WWDJAPAN 発売日・バックナンバー

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550円
「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやAIが「買う」を最適化する時代に、偶然の発見や思いがけない出合いを街の機能として実装できるか──次世代SCの本質的な価値に迫ります。

異色&異能のSCとして登場するのは、三重県多気町の複合商業リゾート「ヴィソン」を運営するアクアイグニスの立花哲也社長と、長野県伊那市で野菜から骨董、ヤギまで扱う「産直市場グリーンファーム」の小林啓治社長。さらに、100年先を見据える「ニュウマン高輪」、アリーナと連動する「ららぽーとTOKYO-BAY」、公園と一体化した「南町田グランベリーパーク」の担当者を直撃し、それぞれの滞在価値の作り方を掘り下げます。有力テナント30社に聞いた「選ばれるSC」ランキングでは、上位に入ったルミネ新宿、ルクア大阪、御殿場プレミアム・アウトレット、ラゾーナ川崎プラザの評価理由と本音を公開。店舗開発担当者2人による覆面対談では、テナント側から見た次世代SCの条件を語り合います。

海外ニュースでは、AIブームを追い風に半導体関連が景気をけん引し株式市場が史上最高値を更新する中、業績を伸ばす米アパレル&小売業界の現在地に迫ります。好況の要因や、消費者信頼感指数の下落・クレジットカード依存の加速など水面下で積み上がる懸念点を、アナリストら専門家の分析でまとめました。

新連載「私の推しのエンタメブランド価値はHOW MUCH?」の記念すべき1回目は、生誕30周年でも注目を集める「ポムポムプリン」。次世代キッズ向けのSTEM的美容体験の潮流もお届けします。

人気の長寿定番連載である裏表紙の「FASHION & BEAUTY PATROL」では、アメリカ発の日本人女子プロレスリーグ「SUKEBAN」の世界を紹介。ロサンゼルスのアニメエキスポで開催された世界選手権では、ラッパーのAwichも参戦。クリエイティブディレクションを手掛けるオランピア・ル・タンによる、プロレスと音楽、ファッション、カルチャーが融合したエンターテインメント空間の迫力をお楽しみください。

(COVER CREDIT)
PHOTO : KEI ONO 
STYLING & MODEL : YOSUKE SHOJI 
HAIR : OLTA GOTO 
MAKE-UP : TORU SAKANISHI 
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO
550円
「WWDJAPAN」7月27日発売号は、2027年春夏メンズ・コレクション特集Vol.2です。速報のVol.1に続き、今号ではシーズン全体を俯瞰したトレンド分析をお届けします。

記録的な熱波に見舞われた今季のメンズ・ファッション・ウイークは、価値観をアップデートする2つの意味での「解放」がキーワードになりました。1つは、堅苦しいイメージも強い伝統的なテーラードスタイルからの解放。もう1つは、「男はこうあるべき」という固定観念からの解放です。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」に象徴される、繊細さや脆さを併せ持つしなやかなマスキュリニティー(男性性)の表現を起点に、メンズファッションの現在地を総括します。

トレンド解説では、「軽やかにまとうエレガンス」「固定観念に縛られない、しなやかな男性性」など4つのキーワードでシーズンを分析。続いて、ソフトなテーラリングからスケートボードシューズまでの注目アイテム、シアーやリネンといった素材、フェード&シャーベットカラーなどの色柄・ディテールまで、豊富なルック写真で網羅します。恒例の「バイヤー正直採点」も収録。阪急メンズ大阪/東京、ユナイテッドアローズ、リステア、アマノジャクなど国内外の敏腕バイヤー6人が、6つのトレンド予想を「売れるかどうか」の目線で10点満点でジャッジしました。あわせて、バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)やハロッズ(HARRODS)、ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)などによるパリ・メンズのバイヤー評もお届け。「猛暑が変えるトレンド」と日本ブランドの躍進を、売り場のプロの視点から読み解きます。

新クチュリエが出揃った2026-27年秋冬オートクチュール
さらに第二特集として、2026-27年秋冬オートクチュールもリポート。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)と「フェンディ(FENDI)」のマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)がデビューを飾り、メジャーブランドの新体制が出揃いました。両デザイナーへのインタビューから、クチュールによるラグジュアリー再活性化への期待を探ります。

また、元「マルニ(MARNI)」のクリエイティブ・ディレクターで、今年「ジーユー」の同職に就任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)のインタビューも掲載。初となる2026-27年秋冬コレクションの発売を前に、ラグジュアリーの第一線からマスマーケットへ転身した決断の背景と、6つのコンセプトによる商品刷新に迫ります。

さらに今号から、「#FR2」などを手掛けた石川涼RID社長の新連載「ガレージおれ」がスタート。第1回は自身の愛車、1970年式「フォード・マスタング・ボス302」を取り上げます。

