クリーンエネルギー 発売日・バックナンバー

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■テクニカルレポート
○ガスマイホーム発電「コレモ」新型機の開発/北海道ガス/風間直行
ガスマイホーム発電「コレモ」の3世代目となる新型機を2017年8月より発売した。新型機では、逆潮発電機能に加え、当社独自の開発となるスマートリモコンとの連係や、BOSオプションの追加により、省エネ性・経済性や電源の信頼性を高めており、その開発のポイントについて紹介する。

○水熱利用システム/オルガノ/田熊康秀
工場の捨てられている排水や冷却水の「水の熱」に着目した熱回収ソリューション「水熱利用システム」は、独自のシステム検討プロセスと「水のオルガノ」が誇るトータルエンジニアリングによる省エネ・投資効果の高い熱回収システム。本稿では、開発経緯、特徴、導入事例を紹介する。

○圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)システムの開発・実証/新エネルギー・産業技術総合開発機構/堂本宗宏/エネルギー総合工学研究所/蓮池 宏
NEDOでは、風力発電等の自然変動電源の出力変動対策の一つとして圧縮空気エネルギー貯蔵システムの実証試験を開始した。本稿では、当該事業の概要とともに、国内外における圧縮空気エネルギー貯蔵システムの開発状況・実証ついて紹介する。

○水素ステーション用高圧バルブ「CLESTEC」シリーズ/キッツ/緒方邦行
本稿では、水素ステーションの差圧充填で必要とされた大流量で低圧力損失なバルブにおいて、高圧ボールバルブ開発の課題であった「封止性能」と「耐久性能」を満足させる「シール部の加工技術」について紹介する。

○アンモニアを原料とするCO2フリー高純度水素製造装置の開発/岐阜大学/神原信志・早川幸男
CO2削減と地方創生を目的に、地産地消の地域水素エネルギーシステムの構築を目指している。CO2フリー水素を製造し液化アンモニアで貯蔵・輸送・利用するシステムのコア技術となるアンモニア原料の高純度水素製造装置の特性と開発状況を紹介する。

○冷凍機インバータ化改造によるシステムCOPの向上/丸の内熱供給/矢﨑淳史
オフィスビルのエネルギー効率向上に冬期、中間期及び夏期の夜間に発生する部分負荷時期におけるエネルギー効率向上の手法として、既設の固定速ターボ冷凍機のインバータ化改造を実施。あわせて既存蓄熱槽システム運用の一部見直しを行った。本稿では、その実績を紹介する。

○HEMS「ナビフィッツ」の紹介/京セラ/押田崇生
当社はAI機能を特徴とする新型HEMS「NAVIfitz」をリリースした。天気予測と電力消費傾向から太陽光発電による余剰電力量を予測し、蓄電池やエコキュートを自動制御することで、エネルギー収支を向上させ、経済的なメリットを大きくすることができる。

■フィールドレポート
○離島の低炭素型まちづくり推進事業の支援/国際航業/直井隆行
東京都神津島村において、当社が平成28年度に、神津島村の公共施設3施設において太陽光発電設備と電気自動車の導入事業の支援として、基本計画・設計、工事発注支援、工事監理を行い、離島における低炭素型まちづくりに貢献した。

○発電が困難だった小規模ごみ焼却設備で発電が可能に/三井造船環境エンジニアリング/奥村泰一/三井造船マシナリー・サービス/河合雅之
発停の容易なマイクロスチームタービンを使用しボイラーに貫流式ボイラーを採用することにより急速起動が可能な発電システムを構築した。種々の規制緩和を活用することで利便性の向上した小規模ごみ焼却施設での発電事例を紹介する。

○島原市温泉給湯所における温度差エネルギー高度複合システム実証事業/島原市産業部/濱部和宏
島原市温泉給湯所に、再生可能エネルギーを熱源とするヒートポンプシステムを導入する事業である。民間の熱供給者と公共の熱需要者が連携して有機的、一体的に利用するシステムを構築し、再生可能エネルギー利用量の増加および設備の運転効率の向上を図る。

○山形県長井市の木質バイオマスガス化発電/三磯工業/岩井良博
山形県長井市に建設した木質バイオマスを原料としたアップドラフト式ガス化発電設備は、2017年7月12日の商業運転開始後1ヶ月以上経過したが、1,000時間点検も終え順調に稼動している。本稿では、建設までの経緯や設備概要・稼働状況について紹介する。

○ささしまライブ24地区地域冷暖房の紹介/名古屋都市エネルギー/吉田 尚
平成29年10月、名古屋市の「ささしまライブ24地区」再開発が一段落して「街びらき」が行われ、地域冷暖房施設も本格稼働に入った。本施設では、高度処理された下水再生水や太陽熱の利用等による省エネルギー化を図るとともに、防災機能強化にも貢献している。本稿では、名古屋の新しい顔である当地区を、エネルギーの視点から、その概要を紹介する。

■特集:ガスボイラの最新動向
○ガス焚き潜熱回収温水器と潜熱回収貫流ボイラの紹介/ヒラカワ
当社は、潜熱回収技術により、熱効率を飛躍的に向上することに成功し、その応用商品として蒸気ボイラと温水ヒータを世に送り出している。本稿では、潜熱回収を含めた省エネ技術の概要、応用商品の特長などついて紹介する。

○低圧ガス対応の相当蒸発量1,200kg/hボイラの開発/三浦工業/山内孝太
送風機吸込口に設置されたベンチュリに空気が流れることで発生する負圧を利用してガス燃料が吸引され、バーナに供給できる「ベンチュリサクション技術」を採用することで相当蒸発量1,200kg/hのボイラにて低圧ガス仕様を実現した。
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■特集:ハイブリッド空調システム「スマートマルチ」
○ハイブリッド空調システム「スマートマルチ」のバリエーション展開/東京ガス/安田 研・知覧彩香
2016年4月に発売したパナソニック製30馬力のスマートマルチに加えて、今回、24馬力から40馬力までの計5機種を追加で発売し、バリエーション展開を図った。併せて、スマートマルチの実稼働物件におけるメリット検証結果も紹介する。

○アイシン精機とダイキン工業のスマートマルチ/アイシン精機/青島宏樹
エネルギーコスト低減のため、エネルギー需給状況や季節・時間帯によって異なるエネルギー価格などを監視し、遠隔制御によって最適なバランスでGHPとEHPを運転する、業界最小の設置面積、最軽量のハイブリッド空調システム「スマートマルチ」を開発した。

○パナソニックの「スマートマルチ」/パナソニック/松本兼三
パナソニックは、GHPとEHPを同一冷媒系統に接続し、遠隔監視により最適運転を可能にするハイブリッド空調システム「スマートマルチ(30馬力)」を2017年4月に発売した。今回より幅広い用途に提案するため40馬力迄のバリエーション拡充を図った。

○ハイブリッド空調 「スマートマルチ」/ヤンマーエネルギーシステム/美野陽太
電気・ガスの自由化に対応した商品として、電気・ガス二つのエネルギー源をバランスよく使用するハイブリッド空調「スマートマルチ」を発売した。当社のハイブリッド空調「スマートマルチ」は業界で唯一、ガスエンジンと電気モーターを1ユニットに搭載したオールインワンタイプである。

