WWDJAPAN 発売日・バックナンバー

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550円
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「WWDJAPAN」9月28日号は、サステナビリティ特集「循環は、日本から」をお届けします。大量に作り、売り、捨てる——。そのリニア型のものづくりから、日本のファッション産業は循環型へと進めるのか。掛け声ではなく、データでその現在地を確かめました。

アパレル、繊維商社、セレクトショップなど主要企業48社から回答を得たアンケートからは、課題と可能性に加え、企業内の体制の現状が浮き彫りに。担当者や専門部署を置く企業は7割を超えた一方、サステナビリティを役員報酬や人事評価という社内の仕組みに連動させている企業は、ごくわずか。土台はできた、問われるのはその先だ——そんな業界の姿を追いました。

また特集では、サステナビリティを全社員の人事評価につないだ唯一の企業「ビームス(BEAMS)」を深掘り。官の最新動向として経済産業省と環境省を取材し、欧州のデジタル製品パスポート(DPP)の現在地、中小企業の背中を押す金融の現場(みずほ銀行)にも話を聞いています。数字と現場の声で、日本の循環の“いま”をたどる一冊です。

表紙を飾るのは、千葉・銚子の外川漁港で漁を営むベテラン漁師、豊倉利美さん(73)で、着ているキンメダイ柄のTシャツは、「ダブレット(DOUBLET)」。使い終えた漁網から生まれたリサイクル糸「MURON(ミューロン)」を使用しこの表紙のために制作されたスペシャルな一着です。約15年前から廃漁網の回収を続けてきた一人の漁師から、パリコレのブランドへ——ものが循環していく物語を、産地から描いています。

「ルルレモン」新CEO、ドナテラの新ブランド、北欧オスロのショーから“超人”糸井嘉男まで
海外の動きも幅広く取り上げます。「ルルレモン アスレティカ」は9月8日、ナイキ出身のハイディ・オニールを新最高経営責任者(CEO)に起用しました。減速する同社の業績の推移と、新トップへの専門家の助言をまとめています。ドナテラ・ヴェルサーチェは、米リボルブ・グループとの合弁で新たなファッション&ビューティブランドを立ち上げ、自らチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任。OTBは「ディーゼル」のグレン・マーティンス=クリエイティブ・ディレクターの退任を発表しました(「メゾン マルジェラ」は続投)。ほかに、モデルのプレスリー・ガーバーが27歳で死去したこと、米CFDAのスティーブン・コルブ社長兼CEOが辞任したことも報じます。

ミニ特集は、オスロで8月31日〜9月5日に開かれた「オスロ・ランウエイ2026」。海外販路を狙うブランドから、新しい表現に挑む若手まで、多様なプレーヤーが育つ北欧のショーの現在地を、現地取材でリポートします。

美容ジャーナリスト・齋藤薫さんの連載「ビューティ業界へのオピニオン」は、化粧品の効能表現をめぐる“薬事”規制の緩和がテーマ。根拠があれば数値データや体験談も使える可能性が広がり、世界一厳しいといわれた日本の言葉の縛りが、ようやく動き出します。連載「ガレージおれ」は、「ヴァンキッシュ」創業者・石川涼が、業界の“センスのいい人”の愛車から価値観を探る企画。今回のゲストは、雪駄とスニーカーを掛け合わせたフットウエアで知られる「ごゑもん」の大西藍さん。石川と同じ1991年式フォルクスワーゲン「ゴルフ カントリー」を手に入れた二人が、あえて“被った”理由に迫ります。

「ファッションパトロール」には、プロ野球界で“超人”と呼ばれた糸井嘉男が登場。アクティブウエア「クロノス」のアンバサダーを務め、引退から4年たった今も現役時代と変わらぬ体を保つ“超人”に、鍛錬と挑戦の哲学を聞きました。

(COVER CREDIT)
MODEL : TOSHIMI TOYOKURA
PHOTOS : TOSHIO OHNO(CEKAI)
STYLING : CHIE NINOMIYA
HAIR : TAKAYUKI SHIBATA(SIGNO)
EDIT : NODOKA SEKIDO
DESIGN : CHIAKI SATO

別冊「WWDBEAUTY」は、「Jビューティ、世界市場をつかむ7つの打ち手」を特集します。日本の美容産業には長年培ってきた研究開発力やモノ作り、品質への信頼がある一方、化粧品輸出は2021年をピークに大きく減少。世界市場でKビューティが存在感を高める中、日本の美容産業はその価値をどう世界へ届け、成長につなげるのか。政府と業界が33年までに、輸出や現地生産を含む海外売上高2兆円を目標に掲げる今、その道筋を探ります。

特集ではまず、Jビューティをめぐって動き出した政治、行政、民間の取り組みを俯瞰します。政府が示した政策や業界の議論を基に、海外展開を加速するために必要な施策を整理。規制やマーケティング、流通など、日本企業が世界へ出る際に立ちはだかる課題と、それを乗り越えるための動きを読み解きます。

企業取材では、現地の生活や価値観を起点とした商品開発、プロの技術を生かした美容体験、ODMや小売りとの連携など、すでに始まっている挑戦を追いました。見えてきたのは、商品を輸出するだけではないJビューティの可能性です。研究開発や製造、技術、接客、サービスまでをどう1つの価値として世界に届けるのか。中小ブランドと小売りへのアンケート、官民のキーパーソンによる鼎談も交え、Jビューティの現状と次の一手を考えます。

(COVER CREDIT)
PHOTO : HIROKI WATANABE(TRON)
ART DIRECTION & DESIGN : JIRO FUKUDA
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550円
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「WWDJAPAN」9月14&21日合併号は、2027年春夏東京コレクションを特集します。今シーズンも「WWDJAPAN」は、8月31日〜9月5日に行われた「楽天 ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」の全日程を総力取材。ファッションショーやプレゼンテーションを追い、ショー後のデザイナー取材を交えたコレクションリポートに加え、バックステージでヘア&メイクアップアーティストにも話を聞きました。

