クリーンエネルギー 発売日・バックナンバー

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■テクニカルレポート
○ガス焚き小型貫流蒸気ボイラをモデルチェンジ
/三浦工業㈱ 明上鉄平
2050年カーボンニュートラル社会実現に向けて、さらなる省エネ・環境負荷低減を目指し、モデルチェンジを行ったガス焚き小型貫流蒸気ボイラSQ型について、その仕様と特長を紹介する。
○エネルギー・原単位可視化システムのエンハンス
/㈱日立プラントサービス 町田泰斗
本稿では、 エネルギー・ 原単位可視化システム Enewatcherのエンハンスから、データ利活用による省エネ対策事例および今後の展開を通じて、エンジニアリング集団として地球温暖化問題へ取り組んでいる姿を紹介する。
○快適性向上と省エネ・脱炭素を両立する独自AIによる空調制御
/㈱アドダイス 伊東大輔
当社の「予兆制御ⓇAI」は第19回JFMA賞技術賞を受賞。快適性向上と省エネ・脱炭素を両立することから、既存建物のカーボンニュートラル対策として高い評価を受けた。本稿では、予兆制御AIについて紹介する。
○脱炭素とコスト削減を実現するGXツール
/㈱PID 田子智志
カーボンニュートラル推進の重要性が高まる中、多くの企業で温室効果ガス排出量の算定・削減が求められている。本稿では、GXマネジメントの必要性と、当社が提供するGXマネジメントツール「Cyanoba」の概要を紹介する。
○酸フッ化物をアノード触媒とした水電解反応
/東京科学大学 前田和彦
層状ペロブスカイト構造のPb3Fe2O5F2が、立方晶ペロブスカイトのPbFeO2Fよりも高い酸素生成活性をもつことを発見した。詳細な解析の結果、Pb3Fe2O5F2の層間に局在するフッ素の高い電子求引性が酸素生成活性点の鉄に作用し、高い活性をもたらすことがわかった。
○常温・可視光でアルカンから水素を取り出す触媒の開発
/東京大学 三ツ沼治信・金井求
水素社会の実現には、高効率な水素貯蔵・輸送技術の創出が鍵となる。しかし、既存の有機水素キャリアからの水素放出反応には貴金属触媒や高温条件が必要で、コスト面とエネルギー効率面でのボトルネックとなっている。我々は、可視光エネルギーを利用して、常温でシクロヘキサン類から最大限の3分子の水素を取り出す触媒の開発に成功した。本研究では、光触媒、塩化テトラブチルアンモニウム触媒、チオリン酸触媒、コバルト錯体触媒の四種類の触媒をシステムとして複合することがポイントであった。
○固体電解質合成の隠れパラメータ:予備混合の効能
/北海道大学 三浦章・藤井雄太・忠永清治
/東北大学 大野真之
次世代電池である全固体電池に用いられる固体電解質において標準的な手法であるメカノケミカル合成について、短時間の乳鉢乳棒による予備混合によって合成された固体電解質のイオン伝導度が劇的に変化することを発見した。
○ZT>1を示す中温域用リン系熱電材料の開発
/(地独)東京都立産業技術研究センター 並木宏允
本稿では、リン系熱電材料として世界で初めて応用の指標となるZT>1を達成した材料開発について紹介する。本材料が信頼性の高いデバイス駆動に必要な優れた機械特性と熱膨張特性を有し、それらに基づいてデバイス化の際にペアとなるn型熱電材料と金属電極の候補についても併せて紹介する。
○世界初のペロブスカイト太陽電池自動作製システムの開発
/(国研)産業技術総合研究所 山本晃平・江口直人・村上拓郎
ペロブスカイト太陽電池はフレキシブル性および軽量性という特長があり、注目を集めている。我々は早期実用化に向けた研究開発期間を短縮できるペロブスカイト太陽電池自動作製システムを世界で初めて開発した。
■エネルギー事情
○e-メタンの開発動向について
/LNG経済研究会 奥田誠
グリーン水素と回収CO2をメタネーション反応させて製造するe-メタンは、カーボンニュートラルと見なされる。新たなエネルギー供給形態の一つとすべく、ガス会社を中心にe-メタンの導入普及を目指した開発が進められている。
■フィールドレポート
○港街・横浜における環境保全
/環境工学研究所 星山貫一
