電流波形AIで電気代の内訳を見える化/EnergyColoring/正沢道太郎・相馬達也・西村想・高橋真吾
当社は、AI×エネルギーIoTによる電力内訳分析サービス、エナジーカラリングを提供している。これを活用して事業所内の電力の内訳分析する流れとエネルギーマネジメントの省力化・効率化に繋げたデジタルトランスフォーメーション事例について紹介する。
○介護業務効率化システム/エフ・アイ・ティー・パシフィック/田島広隆
「モノミル・ケア」は様々なメーカーや種類のセンサー・カメラ・機器などを一画面でまとめて管理するシステムだ。まずは安価なセンサーからでも予算に合わせたモニタリングが始められる。当システムの導入で介護業務を改善し、施設まるごとの改善へと繋げることができる。
○メーター自動認識で古い機械をIoT化/コネクシオ/中島雅彦
IoTが叫ばれて久しいが、現場にはIoT対応の最新鋭機が揃っているわけではない。人手でデータを確認しなければならない「古い機械」もいまだに稼働中である。本稿では、メーター類をカメラで自動認識してデジタル数値化、つまり「古い機械のIoT化」に貢献する「メーター読み取りソリューション」を中心に、当社の取り組みを紹介する。
○「音声」により製造現場の検査・分析・点検業務を支援する、LISTEN+TEST=LISTEST/シーネットコネクトサービス/高坂昌信
音声検査システムLISTESTは、音声システムを利用した検査・検品・分析業務支援システムである。検査作業の効率化・品質向上を実現し、作業の詳細トレーサビリティを向上させるため、検査不正を防止する仕組みづくりが可能となる。全ての作業内容をタイムスタンプつきで記録することにより、作業結果を統計的に分析できる。検査に関する音声指示内容はプログラミングなしにユーザー側で自由に設定することが可能なため、分析の結果を反映した作業手順の変更・改善など実務の運用に合わせて柔軟に対応でき、生産性の向上をサポートする。
○見える化ツールとカメラ映像の連携によるスマートファクトリー/図研エルミック/川合有希枝
映像あってこその“見える化”。工場の稼働状況をデータとして可視化する動きが進んでいるが、さらにそのデータにIPカメラを紐づけ、映像で簡単に視認できるFA/映像連携プラットフォームの効果を、不具合の原因解明、画像解析を使った機器制御などを含め述べる。
○進化的画像処理Rによる画像処理システム/知能技術/大津良司
1枚の原画像を準備するだけで画像処理アルゴリズム/プログラムを全自動で構築できるうえ、処理過程が可視化でき処理過程を把握できるため、人がフィルターの追加変更もできる処理の説明ができ、かつ試行錯誤ができる画像処理ソフトである。
○除排雪車両管理システム/TIS北海道/森 俊弘
除排雪管理システムは、除排雪車両に設置した携帯端末のGPS機能により現在位置情報を取得し、デジタル地図上に除排雪車両の現在位置表示や走行履歴を表示する。また、データベースの空間分析機能を利用した日報月報の自動出力など除排雪業務の支援を行うシステムである。
○マイナンバーカードの申請業務をサポート/DNPアイディーシステム/加藤優一
マイナ・アシストは、タブレット端末を使ってマイナンバーカード交付申請書のQRコードを読み取り、顔写真の撮影、申請内容の選択・確認することで、「はやく・簡単に」マイナンバーカードのオンライン申請ができる。自治体窓口での申請受付時間を大幅に短縮。
○人工知能・機械学習で業務を効率化する/ブレインパッド/齋藤彰儀
当社では、創業以来一貫して顧客のデータ活用による価値創造及び業務効率化支援を行なってきた。本稿では、これまでの事例をもとに、人工知能や機械学習技術を用いた業務効率化について、課題や押さえるべき点について述べる。
○チャンピオンケースで見えてきたAIビジネスの可能性/Ridge-i/柳原尚史
ごみ焼却炉の運転をAIにより自動化を実現した「ごみ種別認識AI自動運転クレーン」プロジェクトは、2019年に船橋市のごみ処理施設への導入を皮切りに、現在では複数の焼却施設への導入が進んでいる。AI活用によるDX事例として注目が高まる中、本稿ではプロジェクトの経緯を見ながら成功のコツについて共有する。
○モノの位置を可視化して業務の効率をアップ/ワイズ・ラブ/内橋由利香
工場や倉庫、建設現場等、あらゆる場面において、モノを探すムダが発生していることは多い。この課題を、自動認識ツールやスマートデバイスを活用して、モノの位置を可視化することで解決する、「物品位置管理IoTサービスXeye(クロスアイ)」について紹介する。
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第5回
ETA・AALの普及を目指して5/ETA・AAL推進協議会/寄本義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第52回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第108回
GIGAスクールとRFID-2/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
○RFIDを利用した物品管理システム/ケーウェイズ/松浦王保
RFIDタグとRFIDリーダ機能付きのハンディターミナルを使用した物品管理システム(B-Touch)を開発しパッケージ化して販売している。本稿では、B-Touchのシステム概要、主な機能、特長、導入実績について紹介する。
○企業の「IT資産」を管理するための仕組み/住友電工情報システム/森田 悟
企業内のIT資産を管理するには、機器の多様さやソフトウェアのライセンス管理、情報漏洩対策、情報セキュリティ管理などの重要性から、専用のIT資産管理システムが不可欠である。IT資産管理システムの用途を大別すると、企業内のIT資産の管理、ソフトウェアの一斉配布・更新、情報漏洩対策・情報セキュリティ管理の三つに分けられる。本稿では、それらの概要や対応する機能を解説するとともに、IT資産管理/セキュリティ管理統合システム MCore(エムコア)の特長や導入事例について紹介する。
○資産管理に用いる自動認識媒体とその応用システム/テララコード研究所/寺浦信之
自動認識媒体としてバーコード、二次元コード、RFタグが広く活用されている。これらの情報媒体を資産管理に適用するにあたって、管理対象の特性などその利用形態を分類し、また利用可能な自動認識媒体の特長を整理し、最適な情報媒体の選択、活用について紹介する。
○RAIN RFIDによる 資産管理/伯東㈱・Impinjジャパン
RAIN RFIDとは、バッテリー不要で動作し、数千のアイテムを瞬時に読み取るワイヤレステクノロジーである。ImpinjのRAIN RFIDプラットフォームは、資産を正確かつ効率的に管理し、供給を追跡し、資産の流れを把握することができる。
○UHF帯RFIDを使った持出管理ソリューションと「MCHDS(モチダス)」/マーストーケンソリューション/椿 実
2021年現在、コロナ禍で世の中の様々なことが様変わりしている中、DX(デジタル・トランスフォーメーション)が盛んに進められようとしている。当社は長年、RFIDやバーコードといった自動認識分野においてさまざまな製品・ソリューションを提供してきた。これら自動認識技術を使って現実のモノ・ヒト・情報(伝票等)をデジタル化して情報システムに取り込み活用する流れは、更に加速してきている。このDXの動きは製造業、物流業、医療現場、小売業、行政といった業界を問わず、また企業の大小も問わず発生しており、旺盛なニーズの高まりを見せている。本稿は、UHF帯RFIDを使った社内文書管理ソリューションと社外への機材持出管理パッケージ「MCHDS(モチダス)」を紹介する。