今シーズンは32ブランドが参加し、そのうち15ブランドが海外勢。若手や新進ブランドが交わる東京ファッションの発信地として発展してきた東京コレクションは今、グローバル化を背景に新たな局面を迎えています。そんな今季に目立ったのは、国内外のブランドがそれぞれの強みを、独自の方法で伝えようとする姿勢。素材や構造を掘り下げた服作りに加え、自宅やアトリエを再現した空間、制作工程そのものを見せるプレゼンテーションなど、発表方法も多様化しました。

表紙は「ピリングス(PILLINGS)」。日常の中にある曖昧な記憶や印象をたどりながら、不器用さやいびつさも含めた人間らしさを美しさへと昇華。村上亮太デザイナーが考える“ラグジュアリー”と“美しさ”について聞きました。そのほか「エンフォルド(ENFOLD)」「アンナ チョイ(ANNA CHOI)」「ミゼン(MIZEN)」「ヨシオクボ(YOSHIO KUBO)」「オリミ(ORIMI)」など、国内外のブランドから見えた東京ファッションの現在地と可能性を追いました。

「ファッション&ビューティパトロール」も東京コレクション特別編!スタイリストのコギソマナさんが、見るショーに合わせて装いを変えながら駆け抜けた6日間を、7つのルックとともに振り返ります。

ビューティでは、「ピリングス」と「ユウショウコバヤシ(YUSHOKOBAYASHI)」「エイタロウ(EITARO)」「エンフォルド」のバックステージに潜入。今季から東京コレクションのオフィシャルパートナーに就任した「ナーズ(NARS)」にも取材し、服と呼応しながらルックを完成させるヘア&メイクアップの最前線を紹介します。

さらに、20周年を迎えたコペンハーゲン・ファッション・ウイークを現地取材。女性デザイナーによるリアルクローズや国外ブランド、新進ブランド支援の現在地をリポートします。また、誕生から20年以上を経てビジュアルとロゴを刷新したパリ発「セザンヌ(SEZANE)」のモルガン・セザロリー創業者に、新たなブランド像や価格戦略、日本市場への考えをインタビューしました。

国内では、ウィメンズや訪日客需要、コラボレーションを追い風に成長するアダストリアの「ハレ(HARE)」を取材。4年ぶりのショー開催を通してブランドの原点に立ち返り、今後は東アジアを中心に海外展開を加速させる戦略に迫りました。

COVER CREDIT
BRAND : PILLINGS
PHOTO : KOJI HIRANO
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
550円
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「WWDJAPAN」9月7日発売号は、HUMAN MADEを特集します。2025年11月に東証グロース市場へ上場し、日本のファッション業界の台風の目となった同社。創業者NIGO®の求心力を原動力にしながら、そのカリスマ性に依存しない企業へと組み替えられていく設計図を、全9ページで解き明かします。

特集の冒頭は、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」の2010年のファーストコレクション発表から今日までを一枚の年表で俯瞰。前身となるオツモの設立、コカ・コーラやKAWSとの協業、松沼礼CEOら経営のプロフェッショナルの合流、そして上場と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の全株式取得に向けた基本合意まで、ブランドカルチャーの拡大と経営構築を並走してきた15年をたどります。

ビジネス面では、2026年1月期の営業利益率32%という数字の源泉に迫ります。値引きをしない、広告宣伝費は売上高の1%、毎週新作を投下する「52週MD」。「適価・適量・適時」を守り抜くマーチャンダイジングと、アパレルメーカーというよりIP企業に近い収益構造を、経営指標とコスト構造の他社比較で読み解きます。みずほ証券の秋山友紀シニアアナリスト、Crossover Capital/アセットマネジメントOneの岩谷渉平氏というプロ2人の目線から、株式市場がHUMAN MADEの上場をどう受け止めたのかも聞きました。

多彩なコラボレーションも「ヒューマンメイド」のオハコです。「ポケモン」やザ・ビートルズ、コカ・コーラ、VERDY、KAWS、BTSのj-hopeとの協業を取り上げ、互いのルーツを深く理解した上で軽やかに仕上げる、NIGO®ならではの掛け算を検証。さらに、ファレル・ウィリアムスやKAWS、「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹、VERDY、伊藤忠商事の細見研介・常務執行役員第8カンパニープレジデント、NOT A HOTELの濵渦伸次社長Co-CEOという6人が、それぞれの立場からHUMAN MADEのすごみを語ってもらいました。

特集の後半は、経営を担う3人のCXOへのインタビューです。経営の心臓部である松沼礼CEO、柳澤純一CFO、鳩山玲人CSO。そしてNIGO®本人が、上場の”その先”に見据える地平を明かします。

今回の表紙は「ヒューマンメイド」の象徴である赤いハートを敷き詰めた、シンボリックなアートワークで仕上げました。

海外ニュースからは、米メトロポリタン美術館コスチューム・インスティチュートが発表したジョン・ガリアーノ回顧展の中止について。存命のデザイナーの単独回顧展としては3人目となるはずだった企画が、過去の差別発言をめぐる批判を受けて撤回されるまでの経緯を追いました。「オフ-ホワイト(OFF-WHITE)」のイブラヒム・カマラ=クリエイティブ・ディレクター退任、「クリスヴァンアッシュ(KRISVANASSCHE)」の約11年ぶりの再始動、「グッチ(GUCCI)」移管を控えるコティの2026年6月期決算も収録しています。