明治以来、目覚ましい発展を遂げている横浜は港湾の上を移動するヨコハマエアーキャビンや道路を通行するベイバイクという貸自転車および水陸両用が可能のバス等を多いに活用して大気汚染防止対策を推進している。幕末の開港以来、常に大きく進化を続けている港町・横浜は未来志向の高い街なので今後の発展に大きな期待が持てる街である。
          
2,300円
■テクニカルレポート
〇東京ガスにおけるe-メタンの取り組み
/東京ガス㈱ 村中実・荒川聖長
本稿では、e-メタンの大規模サプライチェーン構築に向けた当社の取り組みの中から、①ごみ焼却工場の排ガスからのCO2回収とメタネーションへの利用実証、②下水道施設で発生する再生水と消化ガスを活用したe-メタン製造実証、③豪州におけるe-メタンの生産・輸出に向けた詳細検討、の概要について紹介する。
〇太陽光発電を無駄なく熱利用するシステムの実証運転
/㈱IHI
再生可能エネルギーの一つである太陽光発電は、日照条件により発電量が変動し、余剰電力が発生しやすいといわれている。当社は、太陽光発電所で従来廃棄されていた余剰の直流電力すべてを安価な投資で、カーボンフリー蒸気として熱利用するシステムを開発し、安定的な運用が可能であることを実証した。
〇未来のエネルギーを安全に、水素炎検知器の紹介
/ニッタン㈱ 白山宣弘
本稿では、水素ステーション等の水素関連施設向けの水素炎検知器「ArtiedgeⅢ-H2FD」を紹介する。製品は広範囲監視や機能異常を把握するための自己診断機能を備え、また、施工性やデザイン性に配慮した特徴を有しており、施設の安全性向上に貢献する。
〇発電効率向上に寄与する風力タービンブレードへのリブレットの適用
/㈱ニコン
リブレットはサメの皮膚構造を模倣し、流体中の摩擦抵抗を低減する技術である。当社は、精密加工技術を活用し、風力発電分野でのリブレット適用を進めている。これまでにシミュレーションと風洞試験では発電効率向上の可能性が確認されており、現在実用化にむけた実機での効果検証を進めている。
〇ミストによる自動車バッテリーの高効率冷却
/琉球大学 安田啓太・寺西碧人・瀬名波出
ハイブリッド自動車や電気自動車の普及が進んでいる。これらが搭載するバッテリーの温度管理は効率化や高寿命化のために重要である。本稿では、ミスト供給によりバッテリー冷却を高効率化する技術について紹介する。
〇ハライドペロブスカイトが創り出す新たなナノ光機能
/東京大学 湯本郷
/京都大学 金光義彦
強誘電二次元ハライドペロブスカイトは、ユニークな物性が発現する新たな二次元ナノ材料である。本稿では、カイラルな結晶構造を持たない試料において、電場印加により顕著なカイラル光学効果が生じ電場制御できることを発見した我々の研究を紹介する。
〇低級アルカンをアルコールへと変換できる安価な鉄触媒の開発
/東京科学大学 鎌田慶吾・和知慶樹・山本昌尚・相原健司
安価で豊富な低級アルカンと酸素からアルコールなどの高付加価値化学品を合成する反応は、環境に優しい理想的なプロセスである。本稿では、イソブタン選択酸化に高い活性、再利用性を示す鉄系ペロブスカイト酸化物ナノ粒子触媒について紹介する。
〇グラフェンと水流を利用した環境発電システム
/東北大学 岡田健
エネルギー需要の増加に伴い、身近な環境からエネルギーを収集する環境発電(エネルギーハーベスティング)の技術開発が望まれている。我々はこれまでエネルギー源とは考えられなかった微小な水流とナノ材料であるグラフェンを用いた「流動起電力」について研究を行い、液滴や連続した流れ、グラフェンの電子状態や流速、流動状態が起電力に与える影響を明らかにしてきた。本稿では、これらの結果を紹介し、流動-グラフェン間の相互作用を解説する。
〇海洋性珪藻における高効率CO2固定を支えるピレノイドタンパク質PyShellの発見
/関西学院大学 松井啓晃・松田祐介
ピレノイドは炭素固定化酵素ルビスコを集積する微細藻の葉緑体構造である。本稿では、海洋の主要な一次生産者である珪藻のピレノイドを覆うタンパク質PyShellの発見とその光合成における機能を紹介する。
■エネルギー事情
〇天然水素の資源開発にかかる動向について
/LNG経済研究会 奥田誠
脱炭素化実現の鍵とされる水素が、近年になり天然ガス等のように地下に賦存していることが分かってきた。その量は膨大で、商業生産が可能となれば天然ガス等に代わる資源になると期待される。本稿では、その天然の水素に係る資源開発の状況などを紹介する。