(COVER CREDIT)
BRAND : DRIES VAN NOTEN
PHOTO : GORUNWAY
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
COVER REELS DESIGN:CHIGE(GWISUB JUNG)
550円
「WWDJAPAN」7月20日号は、夏恒例の百貨店特集です。コロナ明け以降、百貨店のビジネスモデルが少しずつ変化しています。キーワードは「売る力」。デジタルの力も活用しながら、一人一人の顧客に向けて最適な提案を行い、関係性を深める。顧客一人当たりの年間消費額を上げる。あるいは百貨店でしか提供できない体験コンテンツを作り出す。特集では各エリアを代表する7店舗の店長のインタビューなどを通じて、百貨店の「売る力」に迫ります。

登場するのは三越日本橋本店、高島屋日本橋店、大丸東京店、松屋銀座本店、西武池袋本店、JR名古屋高島屋、阪神梅田本店の各店長。それぞれの店舗のキャラクターとご本人のパーソナリティーが垣間見えるインタビューは必読です。大手百貨店が取り組む外商、インバウンド、新業態、地域活性策などの事業戦略もリポートします。

第2特集のハイジュエリー・コレクションは、7月に発表されたばかりの各ブランドの最新作を一挙に紹介します。「カルティエ(CARTIER)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「シャネル(CHANEL)」「ショーメ(CHAUMET)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」「ダミアーニ(DAMIANI)」「ミキモト(MIKIMOTO)」などの世界の一流ジュエラーによる絢爛豪華なコレクションをお楽しみください。他にも、日本を含む11カ国のラグジュアリー消費リポート、編集者が薦める「間違いない」手土産菓子などバラエティーにとんだ内容でお届けします。

(COVER CREDIT)
PHOTO : ISEKI (TRIVAL)
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO
550円
「WWDJAPAN」7月13日発売号は、京都・西陣織の老舗HOSOO特集です。「More than Textile」を掲げ、織物の可能性を拡張し、人々がまだ見たことのない西陣織の美を追求しているHOSOO。その探究の中で出合ったのが、江戸時代の絹(シルク)や大麻(ヘンプ)で織られた着物でした。その品質を現代に再現し、さらには超えることを目指し、絹、大麻ともに日本の在来種を用いて、原料生産から取り組むといいます。ソニーコンピュータサイエンス研究所をはじめ、研究者や企業、職人らとの共創体制を構築。AIやロボティクスなど最先端の科学技術を活用しながら、素材が本来持つ個性を生かす工芸的なものづくりを実現し、日本ならではの多様な美を世界へ提示しようと試みます。

本特集では、絹と大麻それぞれのプロジェクトに参画が公表されている専門家への取材を通じて、日本に残る遺伝資源や在来種の可能性、技術的な要点や実現に向けた課題、そして描く未来像をひもときます。さらに、細尾真孝12代目社長へのロングインタビューを通して、その思想とビジョンに迫ります。

絹の歴史は古く、弥生時代の遺跡から平織の絹織物が出土しています。一方、大麻の歴史はさらに古く、縄文時代から日本人の暮らしを支えてきました。古くは絹を「和妙(にぎたえ)」、大麻を「荒妙(あらたえ)」と呼び、日本文化の基層を成す素材として受け継がれてきました。

HOSOOは、こうした歴史や文化を、未来を生み出す資本として読み替え、新たな産業を創出しようと挑戦しています。その姿勢は、歴史や文化をいかに未来の産業へ生かすのか、人と自然、そしてテクノロジーをどう結び直すのかという普遍的な問いへの一つの答えでもあります。

本特集は、伝統工芸の継承を紹介するものではありません。工芸という領域を超え、あらゆる分野で未来の価値創造に取り組む人々に、新たな視点を提供するものとなるはずです。

表紙は、写真家・鈴木親が撮り下ろしました。撮影場所に選んだ「織庵」は、HOSOOとオランダのテキスタイルデザイナー、メイ・エンゲルギールとの協業による織物“Shoji Fabric”で障子や襖を置き換えることで、伝統的な茶室を新たに解釈した空間です。細尾社長の思想を象徴する場所として、表紙に採用しました。

海外からは、欧州のビューティEC市場をリポート。「TikTok Shop」をはじめ、中国JDドットコム傘下の「ジョイバイ」、スペイン発の「プリモール」、フランス発の「アロマゾーン」など新興勢力が急成長を遂げる中、欧州主要8カ国で売上高トップに君臨するアマゾンの強みはどこにあるのでしょうか。7月3日(現地時間)に行われたシンガー・ソングライターのテイラー・スウィフト(Taylor Swift)とアメリカンフットボールプレイヤーのトラビス・ケルシー(Travis Kelce)の結婚式の様子もお届け。「ディオール(DIOR)」のドレスを選んだテイラーは、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=アーティスティック・ディレクターによる初のクチュールウエディングをまとったセレブとなりました。米「WWD」が「もし彼女が他のデザイナーを選んでいたら」と、多くのブランドに依頼した貴重なデザイン画も掲載しています。