ブランド再建の手本とも称される「コーチ(COACH)」のトッド・カーン社長兼CEOにもインタビュー。”アクセシブルラグジュアリー”から”エクスプレッシブラグジュアリー”へとポジショニングを進化させ、Z世代へターゲットを絞り込んだ狙いと、成長の70%を担うと見る海外市場の展望を聞きました。

ビューティでは、韓国市場から撤退した「セフォラ(SEPHORA)」がCJオリーブヤングと組んだ理由を、小売りの”編集力”という資産の観点から読み解きます。

連載も充実しています。

連載「私の推しのエンタメブランド価値は HOW MUCH?」の第2回は、「イイじゃん」で一気にブレイクした5人組ダンスボーカルグループ、M!LK。推しファン人数や支出金額のデータから、SNSのバズが”推し”へと変わる求心力を分析しました。

アトモス創業者・本明秀文さんの「ノットスニーカーライフ」は「体力とはお金」。過当競争に突入したスニーカー業界で、最後に立っているのは誰なのかを語ります。パーティーイベントなどの盛り上がりをリポートする「今週のeye」は、誕生200周年を迎えた「クラークス(CLARKS)」のトーク&ライブイベントです。

最終面「ファッション&ビューティパトロール」は、編集長・村上によるリトアニア探訪記。国土の3分の1を森林が占め、”八百万の神”的な信仰が根付くこの国で、ヘンプ由来のCBDを生産する工場に潜入。サウナやキノコ狩り、キノコ型クッキーまで、植物と共生する暮らしと産業を体感してきたそうですよ。

(COVER CREDIT)
ARTWORK : HUMAN MADE
550円
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8月31日号の「WWDJAPAN」は投資会社、中でも投資家から集めた資金で未上場企業の株式や成熟企業の経営権を取得し、経営に深く関与して企業価値を高めた上で売却して利益を得るプライベート・エクイティ・ファンド(以下、PEファンド)を特集します。

「WWDJAPAN」でも、外資から日本発祥の企業まで、さまざまなPEファンドを記事する機会が増えています。例えばCVCキャピタル・パートナーズ(CVC CAPITAL PARTNERS)はマンダムのMBOやファイントゥデイのイグジットなどで、ベインキャピタル(BAIN CAPITAL)はマッシュホールディングスの買収や上述ファイントゥデイのバトンを引き継いだことでニュースの主役に。国内のPEファンドでは、ユニゾン・キャピタル(UNISON CAPITAL)は日本初のラグジュアリーブランドを目指す「タサキ(TASAKI)」に出資し、インテグラル(INTEGRAL)はヨウジヤマモト社の復活の立役者となってPEファンドという存在自体の知名度やイメージ向上に寄与しました。特集では、このようにビジネスの重大局面に登場するようになったPEファンドにフォーカス。高い効果が期待できる一方、一歩間違えると致命的なリスクにもなり得るPEファンドという“劇薬”を良薬として活用するためのヒントを提供します。

特集はまず、そもそもPEファンドって何?を考えることから始めました。教えてくれたのは、日本プライベート・エクイティ協会の清塚徳会長。「PEファンドは、どんな企業に投資をするの?」「ファッションやビューティ企業の案件も増えているの?」「そもそもPEファンドが参画すると、企業成長は約束されるの?」など、素朴な疑問をぶつけてみました。

これに続くのは、上述した企業も含むファッション&ビューティ企業の事業成長に伴走するPEファンド6社のインタビュー。それぞれにどんな特徴があるのか?何を大事に出資先企業を支援するのか?具体的にどのように成長させて、次の経営陣にバトンを渡すのか?などをファッション&ビューティブランドの具体例と共に紹介します。さらにLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)と戦略的パートナーシップ契約を締結しているLキャタルトン(L CATTERTON)は、M&Aした家具のリーディングカンパニーの関家具の経営トップと対談。PEファンドと出資先企業がタッグを組むと、どんな成長が実現できるのか?を語っていただきました。Lキャタルトン・ジャパンのトップが考える、ブランドを見るときの「3つの視点」についても迫っています。最後にPEファンドとファッション企業の双方を知るプロには、ファッションやビューティ企業はPEファンドとどのように向き合うべきなのか?という心構えを指南いただきました。

また、同号には8月31日〜9月5日に開幕する2027年春夏シーズン「楽天ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」の付録が付きます。今シーズンは国内外から多彩なブランドが参加し、東京各所で新作コレクションを発表予定。「WWDJAPAN」はその中から注目する20ブランドをピックアップし、デザイナーたちにコレクションのテーマや着想源、見どころを聞きました。建築や音楽、植物、海、日常の記憶、社会との距離感など、インスピレーションの源は実にさまざま。そこから生まれる素材使いやシルエット、構造、テキスタイルの表現を通して、それぞれのブランドが示す現在地と新たな挑戦を紹介します。さらに、会期中のショースケジュールも一覧で掲載。27年春夏の東京ファッションの新境地を、その着想源とともにひもとく一冊です。

ART DIRECTION & DESIGN :SUGURU NAGAHASHI、CHIAKI SATO、JIRO FUKUDA

550円
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「WWDJAPAN」8月24日号は、毎年恒例の人気企画「販売員特集」。ファッションとビューティ、業界きってのえりすぐり20人に、素顔と接客の流儀、販売員としての矜持を聞きました。販売業は人手不足という現実に直面する中で、構造的な変化のただ中にあります。数万、数十万単位のフォロワーを抱えるインフルエンサー販売員が現代版のカリスマ店員として台頭し、地方の郊外モールから等身大の魅力で驚くほどの売り上げを牽引しています。「ウィム ガゼット(WHIM GAZETTE)」青山店の佐藤亜由美さんはフォロワー17.1万人を抱えながら「私の強みはオンラインと現場の二刀流」と言い切り、アダストリア「レプシィム(LEPSIM)」の310(さとう)さんはSNSと店頭接客の“2冠“を同社で唯一手にしました。一方、大阪を拠点に時給1万円で店頭に立つフリーランス販売員の角野真希さん、“おおらか“な人柄で絶大な信頼を得るプラスサイズブランドの速水美斗さんなど、待遇改善が進むフリーランスやニッチな分野で存在感を増すなど、多様性に富んだ働き方や個性の重要性が高まっています。そんなトップ販売員たちの今に切り込みます。