■フィールドレポート
〇自立型水素燃料電池システムの実証事業
/横浜市 中村仁
横浜市港湾局は2015年度に自立型水素燃料電池システム(H2One TM)を全国の官公庁で初めて導入し、水素技術の普及に貢献してきた。2024年度に本システムの水素に関係する部分の運転を終了したタイミングで導入から運転終了までの10年間を振り返る。
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■テクニカルレポート
○アンモニア分解による低温電場中での水素製造
/早稲田大学 大淵ゆきの・関根泰
Ru/CeO2触媒に直流電場を印加することで、従来の高温(>500℃)が必要なアンモニア分解反応を100℃以下でも可能にし、低温域で高い水素転換率を達成した。反応における律速段階の変化やプロトン伝導による反応メカニズムの解明を通じて、新たな触媒界面の活性点とその振る舞いを明らかにした。
○高圧水素源の「ギ酸」を二酸化炭素から再生
/筑波大学 大野聖海
/(国研)産業技術総合研究所 川波肇
再生可能な炭素資源としての二酸化炭素を用いて、高圧条件ながら反応温度50℃と低温で、塩基を用いずイリジウム触媒による “直接” ギ酸を生成させる効率的な技術開発に成功した。本稿では、高圧(超臨界流体を含む)の利用による効率化について紹介する。
○中間バンド構造を導入した熱放射発電素子
/神戸大学 原田幸弘
熱放射発電は、発電素子からの赤外線の放出過程を利用した、環境温度よりも素子温度が高い状況で発電する発電方法として注目されている。本稿では、高温での動作が期待できる、中間バンド構造を導入した熱放射発電素子における発電特性の理論解析結果を紹介する。
○ガス透過膜を用いた省エネ・高衛生な換気システム
/㈱三菱地所設計 髙西茂彰
/川崎重工業㈱ 梅本勝弥
これまでの外気と室内空気を交換する換気と異なり、通常時、非常時とも安全・快適・健康な室内環境創出のため、CO2をはじめとするガスを膜により透過し、室外に排出させる新規性の高い空調システムSEPERNAの開発を行い、実測にて効果を検証した。
○FO膜を用いた省エネルギー型の海水淡水化技術
/東洋紡エムシー㈱ 三浦佑己・安川政宏
海水淡水化において、現在主流とされるRO法に対し、より消費エネルギーを削減可能な新たな技術として、FO法が注目されている。本稿では、FO法の技術概要を述べ、また、FO膜を用いた省エネルギーな海水淡水化の検討事例を紹介する。
○サステナビリティと素材革新:カーボンニュートラルとエポキシ樹脂の未来
/DIC㈱ 有田和郎
当社は、現在、廃棄物の削減や再利用を促進できるエポキシ樹脂・エポキシ樹脂硬化剤の基本技術を研究開発中である。この中から特に、本稿では、200℃以上の耐熱性とリサイクル性を備えるエポキシ樹脂硬化剤について紹介する。
○CO₂フリー火力発電のためのポンプおよび関連流体機器
/㈱荏原製作所 本田修一郎・池田隼人・渡次圭・望月宏樹・鈴木朝紀・原彰宏・柚原誠・木村航平
/㈱荏原エリオット 橋元洋人・藤澤宏行
わが国では、ガスタービン発電への水素の適用や、石炭火力発電へのアンモニアの適用について実証計画が進みつつある。本稿では、これらの発電の脱炭素化に貢献すべく開発されている液体水素ポンプ、および関連技術と液体アンモニアポンプについて紹介する。
■エネルギー事情
○World Energy Outlook 2024で見る世界のエネルギー情勢
/LNG経済研究会 奥田誠
IEA(国際エネルギー機関)は「World Energy Outlook 2024」(2024年10月発表)で、「化石燃料の需要が2030年にはピークに達し、世界は「電気の時代」に移行し、再エネ等の低炭素エネルギーが2030年代の主役になる」と記している。
○欧州の2024/2025年冬季の天然ガス需給を巡る動向
/LNG経済研究会 大先一正
欧州の今冬季明け天然ガス貯蔵量は、平年並みに減少することが見込まれており、その場合、来冬季向け備蓄量は暖冬に恵まれた昨年や一昨年に比べると増える。また、ウクライナ経由のロシア産天然ガス輸入が2024年末に停止されており、その補填も必要なこと等から、2025年については欧州のLNG輸入量が大幅に増え、LNG需給が逼迫化することが懸念されている。