○RFIDソースタギング実現に向けての取り組み/村田製作所/福原将彦
RFIDの活用範囲を広げるためにさまざまなRFタグとRFIDシステムの開発とシステムソリューション提案を進めている。本稿では、日用品のソースタギングを実現することを目標にした当社の取り組み、包装材をRFタグ化するための技術・製品開発を紹介する。
■話題の追跡
○顔認証システムで重要性を増すプライバシー影響評価の最新動向/東京都立産業技術大学院大学/瀬戸洋一
プライバシー影響評価PIAは個人情報保護におけるリスク評価手法である。2021年5月にJIS X 9251が発行された。個人情報保護委員会では、民間でのPIA利用を推進している。本解説では、JIS X 9251準拠のPIA実施手順の概要、多目的監視カメラシステムへの適用事例を紹介する。
○GS1事業者コード登録更新制度の改定/GS1Japan/谷 菜津美
GS1Japan((一財)流通システム開発センター)が2021年8月に行った制度改定により、貸与するGS1事業者コードの体系に大きな変更が加わった。10桁GS1事業者コードとGTIN-8ワンオフキーである。この二つのコードについて、これまでと何がどう変わるのかを紹介する。
○GS1によって薬剤業務はどう変わったのか/杏林大学医学部付属病院薬剤部/若林 進
筆者は、杏林大学医学部付属病院で、DI室とオペ室を兼任で担当する薬剤師である。本稿では、手術室でのGS1バーコードの活用事例や、添付文書の電子化などに伴う、医薬品バーコード表示への期待について述べていく。
○GS1事業者コードを取得しGS1を使い倒す/福井大学/笠松眞吾・福井大学医学部附属病院/石本洋子・小久保安朗
福井大学病院では、GS1事業者コードを取得し2014年よりGS1標準を用いた滅菌管理システムを開発した。導入後の運用でトレーサビリティの確保と労働生産性の向上に効果を上げた。本稿では、GS1識別コードの実装例を元に活用方法について説明を行う。
■プロダクトA
○偽造品の撲滅を目的にした商品シリアル化サービス/トッパンインフォメディア/柿沼健一
■連載
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第51回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第4回
ETA・AALの普及を目指して④/ETA・AAL推進協議会/寄本義一
○NFCで始める実践RFID 第107回
GIGAスクールとRFID①/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
○業種業態を問わない、新しい物流ソリューションの提案/アイニックス/西野貴生
本稿では、「働き方改革」による長時間労働などの見直しや、コロナ禍での「非接触」での業務やDXが推奨される中で、バーコードスキャンや音声ガイダンス、およびRFID搭載のカートを利用する様々なピッキング技術との連携により、非接触での業務を支援し、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の取り組みにも寄与するドイツEPG社のクラウド型倉庫管理システムを紹介する。当社の様々な自動認識技術を応用した、新しい物流ソリューションを提案する。
○物流業向けAIソリューション/アラヤ/大江謙太郎
物流・運送業界におけるAIの活用事例として「検品の効率化・自動化」「フォークリフト等の車両と人の接触防止」「作業員の動線分析・工程分析」「AIドローンを活用した棚卸作業の自動化」の四つを紹介する。
○倉庫作業の可視化からはじめる物流DX/ジェイエスピー/土屋幸治
中小規模の倉庫では在庫管理を手作業で実施している場合があり、効率と精度に課題を抱えている。在庫管理システム「moni-stock」はRFIDリーダのスキャンで点検作業を効率化する。本稿では、作業の可視化からDX推進を後押しする在庫管理ソリューションを紹介する。
○ブロックチェーン技術を活用した物流DX化の実現/中西金属工業/光川竜右
マテハンメーカーが提供する、荷主がサプライチェーンを巻き込んで運送の効率化・見える化を実現する運送管理システム『Hacologi」を紹介する。DX化の推進による企業価値の向上と社会課題の解決に挑む。
○物流をはじめとするIoT社会を支える電源ソリューション/日本ガイシ/小泉貴昭
超小型・薄型リチウムイオン二次電池「EnerCera(エナセラ)」は、IoTデバイスに必要不可欠な電源ソリューションとして、RFIDタグや電子棚札、状態診断システムやウエアラブルセンサーなど、さまざまなシーンで価値あるデータ収集を可能にし、高品質・高効率な物流を支える。
○ドラッグストア業界における「スマートストア実現に向けた電子タグ(RFID)実装へのアプローチ」/三菱UFJリサーチ&コンサルティング/紀伊智顕
サプライチェーンにおける人手不足や労務コストの上昇、コロナ禍での生活様式の変化への対応、SDGsなど社会的課題への対応に向けたドラッグストア業界でのRFID実装への取り組み(経済産業省RFID実証実験概要、製配販それぞれにメリットのあるアプローチ)を紹介する。
○AIが発注データから出荷量を学習して推計!ムリ・ムダのない車両手配を実現/ライナロジクス/朴成浩
多くの出荷現場では、出荷オーダーに応じた適切な荷姿・数量を予測する方策が確立しておらず、現場マネージャの頭を悩ませている。「LYNA(ライナ)荷姿数量予測」は、このような出荷現場の課題を解消し、手配する車両台数のムリ・ムダの排除、配送効率向上に寄与するシステムだ。本稿では概要や特長を紹介する。
■Auto-ID Solution
○高セキュリティRFIDを活用した模倣品対策ソリューション/アイエスシステム/土居 康
模倣品の流通に悩む製造・販売メーカー向けのソリューションとして、高セキュリティ RFIDとサーバーサービスを組み合わせた真贋判定システムを開発した。本稿では、これまでにない高機能な真贋判定技術の概要と本システムの導入事例を紹介する。
■話題の追跡
○段ボールケースへのGS1 QRコード直接印字検証プロジェクトについて/GS1Japan/芥川 誠
賞味期限等を含むGS1 QRコードを段ボールケースへ印字し、入出荷検品等に活用することへの期待が寄せられている。本検証プロジェクトでは、品質が低くなる可能性がある段ボールへの直接印字について、実際にサンプルを作成して検証を行い、運用のポイントをまとめた。
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第3回
ETA・AALの普及を目指して③/ETA・AAL推進協議会/寄本義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第50回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第106回
これまでのテーマから振り返るRFID/NFC活用のプロセス7/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
○改正薬機法と添付文書の電子化/GS1Japan/植村康一
薬機法が改正され、本年8月から添付文書の電子化が施行される。電子化の目的と仕組み、電子化された添付文書閲覧のため表示が義務付けられるGS1バーコードについて解説する。
○医療機関におけるバーコード使用の実態と問題点/帯広厚生病院/佐藤弘康
医薬品の調剤包装単位のGS1データバーは、すでに表示率が100%となっており、今後、医療現場での利活用が期待される。帯広厚生病院では、調剤業務にて積極的に医薬品GS1データバーを活用しており、本稿では、その活用事例および運用上の課題について紹介する。