(COVER CREDIT)
PHOTOS & DIRECTION : CHIKASHI SUZUKI
MODEL : YUKITO HIDAKA
STYLING:HOSOO SALON
HAIR & MAKEUP : MIINA TATSUTOMI
BRAND : HOSOO SALON
DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
550円
「WWDJAPAN」7月6日発売号は、「2027年春夏メンズ・コレクション特集Vol.1」です。ミラノ、パリを中心とした最新コレクションの鮮度高い情報をまとめてお届けします。

今季の欧州を覆ったのは、史上最高気温を更新する記録的な熱波。しかしそれに負けないほどの熱を帯びていたのが、日本人デザイナーのクリエイションでした。公式スケジュールにはミラノで「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」、パリで「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」が新たに加わり、今回も計15を超えるジャパンブランドが名を連ねました。特集の巻頭では「JAPAN HEAT WAVE!」と題し、「セッチュウ(SETCHU)」「サカイ(SACAI)」「アイム メン(IM MEN)」などの詳報に加え、ルミネのパリ初ポップアップ「トーキョー センス」や「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」がランウエイで見せた刺し子の出合いといったトピックスを紹介。ベルリンの世界的バイヤー、アンドレアス・ムルクディス氏ら日本ブランドを見つめ続けてきた海外識者3人へのインタビューも交え、日本のクリエイションが世界のトップブランドと伍していくために何が必要かを考えます。

シーズン全体の潮流は、3つのテーマで読み解きます。日常とバカンスを行き来するハイブリッドなワードローブ、「繊細さ」と「個性」を尊重する新世代の男性性、そしてそぎ落とすことで本質に迫る引き算の美学。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「プラダ(PRADA)」など主要メゾンの提案を、豊富なルック写真とともに解説します。あわせて、バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)やハロッズ(HARRODS)など海外有力店バイヤー6人によるミラノメンズ評も収録。「スリムシルエットの復活」など、次の売り場を占う視点が満載です。

今回の表紙は、「オーラリー(AURALEE)」「ターク(TAAKK)」「ヨーク(YOKE)」ら日本ブランド10組のルックを集めたコラージュで、ジャパンクリエイションの熱量をそのまま表現しました。

海外ニュースからは、米高級百貨店ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)やサックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)を傘下に持つサックス・グローバル(SAKS GLOBAL)の破産法適用からの再建完了について。新社名「エグゼンプラー・ラグジュアリー・グループ」の下、委託販売やコンセッショナリーへの契約シフトが何を意味するのかを読み解きます。シャネルによるフランス最古のシャツブランド「シャルベ(CHARVET)」買収の話題もお見逃しなく。

また、全身の毛が抜け落ちる難病「汎発性脱毛症」の当事者となった元スポーツブランドデザイナーが開発した、逆立ちしてもズレない「スポーツウィッグ」のストーリーも収録。ウィッグを美容アイテムから「生きるためのギア」へと再定義する挑戦を取材しました。

最終ページの「ファッション&ビューティパトロール」は、ファッション・ウイークの現場からの酷暑対策リポート。エアコン普及率約20%の欧州で40度超の灼熱に見舞われたショー会場を、ブランドと来場者はどう乗り切ったのか。アイスカイロの配布からファー柄の扇子まで、現地ならではの工夫の数々を紹介します。

(COVER CREDIT)
BRAND : AURALEE, DSM KEI NINOMIYA, IM MEN, KOLOR, SACAI, SETCHU, SHINYAKOZUKA, SOSHIOTSUKI, TAAKK, YOKE
PHOTO : CARLO SCARPATO (IM MEN), ILARIA ORSINI (SETCHU), KOJI SHIMAMURA (SOSHIOTSUKI), KO TSUCHIYA (KIDILL)
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO
550円
「WWDJAPAN」6月29日発売号は、毎年恒例の「繊維商社特集」です。今年のテーマは「THE TRADERS―商社最前線」。円安、原燃料高、物流費の高騰、そして国内アパレル市場の縮小――逆風が吹き続けるなか、繊維商社の現場でいま静かに進む「質的変化」に迫りました。

かつて「体育会系」「モーレツ」という言葉が似合った繊維商社は、男性中心で画一的だった人材構成を、多種多彩なものへと変えつつあります。求められるのは営業力だけではありません。事業を構想し、サステナビリティや規制に通じ、海外を相手に渡り合う力――。「体育会系」の活気を捨てるのではなく、そこに多様性という新たな強さを接ぎ木する。各社の体質転換を、人材という切り口から読み解きます。