■テクニカルレポート
○発電効率65%の超高効率SOFCシステムの開発/東京ガス/波多江徹・中島達哉・中村和郎・道幸立樹・白井麻理恵・井出卓宏
発電効率が最新鋭火力発電の62%LHVを超えることで電力供給のみ(モノジェネ)でも省エネルギーを実現でき、また、業務用電力市場の大部分を占めるオフィスビルやコンビニ等に設置可能な出力規模である分散電源として、出力が5kW級のSOFCシステムの発電効率を65%LHVまで高める「SOFCスタックの2段化と燃料再生」技術をホットボックスで原理実証した結果を紹介する。

○天然ガス自動車の高効率化開発/日本ガス協会/小笠原慶・菊澤央忠
小型天然ガストラックの燃費向上を目的として、エンジンのダウンサイジングによる高効率化開発を行った。今回開発したエンジンを小型天然ガストラックに搭載し、運送事業者の協力を得て2017年4月より実証走行を開始した。エンジン高効率化開発及び実証走行の結果を紹介する。

○高容量および長寿命を兼ね備えたリチウム:硫黄二次電池用正極の開発/大阪府立大学/計 賢・林 晃敏・辰巳砂昌弘
次世代型蓄電デバイスであるリチウム-硫黄二次電池の実現に向けて、硫化リチウムベースの固溶体と硫化物固体電解質を組み合わせた正極を開発し、これまで報告されている硫化リチウム正極の中で、最も高い容量と優れたサイクル寿命を達成した。

○非食用バイオマスを原料とする機能性材料の開発/東京農工大学/兼橋真二
非食用廃棄物カシューナッツの殻より得られるカシューオイルを原料として、環境や人体に有害な化合物を使用しない室温成形可能な環境調和型のグリーンプラスチックを開発した。開発した材料は耐熱性や耐薬品性、抗菌特性を有しており、今後、機能性材料への応用に期待される。

○低温でオンデマンドに駆動するアンモニア合成プロセス/早稲田大学/真鍋 亮・関根 泰
電場を利用して、350℃以下の低温・数気圧程度でオンデマンドに駆動するアンモニア合成プロセスを創出した。ルテニウム担持触媒に電場を印加すると、250℃・常圧といった温和な条件でもアンモニア合成が進行し、350℃・10気圧程度の加圧下では既往の報告と比して最高レベルのアンモニア合成活性を達成した。本プロセスを用いることで、遠隔地での肥料製造や再生可能エネルギー由来の水素キャリア製造など、新規アンモニア需要の創出が可能となる。

○新浅埋地中熱利用システム「Geo-MexR3」の開発/三井化学資産/田中泰夫/森川鑿泉工業所/森川俊英/佐賀大学/椿耕太郎
現状、地中熱利用システムは深度100mのボアホール方式が主流であるが、高い掘削コストが普及のネックとなっている。そこで、低コストシステムとして、30m浅埋で高熱交換効率を有する「Geo-Mex R3.」を開発したので、概要と特徴について紹介する。

■エネルギー事情
○「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」、「既存建築物省エネ化推進事業」の概要について/国土交通省/本田卓也
本稿では、住宅・建築物に対する省エネ・省CO 2施策の支援制度のうち、「サステナブル建築物等先導事業(省CO 2先導型)」と「既存建築物省エネ化推進事業」の概要について概説する。

■フィールドレポート
○大手町パークビルサブプラント/丸の内熱供給/矢崎淳史
本事例は、大手町パークビルディング地下4Fに設置された地域冷暖房プラントであり、計画当初から街区のエネルギー効率の向上、低炭素化とともに、地域全体の省エネルギーへの貢献が求められた。大手町地区内にあり、隣接する大手門タワー・JXビルとして、2014年4月に工事着手し、2017年1月に竣工を迎えた。

○実用ビルのネットZEB化改修/竹中工務店/川上大樹・田中宏治・平野克彦・阿部裕司
本計画は、千葉市にて実際に営業・稼働している竹中工務店の東関東支店を、快適性・知的生産性を両立しながらZEB化改修したプロジェクトである。建物運用開始から1年が経過し、年間の運用実績においてネットZEB化を達成した。
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■テクニカルレポート
○リモートラジエータ仕様450kWガスコージェネレーションシステム/東邦ガス/谷口順一・山脇 宏/三菱重工エンジン&ターボチャージャ/唐津拓也・柿澤嘉希
当社と三菱重工エンジン&ターボチャージャは、450kWガスエンジンコージェネにおいて、BCP能力向上を目的として共同開発を実施し、リモートラジエータ仕様を開発した。本稿では、停電かつ断水時も定格出力を維持したまま運転継続可能など、本製品の特長を紹介する。

○界面活性剤を不要とした水エマルジョン燃料生成装置の開発/久留米工業大学/高山敦好/テラテック/濱田 慎
水エマルジョン燃料は、燃料と水の油水分離を防ぐ目的で、高価な界面活性剤を数パーセント使用するが、本装置は界面活性剤不要の水エマルジョン燃料の生成を可能とするものである。燃焼装置から排出されるNOx、PMを低減すると同時に、大幅な燃費の改善が可能となった。

○OpenADR認証済みモジュール「CODE-ADR」/AMGSolution/青栁雄飛
ネガワット取引(ディマンドリスポンス)が開始され、今後拡大していくと思われるネガワット取引市場。需要家を取りまとめるアグリゲーターには発動を受け付けるシステムが必要となる。そのディマンドリスポンスシステムで推奨されるOpenADRを実現可能にするモジュール「CODE-ADR」について紹介する。

○大温度差熱回収型温水焚吸収冷凍機の開発/日立製作所/藤居達郎
産業排熱等の利用可能温度をより低温域まで拡大し、従来の約2倍の温度差で熱回収が可能な一重効用ダブルリフト吸収冷凍機を開発した。今後は本開発機による産業排熱等未利用熱の活用が期待される。

○触媒への吸着熱を利用したアンモニア酸化分解反応のコールドスタート/京都大学/佐藤勝俊/大分大学/永岡勝俊
エネルギーキャリアとしてアンモニアを利用するためには、効率よく水素を取り出す触媒プロセスが必要である。本稿では、触媒へのアンモニア吸着熱を内部加熱に利用することで実現した、室温で「簡単」「瞬時に」アンモニアから水素を取り出すプロセスを紹介する。

○カーボンナノチューブ空気極による超高容量なリチウム空気電池の開発/物質・材料研究機構/野村晃敬・久保佳実
リチウム空気電池は、リチウムイオン電池をはるかに超えるエネルギー密度をもつことから、その開発が期待されている。リチウム空気電池セルの空気極に柔軟なカーボンナノチューブのシートを用いることで、リチウムイオン電池セルを凌駕する高いセル容量を実際に得ることができる。

○小型バイオマス発電設備「BioMax.Gen2」/シンテックジャパン/齋藤俊哉
小型バイオマス発電設備BioMax RGen2は独自のガス化技術でガス中のタールを5ppm以下に抑え、多くの事業者を悩ますタールの問題を解決した。松阪市に国内モデルプラントを稼働し、日本の湿潤な風土下での安定稼働を証明する。

■エネルギー事情
○「エネルギー白書2017」で見るガス業界の動向/東京ガス/奥田 誠
2017年6月に経済産業省により公表された「エネルギー白書2017」の報告の中から、「エネルギー政策の新たな展開」と「エネルギー制度改革等とエネルギー産業の競争力強化」に注目し、都市ガス及びLPガス業界の動向を中心に紹介する。