○名古屋大学医学部附属病院における医療材料トレーサビリティの確保とRFID/医療健康データ統合研究教育拠点/山下暁士
当院で医療材料と薬剤のトレーサビリティを確保するための仕組みを構築したが、看護師らの作業負荷が増加したことが問題となった。そこで、RFIDを用いて業務を妨害することなく手術材料を登録する仕組みを構築、実証実験を行った。課題も多いが有用であり、今後さらに展開していく予定である。
○NCGMにおけるSIPスマート物流の取り組みと展望/国立国際医療研究センター/美代賢吾
SIPスマート物流事業として、ディーラーの出荷から医療機関への納品、院内での患者への使用と診療報酬請求までの一連の医療材料の流れをRF-IDを活用することで効率化し、そのトレーサビリティ情報を蓄積・活用システムを開発し、実証を行った。
○医療機器や医薬品の流通におけるRFID導入事例の紹介/村田製作所/山田信人
当社は、RFIDミドルウェア「id-Bridge.」を軸にしたシステム開発、ワンストップでのソリューション提供を行っている。昨年から提供を開始したトライアルサービスの概要、そして医療機器や医薬品の流通における導入事例などを紹介する。
○液体窒素対応小型タグ/KRDコーポレーション/澤 勉
体外受精で使用する胚の凍結保存容器に合わせて設計した、小型RFIDタグを紹介する。直径3.2mmの細長い保存容器の頭部に、直径3.5mm高さ30mmのタグを差し込み装着する。このタグに合わせて3.5×2.4×1.0mmのサイズのインレットを開発した。また、-196℃の液体窒素中で通信可能な金属製の専用延長アンテナを用意し、PDAまたはRFIDリーダのRF信号をリレーしてタグの読み書きを可能にした。通信距離を80mmに拡大した、10.0×2.4×1.0mmの高性能タグも併せて製品化した。
■Auto-ID Solution
○スマートフォンアプリとRFIDを活用した建設業界業務DXの実現/アイリッジ/吉岡大輔
業務DXツールとしてのスマートフォンアプリの需要が高まっている。RFIDタグとスマートフォンアプリを活用して工事現場での工具の照合作業を自動化し、管理業務の縮減と生産性向上を実現する「工具管理DX」の取り組みとPoC結果について紹介する。
■プロダクトA
○低温環境下で保管される医薬品・食品の表示ラベル素材/リンテック/宮﨑健太郎
○特殊環境に対応したUHF帯RFIDタグ/ダイオーエンジニアリング/嶋田卓朗
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第2回
ETA・AALの普及を目指して②/ETA・AAL推進協議会/寄本義一
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第49回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第105回
これまでのテーマから振り返るRFID/NFC活用のプロセス⑥/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
○LPWAを使用した防災IoTシステム/アイ・サイナップ/セルジオ・緒方
昨今の異常ともいえる記録的な豪雨災害による河川氾濫、堤防決壊、橋梁倒壊による被害は年々苛烈さを増している。また、被害状況確認のために災害現場に近づくことによる2次災害も多発しており、災害状況を遠隔監視し、安全な環境で被害状況を把握することが急務となっている。ミテテル傾斜計はこのようなニーズから生まれた防災向けのIoTシステムである。
○環境・防災IoT/ITbookテクノロジー/井出一寛
「IoTサービス」クラウドサービスや、センサーだけを販売している企業がまだ多かったときに、センサーからクラウドアプリケーションまでをまとめて提供を開始し新規市場に販売を行った。苦労話や工夫、売上の転機など読みやすくまとめている。メーカーのかたには共感を、利用されるかたにはサービスを選択する際に気にしなければいけない点として参考になればと思う。
○インフラ復旧のための衛星画像ソリューション/NTTデータ/神立梨沙
広域災害の発生が相次ぐ中、NTTデータは2020年度より被災状況を最短半日で把握する衛星画像ソリューションの提供を開始した。本稿では、日本全国のベースマップや複数衛星の活用、AIによる画像解析など、取り組みの内容と特長について紹介する。
○千葉県大多喜町におけるIoTを使用した豪雨災害対策技術の実証試験/応用地質/櫻井昌人
過去風水害に見舞われた大多喜町では防災意識が高い。しかし、少子高齢化社会を目前にした現在、早期災害検知、住民の自主的避難を促す体制構築などが課題となっていた。応用地質は河川の増水や越水を検知する防災IoTセンサと災害監視カメラ、周辺住民に危険を知らせる警告灯からなる防災情報システムを構築し、大多喜町の課題解決を目的とした実証試験を開始した。この実証試験の概要や本システムの特長などを紹介する。
○社会課題に対する取り組みとDX推進の課題と対策/JSOL/砂子一徳
クラウド型水位計についての取り組みを紹介する。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する際の課題と対策について、システムインテグレータの観点から説明する。
○IoTで実現する地震防災ソリューション/白山工業/中井俊樹
様々な震災を経験してきた日本。これまでは気象庁発表の震度情報をもとに災害対応が行われてきたが、今、企業には、いち早く重要拠点の被害を綿密に把握し対応することが求められる。その局面で役立つ「IoT地震観測サービス」の開発経緯や導入事例等について紹介する。
○IoTを活用した通信ビルのスマート化およびIoTサービス構想/東日本電信電話/田部井覚
NTT東日本では、災害に強い設備作りや有事に備えた人材育成など、サービス品質を向上するための取り組みを行ってきた。近年、さらに業務を高品質かつ効率的に行えるよう、IoT、AI、RPA等の最新技術を取り入れ、の「デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)」の推進に取り組んでいる。本稿では、IoTデバイス活用した通信ビルをスマート化による設備保全業務のDX実現に向けた取り組みと今後のサービス展開について研究する。
○AI技術で災害による建物被害を自動把握/広島大学/三浦弘之
地震・台風などの自然災害では、建物被害の分布をできるだけ迅速に把握することが重要である。本稿では、過去の災害データに対して人工知能技術の一つである深層学習を適用することで、航空写真から建物被害を自動的に把握する技術を紹介する。
■Auto-ID Solution
○最大2Wの電力で間欠動作 Arm+Linux採用・IoTゲートウェイの開発背景/アットマークテクノ/實吉智裕
省電力なLTE-M搭載のArm+LinuxをベースとしたIoTゲートウェイについて解説する。複数の省電力モードと高速な起動時間で間欠動作による電力抑制で、電源環境の難しい屋外環境下でも、太陽光パネルと蓄電池を組み合わせた電力自給型IoTシステムを構築できる。
■話題の追跡
○建設業界におけるGS1標準活用の方向性/GS1Japan/真間則行
建設業界の効率化・課題解決につながると思われるGS1標準の有効性について考える。特に建設業界でも進んでいるDX化において、GS1標準がどのように有効に活用できるか、建設業界の現状と課題、国内外の事例等を概観し、GS1が提供する標準識別コードの役割・メリットを掘り下げる。
■連載
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第48回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第1回