「繊維商社を知るための4つのトピックス」では、有力繊維商社16社を俯瞰できる「業界マップ」を筆頭に繊維商社のいまを深堀り。定番企画「課長のお仕事」では、権限が大きく師団長のような6人の課長へのインタビューを通して、「商社での働き方やアパレル産業のリアル」を探ります。各社トップへのインタビューも充実しています。蝶理、豊島、スタイレム瀧定大阪、モリリン、ヤギ、瀧定名古屋、タキヒヨーの7人の社長が降臨。業界再編やサプライチェーンへの積極投資、グローバル戦略、そして働き方改革と人材育成などについて語りました。

長寿企画「ファッション&ビューティパトロール」も今回は、繊維商社特別版。世界屈指の合繊テキスタイル産地・北陸に精通した、2人の「蝶理パーソン」をナビゲーターに、有力な産地企業を巡りました。

また、今回の表紙は刺しゅうでタイトルを作っています。基布は東京・八王子のアンファンテリブルによる泥染め先染め綿糸の手織りテキスタイル、刺しゅうは球体刺しゅうという前代未聞のプロダクトを生み出した桐生の笠盛が手掛けました。

海外ニュースからは、デビューから40年を迎えた「アントワープ・シックス」をフィーチャーする地元モード博物館(MoMu、2027年1月17日まで)の展覧会をリポート。国内スポーツメーカーの“海外で稼ぐ”構図を2025年度決算から読み解く企画や、グローバル大手の投資が加速するインド美容市場の特集も収録しました。

(COVER CREDIT)
EMBROIDERY : YOICHI KATAKURA (KASAMORI)
TEXTILE : SHOZO HARADA (ENFANT-TERRIBLE)
PHOTO : ISEKI (TRIVAL)
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
550円
「WWDJAPAN」6月22日発売号は、「リアルトレンド」ウィメンズ編です。国内アパレルやセレクト各社の2026-27年秋冬の打ち出しを一挙に紹介。シーズンのトレンド傾向から「今っぽい」をかなえるスタイリング術までを読み解きます。

今季のキーワードは、「クラシック」と「エレガンス」。多くのブランドが、端正なジャケットを主役にしたトラッドスタイルをベースに、独自の解釈を加えた提案に挑戦しています。また、この時期に各社が向き合う共通課題の1つは、「長い夏」。難しい端境期に、どう秋の気分を店頭で表現するのか。スエードやレザーといった素材感で、またはブラウンやグレーの色味で、各社のさまざまな工夫にも注目です。

物価高を背景に、消費者の購買マインドはこれまに以上に慎重になっています。そんな中でも着実に支持を集め、成果を上げているブランドは何が違うのか。「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」や「ドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)」「23区」「カレンソロジー(CURENSOLOGY)」など、有力業態のディレクターに戦略を聞きました。

表紙のスタイリングを手がけたのは、スタイリストの福島あいかさん。モードとリアルのバランス感覚に優れた福島さんが今季を象徴する4つのルックをスタイリング。トレンドアイテムの着こなし術にも迫ります。

そのほか海外ニュースからは、米バーニーズ ニューヨーク復活の話題について。運営会社は今年中にフロリダ州の高級リゾート地ネープルズに旗艦店を復活させる計画です。なぜフロリダだったのか、課題はなにか、深掘りします。また、「シーイン(SHEIN)」の「エバーレーン(EVERLANE)」買収のニュースについても分析します。透明性を追求する「エバーレーン」と、ウルトラファストファッションと呼ばれる「シーイン」の組み合わせが意味するものについて考察します。

最後に「ファッション&ビューティパトロール」では、開催中のFIFAワールドカップにちなんだ企画をお届け。サッカー好き業界人11人が選ぶ、歴代ナンバーワンユニフォームを紹介します。

(COVER CREDIT)
PHOTO : TOMOHARU KOTSUJI
STYLING : AIKA FUKUSHIMA (LOVABLE)
HAIR : MINORI KATO
MAKE UP : YUI YAMANAKA
MODEL : SHIO KITAMURA (UNKNOWN MANAGEMENT)
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO


「WWDBEAUTY」は、2009年から「ベストコスメ特集」を掲載しています。弊紙のベスコスの特徴は、全国の百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECへの調査を基に、実際の販売実績から“本当に売れた”商品を選出していることです。2026年上半期は42店舗の協力の下、1~4月に発売した商品を対象とする「ニュープロダクト(新商品)」と、発売時期を問わず支持を集めた商品を対象とする「ヒーロープロダクト(総合)」の2軸でベスト3を表彰します。さらに、有識者の分析やブランドへの取材からヒットの背景を探りました。