○デンマークにおける地域熱供給の現状と展望/デンマーク大使館/田中いずみ/京都大学/高橋 叶
デンマークでは2050年に再生可能エネルギー 100%を目指すにおいて、地域熱供給が果たす役割は大きい。現在、よりエネルギー効率が高く、多様な熱源を導入した第4世代地域熱供給への移行が促進されていて、より柔軟なエネルギー・システム作りが進んでいる。

■フィールドレポート
○豊橋市バイオマス資源利活用施設整備・運営事業/豊橋市上下水道局/岩瀬公之
本事業は、特定事業としてバイオガスによるガス発電を行い、年680万kWh(一般家庭約1,890世帯分)のFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用した売電を行うとともに、バイオガス生成後の発酵後汚泥は、その全量を炭化燃料に加工し、石炭等の代替燃料として利活用する。本稿では、これらの概要を解説する。

○小型木質バイオマス発電(ペレットガス化熱電併給)の取り組み/洸陽電機/福田貴徳
木質バイオマス発電は安定運転ができる再生可能エネルギーとして期待されるが、材料確保や熱利用が課題である。こうした課題への取り組みとして、小型のペレットガス化熱電併給システムによる、岐阜県高山市での165kW発電事業や、1~ 2MW規模の計画の事例を紹介する。

○民間旅客機を利用した二酸化炭素濃度観測/気象庁気象研究所/坪井一寛・松枝秀和・澤 庸介・丹羽洋介/国立環境研究所/町田敏暢・梅澤 拓/日本航空/江藤仁樹
CONTRAILプロジェクトは、毎日世界中を飛行している民間定期旅客機に上空の大気を観測する装置を搭載し、広範囲高頻度の二酸化炭素濃度データを取得することに成功した。長期的な観測の蓄積から、空間的な二酸化炭素濃度変動やその要因が明らかになってきた。
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■テクニカルレポート
○バイオマスガス化発電用ガスタービンの開発/川崎重工/餝 雅英・柏原宏行・松田吉洋
本稿では、地球温暖化防止へ寄与する再生可能なエネルギー資源の一つである木質系バイオマスを燃料として高効率発電が可能な流動層ガス化炉とガスタービンを組み合わせた、当社独自の小規模ガス化発電システム用ガスタービンの開発および実証試験結果について紹介する。

○高さ100mmの薄型水平光ダクトシステム「T-Light Duct100」/大成建設/大山能永
光ダクトは窓から離れた部分や窓を設けられない空間での昼光照明に有効な手法の一つであるが、階高をその高さ分程上げる必要があるため導入が進んでいない。そこで、薄型の水平光ダクト「T-Light Duct100」を開発した。

○冷却水の要らない熱電発電装置の開発/産業技術総合研究所/舟橋良次
高温耐久性、安全性に優れる酸化物熱電モジュールを用い、空冷式発電装置を開発した。充電不要、二酸化炭素排出ゼロ、熱源に置くだけで照明、携帯電話の充電などが可能。産業排熱を用いた発電装置や非常用電源として利用できる。

○NTNマイクロ水車/NTN/向井浩氣
地球温暖化やエネルギーミックスへの関心の高まりから、水力発電等の自然エネルギーの需要が急速に高まっている。当社では自然エネルギーを利用した商品の開発を進めている。本稿では、高効率な翼を採用したマイクロ水車の開発状況および特長を紹介する。

○フレキシブル熱電発電モジュール「フレキーナ」/Eサーモジェンテック/岡嶋道生
環境中に膨大な量の300℃以下の低温排熱が排出されている。その排熱から効率よく電力を回収することを目的に、湾曲自在で熱源パイプに密着できる、熱回収性に優れた「フレキシブル熱電発電モジュール『フレキーナ』」を開発した。従来のモジュールに比べ2~3倍の熱回収効率、約2倍の熱電発電効率を特長とする。本モジュールを搭載したIoT用、省エネ用自立電源の実用化をめざす。

■エネルギー事情
○欧州におけるガスハブ:流動性、成熟度に関する最新分析/早稲田大学/吉武惇二
ハブの流動性分析に関する限り、成熟したハブ(TTF、NBP)、2つの活発なハブ(NCG、GPL)、7つの貧弱なハブ(PSV、ZEE+ZTP、PEGNord、VTP、VOB、TRS、PVB)に分類できる。そして、2016年はTTFの年であり、全体取引量が最大で、churnrateが最も高かった。TTFは今や欧州で有数のベンチマーク・ガス拠点となったと結論付けられよう。

○国際ガス連盟(IGU)「世界LNG報告2017年版」報告/LNG経済研究会/大先一正
国際LNG市場は、豪州での大幅増産や米国からの輸出開始等により新たな発展期を迎えているが、新規プロジェクトの稼働開始が集中し、需給が緩和している。このため、価格は低迷しているが、LNG産業には将来の需要増加に備えた取り組みが求められている。

○初期投資やローンを嫌う家庭・中小業務の「電気代そのまま払い」/科学技術振興機構/ 高瀬香絵
初期投資なし、電気代が安くなった分で返済する「電気代そのまま払い」が、現在実証実験段階から、社会実装段階へと移行している。不払いリスクの見極めといった課題も含め、事業としてサステイナブルになるよう、官民学にて協力し、進めている。

■フィールドレポート
○技術研究所のZEB化改修工事/鴻池組/林 宣夫
既存ビルのリニューアルにおいて超省エネビルの実現を目指し、技術研究所のZEB化改修工事で『ZEB Ready』を達成。エネルギーを「減らす」、「上手に使う」、「創る」の3つのコンセンプトのもと、快適性と省エネ性を実現した体験型実証棟として運用を開始。

○川根温泉メタンガス利活用事業/島田市役所/石田達也
当市では、平成29年2月に、この川根温泉源泉から湧出する可燃性天然ガスを利用した「川根温泉メタンガス発電施設」を整備し、同年4月に稼動を開始した。本稿では、この事業の概要を紹介する。

○食品リサイクルループの構築を目指したバイオガス発電モデルプラント/宇部市役所/ 大村浩誌
当市では、再生可能エネルギーの導入を切口にごみの資源化・減量化を進めるため、生ごみを原料とするバイオガス発電施設の整備と食品リサイクルループの構築を目指している。平成28年度に民間事業者が整備したバイオガス発電モデルプラントの概要を交えて、当市の取り組みを紹介する。
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■テクニカルレポート
○燻煙発生機能付き高火力ガス式焼物器/タニコー/菊田浩章・國井和明・和中清人/大阪ガス/西 教安・河邑貴広・市川 惠/東邦ガス/羽木 敏・佐藤孝人
本稿で紹介する焼物器は、タニコー㈱、大阪ガス㈱、東邦ガス㈱の3社が共同開発した、日本で初めて燻煙発生機能を搭載した高火力ガス式焼物器である。国内最高水準の高火力により熱板温度800℃以上の高温で加熱できることと、燻煙を発生する機能をオプション搭載していることが特長で、これまで炭火以外では難しいとされた高温で加熱しながら風味付けを行うことができる。