ETA・AALの普及を目指して/ETA・AAL推進協議会/寄本義一
○NFCで始める実践RFID 第104回
これまでのテーマから振り返るRFID/NFC活用のプロセス5/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
○ノーコード開発で「誰もが作れ、使える」IoTを実現!/アステリア/垂見智真
コロナ禍の影響でデジタルトランスフォーメーションへの機運が高まり、クラウドやIoTを前提とした業務の自動化が拡がっている。ノーコード開発で「誰もが作れて、使える」当社のIoTエッジウェア「Gravio」のユースケースから、高い効果を実現するDXの導入手法を解説する。
○AIで本人認証、自動監視、解析し、厳正厳格な試験を実現/イー・コミュニケーションズ/佐藤直人
本稿では、当社『Remote Testing』サービスのうち、AIを用いたオンライン試験やWeb研修時に視線、顔の傾き、音声等で不正監視をするサービス『Remote Testing AIアナリスト』と「替え玉受験」や「なりすまし受講」を防止するAI自動本人認証サービス『Remote Testing AI認証』を紹介する。
○データドリブンを加速させる新たなデータ分析/システムエグゼ/中島洋之
BIダッシュボードMotionBoardと、機械学習機能を有するクラウドデータベースOracle Autonomous DataWarehouseを活用し、蓄積データから未来を予測しデータドリブンを加速させるデータ活用サービスの特長と導入事例を紹介する。
○簡単にIoT化する実例/チトセ工業/田中健作
当社では、Logbeeという製品を開発・販売している。Logbeeは、LPWAの無線技術を採用しており、温湿度や照度を測定したデータを離れた場所にあるパソコンで閲覧、保存管理ができる。本稿では、Logbeeを利用した業務のIoT化の実例を挙げる。
○クラウド型遠隔監視システム/鍋屋バイテック/岩井剛一
クラウドサーバを利用した機器・装置の状態を監視するIoTシステム、クラウド型遠隔監視システム「ezeioR」の紹介。
○神戸市との「AIとIoTを活用したリアルタイムの満空情報発信」に関する実証事業/バカン/河野剛進
Withコロナ/ Afterコロナを見据え、これからは市民や観光客の方に対して、高い利便性と安心・安全性を兼ね備えた新たな都市づくりが求められている。その一環として、神戸市の事業採択・支援を受けて実施したトイレのリアルタイム混雑可視化の取り組みの効果と今後の可能性について述べる。
○視覚障がい者を初めユニバーサルな社会インフラ向上の一助に/Uni-Voice事業企画/工藤清隆
Project Uni-Voiceは、視覚障がい者及びインバウンド、土地勘のない帰宅困難者の方々に有用な情報提供を実現する社会/生活インフラ向上の一助となることを目指す。
○IoT社会に貢献する次世代太陽電池/リコー/笠原俊秀・三澤太輔
複写機の開発で培った「有機感光体の技術」を活用し、室内光低照度領域で高出力の環境発電技術を搭載した次世代太陽電池を開発。温度・湿度・照度・気圧の情報を取得できる環境センサーを製品化し、配線不要、電池交換不要な自立電源として、IoT社会への貢献を目指している。
○AIを活用した低価格の車番認識システムを目指して/レンジャーシステムズ/矢数昌博
IoTデバイスの開発とモバイルネットワークの構築から運用まで、ワンストップで提供するレンジャーシステムズが販売するエッジAI製品「monoAI-LPR」の開発・検証の経験を参考に、AIを使用した車番認識の仕組み、ポイントとなる技術、応用例などを解説する。
■Auto-ID Solution
○車両など移動体の位置情報を活用したMaaSプラットフォーム/日本システムウエア/堀内一樹
当社では「時間」「位置情報」「ステータス」などのデータを管理するデータマネジメントプラットフォームの開発に取り組んでいる。多くの企業がMaaSを活用したサービス化を推進する中、本稿では「NSW MaaSプラットフォーム」の様々な分野への適用可能性と事例を紹介する。
■プロダクトA
○アプリをクラッキング(不正な解析・改ざん)から守る!/DNPハイパーテック/山口博也
○ノーコード・モバイルアプリケーションプラットフォーム/ユニフィニティー/曽良俊介
■連載
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第47回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第103回
これまでのテーマから振り返るRFID/NFC活用のプロセス④/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
■製品ガイド
○バーコードソフトウェア編
○スマホを拡張現実(AR)にも対応する高スペックなバーコードスキャナへ/アイニックス/西野貴生
本稿では、「働き方改革」による長時間労働などの見直しや、コロナ禍での「非接触」での業務やDXが推奨される中で、高価な業務用バーコードスキャナに投資することなく、現在使用されているスマートデバイスを高スペックなバーコードスキャナに変えることで実現する方法を紹介する。複数一括読取や連続読取のみならず、文字認識(OCR)や拡張現実(AR)、キーボードウェッジ機能や業務用のブラウザ機能を使用する事で、業務の簡素化を実現し、人為的なミスを大幅に減らすことが可能である。
○RFIDを活用したアンドロイド端末でのアパレル検品システム/オカベマーキングシステム/長島慎二
既存のバーコードシステムを流用したスモールスタートでのRFIDを活用し、ハンディターミナルにはアンドロイドOSを採用したアパレル検品システムの導入事例紹介。
○バーコードもQRコードも不要、もっともシンプルな在庫管理システム/サンクレエ/森 正人
「写真de在庫管理」はバーコードもQRコードも使わず、写真の特徴量を使って類似画像を判定し、類似候補の中から選択する在庫管理。スマートフォン、タブレットがあれば直ぐに使えるクラウド型ソリューション。
○クラウド連携の金属対応RFIDタグシステム/ソルティスター/岩井昇一・長嶺 光・宮城海人
金属対応のRFIDタグをIoTシステムで利用可能なデバイスとして扱うことで、製造ラインにおけるPLC /センサー等のデータとの関連付けを行い、全てのデータはクラウド/イントラサーバ送信といった視点でシステム化に向けて必要な技術、そして適用ソリューションを紹介する。
○職場の所在地把握・行動データ収集クラウド/ビーキャップ/岡村 正太
コロナ環境下において、オフィス・病院などの職場では、リアルタイムに所在地を把握することによる混雑状況の把握、社員の行動ログの収集が感染拡大防止の観点から非常に重要である。また、サテライトオフィスや在宅勤務が推奨され、多様な働き方が常態化する中で、職場の行動ログを分析し定量的なデータで可視化、効率化していくニーズは急速に高まっている。そのような企業が採用している所在地見える化ソリューション「beacapp HERE」の活用事例について紹介する。
○今すぐ使える!光と音を発するBLEビーコンで作業効率を向上!/芳和システムデザイン/金尾 卓文
モノ探しに時間を割くほど無駄なことはない。広い工場の倉庫内などでは特にそうだ。その際に探しモノの方から光と音で場所を知らせてくれたらどうだろう?それをすぐに実現可能なBLEビーコンの仕組みと活用例を紹介する。
■Auto-ID Solution
○バッテリレスを実現した表示機能付きRFIDタグ/エスケーエレクトロニクス/西村忠史
従来のRFIDタグに表示機能を付加した電子ペーパータグは、表示データを無線で送ることができ、小型・軽量・バッテリレスを実現したものである。製造/物流業の作業者支援システムにおいて作業ミス等によるムダを削減するためのキーデバイスとして期待されている。
