目次
■テクニカルレポート
○高出力・高効率・低NOx水素エンジンの燃焼技術の開発/川崎重工業/餝 雅英・高田広崇・新村暢大
水素社会における発電等で利用が期待されている大型水素エンジンを実現するためのキー技術である水素燃焼技術の開発を戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「水素エンジン技術開発」の研究チームで実施し、これまで達成することができなかった高出力、高効率、低NOxを達成した。本稿では、その開発内容について紹介する。
○低炭素社会に向けた分散型電源用AI技術/日立製作所/江﨑佳奈子・伊藤潔人・白川雄三・内藤寛人・松本高斉・石川敬郎
分散型電源に使われる発電用エンジンでは、燃料と電力需要が地域、時期で変わり、その制御が困難だった。我々は、エンジン運転中に自動でデータを収集し制御方法を学習する自己学習技術を開発した。本技術によって、燃料が変わっても燃焼変動率3%以下の安定燃焼を達成した。
○低温下でのメタン酸化カップリング/科学技術振興機構(JST)/小河脩平/早稲田大学/佐藤綾香・関根 泰
Ce-W-O系触媒に電場を印加することで、メタン酸化カップリングが150℃で進むことを見出した。従来700℃以上の高温が必要であったメタンからエチレンの直接合成を画期的な低温で進めることに成功した。
○電池性能に関わる界面構造の変化を追跡するX線回折技術の開発/産業技術総合研究所/白澤徹郎
界面構造の原子スケールの変化を非破壊でその場追跡できるX線回折高速測定技術を開発した。技術の概要と、燃料電池反応の一つであるメタノール電気分解における白金単結晶電極表面の構造変化について紹介する。
○バイオエタノール製造工程用消泡剤の開発/サンノプコ/永松泰成
バイオエタノール製造時に用いられ、優れた消泡性を示す消泡剤「ノプタム300EZ」を開発した。消泡剤使用量の大幅低減、発酵槽の有効容量を増やすことによる生産性向上などの特長が評価され、さとうきび由来のバイオエタノール生産量世界一のブラジルで使用量が増加している。
○小水力事業の紹介/エリス/三宅頼人・小嶋剛毅
当社の小水力発電事業「WaterWeco」を紹介する。
■エネルギー事情
○自動車新時代の到来(下)/早稲田大学/吉武惇二
電動自動車へのシフトは、100年に一度の大変革時代を迎えているのかもしれない。サウジアラビアのヤマニ元石油相が「石器時代は石が無くなったから終わったのではない。石油も同じだ。石油があっても使われなくなる時代がくる。」という名言を、もう一度噛み締めておく必要があろう。
○BP統計2018年版で見る世界のエネルギーの動向/LNG経済研究会/奥田 誠
「BP Statistical Review of World Energy June2018」(BP統計2018年版)に示されている世界の一次エネルギーの動向、及び再生可能エネルギー普及に関連した蓄電池材料の情報を紹介する。
○水素エネルギー社会の実現に向けて/山梨県エネルギー局/望月 等
当県には、全国有数の日照時間の長さや、水素・燃料電池分野ではレベルの高い研究開発拠点が集積している強みがある。こうした強みを生かし、目標年度である2030年の水素エネルギー社会実現に向け、「やまなし水素エネルギー社会実現ロードマップ」を策定した。
○水素社会の実現に向けた川崎水素戦略/川崎市臨海部国際戦略本部/間島哲也
当市では、その立地の優位性などから、水素のエネルギー利用に関して多くのリーディングプロジェクトが進められている。水素の供給から利活用までのネットワーク化や、新たな利活用にむけた取り組みにより、水素社会の実現に向け、取り組んでいるところである。
○「再生可能エネルギーを利用する分散型エネルギーインフラモデル」の構築/中部圏社会経済研究所/加藤 啓
生ごみなどの食品廃棄物等に起因するバイオマスを、メタン発酵を用いて電気エネルギーに変換するインフラモデルのポテンシャルは非常に大きい。この食品廃棄物等に起因するバイオマスの再利用を促進するために、中部圏における発生実態を把握するとともに、発生量帯別に地域性を考慮した三つのインフラモデルを提案する。
■フィールドレポート
○エネファーム・マンションコージェネシステムを採用した創エネ型マンションの開発/大阪ガス都市開発/柏原 隆
当社は、低炭素建築物認定を取得した創エネ型マンション「シーンズ塚口」(兵庫県尼崎市/分譲)の開発を進めている。「エネファームtypeS」の全戸標準採用や、「防災対応型マンションコージェネシステム」の採用により、マンション全体での創エネ、省エネに取り組む。
○高出力・高効率・低NOx水素エンジンの燃焼技術の開発/川崎重工業/餝 雅英・高田広崇・新村暢大
水素社会における発電等で利用が期待されている大型水素エンジンを実現するためのキー技術である水素燃焼技術の開発を戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「水素エンジン技術開発」の研究チームで実施し、これまで達成することができなかった高出力、高効率、低NOxを達成した。本稿では、その開発内容について紹介する。