○ディープラーニングによる建物電力需要予測モデルの開発/清水建設/山根俊博・古川 慧
近年脚光を浴びているディープラーニングの技術を建物の電力需要予測に適用することにより、予測の高精度化を実現した。高精度な電力予測は、建物のエネルギーマネージメント、電力小売事業やESCO事業において必須の基盤技術となっており、今後の展開が期待される。

○コンパクトハイパワー燃料電池システムの開発/産業技術総合研究所/鷲見裕史
固体酸化物形燃料電池(SOFC)の電極内部に液化石油ガス(LPG)やエタノールの改質機能を付与したナノ構造電極や運転制御技術を開発し、100W級発電システムを実証した。災害などの非常用に加え、自動車やロボット、ドローンなどの常用電源への応用が期待される。

○JNEC方式新地熱発電システム/ジャパン・ニュー・エナジー/岡村隆弘
当社は、2016年9月、大分県九重町にて京都大学との共同研究で開発した加圧水型クローズドサイクルシステムを導入した新地熱発電システムの発電実証に世界で初めて成功した。本稿では、システム概要と今後の事業展開について紹介する。

○VPP構築に向けた太陽光発電及び蓄電池システムの運用開始/ダイヘン/北村高嗣
当社では、バーチャルパワープラント(VPP)構築に向けた太陽光発電および蓄電池システムをダイヘンテック㈱に設置し、運用を開始した。本稿では、これまでの取り組みと設置設備、今後の展望を紹介する。

○ÖkoFEN(オコフェン)製発電機能付き小型ペレットボイラーについて/ZEエナジー/今井雄也
①ÖkoFEN(オコフェン)製ペレットボイラー取扱い開始の背景、②製品概要について、③使用するペレットについて、④製品の特徴:A-実績に裏付けられた耐用年数、B-柔軟性と経済性の高さ、C-コントローラーの日本語化対応、D-運営管理面での手軽さと低保守性、E-スターリングエンジンの高効率性、⑤導入が見込まれる分野、⑥今後の事業展開について紹介する。

○メタノール焚き2ストロークディーゼル機関“ME-LGI”/三井造船/村上高弘
当社では、舶用向けにメタノール焚き2ストロークディーゼル機関7S50ME-B9.3-LGI機関を受注し、2015年10月に初号機を納入した。本機関の特長について、従来機関との比較を交え、解説する。

○小型・高効率の住宅用蓄電システムの開発/住友電気工業/綾井直樹
住宅用蓄電システムは、ルーフトップ型太陽光発電等と組み合わせて地産地消型エネルギーシステムを構成することができる。災害時には独立電源として活用することができ、電力系統の安全・安定化に資する仮想発電所として運用する実証も始まっている。しかしながら、今後の普及のためには価格低減等の課題を克服する必要があり、新たなコンセプトに基づく小型高効率の住宅用蓄電システムを開発した。

○100℃以下の廃熱を利用可能なコンパクト型高性能蓄熱システムの開発/高砂熱学工業/川上理亮・鎌田美志・大山孝政・鈴木美穂・谷野正幸/石原産業/宮原英隆・平井恭正/大塚セラミックス/川村正行・小室 匠/森松工業/名和博之・丸毛謙次/日野自動車/山内一正・馬込英明・井守正隆/産業技術総合研究所/鈴木正哉・松田 聡・森本和也・鈴木善三/新エネルギー・産業技術総合開発機構/永井恒輝
NEDO、高砂熱学工業、石原産業、大塚セラミックス、森松工業、日野自動車、産総研は、産総研が開発した100℃以下の低温廃熱を利用可能な蓄熱材ハスクレイをベースに、高性能化した蓄熱材の量産製造技術を確立し、同蓄熱材を組み込んだ従来型より2倍以上の蓄熱を可能とするコンパクト型蓄熱システムを開発した。

○高効率な水素製造を可能にするイオン交換膜型ブンゼン反応器の開発/芝浦工業大学/野村幹弘・今林慎一郎/量子科学技術研究開発機構/澤田真一・八巻徹也/日本原子力研究開発機構/田中伸幸・久保真治
高温熱を利用する水素製造法である熱化学水素製造ISプロセスの技術開発を行った。プロセス中のヨウ化水素と硫酸の製造分離工程に使用するイオン交換膜と電極を開発し、実証試験を行うことで、ISプロセスの実用化への第一歩を進めた。

■エネルギー事情
○アジア地域のLNGハブとLNG価格指標はどこに収斂するか?(下)/早稲田大学/吉武惇二
2016年4月に電力、2017年4月にガスの全面小売自由化が実施された。LNGを燃料や原料としているこれらの市場参加者は、価格使用の分散化や競争力ある調達戦略を迫られている。こうした観点から、アジアのLNG需給状況を反映する正確で信頼できる価格形成メカニズムの必要性が高まっている。

■フィールドレポート
○高効率LNGコージェネレーションシステム/塩野義製薬/千田満彦
医薬品製造には大量の熱・電気を必要とするため、省エネ・CO2削減は喫緊の課題であった。同時に、災害時のBCP対策も必要性が高まっていた。当社では、使用燃料をA重油から天然ガスに転換すると同時に高効率ガスコージェネを導入した上 、余剰エネルギーを極限まで利用し、省エネ・CO2削減を実現させた。同時に電力の自立送電の体制を整えたことから、BCP対応も可能にした。

○恵比寿ガーデンプレイスにおける地域BCP強化と省エネ推進への取り組み/東京エネルギーサービス/色川明宏
恵比寿ガーデンプレイスにおいて災害時の街の機能維持と環境性向上を目的として、CGSをBOS型(停電対応型)ガスエンジンCGSへ更新し、廃熱利用のために吸収式冷凍機をジェネリンクへ更新した。CGS廃熱は面的利用により省エネを推進し、CGSの発電電力は通常時はビル側に供給するが、停電時には熱供給プラントへと供給先を切替え、熱供給を継続することで、テナントの事業継続や帰宅困難者対応を可能とした。

○ごみ処理ではない新しい地域インフラの構築へ/アミタ持続可能経済研究所/東垣芳昌
当社グループは宮城県南三陸町にて官民連携のパートナーシップによりバイオガス事業を構築・運営している。ごみ処理という概念を越えた、町内全世帯の主体性に支えられている循環型の町づくり、ひいてはコミュニティづくりとしての取り組みを紹介する。

○中小規模事務所ビル(新築)における環境配慮型実証建築物/協立機電工業/三浦和昭
自社ビルの建設に当たり、容積確保と近隣環境配慮が必要な都心での建て替えモデル事例。窓設計における近隣視線と熱ロス低減を考慮した、最少開口部面積選択とLow-Eぺアガラス化、空調では使用形態を考慮し個別空調機器システム化を選択。屋上のみならず壁面も利用した20kWの太陽光発電の設置と交直変換ロス低減となる直流給電LED照明の採用し、高効率運用とスペース有効活用を実現する工夫を随所に導入。この結果、年間エネルギー消費量は、建て替え前から55%の削減となる1,052GJとなり、太陽光発電231GJ/年と合わせZEB-Ready相当を達成した。
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■テクニカルレポート
○ハイブリッドエアーヒーターの開発/東京ガス/若林宏伸・鈴木雄仁
当社は㈱桂精機製作所と㈱前川製作所と共同でガスバーナー式熱風発生装置とヒートポンプを組み合わせたハイブリッドエアヒーター(以下、HAH)を開発した。本稿では、HAHの製品概要に加えて、実証試験にて効率性及び安全性を確認したので報告する。