○これからの自動ドアは「開くモノ」から「伝えるメディア」に/オプテックス/入江欣介
自動ドア用センサーの開発・販売を行うオプテックスが自動ドアを新しい情報発信ポイントに変えるべく始めたシェアリングサービス「OMNICITY」。デジタルトランスフォーメーションの鍵を握る自動ドアにはどのような可能性があるのか?今後の自動ドアのあり方を説明する
■プロダクトA
○医薬品による消毒可能なバーコードスキャナ/イメージャー/加藤健一
■連載
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第46回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」救急カート/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第102回
これまでのテーマから振り返るRFID/NFC活用のプロセス3/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
○秘密分散QRシンボルによる秘匿性と信頼性の確保/テララコード研究所/寺浦信之
QRシンボルを用いて秘密データを伝達する方法として、暗号化が従来用いられてきた。暗号化では、共通鍵の管理、伝達の課題がある。そこで、鍵が不要で、秘匿性と信頼性を同時に実現できる秘密分散QRシンボルを開発したので紹介する。
○FeliCa次世代ICチップの開発/ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ/小笠原詩乃
当社は、FeliCaの次世代ICチップを開発した。現行チップとの互換性を保ちつつ、業界最高レベルの最新セキュリティーに対応し、また新たにクラウド連携で不正利用を防ぐFeliCaセキュアIDなど、三つの新機能を搭載した。
○人工物メトリクスによる真贋判定技術の紹介/シヤチハタ/牧野智成・松岡正弘・登真良
本稿では、当社が開発した個別認証技術の概要と、金沢大学附属病院との実証実験の紹介をはじめ、工業製品や不正流通対策としての本技術の適用可能性について言及する。
○ニューノーマルを支える日立の生体認証技術/日立製作所/真弓武行
新型コロナの影響でオンラインサービス等の利用が増え、より厳格なセキュリティ、特に確実な本人特定と情報漏えい対策が必要とされている。この状況下のセキュリティ実情とその先を見据えた、生体認証による安全で便利な世界の実現をめざした当社の取り組みについて述べる。
○シンプルで低コストな入退室管理システム/ジーエルソリューションズ/斎藤 稔
低コストで入退室管理を実現するスタンドアロン電気錠制御リーダAcCENTiO XRC10シリーズに「XRC10-N1-Lite」が加わった。従来の機能はそのままに【設定カードを使ったカードID登録・削除・全削除】ができるようになってより使いやすくなった製品を紹介する。
○今までにない新発想の電気シリンダー/Keiden/岩永航平
eシリンダーとは、既存の錠前を簡単に電気錠にすることのできる今までにない画期的な製品である。シリンダー部分を交換するだけで、今までのメカニカル錠が信号を受け、施解錠される新発想の電気シリンダーである。また当社独自の技術であるフリー回転ノブ構造によって抜群の防犯性を持ち合わせている。
■Auto-ID Solution
○2パターン認証コードを活用したトレーサビリティシステム/トッパンインフォメディア/柿沼健一
ニーズ、流通経路の多様化が進む現在、商品の安心・安全を確保するため、商品のトレーサビリティが必要とされている。当社が開発した「i2Trace(アイトゥートレース)」は一つのコードから2パターンの認証が可能なシステムで、企業・消費者の双方に最適なトレースソリューションである。
○ARマーカーを「コード」として業務に利用する試み/ワム・システム・デザイン/瀨川侑輝・大貫佑一郎
本稿で紹介させていただくのは、仮想現実の世界でお馴染みのARマーカーを「コード」として実業務で活用するための当社の取り組みの説明である。
■連載
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第45回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」注射指示/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第101回
これまでのテーマから振り返るRFID/NFC活用のプロセス2/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
■製品ガイド
○注目の自動認識技術 RFID編
月刊自動認識 雑誌の内容
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月刊自動認識を買った人はこんな雑誌も買っています!
テクノロジー・科学 雑誌の売上ランキング
ニュートンプレス.
Newton(ニュートン)
2022年04月26日発売
目次:
Newton Special
ゼロからよくわかる
数学教養教室 指数・対数編
監修 小山信也
執筆 山田久美
スマホの「ギガ」,地震の規模をあらわす「マグニチュード」,ウイルスの感染者数の増加曲線など,指数・対数は身近にひそんでいる。指数・対数の基本をゼロからやさしく解説しよう。
Newton Special(2)
防災・減災のための第一歩
天気と気象の科学知識
異常気象や気象災害にそなえるためには,天気や気象のしくみを正しく知ることが重要だ。実際におきた気象現象や災害を通じて,天気と気象のメカニズムをやさしく解説する。
監修 筆保弘徳
執筆 今井明子
FOCUS Plus
工学
「第6の指」がひらく身体拡張の未来
協力 宮脇陽一/ゴウリシャンカー・ガネッシュ
執筆 山本尚恵
Super Vision
世界で最も完全なトリケラトプス
監修 林 昭次
執筆 中作明彦
Topic
灼熱の物理学
300℃から5兆℃まで,私たちを取り巻く高温の世界
監修 鎌田 裕/川岸京子
執筆 中野太郎
Topic
世界の最新ロケット
超大型から小型まで。官民がしのぎをけずる開発競争
監修 森田泰弘
執筆 加藤まどみ
Topic
嫌悪の心理学
私たちの心に消しがたく存在するネガティブな感情の正体とは
監修 岩壁 茂
執筆 前田 武
Topic
最期の閃光─超新星爆発
宇宙の大爆発がもたらす,星々の輪廻転生
監修 戸谷友則
執筆 小熊みどり
Topic
進化をつづける「地図」の科学
人工衛星やデジタル化,地理情報システムによって,地図はここまで進化した
監修 若林芳樹
執筆 北原逸美
Nature View
南アメリカ─動物の楽園
多様性に富んだ生物たちが暮らす大陸
監修 幸島司郎
執筆 薬袋摩耶
驚きと興奮のサイエンスマガジン 『ニュートン』
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2022/03/26
発売号 -
2022/02/26
発売号 -
2022/01/26
発売号 -
2021/12/25
発売号 -
2021/11/26
発売号 -
2021/10/26
発売号
日経サイエンス
日経サイエンス
2022年04月25日発売
目次:
【特集:時空の起源】
創発する時空 量子情報がもたらしたパラダイム
「時空の創発」ってどういうこと? 細谷曉夫氏に聞く
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【特集:コロナで世界はどう変わったか】
データ解説 コロナ禍の社会変化?