今回の結果からは、物価上昇が続く中でも高価格帯商品の需要は底堅いことがうかがえました。価格だけでなく、機能や体験価値を重視し、納得できる商品には支出を惜しまない消費者の姿が浮かび上がりました。

一方で、近年顕著になっている気候変動も化粧品市場のトレンドに影響を及ぼしています。26年上半期は、冬から春にかけて平年を上回る気温の日が多く、急激な寒暖差や湿度の変化が続きました。花粉や大気中の微粒子など外的刺激の影響も重なり、環境ストレスを受けやすいシーズンとなりました。こうした環境の変化から、肌を穏やかに整えながらバリア機能をサポートするスキンケア商品への関心が高まりました。特に、刺激に配慮した処方や保湿機能を備えたアイテム、ゆらぎ肌にも使いやすい医薬部外品への需要が伸長しました。

表紙には、俳優として存在感を高める板垣李光人さんが登場しました。美容に対する関心の高さでも知られますが、今回のインタビューでは単なる美容論にとどまらない価値観ものぞかせました。現在の美容ルーティンや美の価値観、そして初主演となる新作映画について聞いたインタビューも必見です。

MODEL : RIHITO ITAGAKI
PHOTO : KIZEN (W)
STYLING : YUTO INAGAKI (CEKAI)
HAIR & MAKEUP : KATO (TRON)
ART DIRECTION & DESIGN : JIRO FUKUDA
550円
「WWDJAPAN」6月15日号は毎シーズン恒例のメンズリアルトレンド、2026-27秋冬特集です。“明確な流行は存在しない”と言われて久しいメンズファッション。多様化する趣味嗜好の中でメインストリームと呼べるブームが見えづらくなっていることは確かです。それでも、今も昔から変わらず“時代の空気感”と呼べるものは存在します。ファッションブランドはそれに呼応し、クリエイションで顧客が求めるものを世の中に届けていく。そんな姿と思いを伝えるために作りました。パリやミラノでのコレクションが発信した時代の空気感を、「WWDJAPAN」は“愛着”と読み取りました。日本市場で販売されるリアルトレンドの世界でも、このムードは共有されるのかは注目したいところです。

これまではAtoZで各ブランドの代表ルックを紹介していましたが、顧客はそれぞれのニーズに合ったジャンルが持つ空気感を知りたいのではと考えました。今回は多彩なジャンルのブランドを「ビームス(BEAMS)」や「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」などの“セレクトショップ”、「ポール・スミス(PAUL SMITH)」や「アバハウス(ABAHOUSE)」が属する“トラッド”、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」や「ゴールドウイン(GOLDWIN)」に代表される“スポーツ&アウトドア”、その他注目の“アザーリコメンド”の4ジャンルに分けて、それぞれが持つ空気感を読み解きます。これらの4ジャンルは分断され別の空気の中に存在しているのか、それとも同じような時代を共有しているのでしょうか。コラムで、古着業界はどのようなムードを持っているのかにも迫っているので、こちらもぜひご一読を。

特集に続く記事では、LVMHが売却後、新体制でリスタートする「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」に注目します。再建の鍵を握るのはコスメと、日本でもビジネス規模が大きかったが15年に終了したディフュージョンラインの「マーク バイ マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」の復活。ブランド価値を再び確立することができるでしょうか。村上要「WWDJAPAN」編集長が体験した、今ファッション業界で話題のスポーツ“ピックルボール”の人気の秘訣もお楽しみに。

(COVER CREDIT)
PHOTO : TATSUYA YAMANAKA(STANFORD)
STYLIST : KIICHIRO AOKI
HAIR : AMANO
MODEL : ARSENII(HELLO TOKYO) ,MAMADOU(ACTIVA)
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
550円
6月8日発売の「WWDJAPAN」は、「インバウンド外国人が並ぶ店」特集です。2025年は、訪日外国人がついに年間4000万人を突破。円安と”おもてなし”の心などにより日本は今、インバウンド外国人にとっての「お買い物天国」です。

その中でも、ファッションやビューティ、近しい飲食業界には、特にインバウンド外国人に人気で、店内外は常時彼らで溢れかえっている店舗があります。中にはインバウンド比率が7〜9割なんてところも!こうした店舗は、一体どんな商品やサービスを提供し、なぜインバウンド外国人を惹きつけているのでしょう?特集では、編集部が15社の店舗に突撃!インバウンド外国人の間で有名になったきっかけ、人気の商品、接客における工夫などを取材しました。場所は、表参道・原宿エリアを中心に、上野や中野、大阪までさまざま。当初からインバウンド外国人にターゲットを絞った店舗から、とある台湾人経営者の投稿で一気にブレイクした店舗まで。“ジャパニーズカワイイ”や日本のIPを発信する店舗から、日本らしいモノ作りへのこだわりがウケている店舗、文化の発信のみならずパフォーマンスとしての所作がSNSで広がっている店舗まで。ファッションとビューティ、飲食業界の人気店からは、インバウンド外国人にリーチするための心構えや、店舗体験をUGCとして拾げるための施策、と同時に日本人客とも繋がり続けるための考え方などが見えてきます。