○家庭用燃料電池「エネファーム」の戸建て向け新製品の紹介/東京ガス/渡邉崇之
当社はパナソニック㈱と共同で家庭用燃料電池「エネファーム」の新製品を開発し、17年4月より販売を開始した。本稿では、さらなるコスト低減を図った新製品の特長である「レジリエンス機能の強化」と「IoTへの対応」を中心に紹介する。

○「涼厨(すずちゅう)」連続炊飯機(ライスフレンドシリーズ)の高性能化開発/東邦ガス/羽木 敏・佐藤孝人
㈱AIHOと当社は学校給食・社員食堂などで広く普及している連続炊飯機ライスフレンドの新製品を共同開発した。従来機と炊飯性能は同等でありながら、エネルギー消費量を10%以上削減し、省エネ性と環境性を向上したことが特長である。

○マイクロ波有機ハイドライド法による省エネ型水素輸送および貯蔵技術の開発/上智大学/堀越 智
水素社会の意味と役割に加え、水素の貯蔵や移動方法についての特徴を解説した。さらに、水素の貯蔵や移動における有望な手段である有機ハイドライド法において、その課題をマイクロ波加熱で解決できることを示した。一方、社会実装におけるマイクロ波有機ハイドライド法の問題点を明確にし、それらの改善方法も示唆した。

○既製杭を用いた「地熱トルネード工法」/新日本空調/永坂茂之・田村 稔・佐藤秀幸・木村 崇/ジャパンパイル㈱/菅 一雅・小松吾郎・今 広人
既製杭と採熱チューブを一体で施工する画期的な新工法「地熱トルネード工法Ⓡ」(特許No.5780663号)を開発し、施工検証と作業効率化の追求、設計に用いる採放熱情報の整理を経て、2017年1月より市場導入を開始した。本稿にて技術概要を紹介する。

○蓄電装置の設備容量半減と高品質な電力供給を実現する自立運転技術/清水建設/杉本貴之・下田英介・山根俊博・山本裕治
本稿では、当社が開発した従来のマイクログリッド制御手法と比較して、蓄電装置の電力容量(kW容量)が半分で同等品質の電力供給を可能とする自立運転制御手法について紹介する。本制御手法により、マイクログリッド導入時のコスト削減が可能となる。

○浅層地中熱利用スパイラル型熱交換器の開発/イノアック住環境/大江基明
再生可能エネルギー「地中熱」は、近年、普及が進んでいるが、地中熱交換器の設置費用が課題となっている。本稿では、設置費用削減の方法として浅層の地中熱利用に着目した「スパイラル型熱交換器」を紹介する。

○加熱炉燃料原単位の「見える化」による省エネ推進/JFEスチール/苅部建太
鋼材加熱炉の原単位管理は様々な操業変動の影響を受けるため、炉の設備劣化や性能低下を把握することが困難であった。そこで、変動要因を除外した解析モデルを開発・実用化し、炉設備単体の性能の「見える化」を実現した。その結果、炉の設備劣化や性能低下を予兆段階で把握でき、補修計画の迅速化や適宜・適切保全が可能になるとともに、炉圧設定制御を始めとする各種省エネ技術実機化により、大幅な省エネを達成した(CO2削減効果:11,700t/年、原油削減効果:5,031kL/年)。

■エネルギー事情
○アジア地域のLNGハブとLNG価格指標はどこに収斂するか?(上)/早稲田大学/吉武惇二
アジア地域の天然ガス市場は、基本的に欧米と異なり、海によって分散しており、幾分孤立したものとなっている。そこには限られたパイプライン網しかなく、国ごとの実取引も少ない。アジア天然ガス市場の特徴点は、LNG輸入に依存していることである。従って、天然ガス市場のハブと価格指標は、LNGの存在無くしては語ることができない。

○リコー環境事業開発センターの取り組み/リコー
当センターは当社80周年記念事業の一環として設立され、“創る” “続ける” “魅せる” の3機能で“従来の事業領域に囚われないより広い分野” で環境事業の創出を行い、持続可能な社会の実現を目指しオープンイノベーションによる挑戦を続けている。

■フィールドレポート
○苫小牧スマートアグリプラントへのトリジェネレーション導入/JFEエンジニアリング/清水 明
近年農業生産の効率を図るべく農作物大規模生産システムが構築されている。JFEでは2014年北海道に生産事業会社であるJファーム苫小牧を設立した。本施設には電力、熱、CO2の3つの要素を供給するガスエンジントリジェネレーションを導入した。本稿ではその特徴的な設備技術について紹介する。

○事業系食品残さを原料とした飼料化バイオガス発電プラント/三井造船/庄 智裕
三造有機リサイクル㈱(SOR)は、既存の「食品残さ飼料化プラント」に「バイオガス設備」を新たに併設し、従来からの飼料原料の製造に加えメタン発酵により得られたバイオガスによる発電事業を開始した。バイオガス設備の併設により、化石燃料使用量の削減と飼料化プラントでの処理量向上が得られ、原料(食品残さ)受入量増加と製造コスト削減、および売電収入により事業採算性が向上する。
1,991円
■テクニカルレポート
○水素燃料の貫流蒸気ボイラの開発/三浦工業/矢作陽一
水素は燃焼時の生成物が水のみであることから、CO 2排出ゼロのクリーンエネルギーとして注目されている。当社では取り扱いが簡易な貫流ボイラにおける水素燃料対応機種を開発し、高効率な水素利用とボイラを複数台設置して台数制御する多缶設置システムを提案する。

○通電加熱型アルミモノリス触媒を用いた有機ハイドライド脱水素反応器の開発/アルミ表面技術研究所 井坂裕二/日本精線/木谷 剛
今注目されている有機ハイドライド脱水素方式の水素発生装置である。新開発の通電で直接迅速に過熱できる特殊な触媒を内蔵することで、速いスタートアップと均一な反応温度でエネルギーロスを最小限に抑えた高効率の脱水素反応を実現した。

○スターリングエンジンとソーラーパネルで電気とお湯を非常時に供給できる電源車の開発/芝浦工業大学/高見 弘
木質バイオマス燃料によるスターリングエンジン発電とソーラー発電を組み合わせて、天候にも影響されず夜間も運用可能で、災害時に電気とお湯を供給できる電源車を開発した。電気のない山間部での作業や照明のための電源として、途上国におけるライフラインとしても使用できる。

■エネルギー事情
○エネルギーの海上輸送とシーレーンの確保(下)/アーガスメディア社/吉武惇二
エネルギー資源を海外に依存する日本は、3つの避けることのできないリスクが生じる。それは、①資源ナショナリズム、②資源の偏在性、③資源メジャーの寡占化である。

○「WorldEnergyOutlook2016」で見る水とエネルギーの関係/東京ガス/奥田 誠
IEA(世界エネルギー機関)のレポート「World EnergyOutlook 2016」において、「エネルギーに関する諸課題の検討に加え、水についても検討を加えることが重要である」と解説されている。本稿では、水とエネルギーの関係について概要を紹介する。