ついに始まったmRNA 医薬の時代
変異株を追跡 暴かれたオミクロン株の正体
コロナ後遺症が変えた慢性病のとらえ方
実験室から現場へ 検査を革新したPCR技術
なおも消えないウイルス起源の陰謀論
遠のく脱格差社会
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アンドロメダとの衝突 天の川銀河の最後の姿
トランスジェンダーの人々を守った最初の医師
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★このほかにも魅力的な記事がいっぱいあります。
◇フロントランナー挑む
人間はなぜ攻撃的なのか 愛憎の根源に迫る:黒田公美(理化学研究所)
◇SCOPE:AIフェイクの攻防/木質バイオマス発電への疑問/鉄剣,隕石から低温鍛造
カーボンナノチューブで“ 脱炭素”/スプレーで植物を一時的に改変
◇ADVANCES:極小の虫の飛翔法/過密で加速/温暖化でアホウドリが離婚/
期待高まる超低磁場MRI/圧力かけても流れない/満腹を感じる脳/海洋生物の重さ/
社会性昆虫の社会的距離/ニュース・クリップ/視野の外を見る
◇From Natureダイジェスト
核融合のエネルギー発生量で新記録/CAR-T細胞療法実施から10年
◇グラフィック・サイエンス:ダイナモ機構を探る
◇パズルの国のアリス:拠点巡り
◇BOOK REVIEW
『情報発信者の武器』 鈴木光太郎,
『がんは裏切る細胞である』 丸山 敬,
<連載>森山和道の読書日記 ほか
◇サイエンス考古学
◇今月の科学英語
科学の「先端」「発見の快感」を伝える一般向けの総合科学誌
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2022/03/25
発売号 -
2022/02/25
発売号 -
2022/01/25
発売号 -
2021/12/25
発売号 -
2021/11/25
発売号 -
2021/10/25
発売号
日経ナショナル ジオグラフィック社
ナショナル ジオグラフィック日本版
2022年04月30日発売
目次:
【特集】
○まるごと一冊 未来に残す 世界の森林
●森林の未来
世界各地で、猛暑と干ばつによって森林の木が次々に枯れている。しかし、世界の国々が力を合わせれば、被害を最小限に抑えることができる。
●火をもって火を制す
オーストラリア先住民の人々が伝統的な火入れを復活させて、増加傾向にある大規模な森林火災を抑えようとしている。
●マルミミゾウの森
ガボンの森林では、夜の気温上昇や降雨量の減少によって果実の量が減り、マルミミゾウが脅かされている可能性がある。
●森林を救う四つの方法
別の土地へ移植するか、植林を進めるか、DNAを改変するか、それとも、何もせずに自然に任せるか?炭素を吸収してくれる森林を助けるには、どの方法がベストだろう?
○特製付録:消える世界の森林/熱帯雨林のバランス
数十年の間に世界の森林がどのように変化してきたかを、詳細なグラフィックと地図で見てみよう。
【コラム】
●PROOF 世界を見る「春を告げる霧幻の森」
山形県の白川ダム湖では、雪解け水が流れ込み、1か月だけ、水の中から木々が生えているかのような幻想的な光景が現れる。写真家の小関一成が記録した。
●EXPLORE 探求するココロ
「伐採されなかった森」「3.6億年前の森は?」「森づくりで豊かな漁場を」「白いセコイアの木」
●読者の声
●テレビでナショジオ
●次号予告
●日本の百年「干潟に立つ大鳥居」
●今月の表紙:デンマークの首都コペンハーゲンの郊外にある森につくられた高さ45メートルのらせん形の通路。新しい視点で森を眺めて、楽しむことができる。
テレビや新聞では報道されない、世界の“いま”を知ることができます。
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2022/03/30
発売号 -
2022/02/28
発売号 -
2022/01/28
発売号 -
2021/12/28
発売号 -
2021/11/30
発売号 -
2021/10/29
発売号
誠文堂新光社
天文ガイド
2022年05月02日発売
目次:
【特集】
〇手軽なシステムで迫力の天体像を観る
自宅ではじめる電視観望/Sam
特集は「自宅で始める電視観望」。最近注目されている新たな観望スタイルが「電視観望」です。市街地の空からでも星雲などの天体を色味のある姿で観察することができ、かつ手軽な機材で始められるため、人気が高まっています。電視観望とはどのようなものかを紹介しながら、まずは自宅で楽しむための具体的な方法をじっくりと紹介します。
〇天体観望が変わる!?
デジタル望遠鏡 eVscope 2/沼澤茂美
ニコンとユニステラ社のコラボレーションによる新時代の望遠鏡「eVscope 2」。ワンタッチで見たい天体を視界に入れることができ、眼視で見にくい天体も明瞭な姿として観望することができる、新時代の望遠鏡です。フィールドでの試用インプレッッションを紹介します。
〇5月27日 昼間の金星食/早水 勉
5月27日の昼間に金星食が起こります。食が見られるのは九州南部~南西諸島で、九州南部の限界線の近くでは金星の一部がかくされます。そのほかの地域でも27日と28日の明け方に月と金星の接近を楽しむことができます。注目の現象を詳しく紹介します。
〇コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMAオープン/塚田 健
3月24日に横浜のみなとみらいエリアにオープンした「コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMA」。昨秋オープンの「コニカミノルタ プラネタリウム満天NAGOYA」と同じく自発光するドームシステムを採用した同社直営の最新型プラネタリウムです。プラタリアYOKOHAMAの目玉は番組投影中にプラネタリウムの空を視聴者がスマホで撮影できること。オープン初日に取材、注目のプラネタリウム館を紹介します。
毎月の天文現象と、新製品のニュースをお伝えします。
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2022/04/05
発売号 -
2022/03/03
発売号 -
2022/02/04
発売号 -
2022/01/05
発売号 -
2021/12/03
発売号 -
2021/11/05
発売号
ネイチャー・ジャパン株式会社
世界No.1総合科学ジャーナル 『Natureで、最先端の科学に出会う!』
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2022/05/05
発売号 -
2022/04/28
発売号 -
2022/04/21
発売号 -
2022/04/14
発売号 -
2022/04/07
発売号 -
2018/04/05
発売号
日本ビジネス出版
環境ビジネス
2022年03月15日発売
目次:
トップリーダーに訊く「環境配慮型経営」
第9回
経済合理性と環境が正しく循環する社会を目指して
カルビー株式会社代表取締役社長兼CEO伊藤秀二 氏
特集1
株式市場再編で加速するカーボンニュートラル
2022年4月より、東京証券取引所は「プライム」「スタンダード」「グロース」体制へ
東京証券取引所