ニュース記事では「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」と「コーチ(COACH)」の好調を切り口に、「ブランド再建に必要な4つの条件」を経営陣やアナリストへの取材から読み解きました。オーバーシーズニュースでは、英フレイザーズによる高級百貨店ハーヴェイ・ニコルズ買収、「シーイン(SHEIN)」の欧州値上げ検討、「ゲラン(GUERLAIN)」の巨匠オリヴィエ・エショードメゾン氏の訃報、タペストリーの好決算などをまとめました。ベルリン・ファッション・ウイークのリポートでは、独自性を貫きながら拡大・成熟する現地シーンを日本のバイヤー目線も交えて紹介しています。

齋藤薫の連載「ビューティ業界へのオピニオン」は、プチプラ全盛の裏で超高級コスメが再び存在感を増す「価格力」の不思議に迫りました。

巻末の名物連載「FASHION & BEAUTY PATROL」は、ファッション&ビューティ上場企業113社を調査した「高額報酬RANKING」。果たして1位は?また、上位に並んだトップの特徴とは?

(COVER CREDIT)
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO

別冊付録「WWDBEAUTY」は、「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2026」の結果発表をお届けします。「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ」とは、美容師が選ぶベストコスメ。年1回の恒例企画で、今回は全19部門のアワードを設定し、全国の人気ヘアサロン70軒の美容師189人を対象にアンケート調査を実施しました。

プロ用製品16部門では、「2025年下半期〜26年上半期に実際に使ってみて良かった製品」を調査。シャンプー部門、トリートメント部門(インバス&アウトバス)、ヘアオイル部門、頭皮・育毛ケア部門、スタイリング剤部門、メンズ部門、スキンケア&メイクアップ部門、ヘアカラー部門、グレイカラー部門、パーマ部門、カラーケア部門、美容機器部門、サステナブル部門のほか、一緒に仕事をして良かったサロンモデルに投票する“サロンモデル部門”や、感謝の言葉を届けたい営業スタッフのいるメーカー・美容ディーラーを評価する“営業部門”、美容師が注目する美容師を聞いた“注目の美容師部門”も設けました。

結果として、主要ヘアケア部門では、質感表現に定評のある有名ブランドが盤石な強さを発揮。ヘアカラー部門では、中明度領域でのカラー表現が求められる中、同領域での赤み消しに強みがあるヘアカラーが制覇。グレイカラー部門では、イマドキの大人世代が求める自然な艶感をかなえる商材が1位に輝きました。この結果を見れば、ヘアサロン業界の市場動向を読み取れるので、要注目です。

(COVER CREDIT)
PHOTO:DAI YAMASHIRO(Home Agency)
ART DIRECTION&DESIGN:JIRO FUKUDA(COVER,P3-7,16)
550円
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近年、スポーツブランドの好調が続いています。2025年スポーツブランド世界売上高トップ15の企業のうち、13社は昨年度比プラス成長、どのブランドも自身の強みを打ち出しながら市場の中で独自性を発揮しています。好調の要因はスポーツ世界大会の影響やスポーツコミュニティーの形成などさまざまですが、ファッションシーンの中での影響力の強まりも無視できません。元より、ファッションの1ジャンルとして確立しているスポーツファッションですが、現在はその垣根を超えています。アスリートを支えるための研究の成果から生まれた機能性素材や技術の革新、そして長い歴史で育んできたアーカイブのアップデートがファッションシーンに大きな影響を与え、メゾンブランドやキャラクターIPとコラボレーションし、インラインでも機能的かつ洗練された衣服を生産しています。

本特集では、アーカイブや古くからのスポーツカルチャー、ブランド美学に根差したスタイルを「クラシック」、最新テック素材や技術によって生まれた新しいモードですらあるスタイルを「テック-モード」として紹介します。「アディダス(ADIDAS)」や「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」が2026年FIFAワールドカップでレトロスポーツなユニホームの良さを再提案し、“ブロークコア”スタイルの隆盛をけん引したり、「ゴールドウイン(GOLDWIN)」や「デサント(DESCENTE)」がアウトドアの知見から得た保温、はっ水透湿技術が衣服の質感やシルエットに影響を与え、新たなスタイルが生まれる。この二極化したスタイルはそれぞれが存在感を持ち、世の中にブランドのスタンスを発信しています。各ブランドがどのようなアイテムを提案しているのかを紹介するとともに、トピックの多いスポーツファッションシーンでの気になる話題を厳選してピックアップ、そして各ブランドが力を入れる最新ランニングシューズ解剖など、多角的な内容となっています。

特集に続いてフォーカスするのは、5期連続増収増益のサンリオが時代に求められる理由を専務が答えるインタビュー。かつては「ハローキティ頼り」と言われた時代もあったが現在は各キャラクター人気があり、それぞれがファンを引きつけ存在感を発揮します。不安定な時代にこそ求められるキャラクターたちは、時代と人々にどう寄り添うのでしょうか。ラグジュアリーブランドのデザイナー、CEOが語るメンズラグジュアリーの新たな消費者像も注目。「ディオール(DIOR)」アーティスティック・ディレクター、ジョナサン・アンダーソンや「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズ クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムスは、現代のメンズラグジュアリーの世界をどう捉え、それに対しどうアプローチした結果今のコレクションが生まれているのか注目です。