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■テクニカルレポート
○知多緑浜工場 水素製造プラント
/東邦ガス㈱ 村松征直
当社は、水素社会の到来を見据え、水素の供給と需要創出の両面から先行的な取り組みを展開している。本取り組みの一環として、自社の知多緑浜工場に水素製造プラントを建設し、その運用を開始したため、製造装置、出荷関連設備、特徴等について紹介する。
○純水素型燃料電池の温水を利用した省エネ空調システム
/パナソニック㈱ 河野文紀・田村朋一郎・増田哲也・日高将・字廻勇哉・山田剛
純水素型燃料電池の温水を吸収式冷凍機で冷水に変換、業務用エアコンの凝縮熱源とすることで空調動力を半減する新たな省エネ空調システムを開発、「H2 KIBOUFIELD」(滋賀県草津市)において実証試験を開始した。
○水素を用いた新しいメタネーション触媒の開発
/伊藤忠セラテック㈱ 髙橋陽・下里純也
カーボンニュートラル技術として二酸化炭素と水素から化学合成するメタネーション技術が注目されている。当社では、メタネーション触媒として比較的安価なニッケルを用いることで、低コストかつ低温反応可能で高効率を両立する、これまでにない触媒を開発した。
○CO₂排出削減に関わるコストを収益に変える新たなソリューション
/BIPROGY㈱ 新井康治・山口啓一郎・堤裕太朗
地球温暖化対策への企業の取り組みの主は、CO₂等の排出を抑える観点から、製品やサービスの生産工程に集中している。しかし、そのコストが自社の売上や収益向上になりづらいことが潜在的な課題である。Earth Performance Indicator®は、販売以降の工程に着目し、環境関連コストを収益に変える新たなマーケティングソリューションである。
○ドイツから日本へ
/SMAジャパン㈱ 北村信治
SMA Altensoは、ドイツに本社をもつSMA Solar Technology AGの100%子会社で、水素、太陽光、蓄電池等のハイブリッドプロジェクトに特化し、高い技術の水素電解槽用のIGBT整流器を提供している。欧州での経験を活かし、日本の水素社会構築に貢献する。
○低温廃熱・小温度差による高効率蓄発電技術
/北見工業大学 小原伸哉
200℃以下の低温廃熱は1次エネルギー消費の7割を占める。そこで、100℃を下回る高温熱源で数十℃の小温度差に対応可能な、CO₂ハイドレート熱サイクルによる高効率な蓄電、および発電技術の可能性を紹介する。
○再生可能エネルギーの高温熱貯蔵技術とその開発動向
/新潟大学 郷右近展之
2050年までに二酸化炭素(CO₂)排出量ゼロを達成するには、太陽エネルギーを高密度化して貯蔵・利用する技術開発が必須である。本稿では、様々なエネルギー貯蔵技術における蓄熱技術の位置づけと分類、集光型太陽熱発電(CSP)の現状と次世代技術の開発動向、変動性再エネの熱貯蔵の重要性、高温熱貯蔵向けの蓄熱容器の探索について紹介する。
○小さい励起子束縛エネルギーを示す有機半導体の開発
/大阪大学 陣内青萌
本稿では、小さい励起子束縛エネルギーを示す有機半導体材料の開発と、これを発電層とする単成分有機太陽電池やバルクヘテロ接合型有機太陽電池、有機光触媒への応用について紹介する。
○雪と太陽で冷房する可搬型雪冷房システム
/長岡技術科学大学 上村靖司・杉原幸信
/㈱SnowBiz 伊藤親臣
「必要とされる場所に持っていける雪冷房」というコンセプトの可搬型雪冷房装置を開発した。大型袋入りの雪を直接搭載する装置を製作し、屋外・日陰の環境下で冷房性能2.6kW、連続稼働時間7時間、COP22.1を達成した。夏のイベント等からの引き合いも多く、好評を得ることができた。
■エネルギー事情
○カーボンニュートラルに向けた水素の市場動向
/LNG経済研究会 奥田誠
近年カーボンニュートラル実現を達成するための手段の一つとして水素が注目され、その利用技術の開発、および利用システムの社会実装促進の動きが活発化している。本稿では、水素利用に係る需要量、生産量および輸送(貿易)の動向について概略を紹介する。