そのほかは、「ディオール(DIOR)」と「フェンディ(FENDI)」からスタートする2027年クルーズ・コレクションの詳報、ラグジュアリー不況の中でも着実な成長を続けるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)のヨハン・ルパート(Johann Rupert)会長へのインタビュー、”いよかん”から生まれた人工皮革で作る新感覚のルームシューズ開発秘話に迫ったMakuake連載など。「WWDJAPAN」のセミナーにもご登壇いただいている藤原義昭300Bridge代表取締役が説く在庫の考え方は、経営者必読です。ファッション&ビューティパトロールでは、編集部随一のコスメオタクが、出張でたびたび訪れる韓国で買ったものを一挙紹介しています。

(COVER CREDIT)
COVER PHOTO:SHUHEI SHINE
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO
550円
「WWDJAPAN」2026年6月1日号は、就活&新卒採用特集です。終身雇用が揺らぎ、働き方やキャリアの選択肢が広がった今、企業と個人の関係性は変化しています。さらに人手不足を背景に売り手市場が続いています。

企業が人を選ぶ時代から、企業もまた選ばれる時代へ。今回は、そんな採用の中でも、新卒採用にフォーカスしました。

まず市場全体をインディードリクルートパートナーズ リサーチセンターの栗田貴祥・上席主任研究員に取材。「就職先を安易に決めてしまった」と感じる学生は、実に38.5%に上るといいます。

学生のリアルな声を聞くべく、ファッション団体で活動する大学生3・4年生43人にアンケートを実施。座談会も開催し、本音に迫りました。ファッション&ビューティ企業81社の人事部にもアンケートを行い、難易度が上がる新卒採用事情に迫りました。面接時に学生たちが悩むという「服装自由」について、企業側の意図もまとめました。

AIは就活にも採用にも活用されている。選考にAI面接を取り入れたウエルシア薬局とビーエックスと、効率化が進むなかで、あえて一次選考を対面の面接に切り替えたロート製薬の人事担当者にも取材。それぞれに手応えを聞きました。

学生アンケートで最も関心が高い企業として挙がったファーストリテイリングの人事部採用部長にもロングインタビューを敢行。「選び、選ばれる」時代の採用フローについて探りました。学生と企業、双方の声をまとめたことで、就活&新卒採用の実態を知ることができます。

特集以外では、韓国の「ムシンサ(MUSINSA)」をフィーチャー。ファッションECに始まり、ソウル・ソンス駅周辺に6拠点を構え、シェアオフィスや人材育成プログラムも運営する、その全貌に迫ります。

また、ニューヨークで行われた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2027年クルーズ・コレクションからアーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)が手掛けてきた13年を振り返ります。

藤原義昭300Bridge代表取締役による短期集中連載「アパレル再成長の条件――顧客起点で再設計するビジネス」の第3回のテーマはECに関する思い込みについて。「デジタルは、売る道具じゃない」と説きます。

最終面の「ファッション&ビューティパトロール」では、オークションにかけられたマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)本人の個人アーカイブを詳報。元値から成約額の爆上がりぶりを楽しめます。

(COVER CREDIT)
PHOTO:KYOHEI NAGANO(TRON)
HAIR & MAKEUP:KATO(TRON)
PROP STYLING:CHENG HANYI
MODEL:IBUKI IKEDA(SENSHU FASHION PROJECT)
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
550円
「WWDJAPAN」5月25日号は「メゾン ミハラヤスヒロ特集」です。

粘土のようなアウトソールが特徴の“オリジナルソールスニーカー”の世界的ヒットを皮切りに、今や国境を越えたムーブメントを巻き起こしている「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」。数々の既成概念を壊すことで道を拓いてきた三原康裕デザイナーは現在、一つの集大成として、世界で戦える企業とブランドを創る“第二創世記”を迎えています。

今号の表紙は、膨大なミリタリーウエアのアーカイブやアートブックが散りばめられた都内のアトリエに佇む三原デザイナー。中面ではシューズブランドからトータルブランドへと発展しV字回復を遂げた同ブランドの軌跡と、そのクリエイションやビジネスを支える運営会社ソスウのキーパーソン5名を取り上げます。「メゾン ミハラヤスヒロ」の企画統括が語るブランドの転機となったヒットスニーカーの誕生秘話、ソスウのグループブランドある「カミヤ(KAMIYA)」の神谷康司デザイナーや「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」の吉田圭佑と三原デザイナーのエピソード、北米・韓国市場での影響力拡大について深掘りするほか、三原氏の右脳的&芸術的な思考に迫るロングインタビューを収録しています。