(COVER CREDIT)
PHOTO : KODAI IKEMITSU(bNm)
STYLING : YUSUKE ARIMOTO
HAIR&MAKE-UP : YOUSUKE TOYODA(ROOSTER)
MODEL : ANIELA(HELLO TOKYO), SLAVA(HELLO TOKYO)
ART DIRECTION&DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
550円
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「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやAIが「買う」を最適化する時代に、偶然の発見や思いがけない出合いを街の機能として実装できるか──次世代SCの本質的な価値に迫ります。

異色&異能のSCとして登場するのは、三重県多気町の複合商業リゾート「ヴィソン」を運営するアクアイグニスの立花哲也社長と、長野県伊那市で野菜から骨董、ヤギまで扱う「産直市場グリーンファーム」の小林啓治社長。さらに、100年先を見据える「ニュウマン高輪」、アリーナと連動する「ららぽーとTOKYO-BAY」、公園と一体化した「南町田グランベリーパーク」の担当者を直撃し、それぞれの滞在価値の作り方を掘り下げます。有力テナント30社に聞いた「選ばれるSC」ランキングでは、上位に入ったルミネ新宿、ルクア大阪、御殿場プレミアム・アウトレット、ラゾーナ川崎プラザの評価理由と本音を公開。店舗開発担当者2人による覆面対談では、テナント側から見た次世代SCの条件を語り合います。

海外ニュースでは、AIブームを追い風に半導体関連が景気をけん引し株式市場が史上最高値を更新する中、業績を伸ばす米アパレル&小売業界の現在地に迫ります。好況の要因や、消費者信頼感指数の下落・クレジットカード依存の加速など水面下で積み上がる懸念点を、アナリストら専門家の分析でまとめました。

新連載「私の推しのエンタメブランド価値はHOW MUCH?」の記念すべき1回目は、生誕30周年でも注目を集める「ポムポムプリン」。次世代キッズ向けのSTEM的美容体験の潮流もお届けします。

人気の長寿定番連載である裏表紙の「FASHION & BEAUTY PATROL」では、アメリカ発の日本人女子プロレスリーグ「SUKEBAN」の世界を紹介。ロサンゼルスのアニメエキスポで開催された世界選手権では、ラッパーのAwichも参戦。クリエイティブディレクションを手掛けるオランピア・ル・タンによる、プロレスと音楽、ファッション、カルチャーが融合したエンターテインメント空間の迫力をお楽しみください。

(COVER CREDIT)
PHOTO : KEI ONO 
STYLING & MODEL : YOSUKE SHOJI 
HAIR : OLTA GOTO 
MAKE-UP : TORU SAKANISHI 
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO
550円
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「WWDJAPAN」7月27日発売号は、2027年春夏メンズ・コレクション特集Vol.2です。速報のVol.1に続き、今号ではシーズン全体を俯瞰したトレンド分析をお届けします。

記録的な熱波に見舞われた今季のメンズ・ファッション・ウイークは、価値観をアップデートする2つの意味での「解放」がキーワードになりました。1つは、堅苦しいイメージも強い伝統的なテーラードスタイルからの解放。もう1つは、「男はこうあるべき」という固定観念からの解放です。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」に象徴される、繊細さや脆さを併せ持つしなやかなマスキュリニティー(男性性)の表現を起点に、メンズファッションの現在地を総括します。

トレンド解説では、「軽やかにまとうエレガンス」「固定観念に縛られない、しなやかな男性性」など4つのキーワードでシーズンを分析。続いて、ソフトなテーラリングからスケートボードシューズまでの注目アイテム、シアーやリネンといった素材、フェード&シャーベットカラーなどの色柄・ディテールまで、豊富なルック写真で網羅します。恒例の「バイヤー正直採点」も収録。阪急メンズ大阪/東京、ユナイテッドアローズ、リステア、アマノジャクなど国内外の敏腕バイヤー6人が、6つのトレンド予想を「売れるかどうか」の目線で10点満点でジャッジしました。あわせて、バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)やハロッズ(HARRODS)、ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)などによるパリ・メンズのバイヤー評もお届け。「猛暑が変えるトレンド」と日本ブランドの躍進を、売り場のプロの視点から読み解きます。

新クチュリエが出揃った2026-27年秋冬オートクチュール
さらに第二特集として、2026-27年秋冬オートクチュールもリポート。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)と「フェンディ(FENDI)」のマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)がデビューを飾り、メジャーブランドの新体制が出揃いました。両デザイナーへのインタビューから、クチュールによるラグジュアリー再活性化への期待を探ります。

また、元「マルニ(MARNI)」のクリエイティブ・ディレクターで、今年「ジーユー」の同職に就任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)のインタビューも掲載。初となる2026-27年秋冬コレクションの発売を前に、ラグジュアリーの第一線からマスマーケットへ転身した決断の背景と、6つのコンセプトによる商品刷新に迫ります。

さらに今号から、「#FR2」などを手掛けた石川涼RID社長の新連載「ガレージおれ」がスタート。第1回は自身の愛車、1970年式「フォード・マスタング・ボス302」を取り上げます。

(COVER CREDIT)
BRAND : DRIES VAN NOTEN
PHOTO : GORUNWAY
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
COVER REELS DESIGN:CHIGE(GWISUB JUNG)
550円
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「WWDJAPAN」7月20日号は、夏恒例の百貨店特集です。コロナ明け以降、百貨店のビジネスモデルが少しずつ変化しています。キーワードは「売る力」。デジタルの力も活用しながら、一人一人の顧客に向けて最適な提案を行い、関係性を深める。顧客一人当たりの年間消費額を上げる。あるいは百貨店でしか提供できない体験コンテンツを作り出す。特集では各エリアを代表する7店舗の店長のインタビューなどを通じて、百貨店の「売る力」に迫ります。