○低炭素社会に向けた分散型電源用AI技術/日立製作所/江﨑佳奈子・伊藤潔人・白川雄三・内藤寛人・松本高斉・石川敬郎
分散型電源に使われる発電用エンジンでは、燃料と電力需要が地域、時期で変わり、その制御が困難だった。我々は、エンジン運転中に自動でデータを収集し制御方法を学習する自己学習技術を開発した。本技術によって、燃料が変わっても燃焼変動率3%以下の安定燃焼を達成した。
○低温下でのメタン酸化カップリング/科学技術振興機構(JST)/小河脩平/早稲田大学/佐藤綾香・関根 泰
Ce-W-O系触媒に電場を印加することで、メタン酸化カップリングが150℃で進むことを見出した。従来700℃以上の高温が必要であったメタンからエチレンの直接合成を画期的な低温で進めることに成功した。
○電池性能に関わる界面構造の変化を追跡するX線回折技術の開発/産業技術総合研究所/白澤徹郎
界面構造の原子スケールの変化を非破壊でその場追跡できるX線回折高速測定技術を開発した。技術の概要と、燃料電池反応の一つであるメタノール電気分解における白金単結晶電極表面の構造変化について紹介する。
○バイオエタノール製造工程用消泡剤の開発/サンノプコ/永松泰成
バイオエタノール製造時に用いられ、優れた消泡性を示す消泡剤「ノプタム300EZ」を開発した。消泡剤使用量の大幅低減、発酵槽の有効容量を増やすことによる生産性向上などの特長が評価され、さとうきび由来のバイオエタノール生産量世界一のブラジルで使用量が増加している。
○小水力事業の紹介/エリス/三宅頼人・小嶋剛毅
当社の小水力発電事業「WaterWeco」を紹介する。
■エネルギー事情
○自動車新時代の到来(下)/早稲田大学/吉武惇二
電動自動車へのシフトは、100年に一度の大変革時代を迎えているのかもしれない。サウジアラビアのヤマニ元石油相が「石器時代は石が無くなったから終わったのではない。石油も同じだ。石油があっても使われなくなる時代がくる。」という名言を、もう一度噛み締めておく必要があろう。
○BP統計2018年版で見る世界のエネルギーの動向/LNG経済研究会/奥田 誠
「BP Statistical Review of World Energy June2018」(BP統計2018年版)に示されている世界の一次エネルギーの動向、及び再生可能エネルギー普及に関連した蓄電池材料の情報を紹介する。
○水素エネルギー社会の実現に向けて/山梨県エネルギー局/望月 等
当県には、全国有数の日照時間の長さや、水素・燃料電池分野ではレベルの高い研究開発拠点が集積している強みがある。こうした強みを生かし、目標年度である2030年の水素エネルギー社会実現に向け、「やまなし水素エネルギー社会実現ロードマップ」を策定した。
○水素社会の実現に向けた川崎水素戦略/川崎市臨海部国際戦略本部/間島哲也
当市では、その立地の優位性などから、水素のエネルギー利用に関して多くのリーディングプロジェクトが進められている。水素の供給から利活用までのネットワーク化や、新たな利活用にむけた取り組みにより、水素社会の実現に向け、取り組んでいるところである。
○「再生可能エネルギーを利用する分散型エネルギーインフラモデル」の構築/中部圏社会経済研究所/加藤 啓
生ごみなどの食品廃棄物等に起因するバイオマスを、メタン発酵を用いて電気エネルギーに変換するインフラモデルのポテンシャルは非常に大きい。この食品廃棄物等に起因するバイオマスの再利用を促進するために、中部圏における発生実態を把握するとともに、発生量帯別に地域性を考慮した三つのインフラモデルを提案する。
■フィールドレポート
○エネファーム・マンションコージェネシステムを採用した創エネ型マンションの開発/大阪ガス都市開発/柏原 隆
当社は、低炭素建築物認定を取得した創エネ型マンション「シーンズ塚口」(兵庫県尼崎市/分譲)の開発を進めている。「エネファームtypeS」の全戸標準採用や、「防災対応型マンションコージェネシステム」の採用により、マンション全体での創エネ、省エネに取り組む。
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商品情報・内容
- 出版社:日本工業出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月5日
- サイズ:B5判
■ 環境と産業経済の共生を追求する
無限と思われた地球資源と環境に対し、SOSが発せられようとしています。そこで、今まで通りの経済成長を維持し、より豊かな文明生活を支えるためにはその基盤となるエネルギー源、とりわけクリーンなエネルギー源確保のため、エネルギーの開発と有効利用が火急の話題となって参りました。 本誌は、このような情勢のもと、エネルギー問題をなるべく広い視野にたち、経済性・環境保全・技術課題から、システム導入手順・メンテナンス・関連法規の解説に至るまで幅広い内容を編集するよう心がけ、興味ある話題の提供と見やすい、分かりやすい本づくりに邁進致します。
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