■フィールドレポート
○北欧・スウェーデンの環境保全
/環境工学研究所 星山貫一
南欧や中欧に比べて、北欧は年間を通して気温が低いため空気が澄みきっているので、大気汚染は皆無のように感じられる。事実、都心部を除けば郊外は車の通りが少なくて、山岳地帯や田園風景が広がっているため、大気汚染とは無縁のように考えられるが、北欧は森と湖に囲まれた美しい国なので観光資源である自然の美しさを維持するために環境保全対策を積極的に取り入れて実行している。本稿では、北欧・スウェーデンの環境保全対策を訪問見学してきたので紹介する。
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■テクニカルレポート
〇ガスエンジンへの水素適用技術
/川崎重工業㈱ 青田昭仁
〇蓄電ハイブリッドシステムと擬似慣性技術
/川崎重工業㈱ 市川崇・杉本和繁
〇オールインワンで省スペースな水素燃料電池発電システムの開発
/ヤンマーエネルギーシステム㈱ 髙橋知寛
〇都市ガス用コージェネレーションシステムにおける
水素混焼率30vol%での実証運転試験について
/ヤンマーエネルギーシステム㈱ 小西佑典
〇アンモニアを貯蔵するペロブスカイト化合物
/(国研)理化学研究所 川本益揮・伊藤嘉浩・小林玄器
〇深層学習ポテンシャルを用いた全固体電池における
電極/電解質界面の反応解析
/名古屋工業大学 中山将伸
〇電気化学反応によるバイオマス由来化合物の
高付加価値化で実現する循環型経済
/東京科学大学 林智広
/国立台湾科技大学 江佳穎
〇太陽光と海水からグリーン水素を発生する非貴金属系の光触媒の開発
/(地独)東京都立産業技術研究センター 染川正一
〇CO₂はパラフィンへ、COはエチレン/プロピレンへ
/千葉大学 泉康雄
〇水素ぜい性や水素の取り扱いに関する問題を回避するには
/スウェージロック社
〇黒鉛蓄熱システムの開発
/㈱Blossom Energy 濱本真平
■エネルギー事情
〇 bp「エネルギー展望2024年版」報告
/LNG経済研究会 大先一正
■フィールドレポート
〇佐賀市清掃工場内CCUを利用した環境保全型ハイブリッド農業
/㈱熊谷組 藤井亮
■特集:バイオマス熱利用の現状と展望②
○バイオマスボイラー業界団体づくりの経緯と展望
/(特非)農都会議 杉浦英世
○山形県最上町若者定住環境モデルタウンに設置した
ETA社熱供給システムの概要
/ソーラーワールド㈱ 武内賢二
○ごみ処理に伴い発生する廃棄物エネルギーの最適な有効利用について
/八千代エンジニヤリング㈱ 丸山智也
○木質バイオマス熱利用の普及拡大に向けたWBエナジーの取り組み
/㈱WBエナジー 梶山恵司
■テクニカルレポート
〇アンモニアガスを安定に吸脱着できる単分子結晶吸着材料の開発
/東京科学大学 小野公輔
○集合住宅向け小型バイオガス発電システムの開発
/大和ハウス工業㈱ 久保田謙三・西野優希・藤本卓也・原田真宏
○ハイドレートの最後の基本構造の発見と今後の展望
/横浜国立大学 室町実大
○水素混焼ボイラ
/㈱ヒラカワ 植田文幸
○水素を用いたカーボンフリー排ガス処理装置
/大陽日酸㈱ 田尾秀樹・水野理規・大石祐輔
■エネルギー事情
〇EI統計2024年版で見る2023年の世界エネルギー市場動向(後編)
/LNG経済研究会 奥田誠
■フィールドレポート
〇下水処理場における民設民営の消化ガス発電
/Daigasエナジー㈱ 須藤成利
○次世代のまちづくりに対応した直流配電システムの実証
/清水建設㈱ 野崎紘平
■特集:バイオマス熱利用の現状と展望①
○日本におけるバイオマス熱利用の課題とその飛躍的拡大をするために我々は何をすべきか
/(特非)農都会議・バイオマスアカデミー/山本 登
○バイオ炭の農地施用による二酸化炭素削減
/関西産業㈱/轟 晃成
○地域脱炭素に向けた地域資源の利活用に関する計画論的考察
/(特非)農都会議/川端康正
○木質バイオマス熱利用システムと燃料生産
/緑産㈱/藤井 満
■テクニカルレポート
○水素専焼エンジン発電セット実証設備および水素供給設備
/三菱重工エンジン&ターボチャージャ㈱/渡邉壮太・古川雄太・中野博紀・内藤敬太
○革新的SOECメタネーション