登場するのは三越日本橋本店、高島屋日本橋店、大丸東京店、松屋銀座本店、西武池袋本店、JR名古屋高島屋、阪神梅田本店の各店長。それぞれの店舗のキャラクターとご本人のパーソナリティーが垣間見えるインタビューは必読です。大手百貨店が取り組む外商、インバウンド、新業態、地域活性策などの事業戦略もリポートします。

第2特集のハイジュエリー・コレクションは、7月に発表されたばかりの各ブランドの最新作を一挙に紹介します。「カルティエ(CARTIER)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「シャネル(CHANEL)」「ショーメ(CHAUMET)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」「ダミアーニ(DAMIANI)」「ミキモト(MIKIMOTO)」などの世界の一流ジュエラーによる絢爛豪華なコレクションをお楽しみください。他にも、日本を含む11カ国のラグジュアリー消費リポート、編集者が薦める「間違いない」手土産菓子などバラエティーにとんだ内容でお届けします。

(COVER CREDIT)
PHOTO : ISEKI (TRIVAL)
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO
550円
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「WWDJAPAN」7月13日発売号は、京都・西陣織の老舗HOSOO特集です。「More than Textile」を掲げ、織物の可能性を拡張し、人々がまだ見たことのない西陣織の美を追求しているHOSOO。その探究の中で出合ったのが、江戸時代の絹(シルク)や大麻(ヘンプ)で織られた着物でした。その品質を現代に再現し、さらには超えることを目指し、絹、大麻ともに日本の在来種を用いて、原料生産から取り組むといいます。ソニーコンピュータサイエンス研究所をはじめ、研究者や企業、職人らとの共創体制を構築。AIやロボティクスなど最先端の科学技術を活用しながら、素材が本来持つ個性を生かす工芸的なものづくりを実現し、日本ならではの多様な美を世界へ提示しようと試みます。

本特集では、絹と大麻それぞれのプロジェクトに参画が公表されている専門家への取材を通じて、日本に残る遺伝資源や在来種の可能性、技術的な要点や実現に向けた課題、そして描く未来像をひもときます。さらに、細尾真孝12代目社長へのロングインタビューを通して、その思想とビジョンに迫ります。

絹の歴史は古く、弥生時代の遺跡から平織の絹織物が出土しています。一方、大麻の歴史はさらに古く、縄文時代から日本人の暮らしを支えてきました。古くは絹を「和妙(にぎたえ)」、大麻を「荒妙(あらたえ)」と呼び、日本文化の基層を成す素材として受け継がれてきました。

HOSOOは、こうした歴史や文化を、未来を生み出す資本として読み替え、新たな産業を創出しようと挑戦しています。その姿勢は、歴史や文化をいかに未来の産業へ生かすのか、人と自然、そしてテクノロジーをどう結び直すのかという普遍的な問いへの一つの答えでもあります。

本特集は、伝統工芸の継承を紹介するものではありません。工芸という領域を超え、あらゆる分野で未来の価値創造に取り組む人々に、新たな視点を提供するものとなるはずです。

表紙は、写真家・鈴木親が撮り下ろしました。撮影場所に選んだ「織庵」は、HOSOOとオランダのテキスタイルデザイナー、メイ・エンゲルギールとの協業による織物“Shoji Fabric”で障子や襖を置き換えることで、伝統的な茶室を新たに解釈した空間です。細尾社長の思想を象徴する場所として、表紙に採用しました。

海外からは、欧州のビューティEC市場をリポート。「TikTok Shop」をはじめ、中国JDドットコム傘下の「ジョイバイ」、スペイン発の「プリモール」、フランス発の「アロマゾーン」など新興勢力が急成長を遂げる中、欧州主要8カ国で売上高トップに君臨するアマゾンの強みはどこにあるのでしょうか。7月3日(現地時間)に行われたシンガー・ソングライターのテイラー・スウィフト(Taylor Swift)とアメリカンフットボールプレイヤーのトラビス・ケルシー(Travis Kelce)の結婚式の様子もお届け。「ディオール(DIOR)」のドレスを選んだテイラーは、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=アーティスティック・ディレクターによる初のクチュールウエディングをまとったセレブとなりました。米「WWD」が「もし彼女が他のデザイナーを選んでいたら」と、多くのブランドに依頼した貴重なデザイン画も掲載しています。

(COVER CREDIT)
PHOTOS & DIRECTION : CHIKASHI SUZUKI
MODEL : YUKITO HIDAKA
STYLING:HOSOO SALON
HAIR & MAKEUP : MIINA TATSUTOMI
BRAND : HOSOO SALON
DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
550円
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「WWDJAPAN」7月6日発売号は、「2027年春夏メンズ・コレクション特集Vol.1」です。ミラノ、パリを中心とした最新コレクションの鮮度高い情報をまとめてお届けします。

今季の欧州を覆ったのは、史上最高気温を更新する記録的な熱波。しかしそれに負けないほどの熱を帯びていたのが、日本人デザイナーのクリエイションでした。公式スケジュールにはミラノで「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」、パリで「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」が新たに加わり、今回も計15を超えるジャパンブランドが名を連ねました。特集の巻頭では「JAPAN HEAT WAVE!」と題し、「セッチュウ(SETCHU)」「サカイ(SACAI)」「アイム メン(IM MEN)」などの詳報に加え、ルミネのパリ初ポップアップ「トーキョー センス」や「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」がランウエイで見せた刺し子の出合いといったトピックスを紹介。ベルリンの世界的バイヤー、アンドレアス・ムルクディス氏ら日本ブランドを見つめ続けてきた海外識者3人へのインタビューも交え、日本のクリエイションが世界のトップブランドと伍していくために何が必要かを考えます。