○発電プラントのIoT/IHI/高村 薫
IoT技術はさまざまな産業分野で応用され、すでに数多くの製品が世の中に氾濫している。IoTによってもたらされるビッグデータを、クラウドで解析することにより可能性が広がるのである。電力は経済や社会基盤を支える最も重要なエネルギーであり、電力を生産する発電所は最も重要なインフラの一つと言えるであろう。しかしながら、信頼性が最重視される電力産業にはなかなか新しい技術が入りにくいのである。IoTによってどういう革命ができるのか、概観してみる。

■フィールドレポート
○設備更新によるエネルギーセキュリティ強化と熱融通を伴う排熱有効利用/大阪ガス/ 東野陽介
市立伊丹病院は兵庫県伊丹市において地域の急性期医療を担う、救急指定病院である。この度、ガスコジェネレーション設備について、発電出力を270kWから400kWへと高効率・高出力の機種に更新した。排熱温水は中央監視設備による最適化を行い、ジェネリンク、貯湯タンクなどに段階的に投入するとともに、隣接する保育所給湯に面的利用し、排熱利用率は100%を維持している。さらに災害時には自立運転機能(BOS機能)により、重要な医療機器への電源供給が可能となり、業務の継続性を高める意味でも重要な役割を担っている。

○尼崎市消防局における地域防災・省エネ強化/大阪ガス/永富 匠
尼崎市・伊丹市消防指令センターを擁する両市の防災上の重要施設である。既存の非常用ディーゼル発電機に加えて、更なる防災対策として、有事の際に指令拠点となる防災室等の電源確保を目的に、PAジェネレーターとコージェネレーションを導入した。

○バイオガスマイクロコージェネレーションによる資源の有効活用/ヤンマーエネルギーシステム/林 清史
バイオマスの有効活用は、資源循環型社会を目指す上で非常に重要である。下水処理場においては、消化過程で発生する消化ガス(バイオガス)の有効利用が出来ていない機場も多い。当社は小型のマイクロコージェネレーションの特長を生かし、佐賀市下水浄化センターの導入に結びつけた。

○愛知県犬山浄水場における常用発電等の導入/愛知県企業庁/神谷信弘
当庁では、従前から浄水場の排水処理設備の更新、運営等にPFI手法を導入してきたが、今回、排水処理に加え常用兼非常用発電及び太陽光発電を組み合わせたPFI事業に着手し、施設整備が完了し運営維持管理に移行したことから施設の特徴を紹介する。

■シリーズ:次世代エネルギーパーク
○「有田川というエコのまち」を目指す挑戦/有田川町環境衛生課/上野山友之
当町環境行政では、エネルギーと廃棄物を柱として「地球にも町財政にもエコ」で、持続可能なまちづくりを進めている。次世代エネルギーパークの認定にあたり、住民・事業者・行政が一体となった「有田川というエコのまち」を目指す姿を紹介する。
1,991円
■テクニカルレポート
○次世代舶用主機関システム“K-ECOS”/川崎重工業/東田正憲
外航船の推進用原動機である2サイクルディーゼル機関は、排ガス規制の強化に伴い大幅なNOxの低減が求められている。EGRと水エマルジョン燃料を最適に組み合わせることで、最も経済的にNOxを低減させる複合低環境負荷システム“K-ECOS”を開発したので、製品化を前提にした実船試験結果について紹介する。

○フォークリフト用燃料電池システムの開発と今後の取り組みについて/豊田自動織機 鈴木宏紀
フォークリフトをはじめとする産業車両は、新たな水素需要の創出・増大という観点で有望用途の一つと考えられている。本稿では、昨秋、国内で初めて販売を開始した燃料電池フォークリフトの開発状況と今後の取り組みについて報告する。

○低炭素型のコンクリート「スラグリート」/戸田建設/土師康一・田中 徹
低炭素型のコンクリート配合「スラグリート」について紹介する。「スラグリート」は、製造時のCO2排出量が大きいセメントの大部分を、代替材料となる高炉スラグ微粉末で置換することで、CO2排出量を縮減した低炭素型のコンクリート配合である。

○燃料消費量とCO2排出量を低減する船舶用革新的硬帆/エコマリンパワー/ AtkinsonGregory
当社のEnergySailは、ソーラーパネルや風力装置などのさまざまな再生可能エネルギー技術を装備した硬帆ベースの装置で、船舶用に特別に設計された独特の再生可能エネルギープラットフォームである。Aquarius MREは、マリンソーラーパワーやエネルギー貯蓄、船舶の性能を監視するコンピューターシステムなどの要素を携えるEnergySail技術を組み込んだ、船舶用の統合再生可能エネルギーシステムである。

○全固体リチウムイオン電池用高性能固体電解質の開発/三井金属鉱業 宮下徳彦
当社では、次世代電池として期待されている全固体リチウムイオン電池用固体電解質として、Argyrodite化合物を独自製法により開発した。本稿では、開発したArgyrodite型化合物の概要や特徴、またこれを用いて作製した全固体リチウムイオン電池の電池特性について紹介する。

○触媒を使った環境調和型水素発生システムの開発/大阪大学/金田清臣・満留敬人
シリコーン工業等で発生する廃棄物(ヒドロシラン)と水から、次世代エネルギーである水素ガスを室温・大気中で生成させる金ナノ粒子触媒を開発した。本系では、固体の触媒を反応液に出し入れすることによって、水素の生成をオン・オフ制御できる。

○スマートメーターの通信ネットワークを活用したデマンドレスポンス/鳥取大学/桜間一徳・三浦政司
電力不足や温室効果ガスの排出の問題に対応するため、価格やインセンティブを調整することで需要家へ電力使用の抑制を促すデマンドレスポンスの利用が期待されている。本稿では、デマンドレスポンスの基本を概説した後、筆者らのグループで開発したスマートメーターの通信ネットワークを活用した新たな手法を解説する。

○強靱かつ軽量性を具えた自立発電型スマート磁歪材料の開発/東北大学/成田史生
本稿では、自立発電型スマート材料の一例として、鉄コバルト(Fe-Co)ワイヤー・ファイバーの特徴を生かした磁歪複合材料の開発状況を紹介し、衝撃・振動発電に関する最近の理論的・実験的研究成果について概説する。

■エネルギー事情
○エネルギーの海上輸送とシーレーンの確保(上)/アーガスメディア社/吉武惇二
外航海運は、常に世界の動きと緊密に連携しており、次の3つの変動要素に縛られる。①経済(物流量、船腹量、為替レート、燃料代)を注視すること、②政治・社会(戦争、海峡封鎖、海賊)を注視すること、③天候(穀物生産量、洪水、爆弾低気圧)を注視すること。従って、外航海運の運営には、これら3点に対応すべく運営を図っていかなければならない。

○ロシアのLNGプロジェクトを巡る動向/LNG経済研究会/大先一正
ロシアはパイプラインガス輸出に加え、新たにLNG輸出にも力を入れているが、LNG価格の下落やクリミア併合に対する欧米諸国の経済制裁により停滞している。しかし、LNGの供給ポテンシャルは高く、わが国としては開発動向に注目していく必要がある。

○30年間の長期電力買い取りを保証する新サービス「LooopFIT」/アクセスインターナショナル/廣町公則
太陽光で発電した電力を30年にわたって買取保証する、日本初のサービス「Looop FIT」。国のFIT制度を補完し、太陽光発電所に長期安定収益をもたらすものとして業界の注目を集めている。当サービスのスキームとLooopがそれを実現できた理由等について報告する。