そのほかにフォーカスするのは、「グッチ(GUCCI)」が5月16日にニューヨークのタイムズスクエアで発表した2027年クルーズコレクション。新カテゴリー“グッチコア”を通し、あらためて提示した“グッチらしさ”について解説します。最終面の「ファッション&ビューティパトロール」では、元「ハナコ」編集者で、現在は東京・駿河台に「スナックBAR 編集長」を構える小倉久氏をクローズアップします。昼は編集者、夜はスナックのマスターという二つの顔を持つ彼が考える、世代も立場も異なる人たちが一緒になって作る「スナック」という特別な空間の魅力について、深く掘り下げています。

(COVER CREDIT)
PHOTO : KAZUSHI TOYOTA
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO

別冊「WWDBEAUTY」は、毎年恒例のサステナブルビューティ特集です。かつて環境配慮やCSRの文脈で語られていた化粧品業界のサステナビリティは今、製品や売り場、コミュニケーションを通じて、どのような価値観や体験を生活者に届けるかという領域まで広がっています。

本特集では、国内外のサステナビリティの潮流や大手4社の自社目標に対する自己採点から進捗を整理。その上で、「売り場の進化」「流通の進化」「社会的役割の進化」の3つの視点から、各社・各ブランドの取り組みを追いました。

「売り場の進化」では、「シロ(SHIRO)」や「オサジ(OSAJI)」、「ビープル(BIOPLE)」が直近で取り組む売り場作りを紹介。リニューアルを実施した「イセタン ビューティー アポセカリー」のキュレーションの変化にも迫ります。「流通の進化」では、ブランドを対象にコスメロスに関するアンケートを実施。さらに、ルミネが進めるコスメロス削減に向けたイベントから“コスメの出口”の今を探ります。「社会的役割の進化」では、「スリー(THREE)」の地域創生、花王の「ミラーレスメイク」、ポーラの能登支援、コーセーホールディングスの他者理解を促す体験型ワークショップ、オルビスの子ども支援を取り上げます。各社がビューティ企業としてのアセットを生かしながら、社会にどのような価値を提供しようとしているのかを読み解きます。

さらに、ナチュラル・オーガニックブランドの新興プレーヤーに焦点を当てるほか、日本ロレアルのコーポレート レスポンシビリティ担当者、阪急うめだ本店のサステナブル編集売り場「グリーンエイジ」のマーチャンダイザー、化粧品開発エキスパートを迎え座談会を実施。化粧品業界のサステナビリティのこれからを見据えます。

物価高や情報疲れなど、生活者を取り巻く環境が刻一刻と変化する今、「サステナブル」であることだけでは選ばれる理由になりにくくなっています。それを製品、売り場、体験、コミュニケーションを通じて、生活者にとっての“選ぶ理由”へどう変換するか。化粧品業界におけるサステナビリティの現在地をぜひご一読ください。

(COVER CREDIT)
PHOTO:ISEKI(TRIVAL)
ART DIRECTION & DESIGN:JIRO FUKUDA
550円
「WWDJAPAN」5月18日号は、「推し活パワー」について特集します。今や推し活が生み出す経済効果は、エンターテインメント領域にとどまらず、ファッション&ビューティ業界においても無視できない存在となっています。

かつてのマーケティングは、年齢や性別といった属性ごとに消費者を区分けし、“最大公約数”へ向けて発信することが主流でした。しかしブランドは今、強い熱量を持つファンダムにも向き合い初めています。推しのストーリーに共感し、その価値観を自ら広めていくファンたちは、ブランドにとっても重要な“伝道師”的な役割を担っています。

本特集では、映画・映像・アニメなどエンターテインメント領域に特化したデータマーケティング・リサーチ会社の分析を元に、アンバサダーとして活躍するセレブリティーたちの“推し活パワー”を独自視点で分析。ファンダムの規模や熱量、購買行動への影響力など、多面的なデータからブランドが推し活市場とどう向き合うべきかを探ります。

表紙を飾ったのは、今最も勢いのあるアイドルグループのFRUITS ZIPPER。インタビューでは、ファンとの尊い関係性や推し活の楽しみ方についてメンバーが語ります。また、「KAWAII LAB.」の総合プロデューサーを務める木村ミサのインタビューも掲載。推し活カルチャーが持つ熱量や、ビジネスとしての可能性に迫りました。

さらに、推し活をテーマにした2つの座談会も実施。仕掛け人とファン、双方の視点を持つプロたちによる座談会に加え、4つの熱狂的な界隈から集まった当事者たちが、それぞれ推し活への思いを語ります。