/大阪ガス㈱/佐藤洋輔
○建物附帯型水素利用システムの開発と展開
/清水建設㈱/北川 遼
○低温排熱の温水から氷点下冷熱を製造する吸収冷凍機と
氷スラリー製造機より構成される熱リサイクルパッケージ
/八戸工業大学/折田久幸/高砂熱学工業㈱/谷野正幸/東京電機大学/小山寿恵/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構/小山俊隆
○二酸化炭素メタン化用セラミック膜反応器の開発
/芝浦工業大学/野村幹弘
■エネルギー事情
○EI統計2024年版で見る2023年の世界エネルギー市場動向(前編)
/LNG経済研究会/奥田 誠
■テクニカルレポート
〇遠隔AI制御を用いたエネマネシステムの開発
/大阪ガス㈱ 辻長知
/Daigasエナジー㈱ 岩井太一
○水素混焼ガスエンジンコージェネレーションの商用化と
実証の取り組み   
/JFEエンジニアリング㈱ 稻月仁哉・塚本和峻・富永純一・清水明
○「令和5年度蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した
次世代技術構築実証事業」の成果
/㈱エナリス 小林輝夫
○コスト削減と脱炭素化に貢献する熱関連トータルソリューション
/三菱電機㈱ 野中美緒・澤村亮太
○ガスタービンにおける液体燃料の微粒化機構の解明をもとに
数理モデルを開発
/東北大学 大島逸平
○電⼦状態の混合次元性を利⽤した巨⼤な横型熱電変換
/東京理科大学 眞子日佳里・岡崎竜二
/埼玉大学 佐藤芳樹
■エネルギー事情
〇GIIGNL年報2024年版で見る世界のLNG市場の動向と
ロシアの情勢
/LNG経済研究会 奥田誠
■フィールドレポート
〇虎ノ門ヒルズエリアにおけるAIを活用した最適エネルギー供給
/虎ノ門エネルギーネットワーク㈱ 近内義広
/森ビル㈱ 渡辺荘児
/東京電力エナジーパートナー㈱ 中山寛章
○水素によるウイスキー直火蒸溜実証試験
/東京ガスエンジニアリングソリューションズ㈱ 三浦雅人
○西洋のヴェリブとトラムおよび地下鉄による環境保全
/環境工学研究所 星山貫一
2,300円
■テクニカルレポート
〇海外製メガワット級PEM型水電解装置の設置
/東京ガス㈱ 坂野亮太
〇発電効率63%の高効率燃料電池システム
/三浦工業㈱ 福原広人
〇水素市場向け高圧大流量圧縮機
/㈱三井E&S 高山祐輔
〇Mixed Reality(MR)技術を活用したプラント検査員の教育システム
/JFEエンジニアリング㈱ 服部公紀
/㈱XMAT 面政也
〇各設計段階に向けた一連のZEB対応支援システム
/㈱大林組 木村剛・畑伸明・木村達治・宇治田裕子・米満ふよう   
〇焼却炉の技術を応用した廃棄物からの水素製造
/荏原環境プラント㈱ 石塚章斤・藤原孝・佐藤郁磨・井原貴行
〇日本のエネルギー問題を解決するパワー半導体
/三菱電機㈱ 山田順治
〇熱源最適制御によるカーボンゼロへの取り組み
/新日本空調㈱ 豊本翔生
〇高純度リチウム資源の高速・省エネルギーでの採取・回収技術
/弘前大学 佐々木一哉
〇バイオエレクトロニクスの曙(後編:半導体)
/東北大学 福原幹夫
■エネルギー事情
〇国際エネルギー機関(IEA)の2023/2024年冬季の天然ガス・LNG需給分析と
2024年需給予測
/LNG経済研究会 大先一正
■フィールドレポート
〇街区全体で熱を融通し、エネルギーを有効利用
/清水建設㈱ 重盛洸
2,300円
■テクニカルレポート
〇小型リバーシブルSOCシステムの開発
/日本特殊陶業㈱ 髙松邦彦
〇資源が豊富なマグネシウムと紙から低環境負荷の新電池を開発
/東北大学 藪浩
〇硝酸排水と塩水からアンモニアを合成する鉄さび光触媒
/大阪大学 白石康浩・平井隆之
〇ナノサイズの光捕集パラボラアンテナ
/東北大学 押切友也・中川勝
〇やわらかい多孔性結晶における弾性不均一
/東京大学 光元亨汰
/鳥取大学 高江恭平
〇ポリマーが丸まる力を電気に変換
/東京大学 周泓遥・山田鉄兵
〇磁気センサーを用いた燃料電池内部の電流分布解析手法の開発
/筑波大学 柴田真澄・秋元祐太朗
/小山工業高等専門学校 鈴木真ノ介
〇超高速充放電亜鉛二次電池のための独立分散ナノ粒子正極構造構築