■フィールドレポート
○沖縄コカ・コーラボトリング㈱浦添工場の天然ガスコージェネレーションシステム導入とボイラーの燃料転換事業について/新菱冷熱工業/永山享一
エネルギー環境の厳しい島しょ県である沖縄県における産業分野の低炭素化への取り組み事例として、沖縄コカ・コーラボトリング㈱浦添工場に導入した天然ガスコージェネレーションシステムとボイラーの燃料転換について紹介する。

■シリーズ:バイオマス産業都市
○薩摩川内市バイオマス産業都市構想の概要/鹿児島県薩摩川内市/久保信治・川畑哲生
当市では、顕在化・深刻化する少子高齢化や雇用確保等の課題を前に、今後の持続的な経済発展のために「次世代エネルギー」の作り方や使い方を考えながら「次世代エネルギーを活用したまちづくり」に取り組んでいる。「薩摩川内市バイオマス産業都市構想」の中核である「薩摩川内市竹バイオマス産業都市構想」は、市内資源を活用した地域型産業の振興、そして、本市農林水産力の向上の観点から、地域資源であり、地域課題である「竹」に着目するものである。当市を含む当地域には、市内製紙会社を中心として、約2,000人の関与により、年間20,000tの竹を収集・処理する既存のシステムが存在しており、当構想においては、これを「他にはない強み(特長)」と再認識した上で、エネルギーを含めた効率的かつ徹底的、そして持続的な活用促進を目指している。
1,991円
■テクニカルレポート
○簡易計測サービス「ekul(イークル)」/大阪ガス 木村浩康
「より安く」「より簡単に」「ガス・電気以外のデータ計測も」という見える化サービスへのお客さまのご要望を受け、当社が新たに開始した簡易計測サービス「ekul(イークル)」のサービス概要を紹介する。

○熱ふく射スペクトル制御に基づく高効率な太陽熱光起電力発電システムの開発/東北大学/清水 信・小桧山朝華・湯上浩雄
潜在的に40%超の発電効率を達成し得る太陽熱光起電力発電(STPV)システムにおいて、熱ふく射スペクトル制御に基づいたふく射熱輸送の制御によって現状世界トップレベルの発電効率5.1%を実験的に達成し、本システムの実現可能性を明らかにすると共に高効率化のための指針を得た。

○EMSトータルソリューションの開発/ユビキタス/長谷川聡/加賀電子/小森谷夏輝
電力・ガス小売自由化による新たなビジネスチャンスが見込まれる中で、低コストかつ短期間で付加価値あるサービスを提供可能なHEMS/EMSトータルソリューションを、加賀電子社と当社が開発した。

○木質系燃料の新燃焼技術とエコボイラ/愛媛大学/宮谷和雄
木質系原木を燃料とする新燃焼法を開発し、実用機エコボイラの評価を得た。減圧下の炉内で一次燃焼させ、長期の自動燃焼、クリーンな排ガス、上位発熱量90%以上の熱効率を達成したので、コンパクトで廉価なバイオマスエネルギー源について、その機序を説明した。

○高生産性・コスト低減に貢献する燃料電池製造装置の開発/SCREENホールディングス/高木善則
燃料電池の普及拡大を見据え、燃料電池スタックの製造工程時間の短縮、コスト低減に向けた新たな製造技術の確立が求められている。この様なニーズに応えるべく、固体高分子形燃料電池スタックの主要部品である膜-触媒層接合体の新たな量産製造技術について紹介する。

■エネルギー事情
○LNG貿易の50年余の歴史と今後の動向/LNG経済研究会/大先一正
LNG産業は半世紀程前にニッチ産業として誕生し、その後、アジア太平洋圏を主な舞台に基幹エネルギー産業への発展を遂げた。当面は豪州や米国での大増産により供給過剰が避けられないが、シェール革命の下で成立した米国LNG産業の市場調節機能によりLNG市場の透明性、効率性の向上が見込まれる。

■フィールドレポート
○青蓮寺用水における小水力発電事業/農林水産省/柵木勝利
国営青蓮寺用水土地改良事業(国営施設応急対策)の一環として設置した小水力発電施設「青蓮寺用水発電所」の概要や特徴について紹介する。本発電所で使用する農業用水(水利権量)は、時期により取水量が大幅に変化することから、取水量に応じて効率的な発電を行うため、大・小2台の水車を組み合わせ1年通して発電する計画とした。

■シリーズ:バイオマス産業都市
○京丹波町バイオマス産業都市構想の概要/京丹波町企画政策課/石﨑宣彦
当町では、京丹波町創生戦略の基本理念に掲げる「自給自足的循環社会」の実現に向けて、豊富に存在する森林資源と家畜排せつ物をフル活用して、地域内の資源と経済が循環する仕組みを作り、基幹産業である林業・農業・畜産業の活性化と雇用の創出を図る。

○平川市バイオマス産業都市構想/平川市経済部/加藤芳和
平成27年から稼動した木質バイオマス発電所の廃熱及び廃水を利活用した事業をはじめ、市内に豊富に存在するバイオマス資源を有効活用して、事業化による雇用創出と地域活性化により資源循環型社会の構築等を目指すことを目的に策定し、青森県内初のバイオマス産業都市の認定となった。