シーズン全体の潮流は、3つのテーマで読み解きます。日常とバカンスを行き来するハイブリッドなワードローブ、「繊細さ」と「個性」を尊重する新世代の男性性、そしてそぎ落とすことで本質に迫る引き算の美学。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「プラダ(PRADA)」など主要メゾンの提案を、豊富なルック写真とともに解説します。あわせて、バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)やハロッズ(HARRODS)など海外有力店バイヤー6人によるミラノメンズ評も収録。「スリムシルエットの復活」など、次の売り場を占う視点が満載です。

今回の表紙は、「オーラリー(AURALEE)」「ターク(TAAKK)」「ヨーク(YOKE)」ら日本ブランド10組のルックを集めたコラージュで、ジャパンクリエイションの熱量をそのまま表現しました。

海外ニュースからは、米高級百貨店ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)やサックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)を傘下に持つサックス・グローバル(SAKS GLOBAL)の破産法適用からの再建完了について。新社名「エグゼンプラー・ラグジュアリー・グループ」の下、委託販売やコンセッショナリーへの契約シフトが何を意味するのかを読み解きます。シャネルによるフランス最古のシャツブランド「シャルベ(CHARVET)」買収の話題もお見逃しなく。

また、全身の毛が抜け落ちる難病「汎発性脱毛症」の当事者となった元スポーツブランドデザイナーが開発した、逆立ちしてもズレない「スポーツウィッグ」のストーリーも収録。ウィッグを美容アイテムから「生きるためのギア」へと再定義する挑戦を取材しました。

最終ページの「ファッション&ビューティパトロール」は、ファッション・ウイークの現場からの酷暑対策リポート。エアコン普及率約20%の欧州で40度超の灼熱に見舞われたショー会場を、ブランドと来場者はどう乗り切ったのか。アイスカイロの配布からファー柄の扇子まで、現地ならではの工夫の数々を紹介します。

(COVER CREDIT)
BRAND : AURALEE, DSM KEI NINOMIYA, IM MEN, KOLOR, SACAI, SETCHU, SHINYAKOZUKA, SOSHIOTSUKI, TAAKK, YOKE
PHOTO : CARLO SCARPATO (IM MEN), ILARIA ORSINI (SETCHU), KOJI SHIMAMURA (SOSHIOTSUKI), KO TSUCHIYA (KIDILL)
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO
550円
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「WWDJAPAN」6月29日発売号は、毎年恒例の「繊維商社特集」です。今年のテーマは「THE TRADERS―商社最前線」。円安、原燃料高、物流費の高騰、そして国内アパレル市場の縮小――逆風が吹き続けるなか、繊維商社の現場でいま静かに進む「質的変化」に迫りました。

かつて「体育会系」「モーレツ」という言葉が似合った繊維商社は、男性中心で画一的だった人材構成を、多種多彩なものへと変えつつあります。求められるのは営業力だけではありません。事業を構想し、サステナビリティや規制に通じ、海外を相手に渡り合う力――。「体育会系」の活気を捨てるのではなく、そこに多様性という新たな強さを接ぎ木する。各社の体質転換を、人材という切り口から読み解きます。

「繊維商社を知るための4つのトピックス」では、有力繊維商社16社を俯瞰できる「業界マップ」を筆頭に繊維商社のいまを深堀り。定番企画「課長のお仕事」では、権限が大きく師団長のような6人の課長へのインタビューを通して、「商社での働き方やアパレル産業のリアル」を探ります。各社トップへのインタビューも充実しています。蝶理、豊島、スタイレム瀧定大阪、モリリン、ヤギ、瀧定名古屋、タキヒヨーの7人の社長が降臨。業界再編やサプライチェーンへの積極投資、グローバル戦略、そして働き方改革と人材育成などについて語りました。

長寿企画「ファッション&ビューティパトロール」も今回は、繊維商社特別版。世界屈指の合繊テキスタイル産地・北陸に精通した、2人の「蝶理パーソン」をナビゲーターに、有力な産地企業を巡りました。

また、今回の表紙は刺しゅうでタイトルを作っています。基布は東京・八王子のアンファンテリブルによる泥染め先染め綿糸の手織りテキスタイル、刺しゅうは球体刺しゅうという前代未聞のプロダクトを生み出した桐生の笠盛が手掛けました。

海外ニュースからは、デビューから40年を迎えた「アントワープ・シックス」をフィーチャーする地元モード博物館(MoMu、2027年1月17日まで)の展覧会をリポート。国内スポーツメーカーの“海外で稼ぐ”構図を2025年度決算から読み解く企画や、グローバル大手の投資が加速するインド美容市場の特集も収録しました。

(COVER CREDIT)
EMBROIDERY : YOICHI KATAKURA (KASAMORI)
TEXTILE : SHOZO HARADA (ENFANT-TERRIBLE)
PHOTO : ISEKI (TRIVAL)
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
550円
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「WWDJAPAN」6月22日発売号は、「リアルトレンド」ウィメンズ編です。国内アパレルやセレクト各社の2026-27年秋冬の打ち出しを一挙に紹介。シーズンのトレンド傾向から「今っぽい」をかなえるスタイリング術までを読み解きます。

今季のキーワードは、「クラシック」と「エレガンス」。多くのブランドが、端正なジャケットを主役にしたトラッドスタイルをベースに、独自の解釈を加えた提案に挑戦しています。また、この時期に各社が向き合う共通課題の1つは、「長い夏」。難しい端境期に、どう秋の気分を店頭で表現するのか。スエードやレザーといった素材感で、またはブラウンやグレーの色味で、各社のさまざまな工夫にも注目です。