TCFD賛同企業No1の日本 環境立国として、世界をリードできるか
一橋大学CFO教育研究センター長 TCFDコンソーシアム会長 伊藤邦雄氏
CO2排出量算定・削減クラウドサービス+ SXコンサル支援の両方を提供
アスエネ
サステナビリティ戦略の強化が企業成長のカギ
みずほリサーチ&テクノロジーズ
積極的な情報開示で脱炭素系技術を投資家にアピール
経済産業省
第24回環境ビジネスフォーラムレポート
脱炭素経営の実践へ
CO2削減とエネルギーの効率化
CO2削減と事業の進化・創出を
ボストンコンサルティンググループ
緩和と適応で多角的な対策を推進
カルビー
カギは手法・削減量・費用の明確化
ソコティック・サーティフィケーション・ジャパン
特集2
環境先進企業が取り組むCO2排出削減量の可視化
カーボンニュートラル社会に向けた企業の長期戦略の重要性
三菱総合研究所
国内外サプライヤーの排出削減意識と調達側企業の意識との間に温度差
ジェトロ
カゴメはサプライヤーの削減努力をスコープ3に反映する算定方法を探る
カゴメ
配合飼料トップメーカーが業界を牽引し、 ESG/SDGsに取り組む
フィード・ワン
温室効果ガス排出量削減につながる可視化から実行まで伴走で支援
NTTデータ
特集3
COP26で注目が集まる市場メカニズムとビジネスチャンス
パリ協定6条運用ルールが合意 世界共通の巨大な COクレジット市場が誕生
環境省
クレジットの質が問われる時代 国内外の状況を見極めた戦略が重要
伊藤忠総研
拡大するカーボン・クレジット市場
需要と供給、守りと攻めのバランスがビジネスのポイント
ボストンコンサルティンググループ
クレジットの本質を見極め正しい価値観でビジネスを行うことが重要
みずほリサーチ&テクノロジーズ
特別企画
洋上風力に課せられる地域固有の産業支援・創生
三菱商事FIT上限の 1/2価格で総落札 洋上風力発電事業の根底を覆す
環境ビジネス編集部
洋上風力発電の入札上限額 29円の不具合 2040年30~45GW達成に早くも赤信号
環境ビジネス編集部
三菱商事は洋上風力の再エネ電力を産業界全体でフル活用する
環境ビジネス編集部
水揚げ日本一銚子漁港の 30年後を見据え 漁業との共生と新産業の創出を探る
銚子市
特別企画
太陽光発電の現状と
2030年稼働目標達成へ“課題と重点施策”
公共建物50%に太陽光発電を導入し公共部門全体で 60GW導入を見込む
環境省
市場が急縮小の中、野心的な目標を掲げる JPEA
太陽光発電協会
2030年に7円/kWhを達成し太陽光発電の自立化を実現するには、
事業者の開発意欲と市場規模の維持が必要
環境ビジネス編集部
巻頭グラビア
未来環境都市 Smart DOTS and Soft MOBS
オーガニック花火 SPARK
水上移動式住居 Floating Habitat
気候原理主義?欧州社会にしっかり根をおろすグレタ世代
スペシャル対談
企業の脱炭素経営と働き方改革をオフィス面からサポート
EPSON×オウルズコンサルティンググループ 羽生田慶介氏
TOPICS
洋上風力発電で「国内・地域サプライチェーン」
環境キャリア
デジタルとグリーンの融合で、新領域を開拓していくコンサル部隊
NTTデータ経営研究所
FOCUS
企業の脱炭素に、“オンリーワン”のソリューション提供
関西電力
自己治癒コンクリートで脱炭素化モデル構築へ
會澤高圧コンクリート
絶縁型双方向DC -DCコンバータ『 EZAシリーズ』
TDKラムダ
高度な制御技術で充放電容量 15%向上、コストも 20%削減
ファーウェイ・ジャパン
独自技術を社会実装し、脱炭素・循環型社会の構築に貢献
放電精密加工研究所
データ入力作業なしで、 CO2排出量を自動算出
e-dash
BUSINESS CASE
百貨店が挑戦する環境配慮型の売り場づくり
COLUMN
日本文明を環境から解き明かす 第19回
「初めての都市のダム」
元国土交通省河川局長竹村公太郎氏
日本文明を環境から解き明かす 第20回
「平和から生まれた国土と共同体-260年間の江戸時代-」
元国土交通省河川局長竹村公太郎氏
Circular Economy リーディングカンパニーの挑戦
SDI
ハダニの薬剤抵抗性が教えてくれた多様性の意義
国立環境研究所五箇公一氏
GREEN ECONOMY
国際協力銀行佐藤勉氏
リーガルチェック!
株式会社タイムマシーンアンダーライターズ稲田行祐氏/シティユーワ法律事務所齋藤崇氏
森田正光の一体何が問題なの!?
気象予報士森田正光氏
洋上風力発電と漁場
農林水産政策研究所上席主任研究官梶脇利彦氏
Offshore Wind
日本気象高祖研一氏
洋上風力発電を成功に導くために
渋谷潜水工業渋谷正信氏
漁業と洋上風力との共存の道を探る
一般社団法人海洋産業研究・振興協会塩原泰氏
再エネ海域利用法と漁業との関係
前水産庁計画課計画官(現加工流通課課長補佐)冨樫真志氏
新刊案内
GREEN CREATIVE TRANSFORMATION
一般社団法人炭素回収技術研究機構( CRRA)代表理事・機構長村木風海氏
2050年脱炭素社会の現場
ジャーナリスト桃田健史氏
GREEN ESSAY
在独ジャーナリスト田口理穂氏
環境推進のための実務誌
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2021/12/15
発売号 -
2021/09/15
発売号 -
2021/06/15
発売号 -
2021/03/15
発売号 -
2020/12/15
発売号 -
2020/09/15
発売号
リフォーム産業新聞社
リサイクル通信
2022年05月10日発売
目次:
2022年5月10日号の主な内容
■ニュース
・物価高&円安、漂う期待と不安 リユース業界への影響
・雑貨・食品が半額、全国120店 東亜産業
・パソコン修理「スマホドック24」 PC買取に参入
・個人向けにリユース開業支援 プレジャーリンク
・大須にブランド時計の新店 「ブランドシップ」
・板蔵ファクトリー 一枚板製品のサブスク
・就労移行支援、修了者を雇用 ブックオフFCのメディアパワー
・古着卸、5年で年商8億 山久商会
・スポーツバイク、24H貸出し ZuttoRide Sharing
・大黒屋HD がJTBと提携 査定額110%をトラベルポイントに
・学生服とスケートの中古レンタル リユース業のぎゃくし
・店の混雑状況を見える化 電材買取センター
・関西に初出店、駅ビルで古着 デザートスノー
・企業の余剰在庫、フリマ出品代行 モノテクノロジーズ
・メンズ古着卸を強化 プロジェクトカラーズ
・商業施設で古着回収 ウィファブリック
・真贋・ささげを代行 ルクレール
・ジュエリー時計の一括査定サイト ジュエルネット
・海外バイクの中古品・サブスク チャンピオン76
・体験型ストアで調理家電お試し レンティオ
■トップインタビュー
REGATE 十河 良寿社長
「出張買取、年商70億。古美術取扱いで成長」
俳優・中尾彬さんがTVCMで、「福ちゃんだね」と宣伝する出張買取サービス。これを運営するREGATEが成長している。前期年商は前年から20億円増の70億円。新卒採用も100人規模と組織を拡大中だ。十河良寿社長に戦略を聞いた。
■トピック
「小中高生、PCが身近に“学び舎”でリユース品活躍」