/山形大学 石﨑学・栗原正人
〇「白色腐朽菌」が好気的に水素を産生していることを発見
/静岡大学 平井浩文
〇バイオエレクトロニクスの曙(前編:蓄電体)
/東北大学 福原幹夫
■エネルギー事情
〇韓国の天然ガス・LNG事情
/LNG経済研究会 大先一正
■フィールドレポート
〇カーボンニュートラルに向けた現場での取り組み
/五洋建設㈱ 塚本隆史・和久井俊
2,300円
■テクニカルレポート
〇自立運転時のCGS負荷投入性向上に関する開発
/東京ガスエンジニアリングソリューションズ㈱ 渡邉彰隆
〇ジェットヒーターへの水素燃料利用
/日工㈱ 長谷川修磨・今田雄司
/宮坂建設工業㈱ 稲船晃
〇実用的な熱電材料の単結晶化に成功
/北海道大学 太田裕道
/名古屋大学 寺崎一郎
/釜山大学校 陳亨秦
〇電気自動車用充電インフラの普及への取り組み
/㈱東光高岳 中野靖弘
〇高時間粒度なエネルギーミックス最適化技術
/神奈川大学 根岸信太郎・湯前尚哉
■エネルギー事情
〇米国コミュニティーソーラー事業への参画
/大阪ガス㈱ 梅田拓史
〇パナマ・スエズ2大運河の同時危機と主要LNG輸出国の対応
/LNG経済研究会 大先一正
〇瑞穂町地域6事業所へ電気と熱を供給する連携省エネルギー事業
/㈱CDエナジーダイレクト 小原剛
■フィールドレポート
〇水素利用システムの取り組み
/清水建設㈱ 天田靖佳・下田英介
〇高知赤十字病院におけるマイクロコージェネの導入によるZEBReady認証の獲得
/高砂熱学工業㈱ 久本修司・山田哲司
〇直接MCH電解合成法の開発と豪州実証 
/ ENEOS㈱ 李真和・三好康太・永塚智三・松岡孝司
〇マンションで400kWの太陽光発電をまるごと自家消費するZEHモデル
/三菱地所レジデンス㈱ 稲川陽平
〇5.1万kWhレドックスフロー電池システムを用いた
国内初の系統側蓄電池活用による風力発電の連系拡大
/住友電気工業㈱ 吉村潤子・守口正生・柴田俊和
〇日本と海外の可動橋による環境保全 
/環境工学研究所 星山貫一
2,300円
■テクニカルレポート
〇短時間で精緻なBEI計算を可能にするZEB設計ツール
/大和ハウス工業㈱ 久野悠太・本間瑞基・吉川明良
〇DCリンク型産業用蓄電システム
/ニチコン㈱ 蓮沼正彦
〇バイオメタノール燃料電池でのカーボンニュートラルへの貢献
/電気興業㈱ 山形建二・中本康史・吉田稔・長島康明
〇光バイオ触媒で空気と水からアンモニアと水素の同時合成
/九州大学 石原達己・Kosem Nuttavut・大﨑穣
〇オフグリッドハウス
/㈱カメプラン みんなのオフグリッド研究所 大出達弘
■エネルギー事情
〇南米大陸南部サザンコーン4ヶ国の天然ガス・LNG事情
/LNG経済研究会 大先一正
■フィールドレポート
〇嫌気性消化における排出汚泥減量およびバイオガス増収への取り組み
/三菱化工機㈱ 栗原元・都築威津雄・小澤慎吾・前田良一
〇茨城県日立市におけるマイクログリッド型エネルギー供給サービス
/㈱日立パワーソリューションズ 小野恭平・小林亘太郎
〇「環境保全型農業システム」の実証試験
/矢崎エナジーシステム㈱ 渥美佑樹・山田陽祐
〇省エネの先導的かつ持続性のある取り組み
/三菱HCキャピタル㈱ 雪下陽平
/三機工業㈱ 千原崇
/オリックス・ファシリティーズ㈱ 西川勉
〇佐賀市における清掃工場を核としたエネルギーと資源循環の取り組み
/佐賀市役所 内藤正行
〇能代港・秋田港の洋上風力発電事業
/秋田洋上風力発電㈱ 岡垣啓司
〇池袋の超高層ビルにおける電力確保と環境保全(東京) 
/環境工学研究所 星山貫一
2,300円
■テクニカルレポート
〇5,750kW発電用ガスエンジン単筒試験機
水素混焼率50vol%までの安定燃焼実現
/三菱重工エンジン&ターボチャージャ㈱ 
山﨑光・河合一寛・小倉和雄・吉栖博史
/三菱重工業㈱ 安藤純之介
〇AIを活用したZEB設計ツール
/清水建設㈱ 太田望
〇省エネ型ヒートポンプ式低温蒸発装置
/木村化工機㈱ 市川昭則
〇もみ殻由来のバイオ燃料・バイオケミカルを製造する実証実験
/住友商事㈱ 伊藤直也
/ソニー知的財産サービス㈱ 甲斐麻由美
〇次世代型スマホHEMSの紹介
/Nature㈱ 劉暢・海原拓朗
〇毒性元素を含まない熱電変換材料の高性能化