物価高を背景に、消費者の購買マインドはこれまに以上に慎重になっています。そんな中でも着実に支持を集め、成果を上げているブランドは何が違うのか。「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」や「ドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)」「23区」「カレンソロジー(CURENSOLOGY)」など、有力業態のディレクターに戦略を聞きました。

表紙のスタイリングを手がけたのは、スタイリストの福島あいかさん。モードとリアルのバランス感覚に優れた福島さんが今季を象徴する4つのルックをスタイリング。トレンドアイテムの着こなし術にも迫ります。

そのほか海外ニュースからは、米バーニーズ ニューヨーク復活の話題について。運営会社は今年中にフロリダ州の高級リゾート地ネープルズに旗艦店を復活させる計画です。なぜフロリダだったのか、課題はなにか、深掘りします。また、「シーイン(SHEIN)」の「エバーレーン(EVERLANE)」買収のニュースについても分析します。透明性を追求する「エバーレーン」と、ウルトラファストファッションと呼ばれる「シーイン」の組み合わせが意味するものについて考察します。

最後に「ファッション&ビューティパトロール」では、開催中のFIFAワールドカップにちなんだ企画をお届け。サッカー好き業界人11人が選ぶ、歴代ナンバーワンユニフォームを紹介します。

(COVER CREDIT)
PHOTO : TOMOHARU KOTSUJI
STYLING : AIKA FUKUSHIMA (LOVABLE)
HAIR : MINORI KATO
MAKE UP : YUI YAMANAKA
MODEL : SHIO KITAMURA (UNKNOWN MANAGEMENT)
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO


「WWDBEAUTY」は、2009年から「ベストコスメ特集」を掲載しています。弊紙のベスコスの特徴は、全国の百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECへの調査を基に、実際の販売実績から“本当に売れた”商品を選出していることです。2026年上半期は42店舗の協力の下、1~4月に発売した商品を対象とする「ニュープロダクト(新商品)」と、発売時期を問わず支持を集めた商品を対象とする「ヒーロープロダクト(総合)」の2軸でベスト3を表彰します。さらに、有識者の分析やブランドへの取材からヒットの背景を探りました。

今回の結果からは、物価上昇が続く中でも高価格帯商品の需要は底堅いことがうかがえました。価格だけでなく、機能や体験価値を重視し、納得できる商品には支出を惜しまない消費者の姿が浮かび上がりました。

一方で、近年顕著になっている気候変動も化粧品市場のトレンドに影響を及ぼしています。26年上半期は、冬から春にかけて平年を上回る気温の日が多く、急激な寒暖差や湿度の変化が続きました。花粉や大気中の微粒子など外的刺激の影響も重なり、環境ストレスを受けやすいシーズンとなりました。こうした環境の変化から、肌を穏やかに整えながらバリア機能をサポートするスキンケア商品への関心が高まりました。特に、刺激に配慮した処方や保湿機能を備えたアイテム、ゆらぎ肌にも使いやすい医薬部外品への需要が伸長しました。

表紙には、俳優として存在感を高める板垣李光人さんが登場しました。美容に対する関心の高さでも知られますが、今回のインタビューでは単なる美容論にとどまらない価値観ものぞかせました。現在の美容ルーティンや美の価値観、そして初主演となる新作映画について聞いたインタビューも必見です。

MODEL : RIHITO ITAGAKI
PHOTO : KIZEN (W)
STYLING : YUTO INAGAKI (CEKAI)
HAIR & MAKEUP : KATO (TRON)
ART DIRECTION & DESIGN : JIRO FUKUDA
550円
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「WWDJAPAN」6月15日号は毎シーズン恒例のメンズリアルトレンド、2026-27秋冬特集です。“明確な流行は存在しない”と言われて久しいメンズファッション。多様化する趣味嗜好の中でメインストリームと呼べるブームが見えづらくなっていることは確かです。それでも、今も昔から変わらず“時代の空気感”と呼べるものは存在します。ファッションブランドはそれに呼応し、クリエイションで顧客が求めるものを世の中に届けていく。そんな姿と思いを伝えるために作りました。パリやミラノでのコレクションが発信した時代の空気感を、「WWDJAPAN」は“愛着”と読み取りました。日本市場で販売されるリアルトレンドの世界でも、このムードは共有されるのかは注目したいところです。

これまではAtoZで各ブランドの代表ルックを紹介していましたが、顧客はそれぞれのニーズに合ったジャンルが持つ空気感を知りたいのではと考えました。今回は多彩なジャンルのブランドを「ビームス(BEAMS)」や「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」などの“セレクトショップ”、「ポール・スミス(PAUL SMITH)」や「アバハウス(ABAHOUSE)」が属する“トラッド”、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」や「ゴールドウイン(GOLDWIN)」に代表される“スポーツ&アウトドア”、その他注目の“アザーリコメンド”の4ジャンルに分けて、それぞれが持つ空気感を読み解きます。これらの4ジャンルは分断され別の空気の中に存在しているのか、それとも同じような時代を共有しているのでしょうか。コラムで、古着業界はどのようなムードを持っているのかにも迫っているので、こちらもぜひご一読を。

特集に続く記事では、LVMHが売却後、新体制でリスタートする「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」に注目します。再建の鍵を握るのはコスメと、日本でもビジネス規模が大きかったが15年に終了したディフュージョンラインの「マーク バイ マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」の復活。ブランド価値を再び確立することができるでしょうか。村上要「WWDJAPAN」編集長が体験した、今ファッション業界で話題のスポーツ“ピックルボール”の人気の秘訣もお楽しみに。

(COVER CREDIT)
PHOTO : TATSUYA YAMANAKA(STANFORD)
STYLIST : KIICHIRO AOKI
HAIR : AMANO
MODEL : ARSENII(HELLO TOKYO) ,MAMADOU(ACTIVA)
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
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