プログラミング教育の必修化や、大学入学共通テストに「情報」が追加されるなど、教育の中身がひと昔前と比べ様変わりしてきている。オンライン授業も浸透し小中高生にとってパソコンが身近なものになる中、「学び舎」でリユースPCが活躍する事例も生まれている。若年層への中古品循環が上手くハマれば、新たなマーケットを作り出せそうだ。
■コーナー
◎市場考察
トレジャー・ファクトリー 野坂 英吾 社長
「物価高でもリユースは強く」
◎STUDYレポ
ATC JAPAN AUCTION
「比向けコンテナ輸出解説」
◎小トピック1
ジャニヤードに聞く
新旧ジャニーズアイドルグッズの価格事情
◎小トピック2
中古ぬいぐるみ事情
「かさばる割に低単価 それでも扱う理由は?」
◎小トピック3
アパレルメーカーのリユース事業参入が増加
リユース事業の考えや取組みを紹介
◎リユース初心者の部屋
査定初心者が使いやすい相場検索ツール
「相場観、鑑定眼を養うには」
◎Z世代
古着屋「リリー・オブ・ザ・バレイ」(茨城県)
現役筑波大生が運営
◎リペア通信
リサルト(サルト・愛知県)
「洋服リフォーム専門店」
◎リユース×テクノロジー
「出品ロボ」 (プライスバンク・東京都)
アパレル製品の出品作業を支援するアプリ
◎注目の取り組み
ぼくの書店(福岡県)
「Z世代によるシェア本棚」
◎VOICE
テーマ「今関心のあること、知りたいこと2」
1.中古の宝石価格や市場全体がどうなっていくのか知りたい/某買取店
2.ヨーロッパでどんな中古品の需要があるのかを知りたい/KRC
■連載
◎古着店が同業者に知られたくない 古着卸店
「テンストライク(埼玉県川口市)編」
ミニマム以上購入で20%オフ、一般購入も可
◎古物商のためのトレカ入門
「トレカ査定時のポイント、見分け方とは?」
ポケカ、「プロモ」マークは高額チャンス
◎繁盛店の店づくり
RIENINAL(リィエニナル、東京)
「サステナブルがテーマWEGOの新レーベル」
◎WEB集客カイゼン講座
「Web集客方法のまとめ回」
潜在層にアプローチできている企業に優位性
◎交友録
色川商事(神奈川県)色川大亮氏→
地新(神奈川県)稲垣良介氏
「20代半ばで店と市場を立ち上げた凄い人」
◎この店で一番高いモノはこれだ!
オールワン(大分県)
「アンティークのキャンドルスタンド 30万円」
中古マーケットに深く切り込み、リサイクルビジネスの世界へ読者をナビゲート。
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2022/04/25
発売号 -
2022/04/10
発売号 -
2022/03/25
発売号 -
2022/03/10
発売号 -
2022/02/25
発売号 -
2022/02/10
発売号
電気書院
電気設備の保守管理。電験・管理士受験指導
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2022/04/12
発売号 -
2022/03/11
発売号 -
2022/02/12
発売号 -
2022/01/12
発売号 -
2021/12/10
発売号 -
2021/11/12
発売号
流通研究社
月刊マテリアルフロー
2022年05月01日発売
目次:
特集//コールドチェーン2022最新事情 ~鮮度維持して届ける輸送・保管・管理
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ある意味で日本物流の“お家芸”的なアドバンテージを有していたコールドチェーンのノウハウはアジアへの幅広い展開を期待できる貴重なアセットと言えるだろう。J-SASとISOの両輪で歩みを進める国交省のロードマップがその1つの指標になることは間違いない。その一方で今月号特集では,複数の取材対象から,コロナ禍,エネルギー問題,勃発した国際紛争等の影響による様々な懸念材料が異口同音に発せられている。安定した低温での管理が大前提のコールドチェーンにとって,その源となるエネルギー供給の不安は深刻な影を落としかねないものだ。本誌では,コールドチェーンの安定的な発展を願って,今後とも注視していく。 (編集部)
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
■特集
[国土交通省]
日本式コールドチェーン規格のASEANでの普及進める
◎国土交通省 大臣官房参事官(国際物流) 大坪弘敏氏
[日本冷蔵倉庫協会]
電力コスト上昇が最大の業界課題 T11主導のパレット標準化に異論
◎(一社)日本冷蔵倉庫協会 理事長 土屋知省氏
[ニチレイロジグループ本社]
持続可能な物流の構築に向け2024年問題が最優先課題
◎㈱ニチレイロジグループ本社 取締役執行役員 業務統括部長 葛原雅人氏/業務統括部 業務革新担当 部長 勝亦 充氏
[横浜冷凍]
DXで冷蔵倉庫の働き方改革を 作業品質の追求で自動化に自信
横浜冷凍㈱ 執行役員 冷蔵事業本部長 兼 冷蔵業務品質部長 兼 京浜ブロック長 内山卓爾氏/IT戦略企画部 部長 兼 システム管理部 部長 阿部広康氏
[豊島区/トールエクスプレスジャパン]
超低温のワクチン輸送ラストマイル 3師会協調の豊島方式とは?
◎正確な温度維持管理とフレキシブルな配送を両立
■企画
[MF REPORT]
フィジカルインターネットシンポジウム2022
◎ロードマップも定まり社会実装へ向けた次なる課題に向け激論!
[FOCUS]日立物流南関東×オムニヨシダ×Mujin
重労働から解放し生産性向上を達成するオムニデパレシステム(ODS)
[NEWSスペシャル特別編]
物流博物館展示「平原 直展」いよいよ5/8?で終了
日本の「荷役近代化の父」の足跡に触れるラストチャンス!
[NEWSスペシャル特別編]
パナソニック コネクト発足記者説明会を開催
[展示会REPORT]
JAPAN PACK2022 日本包装産業展/リテールテックJAPAN2022/2022国際ロボット展[iREX2022]
■連載
[チャイナレポート]14
《キーパーソンインタビュー》書物による知識をより身近なものに出版業界の物流スムーズ化をAMRがサポート…雲南出版集団物流有限責任公司 総経理 楊林暉氏/
《物流改善事例》爆買いでも倉庫の機能は安定運用を持続,日本ブランド300社のEC物流を支える耐震スマート物流倉庫ソリューション…APT・GALAXIS/
《ニュースフラッシュ》
[LOGI裏の統計学]13
輸送マッチング業界の実態と拡大への方策は 1兆円の巨大なマッチング市場を狙い,新規参入が次々と
◎合同会社サプライチェーン・ロジスティクス研究所,城西大学非常勤講師/久保田精一
[システムの眼Ⅱ]70
“会社の存在意義”が話題に
◎早稲田大学 名誉教授/高橋輝男
[5分で読める教養講座 92《おススメ書籍》ひとくちガイド]
マッキンゼーが読み解く食と農の未来~業界の壁を壊し、協働を最適化せよ(日本経済新聞社)
老人ホームリアルな暮らし~入ってみなきゃわからない これがホームの「掟」だ!(祥伝社新書)
処世術~自分らしく生きる方法(ちくま文庫)
◎小泉事務所 代表/小泉 豊
物流現場・人とITを結び付け、ロジスティクスを具現化する
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2022/04/01
発売号 -
2022/03/01
発売号 -
2022/02/01
発売号 -
2022/01/01
発売号 -
2021/12/01
発売号 -
2021/11/01
発売号