/東京工業大学 片瀬貴義・神谷利夫
〇熱的快適性を考慮した
空調のオンラインエネルギーマネジメントの実証的研究
/大阪大学 谷口一徹・小澤祐貴・趙大放・渡大地
〇海水から水素を製造する高耐久性卑金属合金電極の開発
/筑波大学 伊藤良一
■エネルギー事情
〇海底熱水鉱床の開発について(下)
/LNG経済研究会 奥田誠
■フィールドレポート
〇作業船での小型装置によるCO₂回収と固定
/東洋建設㈱ 大出高史
〇一般廃棄物処理施設で生じる燃焼ガス中CO₂の農業利用
/㈱タクマ 佐藤和宏・高橋滋敏
2,300円
■テクニカルレポート
○Daigasグループでのコンパクト水素製造装置の開発
/大阪ガス㈱ 池田耕一郎
○ガスエンジンコージェネの効率向上と
カーボンニュートラル対応への取り組み
/㈱IHI原動機 廣仲啓太郎
○水素焚き大型貫流ボイラ
/川重冷熱工業㈱ 橋本賢吉
○世界初の水素を燃料とした吸収冷温水機
/㈱荏原製作所 青山淳
○水素・アンモニアガスタービンの開発
/三菱重工業㈱ 藤原直人・佐藤賢治・中村聡介
○使用済紙おむつ分別処理装置
/栗田工業㈱ 水成隆之
○ボイラ効率105%水素専焼小型貫流蒸気ボイラ
/三浦工業㈱ 竹本真典
○フレキシブルなペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の開発
/東京都市大学 石川亮佑
○導電性高分子を用いた次世代型水素可視化技術の開発
/東北大学 柿沼洋
○細胞膜酵素を用いた水素駆動型CO2還元反応による
高効率かつ高選択的なギ酸生成系の開発
/九州大学 尹基石
■エネルギー事情
○海底熱水鉱床の開発について(上)
/LNG経済研究会 奥田誠
■フィールドレポート
○官民連携による“太陽光発電導入日本一”
/浜松市 カーボンニュートラル推進事業本部 辻貴弘
2,300円
■テクニカルレポート
〇地域別電力需要予測サービス     
/㈱三菱総合研究所 花篭紘・三浦大助
〇二酸化炭素を含む合成ガスからのFT合成燃料生成
/住友重機械工業㈱ 鈴木崇
/優れたCO₂変換能を有する人工光合成技術
/日本電信電話㈱ 里紗弓・渦巻裕也・小野陽子・蓑輪浩伸・荒武淳     
〇CO₂を活物質としたレドックスフロー電池の開発
/産業技術総合研究所 兼賀量一・大平昭博
/京都大学 山本旭・吉田寿雄
〇二酸化炭素還元に良好な電極材料の開発
/東京理科大学 高木海・寺島千晶
/㈱オーク製作所 芹澤和泉
■エネルギー事情
〇北米3ヶ国で進展するLNG液化基地建設の動向
/LNG経済研究会 大先一正
■フィールドレポート
〇荒尾市立有明医療センターへのエネルギーサービスの導入
/東京ガスエンジニアリングソリューションズ㈱ 藤井祐司・小林拓己
〇 “自治体新電力×コミュニティ”で既存住宅を脱炭素化する
新たな住宅都市モデルの確立・波及へ
/生駒市 木口昌幸
〇里山地域の地域課題解決を目指した地域貢献型の太陽光発電システムの導入
/㈱能勢・豊能まちづくり 渡邊福太郎
〇「脱炭素×創造的復興」によるゼロカーボンビレッジ創出事業
/㈱球磨村森電力 中嶋崇史
〇歌舞伎座タワーの環境保全
/環境工学研究所 星山貫一
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  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月5日
  • サイズ:B5判
環境と産業経済の共生を追求する
無限と思われた地球資源と環境に対し、SOSが発せられようとしています。そこで、今まで通りの経済成長を維持し、より豊かな文明生活を支えるためにはその基盤となるエネルギー源、とりわけクリーンなエネルギー源確保のため、エネルギーの開発と有効利用が火急の話題となって参りました。 本誌は、このような情勢のもと、エネルギー問題をなるべく広い視野にたち、経済性・環境保全・技術課題から、システム導入手順・メンテナンス・関連法規の解説に至るまで幅広い内容を編集するよう心がけ、興味ある話題の提供と見やすい、分かりやすい本づくりに邁進致します。

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