○知内町バイオマス産業都市構想の概要/知内町総務企画課/赤松拓也
賦存量豊富な木質バイオマスを核とし、公共施設や農業、家庭等での活用促進のほか、ニラ茎下の活用や稲わらの有効利用を検討などのプロジェクトにより、「持続可能な自主・自立のまち知内」の実現を目指す。
1,991円
■テクニカルレポート
○電気&ガスのハイブリッド式過熱水蒸気発生器「ハイブリッドSHS」の開発/東京ガス/野田博和・坂野亮太/中部電力/長 伸朗・三摩達雄/直本工業/山本 正・金岡明男・大山敏弘・橋本 遼
○アルミニウム溶解保持炉向け高効率浸漬加熱バーナGIH-58の開発/東邦ガス/河合大輔
○SOFC-MGTハイブリッドシステムの開発状況/三菱日立パワーシステムズ/岸沢 浩
○管水路用小型マイクロ水力発電システムの開発と実証/ダイキン工業/沢田祐造
○大容量でコストパフォーマンスに優れた単機能蓄電システムの開発/ニチコン
○古紙からのバイオエタノール製造事業/サンウエスパ/川合稜太
■エネルギー事情
○テキサス州のアンシラリーサービス/IHI/高村 薫
■フィールドレポート
○広島大学本部跡地「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」/三菱地所レジデンス/重松 徹/広島ガス/大本 彰
○リニューアルで「ZEBReady(50%省エネビル)」を実現/大成建設/竹信弘明・山本 進・村田圭介
■シリーズ:バイオマス産業都市
○加美町バイオマス産業都市構想/加美町協働のまちづくり推進課/千葉 薫
○十日町市バイオマス産業都市構想/十日町市市民福祉部/松本隆志
■特集:水素・燃料電池関連技術、機器
○水素が見える!?水素可視化システム/九州計測器/田中武海
○ストーブリ(STAUBLI)の水素・燃料電池関連製品/ストーブリ
○SOFCスタックの可視化評価技術/チノー/江川益博・柳橋直毅・佐藤 翼
○プロトン導電性セラミックスによる水素センサ「NOTORP」/TYK/常吉孝治
■随筆:Heyy’all! Hot’lanta(アトランタ)からの便り7
○ごみは生活を映しだす鏡!/東京ガス/篠塚 由
1,991円
■テクニカルレポート
○小型貫流ボイラ「WILLHEAT(ウィルヒート)」シリーズ/川重冷熱工業/村上敏則
○低風速地域でも発電量の増加が可能となる風力発電システム/日立製作所/松信 隆
○東京都下水道局/エネルギー自立型汚泥焼却炉の開発/三菱重工環境・化学エンジニアリング/松寺直樹
○太陽光発電所増設の新工法「X-large」、「X-largeFast」/エクソル/治田宜之
○台風下でも発電可能な 「次世代風力発電サービス」の提供に向けた試み/日本ユニシス/高島 彩・大堂由紀子/チャレナジー/清水敦史
○アトッチ(太陽光発電仕様)/AGC旭硝子
■エネルギー事情
○ロシアと中国のエネルギー関係/アーガスメディア社/吉武惇二
○送電線のダイナミック・ライン・レイティング/IHI/高村 薫
○BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)について/住宅性能評価・表示協会/菅野洋一
○スターリングエンジン普及に向けた開発状況と展望/日本スターリングエンジン普及協会/鶴野省三
■フィールドレポート
○草木混合の含水率の高い植物発生材を活用したバイオマスガス発電の実用化/東日本高速道路/宇治正人
■シリーズ:次世代エネルギーパーク
○エネルギーのまち能代/能代市環境産業部/大谷 勉・堀口 誠
○再生可能エネルギーで地域活性化を目指す/秋田市環境部/細井康広
○「エネルギー自立都市」金沢の実現をめざして/金沢市環境局/山本裕馬
1,991円
■テクニカルレポート
○固体高分子形燃料電池シミュレータ「P-StackR4.0」/みずほ情報総研/高山 務・吉村英人・塚本貴志・茂木春樹・高山 糧・米田雅一
○高効率・小型軽量化を実現した4極タービン発電機/明電舎 石橋太郎
○静粛性の高いハイブリッド街路灯の開発/NTN/安達貴弥・柄澤龍介・伊藤 健
○パーム空果房(EFB)からの新規バイオマス固形燃料製造/新エネルギー開発/渡邉洋子・浦上雅行
○82MPa対応水素充填用ホースの開発/横浜ゴム/遊佐郁真
■エネルギー事情
○IEAレポート「EnergyandAirPollution」で見る世界の大気汚染の状況と対応/東京ガス/ 奥田 誠
○米国エネルギー省エネルギー情報局「2016年版エネルギー展望(AEO2016)」/LNG経済研究会/大先一正
○水素エネルギー社会に向けた堺市の取り組み/堺市企画部/金本貴幸
■シリーズ:次世代エネルギーパーク
○富士の国やまなし次世代エネルギ-パーク/山梨県エネルギー局
○悠久の歴史と未来のエネルギーが交差する共生都市「しずおか」/静岡市役所/能口 富
1,991円
■テクニカルレポート
○水を持ち込まないデータセンタ空調システム/竹中工務店/小林哲雄
○スマート中低圧直流配電システム「D-SMiree」/三菱電機/門田成悟・進藤久典・福野研一
○カネカ住宅用蓄電システムの開発/カネカ/菊池 剛・佐藤之也・倉津将人
■エネルギー事情
○CO2フリー水素サプライチェーン実現への取り組み/川崎重工業/西村元彦・餝 雅英
○「浜松版スマートシティ」の実現に向けた浜松市の取り組み/浜松市産業部/北村武之
■フィールドレポート
○直接混合型BOG再液化設備の開発と導入/東邦ガス/小塚 満
○立命館中学校・高等学校長岡京キャンパス/鹿島建設/宮崎裕輔
■シリーズ:次世代エネルギーパーク
○福島市次世代エネルギーパーク/福島市環境部/宍戸 亮
○滝川市次世代エネルギーパークについて/滝川市産業振興部/野村修司
○愛媛の「東の温かい市」から、未来を見つめる物語/東温市市民福祉部/池川英信・鶴見直子
○もりおかエネルギーパークについて/盛岡市環境部
1,991円
■テクニカルレポート
○FC-3DモニタFCM-3D-Oxyの開発/島津製作所/大野 隆・井原正博
○新型液ガス式熱量調整装置「AtoMS」/JFEエンジニアリング/鑓水桂二・林 謙年/東邦ガス/伊藤和男
○シビレエイ電気器官を用いた発電機の創成/理化学研究所/田中 陽
○立型インライン式フランシス水車の開発/田中水力/國分 清
○設備省エネナビゲーションの紹介/日立製作所/鈴木浩二
○冷却水保守管理と省エネルギーの関係/ダイヤアクアソリューションズ/仲田兼治
○ZEB化要素技術を取り入れた「自社施設改修工事」の紹介/新日本空調/桒原 哲
○クリーンエネルギーとしてのアンモニア/広島大学/小島由継
■エネルギー事情
○高知県新エネルギービジョン(平成28年度~平成32年度)について/高知県林業振興・環境部/原 貴・讃岐文裕
■フィールドレポート
○地域貢献型水力開発/洸陽電機/小林 博
■シリーズ:次世代エネルギーパーク
○とっとり次世代エネルギーパーク/鳥取県生活環境部/吉田道生
■随筆:Heyy’all! Hot’lanta(アトランタ)からの便り6
○番外編:ウィーンからの便り/東京ガス/篠塚 由
■特集:最新のバイオマス関連技術・導入事例
○民設民営による下水汚泥消化ガス発電事業/月島機械/梅染俊行
○甲斐市バイオマス産業都市構想/甲斐市役所生活環境部
1,991円
■テクニカルレポート
○IoT技術を活用し、街全体の省エネと快適な暮らしをサポート/三菱電機/大坪邦彦
○多様な分散型電源を最適に制御するエネルギー管理システム「ENERGYMATER-Factory」の開発/日新電機/藤原基伸
○超高効率無圧式温水機/巴商会/丸谷拓也
■フィールドレポート
○豊洲スマートエネルギーネットワーク/東京ガス/山本智美・川崎 茂
○沖縄県流域下水道における再生可能エネルギー発電事業/沖縄県土木建築部/玉代勢兼一
○横浜港大黒ふ頭への自立型水素燃料電池システムの設置/横浜市港湾局/河村香苗
○川田水再生センターにおける消化ガス発電/宇都宮市上下水道局/江連伸也・菊地 淳
○ダム維持流量を利用した小水力発電所の開発/シーテック/西野健三・玉井保弘
○イオンモール沖縄ライカム/竹中工務店/山下太郎
○あべのハルカスにおける都心型バイオガスシステムの運転実績/竹中工務店/加藤利崇
■特集:風力発電を支える関連製品・技術
○高効率19.8kW(FIT55円適応)新型小形風力発電システムGHRE19.8J/WinPower/大塚利明
○ドップラーライダーを用いた風力発電のための風況観測技術/英弘精機/長瀬優太
○変圧器励磁突入電流抑制装置Inrush-LimiterT1/興電舎/亀澤朋将
○風車の漏油検知器設置の必要性について/北拓/吉田 悟
○マイクロ風力発電機によるハイブリッド照明灯システム/松村機械製作所/石井重明
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