第二特集では、時計特集最終回となる「ウオッチズ&ワンダーズ」をリポート。ラグジュアリーウオッチ市場の最新トレンドを解説します。

(COVER CREDIT)
MODEL:FRUITS ZIPPER
PHOTO:SASU TEI
STYLING:KANA TANAKA
PROP STYLIST:TSUBASA SAKAI
HAIR&MAKE:MISATO NARITA
ART DIRECTION & DESIGN:SUGURU NAGAHASHI
DESIGN:CHIAKI SATO
550円
「WWDJAPAN」5月11日号は、IP(知的財産)についての特集です。ファッション業界では近年、IP活用が叫ばれています。本来、IPはあらゆる知的活動に付随する広い概念を持つ言葉ですが、ファッションビジネスの文脈では個性的なキャラクターや独創的なグラフィックを最大限に活用し、ブランド価値を高める意味合いで使われることが多いようです。本特集でもこうしたキャラクターやグラフィックのIPを、いち早く経営戦略に取り込んだ企業をリポートします。

昨年上場して注目を集めるHUMAN MADE(ヒューマンメイド)は、アイコニックな絵柄を武器にグローバル戦略を加速しています。同社のIP戦略を担う鳩山玲人氏の発言は必読です。他にもオリジナルキャラクターが人気のグラニフ、万博でアイドル的人気者になったミャクミャク、30歳前後の大人の女性を虜にする「ナカムラくん」などのナルミヤ・インターナショナルのキャラクターたち、テレビアニメ化が決まったオンワードグループの「しろたん」などのビジネスモデルに迫ります。今回の表紙のである愛らしいVICKの生みの親・VERDYのインタビューも掲載しています。

時計特集の第2弾ではリシュモンの新作を紹介します。「カルティエ(CARTIER)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」など技巧を凝らした高級時計の奥深さが分かります。7年以上続く連載「齊藤孝浩のファッション業界のミカタ」は、残念ながら今回が最終回。この連載で最も反響が大きい「世界アパレル専門店売上高ランキング」の最新版を解説します。

(COVER CREDIT)
ARTWORK:VERDY
550円
人材不足が深刻化する中、現場従業員が身につける「企業」ユニホームの重要性が増しています。かっこいい、かわいいと直感的に感じられるデザインは採用の動機となり、袖を通すスタッフのモチベーションと誇りを生み出す。そして企業の社会的パーパスが厳しく問われる昨今は、最前線に立つ従業員のまとうユニホームは、単なる「制服」から企業の姿勢を社会へと届ける「ブランディングツール」へと変化しています。本特集では、ブランドデザイナーやファッション企業が関与した企業ユニホームの協業事例11件を取り上げ、ファッションデザインの力がいかに「現場」を変えているかに迫ります。

今号の表紙に登場するのは、3月28日にオープンした「ジンズ(JINS)銀座店」のスタッフたち。シーエフシーエル(CFCL)の高橋悠介社長兼クリエイティブ・ディレクターとジンズホールディングスの田中亮社長COOが共に「アイウエアの民主化」と「銀座の品格」の両立を追求した白衣モチーフのコート、その背面に光る赤い「!」マーク——。帝人フロンティアのリサイクルポリエステル糸を新潟のニッターで編み立てた”メード・イン・ジャパン”の一着について、完成までのプロセスと背景にある思いを聞きました。そのほかにも資生堂グローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」×「シュタイン(SSSTEIN)」浅川喜一朗デザイナー、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」×「ウジョー(UJOH)」、「ルナソル(LUNASOL)」×「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」といったビューティブランドがファッションデザイナーとの協業で作る店頭スタッフの装いや、「エズミ(EZUMI)」の江角泰俊デザイナーが手掛け6年にわたり現場を支えるジャル(JAL)のユニホーム、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムとユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)のコラボなど、ビューティ、飲食、航空、文化施設、引っ越し、ホテルまで業種を横断してユニホームの製作事例を取材しました。

特集に続いてフォーカスするのは、「ザラ(ZARA)」製品をめぐるエスティ ローダー(ESTÉE LAUDER)対フレグランスブランド「ジョー マローン(JO MALONE)」創業者・ジョー・マローン氏の商標権侵害訴訟の行方。双方の主張を整理しながら、その法的・ブランド的な意味を読み解きます。また台北ファッション・ウイーク2026-27年秋冬は、運営母体がコンデナストから台湾デザイン研究院へ移管され、海外PRから国内産業連携へと軸を転換した「変革元年」の模様をリポートします。ステファノ・ガッバーナ会長の退任に揺れるドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)への「グッチ(GUCCI)」前CEO参画を含む、イタリアブランド全体に広がる構造変化も詳しく紐解きます。

(COVER CREDIT)
PHOTO:AI OKUBO
ART DIRECTION & DESIGN:CHIAKI SATO
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